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■当サイトは既婚女性を中心に描いている連続長編の官能小説サイトです■性的な描写が多く出てくる為18歳歳未満の方の閲覧はご遠慮下さい■

第4章 寝取る者に寝取られる者 第4話 狡猾2 水島喜八

私は今居酒屋義経の個室で居る。

時間は19時15分・・・・

約束の時間まであと15分ある。

あの女は時間に原則な女だから

もうそろそろ来るだろう・・・・

私が待っている女は本来私が

座るべき椅子にそのデカイ尻で

ドッカリと座り、この私を氷のような

目でいつも見下してきた我が

平安住宅賃貸部門主任の

岩堀香澄だ。

岩堀とはいつかこのように

対決しなければならない時が来るとは

思っていた。

しかし思いの他その時が早まったのは

私が彼女を篭絡させるための駒に使った

大原と言う入社2年目の社員が予想外にも

この私を裏切ったからである。

誤算であった。

大誤算とも言える。

大原が岩堀にご執心なのは気づいていたが

それがただの性欲では無かったという事が

私の読み違いであった。

そうでなければBARKONGで奴に話した事を

岩堀に話し木島の家に来なというような事態

にはなっていなかったであろう。

あの大原に関しては橋元社長の粛清が入るはずだ。

哀れ、大原・・・

あの橋元社長の裏のスタッフにかかれば奴め

どんな目に合うか・・

素直にしていれば岩堀を抱けて金も入り

ゆくゆくは私の補佐をする主任代理に

でもしてやっていたものを・・・

しかし問題はあの堅物女だ・・・

二重請求を捏造し大原に責任を被せその

責任を岩堀にまで波及させ岩堀を降格、

良ければ辞職に追い込むという計画がバレた今

あの堅物デカ尻女はこの私に辞職を要求

してくるつもりであっただろう。

否、今もそのつもりでここに向かっているかも

知れない。

しかしあの堅物、あの旦那の浮気シーンの

動画メールを見た時のあの氷の女のひきつった

顔が今の私の優位を物語っている。

この動画のマスターテープは私が橋元社長から

預かって今ここにある。

これと大原から聞いた話を口外しないという

交換条件であの女は乗ってくるか・・・

あのテープが偶然手に入ったのは本当に

運が良かった。

あの堅物の結婚式に同部署という事で

出席しあのひょろっとしたおそらくは租チンで

あろう旦那には酒までついで会話も交わしたのだ。

覚えていないはずがなかろう・・・

それで橋元社長のネタテープを販売できそうな

物を物色しているうちにみつけたのだ。

しかし今日はそれくらいでは私の気持ちは

収まらない。

大原から聞いた話を口外しないだけでは

この私の気が済まないのだ。

あの女が仕組んだのかどうかは

解らないが常盤広告のあの良い身体の

女をコソコソ探偵の様にこの私を探らせて

いたのだ。

あの中島と言う女は何とか口を封じたが・・・

しかしあの女商品化してやろうと思っていた

録画元のSDカードを盗みやがっていたのだ。

私は無くした覚えはない。

あの女があの時・・・

大声で喘ぎながら私に気づかれぬように

抜き取ったとしか考えられない・・・

中島を撮った事は橋元社長に大きな顔をして

報告してしまった手前・・・

ありません・・・

などと言えるはずが無い。

その分を今日ここで岩堀に代りに被写体になって

貰う必要があるのさ・・・

幸いここは個室、私のカバンには盗撮装備は完璧。

媚薬も持ってきているのであの女がトイレにでも行けば

飲み物に混ぜてやる・・・

フフフ・・・・・

あのくそ生意気な女が喘ぐシーンなら中島の

代りになるだろう。

問題はどう素直に屈服させるかだが・・・

まあ今までの岩堀との付き合いを考えれば無理だ。

普通であればな・・・・

そこを私が元は捏造した二重請求が原因とは

いえ何もしていない職務怠慢とも言える岩堀に

手柄がいったこと・・・

そしてあの女がどれほど大原を可愛がっている

かは知らんが橋元社長の粛清が大原に及ぶ事

一応教育担当のあの女がそれを黙って見逃す

事もしないだろう。

私なら橋元社長に頼めば止めれるかも知れない

とそれとなく言ってみる。

本来はそんな事するつもりはないがね・・・

そして橋元社長のバックには平安住宅役員の一部と

府警のお偉いさんも付いている事をにおわせあの女が

いくら正攻法で来ようが無駄だと思わせれば・・・

これだけ揺さぶればどれかの話には食いついてくるだろう。

そうなれば後はこの私にまずは土下座をさせてやる・・・

フフフ・・・

あの堅物インテリ眼鏡が土下座する姿だけでも

この水島喜八の名刀は唸りをあげそうだが・・・

そこまでいけばこの勝負この私の勝ちよ・・・・

フフフフフ・・・・

ハハハハハッ

いよいよ長年味わってきた屈辱をあの女に

それ以上の屈辱を持って清算する時が来たのだ・・・

この後の交渉の作戦を立てていると岩堀から

LINEが届く。

【今義経に着きました。

どちらに居ますか?】

フフフ・・・・来たか・・・

【1番奥の個室

2番の部屋でお待ちしておりますよ】

と返してやるとものの数十秒で

あの太い脚にデカイ尻を支える

忌々しいプライドの高そうなヒールの

音が聞こえてきた。

《第4章 寝取る者に寝取られる者 第3話 狡猾2 水島喜八》






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筆者紹介

千景

Author:千景
訪問ありがとうございます。
ここでは私千景が書いた小説を紹介させて頂きたいと思います。
ほぼ私と同年代の既婚者が主役のものになるかと思います。登場人物同士が
つながりを持っていて別の物語では最初の物語の主人公が脇役を務める様な
小説全体につながりを持たせ想像を膨らませていけたらと思っております。
どうぞ宜しくお願い致します

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