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第10章 12話 賞金を賭けられた美女たち 12話 賞金首岩堀香澄

第10章 12話 賞金を賭けられた美女たち 12話 賞金首岩堀香澄

「ずいぶん暴れられちまったけど上手くいったなぁ。まだ値は張らねえが、俺らがこれから育てるつーことで・・にひひ、腕がなるぜい」

覆面をした男の一人、清水光一はそう笑って得物を見下ろした。

ワンボックスカーの後部座席、フラットシートの上には、目を閉じぐったりとしたスーツ姿のアラサー眼鏡美人が仰向けに横たわっているのだ。

この眼鏡美人の思わぬ反撃で、清水の頬には青痣ができてしまっているが、覆面のせいで今は見えない。

清水は青痣になってしまっていることを知らず、香澄に後頭部をぶつけられた頬を痛そうにさすりながらも、捕えた得物の見目麗しさと、いま正にパンスト越しとはいえ、いやらしい手つきで揉むというよりは握るに近い所作で堪能している太腿の肉質に大いに満足していた。

「しっかし、3人がかりであんなに手こずるたぁ思わなかったなぁ。宮コーの能力者は伊達じゃねえってことだな。今後はもっと慎重にいかねえと危ねえかもしれねえ。・・・でも紅蓮クラスはともかく、このぐらいの強化能力者なら罠に嵌めたり、人数集めりゃなんとかなるってことだな。ちょっと手間取ったけどなんとかゲットできたし、今日からたっぷり可愛がって稼いでもらうとするかあ」

「はい!楽しみっすね・・。へへっ、こいつはどんな能力持ってんのかなぁ」

その満足そうな清水に合わせ、大山田も興奮した声で返事を返す。

大山田は紅蓮こと緋村紅音の能力を一欠片だが手に入れているのだ。

そのため大山田は、清水や金山よりも、能力を持つ女を犯す性犯罪に手を染める理由が増えているといえる。

犯せば犯すほど強くなれる【強奪】は、ゲス男大山田本人にとっては天啓かと思える能力だが、能力を持つ女性にとっては悪夢でしかない。

能力開花している女性達にとっての救いは、大山田が能力者としては未だにザコだというところだ。

しかし、それも積み重なればいずれは脅威と成り得る。

「あー、大山田ちゃんの能力なんかずるいよねえ。俺らより得しちゃってんじゃん・・。まあその分、分け前とか順番で差つけっからよろしくー」

「うっ・・は、はいっす」

清水のセリフに、大山田は馬鹿ながらも清水に逆らえば役得を得られなくなることぐらいはわかるようで、不承不承応えた。

できれば汚されてない新品の能力持ちの女を抱きたいが、清水と縁が切れれば能力を持つ女を狩るのは難しくなる。

そのあたりの女をしつこくストーキングして犯すだけなら、大山田だけでも訳もないことだが、大山田は知ってしまったのだ。

能力者女を犯すのは普通の女を犯すより数倍気持ちがいいということを・・。

そのうえ、【強奪】持ちの大山田が犯せば、その女の持つ能力も奪えてしまう。

大山田と犯された女の力の差が大きければ大きい程、強奪する割合が増えるということが、【強奪】を得た大山田には感覚として脳に伝わってきている。

よって大山田が強くなればなるほど、女から強奪できる能力の割合が増す。

大山田がより【強奪】能力を発揮する為には、能力開花している女を犯せばいいのだ。

今はまだ大山田の能力は、一般的な能力者やノラ能力者と比べてもまだまだ未熟である。

しかし、初手からトップクラスの能力者である紅蓮を犯したことで、一般人としてもクソ雑魚だった大山田の力は一気に開花し、そして大きく飛躍しているのだった。

それを身体と脳で実感できてしまっている大山田は、自分が何をしていけば強くなれるのかがよく解っていた。

【強奪】の強奪率は相手の力の1%~99%。

大山田が紅蓮から奪った力は、大山田と紅蓮の圧倒的な能力差のせいでたった1%である。

しかし、紅蓮の能力の大きさは膨大で、大山田は1%しか奪えなかったとはいえ、以前の自分の力とは、明らかに違い過ぎるパワーを自身に感じられるようになっていた。

小柄で華奢な体格の紅蓮こと緋村紅音であっても【肉体強化】を発現すれば、握力だけでも400kgを超える。

何のトレーニングもなく、いきなり握力が4kgも増えれば、いかに鈍感な大山田でも体感できてしまうほど違いは感じられる。

それが握力だけでなく、すべての筋力、そして聴力や視力、動体視力までもの能力値が上昇しているのだ。

その為、大山田は【強奪】を積み上げることで、最強を目指せる可能性すら感じ始めていた。

炎のような扱いが難しい能力は、ライターの火程度が発現できるほどしか奪えていないが、もともと紅蓮の発火能力の上限値をしらない大山田には、自分に発火適正が乏しいということは知る由もなかったのである。

しかし、紅蓮の【肉体強化】能力のほうは、普段から鍛えてもいなかっただらしない大山田のぶよぶよの身体にとって、効果てき面で分かりやすかったのだ。

「異存ないですよ清水さん・・」

バカな大山田でも、いまは清水に従っていたほうがいいというぐらいの計算はできた。

他人の精子で汚された女でも、大山田にとっては二つの意味でご馳走である。

そして清水達の女性能力者狩りのバイブルともなっている、会員制の動画投稿サイトで賞金首とされている女性能力者は一般女性と比べてもすこぶる美人比率が高い。

能力者という概念を最近知った大山田でも能力者女性は美人が多いのだと感じていた。

「わかってるねえ大山田ちゃん。話もまとまったところで得物もバッチリ捕まえたし、長居は無用!金山ちゃん!出しちゃってよ!」

「オーケー!」

大山田の返事に清水は上機嫌で返し、運転席の金山にそう言うと、金山は運転席から振り向かず返事を返してアクセルを踏みこんだ。

ぎゃぎゃぎゃぎゃ!

車が急発進し、マンションの駐車場内だというのに猛スピードで走りだす。。

「さてと」

未だに念のため覆面をしたままの清水はそう言って前菜ついでにパンスト越しに堪能した太ももの感触がまだ残る手を離し、香澄を眺め、今後のプランを整理するように香澄の太ももを揉んでいた手で顎をさする。

清水の考えるプランとは、香澄を凌辱する手順はもちろんのこと、いまだエントリーしたてで、賞金額の低い香澄の金額をいかに釣りあげていくかということも含まれている。

賞金額が1000万とまだ少ない獲物を、せっかくオークション前の賞金首をまんまと捕らえたのだ。

料理の手順を間違わないように注意しなければならない。

清水は、捕えた香澄の痴態を小出しにして、世界の牝能力者陥落動画サイトにいるプロ変態たちを上手く誘導して、あわよくば賞金額を釣りあげる算段なのだ。

「やっぱり・・まずはとりあえず・・、いままでのノラ牝と同じように一発強制絶頂させっか。んで、その動画の反応でサイトの奴等がこの女の人気もわかるしな・・。いい声で鳴いたり、反応が変態受けする牝であることに期待!」

清水は好き勝手な希望を述べ、宮コーの新人能力者であるアラサー眼鏡こと岩堀香澄の料理法を、ある程度清水がパターンにしている凌辱正攻法に決定する。

「大山田ちゃん。SMホテルに着くまでに一発だけこの眼鏡ちゃん露出させながら逝かせっから。抵抗できないように、このインシュロックで縛り上げちまっちゃってよ。で、縛り終わったら無理やり起こしちゃおうか」

4車線の国道を法定速度の40kオーバーで爆走するワンボックスカーの中で、清水は大山田にそう言ってインシュロックの束を大山田に投げ渡した。

「うっす!ひひひっ、楽しみっすね。ホテルに着くまでオレのがたちっぱなしっすよ」

大山田は能力者持ち女を犯すのが目的ではあるが、単純に好色家でもある。

そのため目的である【強奪】発動に至るまでの過程も十分楽しめるのだ。

大山田は、薄気味悪い笑い声を上げそう言いながら、清水に投げ渡された特殊繊維質のインシュロック束を受けとり、香澄の手首を後ろ手に縛り上げ、手早く次々とそれを肘まで幾つも付け縛っていく。

二人がせっせと香澄に取り付けている特殊繊維のインシュロックは、1本で耐荷重100kgもある。

その拘束具が香澄の手首から肘にかけて20本以上。

清水が下半身を担当し、足首から膝までで30本以上巻き付けられる。

すなわち腕には2t、足には3tの荷重に耐える拘束が施されてしまったのだ。

さすがに清水はノラとはいえ能力者の端くれを長くやっている男なのだ。

能力者持ち女を何度も襲って犯したことがある犯罪のプロである。

それゆえに、女の能力者が【肉体強化】して発現できる膂力の上限をある程度経験で知っているのだ。

清水達が手にかけてきた多くの女性ノラ能力者には、スポーツ選手や格闘家も少なからずいたのである。

そんな彼女たちは無意識に【肉体強化】を使っているのだが、瞬間的にその力を発揮できてもせいぜい1t程度の者達がほとんどであるということを清水達は経験としてわかってた。

香澄自身もまだ知りえていないことだが、香澄の【肉体強化】で発揮できる膂力の上限は、清水の目算通り今のところせいぜい1t程度だったので、香澄一人ではもはやどうやっても逃れえない状況にされてしまったのである。

「へへへっ、できたぜっと」

ものの2分も立たない間に、タイトスカートから伸びるしなやかな脚を膝下から足首にかけてギチギチに拘束し終わった清水は、香澄の熟れた太腿をパチンと叩き、満足そうに言った。

「こっちも完了っす。ひひひっ、こいつ自力じゃもう動けねえっすね」

好色な口調でそう言った大山田によって、香澄の手首から肘にかけては、ブラウスの上から同じく特殊繊維のインシュロックが厳しく施されてしまっていた。

拘束しやすいようにうつ伏せにされていた香澄は、大山田に肩を、清水に足を持たれてごろりと仰向けに無理やり返される。

「うぅ・・」

手足をインシュロックでギッチギチに拘束された香澄は、気を失ったまま不自由な格好でうっすら口を開き、艶めかしい声をあげて呻いた。

香澄は気を失いながらも、腕と足が自由に動かせなくなったことからか、微かな呻きを上げただけで目は覚めない。

しかし、大山田は清水の目配せを受けると、茶色の小瓶をポケットから取り出し、いまだ気を失って目を閉じている香澄の鼻先に、ピンセットで摘まんだガーゼを小瓶のなかの液体で湿らせてから押し付けたのだ。

「うっ!?あくっ?!なっ?いやっ!・・な、なに??!なんなの?!うくっ!」

香澄は突然襲った刺激臭に、堪らず強制的に意識を取り戻させられて鼻に押し付けられているモノを払おうと手を動かそうとするも身を捩らせただけである。

高濃度のアンモニアを嗅がされたのだ。

「おはよう。香澄ちゃん」

覆面をしたままの清水にそう言われた香澄は、一瞬どういう状況かわからず狼狽したが、すぐに先ほどの男だと気づき、覆面をした清水から距離をとろうと後ずさる。

しかし、後ずさるどころか全くまともに手足を動かすこともできなかったことに、焦った香澄は、内心の不安を見透かされないように、足元にいる清水と、自分の頭を膝で挟んで座るようにしている大山田を睨んで声を荒げた。

「貴方たち・・!こんなことしてどういうつもりなのよ!!?」

しかし手も足もギッチギチに拘束されたままでは、香澄の怒声も効果は乏しい。

「元気いいねえ。その調子でしばらくは頼むよ?・・よいしょっと・・」

きっ!と清水を睨んでそう言い放った香澄の膝の上に、清水は香澄の怒声など意に介す様子もなくそう言ってお尻を下ろして座り込む。

「ひひひっ」

同じく香澄の腕を抑えていた大山田も、清水の意図を察して、香澄の腕をまっすぐ頭の上に伸ばして、香澄の腕の上にケツを下ろして座り込んだのだ。

香澄は両腕両脚を拘束されたままピーンと伸ばした状態で、仰向けの格好で両腕と両脚の上に座られてしまったのだ。

「な・・なにを?」

香澄は極力平静を装い、顔に恐怖や不安が現れないように顔の装いを固くして、自分の脚の上に座っている清水に問いかけた。

「何をする気って?そりゃ・・アンタみたいなエロい身体した女攫ってやることっつったらさあ・・エロいことにきまってるでしょ?」

そう言って笑った清水は、後ろに隠し持っていた電気マッサージ器を手で持ち上げて香澄からよく見えるように上げて見せた。

「うっ・・!それを私に?・・ああっ!!?っく!」

生真面目な香澄でも、その器具が本来の使用目的以外で使われることぐらいは知っていた。

そしてその威力も・・。

香澄が拒絶の声をあげる前に、清水は振動音響かせ小刻みに震えているヘッド部分を香澄の股間に押し付けてきたのだ。

膝と肘の上に体重を掛けられている香澄は、電マが与えてくる甘美な刺激にビクンと腰を跳ね上げてしまう。

「へっへー、さすが熟れてるだけあっていきなりいい反応じゃない。香澄ちゃんもしかして溜まってた?」

「何をいってるのよ?!あ、貴方たち!いったいどういうつもり?!こ・・こんなことをして・・きゃっ!?あっ!!」


清水は香澄の抗議を聞き流し、閉じられた香澄の脚の付け根に電気マッサージ器のヘッドをグリグリと押し付けてくる。

「うぅっ!」

(な・・なんで・・こんなに・・すぐ、ここ最近忙しくて何もなかったから・・なの?!・・でも、こんなもので・・いいようにやられてたまるものですか!)

スカートの中に突っ込まれたヘッドが、パンストとショーツの上からとはいえ、しばらくそういった行為から遠ざかっていた香澄の陰核に、快感という刺激を即座に与えてくる。

「ひひひっ、そっこーで感じてやがるこの女」

伸ばした腕のヒジを敷くように座った覆面を付けた大山田は、下卑た笑いを上げて香澄の反応を嘲る。

その声に香澄はキッと視線を上に向けると、目の前にはスマホのレンズが向けられていた。

「えっ?・・やっ・・!やめなさい!撮るなんて!!」

「ひひひっ、いい顔してやがる」

香澄は撮られていると気づいて、レンズから顔を背けようとするも、自分の両腕で頭を挟み込むようにさせられている上、両肘は頭の上で大山田に尻に敷かれているのだ。

「っく・・ううぅ!」

股間に絶え間なく与えられる刺激で、表情が崩れそうになるのを必死に我慢しながら香澄は、悔しそうな声をあげる。

「やっ!?・・ちょっ!ああっくっ・・・うぅっ!」

「にひひ、可愛い水色・・。濡れちゃうとよくわかる色だねえ」

顔の間近に向けられているレンズに気を取られていた香澄だったが、電マを突っ込まれているスカートが清水によって捲られたのだ。

パンスト越しとはいえ、香澄の履いている薄い水色のショーツが露わになる。

感じまいと貝殻を閉じるようにして足を閉じ刺激に耐えている香澄は、自分のショーツを男たちに見られてしまったこと、膝の上に座っている清水にもビデオカメラを向けられていることに驚いたのだ。

「そ、そっちも?!だめよ!撮らないで!」

「撮る撮る。撮らないでどうするのさ。そんなに腰引いちゃって可愛いねえ。そうしないと感じ過ぎちゃうのバレバレだよ?」

香澄の拒絶の言葉を無視して、清水が香澄のスカートをたくしあげ、薄いベージュのパンストに包まれた、淡い水色のショーツ目掛け、電マのヘッドを支える部分が曲がるほど押し付けてくる。

ヴヴヴヴヴヴヴヴッ!

「うぁ!や・・やめなさい!こんなことしてなんの・・つもり・っ!?きゃっ!?」

ヴヴッヴヴヴヴウウヴィ!ブブブウブブッ!

「へへっ。お前いい感じだなあ。嫌がりながらも気持ちいいのが我慢できないタイプだな。ほら、もっと楽しめよ?」

感度の良さそうな香澄の反応に気をよくした清水はそう言いながら、香澄の腰を持ち上げて、香澄のヒップの下にクッションを敷き込んでしまう。

香澄は足と手をピーンと伸ばしたまま固定された上、ヒップの下に敷かれたクッションのせいで、腰を引けなくなり清水の方へ突き出すようにさせられてしまったのだ。

「あああっ!だめ!」

香澄はとっさに焦った声をだしてしまう。

ヴヴヴヴヴヴ!

脚をきつく閉じているとはいえ突き出した股間に、電マが再び押し付けられる。

「あああっっく!!」

香澄は脳まで突き抜けてくる甘い振動に目をきつく閉じ、頤をばっ!と上げ大山田が構えるレンズに感じた顔を差し向けてしまう。

「ひひひっ。感じた顔接写だぜ」

「こいついいねえ」

「っっ!っっ!!んんっ!!」

普段のSEXでも感じた顔をパートナーには見せず、枕やシーツで顔を隠していた香澄だったが、いまやそれすら許されず、玩具で感じさせられた顔を隠すこともできずにいた。

せめて声だけでもと、感じ始めた声を漏らさずにしているが、その我慢している努力や表情すら男達のオカズになってしまう。

しかし、インシュロックを何十個も付けられている香澄にそれ以外にできることはない。

大山田は下卑て勝ち誇った嘲笑をあげ、清水も満足そうな感嘆上げた時、香澄を乗せたワンボックスカーが一気に加速し、そしてすぐに急な横揺れをして清水達を慌てさせる。

「おいおいおーい!安全運転でたのむよぉ~?いまいいところなんだぜ?」

遠心力に耐えながら金山に言った清水だったが、金山がスピードを出しハンドルを切った理由はすぐに分かった。

「くそっ。避けやがった・・。おい、そっちはお楽しみみてーだが、追ってきやがるやつらがいる」

金山が焦った声をあげて清水に援護を求めるよな声をあげる。

「ふりきっちゃってよ!だいぶこの車も手加えてるからさ!こっちも手が離せないところさあ!」

「くそっ!あとでおぼえてろ!」

「きっちりふりきっちゃって!」

清水は金山にそう言うも、追ってきているディープブルーのオープンカーはスモーク越しのバックウィンドウからみるみる追いついてくるのがよく見える。

「くそっ!クソ速え!」

「ちょっと手が離せねえんだわ。動画も撮っちゃってるしな。そっちはなんとかしちゃってよ!」

金山が焦るのを通り越した苛立った声をあげるが、清水と大山田は感じ始めた香澄に夢中だ。

香澄は悪漢たちの様子に気付き、首だけ起こして、ワンボックスカーのバックガラスから外を覗き見る。

そこにはスモーク越しで色はよくわからないが、いかにも外車ですという感じの派手なオープンカーがすぐ後ろまで迫ってきており、モブと見慣れない二人の若い女性が乗っていたのだ。

「茂部くん!」

「なにっ?!」

香澄の上げた声に驚いた声をあげたのは、覆面を付けたままの大山田である。

香澄に正体がバレないよう、清水や金山たちもお互いの名前を呼び合わないように注意している。

大山田も当然気を付けているのだが、モブが追いかけてきたことにはつい声をあげてしまったのだ。

清水が大山田に対して、口を滑らすな!と目で言ってくるのが大山田には伝わってきた。

「こっちはつづけちゃうよ?頑張ってふりきちゃって!」

「ああ!・・そのかわりそいつ犯すときゃ1番にやらせてもらうからな!」

清水の指示に金山も条件を付けて返事を返す。

「くぅ!!」

香澄はスモーク越しに見えるモブの姿を認めながら、股間に電マを押し当てられ感じさせられている異常な状況に余計に感じ始めてしまっていた。

(茂部くんが・・助けに来てくれたんだわ・・。でもあんな年下の後輩が近くにきているのに、私こんなモノで甚振られてる感じさせられてる・・!なさけないわ・・!)

ヴィヴィヴィヴィッヴィイヴィ!

「ああっ!・・くぅ」

相変わらず顔も、股間側からもレンズで隙なく撮影されている香澄は、助けが来ているというのにもかかわらず、いや、近くに顔見知りが来てくれたせいで余計に感じてしまい、昇る速度が上がり始め出してしまっていた。

ヴィヴィヴィヴィヴィチッヴィチッ!ヴィヴィチッ!

電マの振動にも水音を跳ね上げさせる音が混じりはじめてしまい、香澄は出来るだけ声を我慢するも羞恥で顔を染め始める。

「おっ!?香澄ちゃん。感じやすそうなのに頑張ったけどこうなったらもう我慢できないねえ?」

バリバリバリバリッ!

そう言った清水は、香澄の下半身を包んでいるベージュのパンストを乱暴に引き裂いたのだ。

「きゃっ!?」

いきなりのことに驚いた香澄は思わず悲鳴を上げてしまう。

破られたパンストを確認しようとしたとき、清水が、引き裂かれたパンストから覗く、露わになった豊かに上質な肉質をアピールするかのように揺れる白い2本の太ももの中心部の股間にレンズを向けているのが目に飛び込んできた。

「へへっ。・・・・香澄ちゃん。濡れちゃってるねえ。パンツに地図書いちゃってるじゃない。はははっ。必死で我慢してる顔してたのにさ。こっちは全然我慢できなかったんだねえ?」

「ひひひっ、無理やり当てられた電マで、顔も知らねえ男に感じてなっさけねえ女!欲求不満なんだろ?ええ?」

「くっ!」

(ほんとに濡らしちゃったの・?!でも・・ああ・・下着を汚すほど濡らしちゃうなんて・・!・・ずっと遠ざかっていたから身体が反応しちゃったんだわ・・!こんな奴等に・・・!!く・・くやしいい!!)

男達のセリフに香澄は悔しそうに顔を背けるも、その僅かな身じろぎすら許されず、大山田に頭を鷲掴みにされ顔の正面にレンズを向けられる。

さて香澄ちゃん。逝きたくなったらちゃんと言うんだよ?おじさん優しいから言えばちゃんと逝かせてあげるからね?」

「ひひひっ!おまえこっからが本番なんだぜ?恥のかき時の始まりってやつだ」

再び香澄の股間に押し当てられた電マヘッドが、下着越しに陰核を虐めだす。

「っ!!?」

再開した刺激に香澄はかろうじてもれそうになる声を我慢できた。

しかし、すでに昇りだした快感は香澄の意思に反して止まる様子はない。

ヴィチッヴィチッヴィチッヴィチッヴィチッヴィチッ!

「ひひひっ、情けねえなあ」

ヒップに敷かれたクッションのせいで腰を引き、快感を弱めることもできない。

ヴィチッヴィチッヴィチッヴィチッヴィチッヴィチッ!

「ぜんっぜん逃げられねえだろ?」

上下の男たちに、腕と足をがっちり抑えられ上下から撮影されている。

ヴィチッヴィチッヴィチッヴィチッヴィチッヴィチッ!

「いい顔だぜ。バレてないつもりなのか?おまえが感じまくってるのはバレバレなんだぜ?ひひひっ」

昇りだし感じている顔を隠すこともできない。

「ふっ・・ぅ!っ・・・!ん!」

(だ・・だめ!このままじゃ・・逝っちゃう!!)

異常な状態に頭が真っ白になりだし、ニヤついた男たちに嘲りと、罵声を浴びせられながらも成す術なく電マで逝かされてしまうと覚悟した香澄は、羞恥の瞬間の顔をせめてできるだけ背けようとしたが無理だったので目をきつく閉じてやり過ごそうと身構える。

その時である。

股間をがっつり捉えていた振動が止んだのだ。

「・・ぇ?」

真っ赤な顔でじっとり汗ばんだ顔を起こし、股間の方をみると再び電マが押し当てられた。

ヴィチッヴィチッヴィチッヴィチッヴィチッヴィチッ!

「あくっ!!?ああん!」

我慢していた声が漏れてしまう。

「へへへっ、簡単には逝かせないよ香澄ちゃん?ホテルに着いたらいっぱつ逝かせてあげるから、それまでは寸止めさ。おじさん寸止めするのプロ級だから絶対逝かせないよ?・・もっとも逝かせてくださいってちゃんとお願いできたら逝かせてあげてもいいんだよ?」

「ひひひっ、地獄だっつったろ?ひひひひひっ」

「こ・・この・・!っっっ!!く!!」

清水と大山田のセリフに香澄は二人を交互に睨んで批判を飛ばそうとするも言葉にならなかった。

すぐに絶頂がそこまで迫っていたからである。

逝く!

そう思った瞬間に股間に与えられていた刺激がパっ無くなり、2秒後に再開される。

「っ!!??ちょ!?・・あくぅ!」

い、逝く!!

そう思った瞬間に股間に与えられていた刺激がパっとなくなり、2秒後に再開される。

「あぐっ!?っくあ!なにを?・・ああ!!」

逝くぅ!!

そう思った瞬間に股間に与えられていた刺激がパっとなくなり、2秒後に再開される。

「嫌ぁ!!こんなの嫌ぁ!」

逝っちゃぅう!!

そう思った瞬間に股間に与えられていた刺激がパっと無くなり、2秒後に再開される。

「ああっ!やっ!やめっ!!やめてぇ!!」

逝っくぅ!!

そう思った瞬間に股間に与えられていた刺激がパっとなくなり、2秒後に再開される。

「だめっ!だめ!」

ダメ逝く!!

そう思った瞬間に股間に与えられていた刺激がパっとなくなり、2秒後に再開される。

「やめて!やめなさいっ!」

逝く!!逝っちゃう!!

そう思った瞬間に股間に与えられていた刺激がパっとなくなり、2秒後に再開される。

「やめて!やめて!もやめて!きゃああああ!」

逝くぅ!!!ダメえ逝くぅ!!

そう思った瞬間に股間に与えられていた刺激がパっとなくなり、2秒後に再開される。

「も・・もう!もうだめ!止めてえ!ダメよ!」

ダメ!逝っちゃう!

そう思った瞬間に股間に与えられていた刺激がパっとなくなり、2秒後に再開される。

「あああああっ!!」

声を我慢していたことも忘れ、香澄が寸止め地獄のループに嵌って絶叫し出す。

「いいねえいいねえ!香澄ちゃん人気出るよ!ツラもいいし声もデカいし感度もいいし、反応も申し分なし!」

「ひーひひひっ!まだまだホテルまで長いぜぇ?!まだ30分は寸止め地獄だあ!顔も真っ赤で部屋で木刀構えてた時の面影なんてありゃしねえ。牝なんて一皮剥きゃアへ顔で喚き散らし出すもんだなあ!」

「あくっ!!あああっ!やめっ!!やめええ!!」

電マ2秒インターバル地獄真っ最中の香澄には、男達のセリフはまともに聞こえていなかった。

清水が自分で言うように、清水の電マさばきは見事で香澄を決して昇らせず、そして決して降ろさせず甚振り始めたのだ。

レンズを向けられ、動きも制限されたまま、汗だくになって股間からも牝の匂いは車中に発し、香澄は逝かされず弄ばれ痴態を録画されていく。

逝けず止まずのゾーンに入った香澄は、2秒インタターバル地獄で、オルガズムに達することなく清水の電マさばきから逃げられなくなって甚振られつづけた。

そして、その寸止め地獄が10分ほど続けられたとき、運転席で一人奮闘していた金山が怒声を上げた。

「やろお!しつこい奴等だぜ!!」

がぁん!!

怒声と銃声が鳴り響くのはほぼ同時だった。

「お、おい!!撃つな!!」

「うるせー!撃ち殺してやる!」

清水らしからぬ険しい声での制止に金山は清水の声を上回る怒声を吐き、車外で並走しているオープンカーに拳銃の照準を合わせ再びトリガーを引いている。

「おいおい!熱くなんなって!」

清水の声は金山には最早届いていないようで、引金を何度も引き続けている。

「だめだ・・こいつ熱くなったら聞きゃしねえ・・」

清水は金山を止めるのは諦め、香澄の膝に座ったままひとまず香澄の寸止め地獄責めを中断し、オープンカーに乗る3人に目を向ける。

オープンカーを運転している男は華麗なハンドルさばきで、金山が寄せる体当たりを躱しぴったりとこちらと並走し、運転席の上に立った髪の長い女は、どうやら何かを発動しようと紡いでいる真っ最中だ。

そして、金山の撃った銃弾を黒髪の女が発現させたであろう大きな水の塊がとらえ、威力を削いでしまっているのだ。

「はぁ?!こいつら全員・・くっそ!洒落にならんじゃん!こいつら全員宮コーの能力者か・・!?・・やべえやべえやべえ・・!!くそっ!!」

追われているのを知りながら、金山一人に対処を任し、香澄を甚振ることに熱中しすぎたことを清水は今更ながら後悔して吐き捨てた。

その時、清水達が乗っているワンボックスカーにどっ!!と衝撃が押し当り、車中にあるもの全てが宙に浮く。

清水達も例外ではない。

頭や身体を車内の天井で強打し、そしていきなり無重力になる。

「ぐおっ・・?!」

「痛てっ!!?」

「おああああっ!!」

「きゃ!!」

車内にいる4人はめいめい悲鳴をあげ、身体をあちこちぶつけ身を丸くする。

車が上空に投げ出されたと分かった清水は落下に備え身構えたが、その心配はなかった。

車がゆっくりと歩道にある植栽の上に降り始めたからだ。

「ちっ!あのまま地面に叩きつけりゃ俺たちをやれたかもしれねえってのに・・!俺らを捕える気か・・!そうはさせねえ・・!」

清水はゆっくり落下する車内の窓から、両手をこちらにむけ車体をコントロールするようにしている女に向かって鋭く舌打ちして吐き捨てた。

「おい!ダッシュでずらかるぞ!その女担げ!ぜったい連れて帰るぞ!?」

清水は清水らしからぬ様子で形振りかまわず叫んで指示したことに、頭を打って起き上がり掛けた大山田はびくっとした表情になったが、慌ててぐったりとした香澄を抱きおこす。

いまの清水には普段のチャラチャラした雰囲気はない。

「心配すんな!その女、手足縛ってたせいで思い切り頭打ってやがった。たぶん気うしなったみたいだからよ。そのほうが都合がいい・・。わかったら、とっとと逃げるぞ?!あんな奴等に捕まったら終わりだ!急げ!!?」

「了解っす!」

「お・・おう!」

清水の慌てた怒声に、大山田は香澄を担ぎ、金山も熱くなりすぎていたのを反省したようすで返事を返す。

そして清水は覆面がきちんとかぶれているか確認すると、勢いよくスライドドアを開け一目散に路地裏へと駆けだす。

弥次馬の通行人たちを突き飛ばしながら、二人も清水へと続き路地裏に駆け込んだのであった。

【第10章 12話 賞金を賭けられた美女たち 12話 賞金首岩堀香澄終わり】13話へ続く


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筆者紹介

千景

Author:千景
訪問ありがとうございます。
ここでは私千景が書いた小説を紹介させて頂きたいと思います。
ほぼ私と同年代の既婚者が主役のものになるかと思います。登場人物同士が
つながりを持っていて別の物語では最初の物語の主人公が脇役を務める様な
小説全体につながりを持たせ想像を膨らませていけたらと思っております。
どうぞ宜しくお願い致します

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