剛田さんの指が私のヒップの
押されると
凄く気持ち良い部分に
強く突き刺さり指圧をして
くれている。
正直普段通っている
マッサージ店の
マッサージでも同じ個所を
マッサージされるが気持ち良さが
全然違う。
それに・・・
お尻のマッサージ以上に
気持ち良い部分がある・・・
剛田さんは無意識に
ヒップを指で押す反動で
反対側の手にも力が
入っているのかも
しれないけど・・・
彼の反対側の手の動きが
私のショーツを
引っ張っているのっ
しかしそんな事言えないし・・・
あぁ・・・
だからっ
擦れるってっ
当たるのっ!
いくら心の中で叫んでも
剛田さんに聞こえる事も無く
指圧の強さが増すにつれて
私の股間の突起部分は
細いショーツが食い込み
擦られその
強さ速さも増していく。
私は気づくと少し腰を浮かせ
剛田さんの指圧をしている
手とは反対側の手の動きに
合わせ腰を前後していた。
力強い指圧に押されて
揺れているように・・・
見えるわよね・・・
しかし・・・
いやこれはもう
完全に私は股間を濡らして
しまっている。
マッサージでこんな事は
初めてだ。
剛田さん気づいているかな?
こんな状態で言葉もでない
私は枕に額を押し付けて
両手で枕の両脇を握りしめながら
股間の突起部分をショーツで
刺激される快感に負け
出そうになる卑猥な声を
堪えるためにただ荒くなる
吐息を押し殺していた。
「はぁっ・・・・
ふぅっ・・・・」
ヒップへの指圧の強さに
より漏れる吐息とくらいにしか
思われないように極力普通っぽく
息を漏らす。
それが今私にできる精一杯の
事であったが剛田さんが
「左の臀部は
しこりが凄く
堅いので
最後にもう少し
強く押しますね。」
と言うのと
同時にお尻に突き刺さる
指の力がさらに強くなり
それに伴い指圧している
私の腰に置かれた剛田さんの
手は指圧の反動により
ショーツを引く
力も強くなり速さも増す。
「ふぅぅぅっ!!」
思わず股間の突起部分の
擦れの気持ち良さから
大きく息を吐いてしまう。
「西崎様。
少し痛いですが
ここのしこり
取っておきますと
後が楽ですから
もう少し我慢して
下さいね~」
私は剛田さんに見えないように
枕を噛みしめているので
二度三度と首を縦に振ると
枕を握る手にも力が入る。
剛田さんには痛みを我慢して
いるように見えているだろうが
事実少し痛いのもあるが
本当に辛いのは
股間に食い込むショーツが
剛田さんが腰に当てている
手で押し上げられ私の感じる
部分を激しく擦る行為であった。
これは・・・
ダメかも・・・
久しぶりの人の手による
股間への刺激・・・
厳密に言えば手では無く
手により動かされている
私が身に着けている
下着ではあるが
自分のリズムや自分の意志で
刺激の強さや速さを
調整できない分押し寄せてくる
快感も調整できずに
不意打ちの様に急激に
大きな快感が来る時がある。
そしてこれは私が長らく
遠ざかっていた快感でもあった。
あぁ・・・
お尻のマッサージの気持ち良さが
かすむ程に擦れるアソコが・・・
気持ち良い・・・
それが今の正直な私の気持ちだ。
しかし今私は自分から
半ば強引に私にこの刺激を
与えてくれている人に整体を
させていたのだ。
男女の営みを求めたわけではない
のである。
それなのに股間をこのように
湿らせてしまっているとは・・・
しかも相手は家に定期的に
訪問してくれている
置き薬の定光製薬の営業マン
である。
普段は日常会話で結構
いじりやすい性格なので
いじったり
頼みやすい性格なので
色々と手伝わさせたり
どちらかと言えば
客としてということもあり
私が上の立場から接していた
相手でもある。
今回の整体も同僚で後輩の
中島由佳子から定光製薬の営業の
剛田さんは鍼灸師の資格を持って
いて凄くマッサージが上手なの
と聞き私からそのことをネタに
強引にさせているのだ。
そんな相手でしかも赤の他人でもある
剛田さんの前で感じている事など
バレたくないと思えば思うほど
私の股間から溢れ出る男性器を
挿入された時に滑りを良くする
液体が流れ落ちるのが
自覚するほど解る。
もう嫌だ・・・
私っ・・・
剛田さんの前でこんな・・・
あぁ・・・
でも気持ち良いっ
・・・・
・・・・
・・・・
確かに主人が首都圏に
異動になり年末年始に
1度帰って来た時にも
友人夫婦数組との
合同忘年会や
お互いの両親の所へ子供を
連れて行ったりで
主人との営みは
ないままであった。
そのことから欲求不満で無いと
言えば嘘になるかもしれない。
しかし元々私はそれほど
SEXが好きな方でも無く
無くても平気な体質でもあった。
そして今年の年始に主人が
また首都圏に戻ってから・・・
実は私は一度だけSEXを
していた。
私の担当するクライアントの
小さな不動産屋の社長だが
もう社長とは2人で飲みに
行く間柄になり3年以上経つが
今までは肉体関係など無く
何度も冗談で誘われることは
あったが社長との関係も普段から
私の鋭い突っ込みに
社長はタジタジという
関係性だったので
いつも軽くあしらっていた。
しかし今年の5月
ゴールデンウィークに
突入する丁度
前日で明日から大型連休という
日の夜にやはりいつものように
挨拶のような感じで
社長に誘われた。
私はいつものように
ハッキリとキッパリと
それでいて社長の
気分を害することなく断る
事が出来ずに
少し言葉を濁してしまった。
何故だかその日は
これだけ付き合いも長くなったし
毎回毎回褒めてくれるし
誘ってくれるし
仕事はウチ1社オンリーで
出してくれているし
たまには良いかなという気持ちもあり
社長と1泊してしまった。
その日私は今までに
ないくらい感じていた。
主人や主人と結婚する
前に肉体関係を
結んだ相手を
思い出してもあれほど
感じた事は無かった。
今私はその日の事を
思い出しながら
あの日初めて知った逝くという
感覚が股間の突起部分から
全身に広がりそうになって
いるのを理解していた。
嫌だっ
嫌だっ
あの日みたいになりそうっ
嘘でしょっ!
「あと少しですよ~
もう少しで
このしこり
溶けますからね~」
剛田さんのラストスパートの
ような指圧と反対側のショーツを
引き上げる手の力の強さと
股間の突起部分への擦れに
よる刺激のあまりにもの
気持ち良さに
私は信じられないけど
逝きそうになっていた。
ああっ・・
ちょっとっ!
もうその手の動き止めてっ!!
うそっうそよっ!
こんなのっ
ああっ!!
イクッ・・・・
私は剛田さんの指圧をしている
手とは反対側の手の動きに
合わせ腰を自分が1番気持ち良く
なるように前後しながら逝ってしまった。
「はい。
これで臀部の
指圧は終わりです~
少しきつかったですか?
西崎様。
随分痛いのを
堪えさせてしまい
すみませんでした。」
業務的ではあるが
明るく優しい言葉で
剛田さんが腰までまくれ
上げられたバスタオルを
足の半ばまで掛けてくれた
事で助かった。
あのまま股間を見られずに
良かった・・・
こんなに濡らしてるの・・・
バレてる?バレていない?
解ってて知らないふりしてくれている?
私は枕を噛みしめながら
逝く瞬間声も
股間から
何か尿を放出しそうになる
感覚も同時に堪えて
そのまま逝ってしまっていた。
荒くなった息が徐々に
正常に戻るのを待ちながら
話せるかなと思う位に
呼吸が戻ったので
「大丈夫よ・・・
私これくらいの
強さじゃないと
満足しないの。
ありがとう。
凄く気持ち良かったわ。
お尻のしこりも
無くなったのでしょ?」
私は逝った事など
は勿論
感じていた素振りなど
微塵も見せずにいつもの
ように応えた。
「そうでしたか~
それなら良かったのですが
何か凄く我慢されているような
感じに見受けられましたので・・・」
私は枕に顔を伏せたまま
頬がカァ~
と熱くなるのを感じ
何を我慢していたかだけは
知られたくなく
「力が・・・
凄かったからね。
でも
我慢しないとしこりも
無くならないでしょ?」
と強がって応える。
「はい。
お蔭で1日で左臀部の
しこりは除去できました。
それでは次は
全身を電気マッサージ機で
流させて頂きますね。
お手洗いは大丈夫ですか?」
私は正直さっき
何かを漏らしそうに
なっていたので
お手洗いに行きたかった。
丁度良かったと思い
「うん。
行かせてもらうわ。
ちょっと待っていてね。」
とキュロットパンツは
脱いだまま下はショーツ1枚で
上は黒のタンクトップ姿では
あったが1度脱いだ
キュロットパンツを
再度履くのも何か余計に
意識しているみたいで
嫌だったのでどうせさっきの
お尻のマッサージでショーツは
剛田さんの目に触れていたので
気にすることも無くそのまま
掛けられているバスタオルから
抜け出ると1階にあるお手洗いに
向かった。
途中かなり腰にふらつきを感じたが
こんな事も初めてで剛田さんの施術に
より軽くなった足や腰に反して
歩きにくいのは逝ってしまった
からなの?
と思いお手洗いに用を足しに入ると
私の股間は信じられないくらいに濡れていた。
あんなに気持ち良かったの初めてかも・・・
重光不動産の社長の男性器で逝った時よりも
気持ち良かったよ・・・
これって整体以上の副産物じゃない?
私は用を足し終え
そう思い半ば開き直りながら
剛田さんの続きの施術を受けるために
寝室へと戻って行った。
《第6章 温泉旅行 第22話 マッサージ以上の物 西崎由香 終わり》
« 第6章 温泉旅行 第21話 変化 欲求不満確定 剛田隆俊 l ホーム l 第6章 温泉旅行 第23話 93人目 剛田隆俊 »