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■当サイトは既婚女性を中心に描いている連続長編の官能小説サイトです■性的な描写が多く出てくる為18歳歳未満の方の閲覧はご遠慮下さい■

第6章 温泉旅行 第50話 週末 生田絵美

菊一探偵事務所と橋元一派が

壮絶な争いを繰り広げていた頃

この町では

ある子供に剣道を

教える会でも実力者の師範を

招くために菊一探偵事務所とは

また別の争いを繰り広げていた。

~◦~◦~◦~◦~◦~◦~◦~◦~◦~◦

喫茶店での話し合いを経て

その後グループLINEでの

やり取りを繰り返し結局

荒巻先生の接待温泉旅行は

在呂馬温泉と決まり境谷先生が

荒巻先生に連絡をつけてくれて

日取りもすんなり決まった。

9月の連休の時期ではあったが

そこそこの有名高級ホテルの

予約もすんなりと人数分取れ

今回の境谷先生は大活躍だった。

旅行当日。

境谷先生の大型のBANと

私の6人は乗れるBANの

2台で隣の県の在呂馬温泉の

温泉街のある在呂馬市へ向かう事

となった。

参加者は荒巻先生。

河本先生。

中尾先生。

そして幹事の境谷先生。

ママさんのメンバーは

私、生田絵美。

1番仲良くして頂いている

中村美香子さん。

松前洋子さん。

高野知美さん。

前島幸さんの

合計9名での出発となった。

私の車で荒巻先生を迎えに行き

今私の車には荒巻先生と

運転手の私。

そして後部座席の

荒巻先生の横には

中村さん。

私の隣の助手席に中尾先生と

4名が乗っている。

境谷先生の車には

河本先生に松前さん

高野さん、前島さんが乗っていた。

2台で連なり高速道路を走行中に

私の社内でも中尾先生がムードメーカーと

なり会話が盛り上がっていたが

私は高名な先生と聞いていた荒巻先生を

乗せている上に初対面の為

緊張し運転をすることに精一杯であった。

「荒巻先生~

今日は我が南中剣友会の中でも

指折りの美人ママさんばかり

出席してくれていますので

このお母さん方5名から

お酌のひとつでも

して貰えればもう

うちに来たくなるでしょ~?」

中尾先生が既に荒巻先生に

南中剣友会の指導を引き受けて

下さるようプッシュを始めている。

「いや~

そうしたいのも

山々なのですがな~

そこはやはり

どれだけ熱心な親御さんが

居るかと先生方の指導方針も

考慮せんといけませんからな~

今もまだ3つの道場から

の有り難いお誘いにも

答えを出しておりませんし・・・

私もそろそろ次の行く先を

決めぬばと思っておりましたからな~

この南中剣友会さんを最後の候補として

そろそろ行き先を決めようかと

思っていましてな~

あっ中尾君の言うように

美人なママさん揃いという面は

否定はしませんがな。

がはははっ」

荒巻先生はそれ程

大柄ではないが

ガッチリとした体格通り

かなり豪快な性格ではありそうだが

公平で実直な方の様にも感じる。

中村さんもそれを感じてか

隣に座りながらも少し荒巻先生の

醸し出す空気感に押されて

緊張しているようで車内でも最初に

自己紹介をした後も口数が少なく

いつもの明るさも見受けられない。

「いえいえ。

生田さんや他の

若いママさんたちはともかく

私などはもう年ですからぁ・・」

中村さんが緊張気味に荒巻先生の

言葉に応える。

「いや~中村ママさんは

私達指導員の中でも凄く

評判が良いママさんなのですよ~

そんな年だなんてっ

ねえ生田さんッそう思うでしょ?

荒巻先生っ」

中尾先生が隣で運転する私に振りながら

荒巻先生に同意を求める。

私は高速道路の降り口を見逃さず

何とか降りれたのを確認しながら

「はい。

そうですよ~

中村さんは私も

中村さんのような色気が

出れば良いな~

と思いいつも目指して

いるのですから~」

「ええ。

私もそう思いますがな~

最初に駅で待ち合わせの中

5人のママさんを見かけた時にも

他の方々とそんなに

ご年齢も変わらないように

見受けられましたがな~

今日のその黒のショートパンツに

ピンクのカーディガンも良くお似合いで

20代後半くらいにも見えますよ。」

荒巻先生もお世辞では無く

本心を仰ったのだと思う。

「え~

いえいえいえいえっ

私、南中剣友会のママさんの

中でも最年長ですし~

実はもう37歳なのですよ~

もし本当にそう思って下さって

るのならもしかしたら

主人が5歳下なので・・・

主人の子供加減が

移ってしまったのでしょうか?」

「ほほう~

ご主人が5歳も年下ですか~

それはまたご主人も

こんなに綺麗な姉さん女房なら

尻に敷かれっぱなしなのでしょうなぁ

がはははっ」

荒巻先生はどうやら中村さんに

くぎ付けで非常に興味を持って

いるように見受けられる。

ここは中村さんに頑張って貰い

少しでもうちに荒巻先生が来たく

なるよう思って頂けるように

私も応援しなくてはと思い

カーナビの案内通り運転をしていると

目的地の日光在呂馬ホテルに到着した。

真後ろを走っていた境谷先生の車も

時を合わせて到着すると私達は駐車場に

車を停め其々の旅行バッグを持ちながら

代表で境谷先生がチェックインをする。

部屋割りが私と中村さんが2人部屋で

荒巻先生と河本先生が2人部屋。

そして境谷先生と中尾先生が2人部屋で

高野さんと前島さんに松前さんには4人部屋を

3人で使ってもらう事になっていた。

とりあえず荷物を部屋に置いた後は

この温泉街にある該当する温泉を自由に

楽しみその後に夕食というスケジュールと

なっておりその夕食の時に宴会を催し

荒巻先生にプッシュするという作戦だと

境谷先生と私達ママグループのLINEで

話し合っていた。

私と中村さんが同じ部屋であったので

私達の部屋の308号室に2人して到着する。

「生田さん~

運転お疲れ様でした~

ごめんなさいね~

運転してもらって~」

「中村さんこそ~

荒巻先生の隣で

緊張しませんでした~?」

私達は荷物を置くと中村さんは

早速上に羽織るカーディガンを脱ぎ

ノースリーブの白のタンクトップと

黒のショートパンツ姿になり

私も前で裾を結んで羽織る水色のブラウスを

脱ぎ黒のキャミソールとクリーム色の

キュロットパンツ姿でなり2人して

ベッドに座りくつろいでいる。

「緊張しましたよ~

何かやっぱり高段者の先生だから

とかは解らないけど荒巻先生って

威厳があるというか・・

会話の内容は軽い感じもするんだけど

言葉が重いですよね~

貫禄があると言うか・・・」

「そうですよね~

私も運転席からでも

そんな空気を感じていて・・・

でも荒巻先生には是非うちに

来て頂きたいですよね~

うちも私立中学考えておりますし

志望校が丁度

荒巻先生の出身校らしく

そんなことを境谷先生から

ちらっと聞いたので・・・

絶体有利になると思うのですよっ」

「ええ~!

そうなのですねっ!

それは私も初耳でした~

生田さん今日は何とか

うちを気に入ってもらえるように

頑張りましょうね!」

強い味方の中村さんも

荒巻先生を南中剣友会へ

お招きする事に熱意を見せて

くれているので本当に心強く

思いながら私達は着替えを

手さげ袋に入れて温泉街へと

出かけて行った。

《第6章 温泉旅行 第50話 週末 生田絵美 終わり》



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筆者紹介

千景

Author:千景
訪問ありがとうございます。
ここでは私千景が書いた小説を紹介させて頂きたいと思います。
ほぼ私と同年代の既婚者が主役のものになるかと思います。登場人物同士が
つながりを持っていて別の物語では最初の物語の主人公が脇役を務める様な
小説全体につながりを持たせ想像を膨らませていけたらと思っております。
どうぞ宜しくお願い致します

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