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■当サイトは既婚女性を中心に描いている連続長編の官能小説サイトです■性的な描写が多く出てくる為18歳歳未満の方の閲覧はご遠慮下さい■

特別篇(読者様からのリクエストストーリー) 悪魔が動く時 葛原博之

僕にとってはついに運命の日を迎えた。

パパからは11時30分には会社に着くようにに言われたので

10時に起き髭を剃ってスーツでビシッと決めてみるが

お腹周りの余分な肉が邪魔でいまいち似合わない

が気にすることも無く特注サイズのブランドスーツに身を包む。

おそらく玖珂正弘から見れば

だらしがない恰好の

印象が強かったのではないかと思うが

今日もう1度会って着ている物が

変わっていても大した見た目の印象は

変わらないであろうが

立場は一転する事は間違いない。

僕としてはそれだけで十分であった。

もし僕が思い描いている計画通り

あの玖珂正弘の気の強そうな美人な

妻を何とかする事に成功すれば

玖珂正弘からすれば僕の容姿が

より醜悪である方が奴としても

屈辱感はより一層高まるであろう。

着替えが終わり2階の自室から

出て階段を降りキッチンの食卓へ

向かうと既にパパが待っていた。

「パパおはようございます。

今日は僕も会社に貢献できる

仕事ができると思うと嬉しいよ」


僕はそう言いながら少し小さく

感じる食卓のテーブルを囲む

椅子の一つに腰を降ろした。

「おはよう博之。

私は嬉しいよ、

このまま博之が

うちの仕事に今の様に

やる気を持ってくれれば

今後はもっと大事な仕事も任せていける。

そうなれば私が直々に私の

仕事も教えて行き

いよいよその先には

会社を博之にしっかり引き継げるからね。」


とパパも嬉しそうではあるが

今後、僕がやる気が本当に

出るのかどうかは

僕自身にも解らなかった。

今はそんなことより

今日、今から会う玖珂正弘への

復讐として奴にはもったいない

あの出来る女を醸し出している

奴の妻の玖珂千佳子に旦那の

正弘に変わり僕の復讐を受けさせる

事しか考えていなかった。

遅い時間の朝食を済ませると

僕はパパと一緒に車に乗り込んだ。

車内ではベッドのサイズ交渉を

して機嫌の良いパパはあっさり承諾して

くれて今月中には届くようになった。

僕にはもう1つ計画に際して

玖珂夫婦の面白い情報を

引き出していた。

玖珂夫婦の結婚記念日は

もうすぐなのだ。

10月の7日。

そして玖珂正弘の

妻の玖珂千佳子の誕生日が

10月の10日であった。

僕は玖珂夫婦にはこの記念すべき日の

いずれかに・・・

上手くいけば両方の日を

玖珂正弘にとって

今後迎えたくない日に・・・

迎える度に妻の誕生日より

結婚記念日よりもっと

記憶に残る日にしてやろうと

いう計画を本来の計画に

付随させていた。

その日に間に合うように

キングサイズのベッドが僕の部屋に

届くのならなんの問題も無い。

後は玖珂千佳子が本当に僕の部屋に

招けるように計画が進みそうなら

他の器具の調達もしていくか

と心の中では仕事の事など

一切考えずに玖珂正弘の個人情報を

入手した時に一緒に手に入った

正弘の妻、千佳子の写真を

思い出しながら僕はあの10歳以上

年上の美人な人妻の事ばかり考えていた。

会社に到着するといつもは猫背の

博之もこの日は背筋を伸ばし堂々と

社内を歩く。

念のため資料の再確認をしながら

パパと一緒に正弘を待っていた。

12時50分に玖珂正弘が到着して

パパの後ろに付いて出番を待つ博之であった。

「こんにちは葛原社長

いつもお世話になっております。

本日はお忙しい時間を

ありがとうございます。」


と和やかな雰囲気で話も進む。

さすがに中々営業マンらしく

サラリーマンの鏡とも

言えるような話の進め方の

玖珂正弘。

いつもならそのまま

すんなり話も終わり

意気揚々と帰って行くのであろうが・・・

「また来月以降も、

いやこれからも末永く

弊社をよろしくお願いします。」


と深々と頭を下げた

玖珂正弘に社長であるパパが

「実はですね、

今月一杯で御社との契約を

見直してみてはという

意見を述べる者も弊社に居ましてな。

詳しい説明は息子で次期社長の

博之からしてもらうよ。」


パパは約束通り

僕の活躍の場を

最高の形で与えてくれる。

「えっ…。」

あまりの唐突な言葉に

反論する間もなくあっけに

とられてしまう玖珂正弘。

しかもパパに紹介されて出てきたのは

あの時の当たり屋だとわかり最初、

一瞬は怒りに似た嫌悪感を

感じさせる表情を見せた

玖珂正弘も今パパが僕を紹介した

言葉・・・

【次期社長】

と言うワードが脳裏を過ったのか

見る見るうちに

奴の顔は青ざめていった。

その表情だけで僕は心の中で

ガッツポーズをしながら爆笑していた。

「初めまして、私、葛原博之と申します」

僕はあの日の当たり屋の件など

知らないという素振りで

堂々と笑顔で名刺を渡すと

しっかり僕の携帯番号も

付け加えていた物を渡した。

本来は仕事など殆どしていない

僕の名刺は今朝会社に来てから

急遽作られた物なので

皆が持っているような丈夫な

紙でできている物では無く

パソコンで簡易的に作った物

であるから紙も少しペラペラな

材質ではあったが

これを渡すのは僕の携帯番号を

玖珂正弘を経由して玖珂千佳子の

目に留まるようにするためであったので

名刺の体裁などはどうでも良かった。

「それでは早速ですが

玖珂さん。

弊社でも今

私を始め

若手のスタッフから

コスト削減を目標にして

現状の売り上げを継続

した中での経常利益の

向上を目指す方向性を

今後の活動目標として

行こうという意見も多く

出ていまして・・・

その中で弊社が数多く

商品を仕入れしている

1社が御社なのですが・・・

私としても最近までやはり

松井物産様と言う

名前で全面的に信用は

しておりましたが

一度商品を一つ一つ

価格調査を行わせて頂きました。

その結果

御社から仕入れている

商品すべてを

4社に分けて各社から

仕入れた場合に

月に500万円

年単位で6000万円の

差が出るのですね。

契約内容から見ても

御社の最低価格が

現状ならこのまま来月以降も

同様の取引を行うのは

厳しい状態です。

ですので来月から弊社も新たな

企業様からの仕入れを行い

新体制で取り組んで

行きますので・・・

もしまた別の金額での

取引をご希望と言う

事でしたら私も話はいつでも

伺う準備はございますので

各商品に1つ1つ

見積もりをご持参いただき

来社頂ければ

お話はお伺いいたしますので・・・

お願いしますね…

では今日の所はこの辺りで・・・

私も父も次の企業様との

打ち合わせもありますので・・・」


と強引に商談を打ち切って

応接室を先に博之と社長が出て行く。

歩きながらパパにばれないように

ガッツポーズをしながら

この後の久我正弘の出方を監視する事にした

《特別篇(読者様からのリクエストストーリー) 悪魔が動く時 葛原博之 終わり》

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筆者紹介

千景

Author:千景
訪問ありがとうございます。
ここでは私千景が書いた小説を紹介させて頂きたいと思います。
ほぼ私と同年代の既婚者が主役のものになるかと思います。登場人物同士が
つながりを持っていて別の物語では最初の物語の主人公が脇役を務める様な
小説全体につながりを持たせ想像を膨らませていけたらと思っております。
どうぞ宜しくお願い致します

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