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■当サイトは既婚女性を中心に描いている連続長編の官能小説サイトです■性的な描写が多く出てくる為18歳歳未満の方の閲覧はご遠慮下さい■

第4章 寝取る者に寝取られる者 第1話 憂鬱 中村弘樹

今日も無人契約機で融資ができないお客様からの

オペレーターでは対応できない案件の処理を済ませ

散々クレームを浴び罵倒されて疲弊しきってはいるが

家に帰ると今年から1年生になった光と今でも出会った

頃と変わらず綺麗な妻の美香子(身体は光を出産し多少

下半身など肉付きが良くなったが・・・)に会えると思い顔が

綻ぶ。

ウン・・・

最近ではそこがまたミカちゃんの良い所と言うか・・

あの膝から上と腰から下にかけてのラインがまた

何とも言えないと言うか・・・

通勤電車に揺られ身体の疲れを感じながらも

家族の事を考えると疲れも少しは緩和される。

私鉄沿線沿いの大駅から徒歩10分の所に自宅の

マンションを購入したのだが俺はマンション購入後1年も

経過しないうちに新センターへの立ち上げで自宅から電車で

60分ほどかかる商業地域へ転勤となった。

やっと俺のマンションがある平安住宅や、都市ガスの本社

大手通信企業が立ち並ぶ街が夜の車窓から見えて来る。

ふぅっやっとミカちゃんと光に会える・・・・

俺は融資を受けれなかった理不尽な客の罵声のような

ヒステリーのように聞こえるクレームとの戦いで

クラクラしそうな頭をスッキリとさせるために駅で

ブラックの缶コーヒーを買い自宅までの10分の

道のりをコーヒーを楽しみながら歩く。

俺の住むグランドハイツというマンションは光が通う

学校の同級生のご家族も多くPTA役員のくじに当たって

しまったミカちゃんもご近所さんにママ友達ができやすくて

良かったと喜んでいた。

今ミカちゃんが勤務している佐川鋼管工事という都市ガス

系列系の企業も自宅から車で10分くらいの所にあり俺が

転勤にならなければこのマンションは居住するには何の

不自由もなかった。

コーヒーが無くなった頃に丁度マンションの玄関につくのは

毎日の事でこれがコーヒーが無くなっても家に着かなくなって

来たら俺の体力の低下が始まったという事なのだろう。

俺は缶ゴミを捨てるマンション内に設置されてあるゴミ箱に

空き缶を捨て玄関前まで行きオートロックを解除しエレベーターで

7階へ向かう。

エレベーターを降り705号室の前に立ちインターフォンを押すと

誰も出て来ない。

時計を見ると22時18分・・・・

仕方なく財布から鍵を取り出しドアのロックを解除する。

鍵を閉め

「ただいま~」

と声を掛けてリビングにキッチンを覗くも誰も

居なくてバスルームからはシャワーの音・・・

ミカちゃんは風呂か・・・

室内の冷房がつけっぱなしという事は風呂だなと

思い子ども部屋を見ると光は既に寝ている。

俺はスーツの上着を脱ぎ夕飯はセンターの食堂で

済ませたのでとりあえず後は風呂に入り寝るだけか。

と毎日の事ではあるが何となくこの毎日の味気無さに

虚しくなる。

たまには風呂に乱入してみようかな?

光も寝ているし久々に風呂場で・・・

そう思いYシャツとスーツの下を脱ぎ下着姿で

脱衣場に行くとミカちゃんの脱いで洗濯物かごに

入れてある赤い下着のお揃いの物が目に入る。

ミカちゃんは今日は赤だったのかぁと思いながら

乱入したい気持ちが昂ってくる。

するとバスルーム内から

「パパ~?

今帰ってきたの?

ちょっとお風呂待ってね~

もう出るから~」

と一緒に入ってくれば~

くらい言えないのかと思い

このままじゃ乱入しても

久々の夜の生活も

風呂場でのプレイも却下かな。

と思い

「わかった~

ゆっくり入ってて良いよ~」

と言い残しミカちゃんの赤い下着を見ながら

脱衣場を出てボクサーパンツ1枚のままリビングで待つ。

TVを付けて今日の出来事などを見ていると

外国の大統領選挙のニュースが映し出される。

(はぁいつになったら我が家の大統領に

権限が戻るのかね?

ウチはファーストレディに全て権限あるからな~)

とTVを眺めながら思っていると我が家のファーストレディが

脱衣場から出て来た。

白のショーツに大きめのTシャツを被っただけの

姿に今日こそは久々の夫婦生活を取り戻すんだという

意欲が湧いて来る。

「パパ、ごめんね~

お待たせ~

今日ね光の学校のPTAの

中島さんと岩堀さんがさっきまで

来てたのよ。

それで光君は私学受験目指してるの?

って聞かれたけど。

パパどうするの?

私はまだ決まっていないから正直に

決まていないって応えたけど、もし

受験するなら塾へ紹介してくれるって!

目指すなら早い方が良いって言ってたよ!」

ミカちゃんは湯上りの格好のままソファにドカッ

とお尻を下ろし今から風呂に入ろうかって俺に

捲し立てるように話す。

「同じマンションの中島さん?

岩堀さんは会った事ないな~俺・・・

私学受験は賛成だよ。

その方が光の将来の選択肢も広がるしね。

ミカちゃんが受けさせたいと思ってるなら

俺も賛成だから」
 
そう言いながら俺はバスルームに

入って行くとまだミカちゃんが何か言って

いたが一刻も早く疲れを取りこの後の

久々のミカちゃんとの夫婦生活に備えたかった。

俺は湯船に浸かりながら愛する妻の先程の湯上りの

姿を想像しながら肉付きの良くなってきて入浴に

より血行が良くなりほんのり色づいた太ももから

白の少し小さめのショーツに包まれた出産後に一気に

サイズが跳ね上がったであろう安産型のヒップを想像し

身体は疲れているのに元気になってくる股間を見て、

(これが本当の疲れマラだなぁ・・・・)

と思い昔を思い出していた。

出会った頃のミカちゃんは本当に華奢な感じだった。

小柄で二の腕などはあまり大きくない俺の手でも回りそうな

くらい細く付き合いだして初めて体重を聞いた時は41㎏と聞いた

のを覚えている。

俺が初めてミカちゃんと出会ったのは当時まだ24歳だった俺が

よく飲みに行っていたホワイトというラウンジで出会った。

ミカちゃんは店では3歳サバを読んでいて26歳として働いていた。

運の良い事にミカちゃんが初めて付いた客が俺だったというわけで

当時俺が好きだった女優の水野真紀さん似のミカちゃんを

俺は一目見て気にいり毎日のように通った。

何度か食事をしたり飲みに行ったりしながら正式に付き合うまでは

時間がかかった。

ミカちゃんは他のお客さんからも良く誘われていて飲みに付き合ったり

アフターや同伴なんかの誘いも頻繁にあったので

俺は最初は客の1人としか見て貰えていなかった。

そして他愛もない会話から他のお店の子とは違った感じに

見えたミカちゃんに何で夜のお店で働くか聞いた事から一気に

距離が縮まった。

当時はミカちゃんはこの町から割と近くにある空港の税関で

派遣社員として働いていた。

しかしそのホワイトに来た当初まだ付き合っていた彼氏に

進められ始めたマルチ商法の今ではネットワークビジネスと

いうのか・・・・

そのビジネスで借金を抱えて昼の仕事だけでは支払えない

くらいに膨れ上がり仕方なくホワイトに働きに来ているのだと

聞いた。

出会ってから半年くらいの時に居酒屋で聞いた話だ。

俺は金融に関する知識は職業柄持っていたので

その時既に惚れていたミカちゃんの為に俺が勤務して

いた金融会社に債務整理をかけてくる中でも1番やっかいな

弁護士事務所に行ってみるように勧めてみた。

もし行くなら俺も付いていくからと・・・

それがきっかけで一気に距離が縮まり今に至る。

そんな事を思い出しながら付き合いだした当初や

新婚の時は抱きたいときに抱けたのにな~

と堅くなっている俺の最近出番がめっきり減った

肉棒を洗いながら残念な気持ちになっていた。

身体を洗い終え湯船のお湯を抜きバスルームから

出るころには堅くなっていた俺の登板待ちの股間も

小さくなりボクサーパンツとショートパンツに

Tシャツを着て頭を拭きながらリビングに戻る。

リビングに戻ると待っていましたとばかりに

同じマンションに住み同じ小学校に子供を通わせて

いる中島さんの話やPTAの役員同士でつながりの

ある小田切さんや岩堀さんの話をマシンガンのように

して来てその後に自分が今勤務しているガス会社の

話しになる。

「もうっ!本当にあのスーパーナルシストの

稲垣腹立つわ~!

見積もりの出し方で今日も1時間も嫌味タラタラで・・・

パパと同じ年なのに何であんなに偉そうなんだろっ!

しかもみんな稲垣の営業補助嫌がって逃げるから

私にばっかり仕事押し付けてくるしっ!」

この稲垣というミカちゃんの会社の営業の人は

どうやら俺と同じ年らしくミカちゃんの5歳年下になる。

しかし社内ではトップセールスらしくそのせいか

態度もでかく傲慢な性格が鼻に付くらしく彼への不満は

毎晩のように聞かされていた。

そして今日もミカちゃんは散々話すだけ話すと寝るねと寝室へ

先に消えて行った。

俺は今日こそはと思いベッドに忍び込みミカちゃんの身体に

触り誘うそぶりを見せるも

「眠たいし疲れてるのっ」

と軽くあしらわれ撃沈した。

もうこういう生活がかれこれ1年以上続いている・・・

俺は行為の最中に聞きたい事やミカちゃんの過去の事なども

最近知りたい事が山ほど出てきて次夜の夫婦生活が出来た時に

聞いてみようと思った事を今日も聞けず、そして堅くなった肉棒の

出番は今日も訪れなかった。

(ホワイト時代に・・・

俺と付き合う前とか他の客とエッチしたり

したんかな・・・

俺と結婚した後とかはどうなんだろ・・・・

ミカちゃんて経験人数何人くらいあるのかな?

殆ど自分の事を話してくれないミカちゃんの

事で俺の知らない事は一杯あるなぁ・・・

殆どSEX関係の事やけど・・・

それ以外の事はだいたい話してくれるのになぁ)

このように撃沈した日はいつもこのような

妄想ばかりふくらみ堅い肉棒をトイレでしごき

発射してから寝る。

俺のミカちゃんの性歴を知りたい欲求と

久々に抱きたい欲求は日増しに増加していく

ばかりであった。

《第4章 寝取る者に寝取られる者 第1話 憂鬱 中村弘樹》





コメント
私だけでしたらごめんなさい。
本編をみようとしましたら題名だけでした。
私だけでしたら再起動しないといけないかなと思いますので千景さん、確認願いますか?
2016/07/14(木) 23:01 | URL | 葛原 #-[ 編集]
葛原様。大変失礼致しました。
葛原様。
いつも【一夜】をお読み頂きありがとうございます。
コメントも御寄せ頂き励みになります。
この度は記事を執筆途中に私の誤操作により
タイトルだけ投稿されてしまい大変失礼致しました。
今後とも【一夜限りの思い出話】を宜しくお願い致します。

                        千景
2016/07/15(金) 00:24 | URL | 千景 #-[ 編集]
美香子さん良いです!
香澄さんは最高でした!
また新しい登場人物でしね。
美香子さん何か今までの奥さんより
普通の奥さんっぽいのが良いです!
旦那にさせていない所も仲が悪くでは
無く自然とそうなってるのが普通ぽく
て良いです。
人物紹介で美香子さんの欄見ましたが
小柄でムチムチも好みです。
美香子さんの今後楽しみにしています。
2016/07/15(金) 04:21 | URL | マリモ #-[ 編集]
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筆者紹介

千景

Author:千景
訪問ありがとうございます。
ここでは私千景が書いた小説を紹介させて頂きたいと思います。
ほぼ私と同年代の既婚者が主役のものになるかと思います。登場人物同士が
つながりを持っていて別の物語では最初の物語の主人公が脇役を務める様な
小説全体につながりを持たせ想像を膨らませていけたらと思っております。
どうぞ宜しくお願い致します

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