俺は、2本目の動画を見終え、3本目の動画を見る勇気がなくなっていた。
そして、股間には情けなくも愛妻が、大人の玩具で責められ、叫ぶ姿を見てても触れていないのに射精してしまっていたが、俺は3本目の動画を再生しようとも、思春期に夢精してしまったかのようになっている下半身の着替えをしようともせずに呆けていた。
桜子が・・・あんな声を出すとは・・・。
俺とのSEXで、あんなに大声で叫ぶことなど当たり前だが今までは無かった。
あの機械は、そんなに気持ちの良いものなのか?それとも、あんな男どもに良いようにされる嫌悪感から、大声で叫んでいたのだろうか?しかし・・。
あのカンという男は、桜子が『逝った』と口にしていた・・・。
俺は俺とのSEXで桜子が逝ったのかどうかもわからないし、勿論桜子自身が逝ったことを俺に次げることなどもなく、そんなものはアダルトビデオの世界だけのものだと思っていた・・・。
そして、俺は奴らに従うしかないこの状況で、既に終えている事だが、自分の妻が小汚い男どもに犯されている姿が映し出されるのであろう3本目の動画の再生を試みていた。
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動画が再生された瞬間、目の前の俺のスマホの画面に映しだされたのは、女性器に突き刺さるペットボトルのような男性器。
そしてそれが下から上へと激しく動き、その動きに合わせ、女性の・・・顔は映っていないが妻の桜子の嬌声が響く。
ズブッ!!ズブブッ!!!グチュリッ!!!
という音が、黒く人間のものかどうかも疑わしい男性器が、その男性器を迎え入れるのには、狭すぎるであろう女性器をこじ開けるように侵入し、その長すぎる男性器を全て受け入れる事ができなかったのだとわかるのは、おそらくは桜子の女性器の限界地点に、男性の男性器先端が突き当たる所が、俺が画面で見ている、男性器を余している部分なのだろう。
男性はおそらくは、あのマイクという男・・・。
しばらくすると、挿入部分のドアップから少し画面が離れていき、マイクは椅子に座ったまま、桜子を貫き、俺が見ている方向、つまりこの映像を撮っている者はこの光景をマイクに向かって正面から撮っていたので、俺からは桜子の背中が見える。
『あっ・・・あぁぁぁっ!!いやっ!!はげしすぎ・・・うわぁぁぁぁぁっ!!!動かさないでっ!!あっ!!あんっ!!!きついっ!!こなのむりっ!!!』
桜子は細い腰を、マイクの太い腕で固定され、椅子に座るマイクがその日本人では考えられないくらいの黒々と光る男性器を物凄い身体のバネを使い突き上げる。
すると、水滴と粘膜と粘膜がこすれあう肉音がグチュリッ!!と激しく奏でると桜子は仰け反るように体を震わせるがマイクが後ろに倒れ込むことをさせずに腰と背中を抑え、まるで桜子の女性器の最奥に突き立てる自分の強直から逃がさないようにしているように見えた。
『スギサクラコ。オマエノ、ダンナノペニスト、オレノ、コノ、ブラックキャノン、ドチラガキモチイイ?モウ、スデニ、ナンドカ、エクスタシーヲカンジテイルミタイダガ』
そう言いながら、マイクは桜子を突き上げるのを一旦止めると、桜子の細い腰を両手で掴み、その腕力(かいなぢから)にモノを言わせ、腰を自分が突き刺している男性器に押し付けるように、自分の腰の方へ無理やり引き寄せる。
『だっだれが・・・あなたのなんか・・・えっ・・・いやっ・・・きついからっそれ以上は・・・きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!やめてやめてやめてっ!!いやっ!!いくぅぅぅぅぅぅっ!!!・・・・・・』
桜子は限界以上にマイク自身を、女性器の最奥に突き刺され、既に自由になっていた両手で、マイクの分厚い胸板をおそらくは抑えそれ以女性器を蹂躙されないように抵抗を試みていたのだろうが、最後の、俺が聞いた事もないような、絶頂を告げる言葉の後、声も出なくなり、そのマイクの分厚い胸板にぐったりと身を預けていた。
桜子・・・落ちたのか・・・?
柔道の練習では、締め技で落とされてしまう事はよくあり、俺も何度も経験しているし、桜子も柔道経験者、落ちた事の1度や2度はあるだろうが、SEXで・・・・まさか・・・・。
動画はそこで切れていて、俺は何も映っていない、動画の再生し終えたスマホを眺めながら、目から透明の液体が止まらないのと再び俺の男性器から本日2度目の白濁の液体が放出されてしまっている事を自覚しながら動けないでいた。
俺は、しばらくして正気は取り戻してはいないものの、マイクに言われた通り、上司である大塚さんの友人、菊一探偵事務所の代表代行の菊沢美佳帆さんの、今日のスケジュールをメールで送り、ご丁寧に以上のスケジュールに変更があればまた知らせるとまで付け加えてしまっていた。
【第7章 慟哭 41話 3本目の動画|涙と射精 杉清一終わり】
【第7章完】
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