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■当サイトは既婚女性を中心に描いている連続長編の官能小説サイトです■性的な描写が多く出てくる為18歳歳未満の方の閲覧はご遠慮下さい■

第4章 寝取る者に寝取られる者 第15話 好調な狡猾者 水島喜八

「そんな・・・

辛い時は無理して笑わなくても

良いんだよ~

三崎さん」

私はそう言いながら三崎の

無理に作った笑顔を見つめながら

視線が合うと反らすように俯いた

三崎の視線を追うように彼女の

胸元から更に下へ視線を送ると

黒のキュロットパンツから伸びる

太ももは隣に居る

吉澤や私が連夜で貫いた中島、

岩堀などと比べると肉の張りは

あれどボリュームはそこまで

無く細く見える。

全体的に華奢な彼女からすれば

良いバランスだなと思い

隣に座る吉澤に視線を送ると

「水島さんって

意外と言ったら

失礼ですが優しいのですね」

とこちらは明るい笑顔で

私に視線を送った。

「えっ?

そうかい?

そりゃ~

同じ企業に勤める

仲間だしね~

それに美人に不幸は

似合わないでしょ~?」

と相変わらず

【良い人水島】

を演じるが今日は

【良い人水島】

の調子も絶好調の

ようでここ最近

連夜で極上な柔肉

を頂いたせいか、

全てにおいて調子が

良く感じるのは自分でも

怖い程だ。

私のような人間は死ねば

地獄行きは確定だろう。

まだ私が既婚者であった

頃から居たホステス、OL

などの愛人たちも飽きて

別れれないような雌は

張に頼み始末してきたのだ。

ついこの間は珍しく張が

ミスをして躯が見つかり

最近府警の私服警官に

しつこくつきまとわれ

鬱陶しいが橋元社長の

コネクションがあれば

それも問題ないだろう。

そう言えば橋元社長はあの

私服警官の女2人にまで

興味を持たれていたが・・・

どうなる事やら・・・

しかし今の吉澤の私を見る

目は・・・

もしかしてこの女も

かなり欲求不満か?

確か旦那は薬剤師とか・・

上手くいっていないのだろうか?

それなら堅い人妻を

堕とすいつもの

【絡め手】

を使う必要も

なくストレートに

当たってみるのも手か?

探りを入れてみて行けそうなら

名刀の虜にしてやり

難しそうならまた

何か手を考えるか?

それより今はこの

幸の薄そうな三崎を

何とかしてやらんとな。

色々な意味で・・・

「いえ・・・

そんな美人なんかじゃ・・

私なんて吉澤さんや・・・

水島さんの部署の

岩堀主任や神宮寺さんに

比べたら全然ダメですよっ・・」

私がそんな事ないっ

と優しくフォローを

入れようと思ったその

瞬間、先に吉澤が

「梓ちゃん何言ってんのよ~

もし梓ちゃんが今離婚したら

求婚者が殺到するって~

それくらい可愛いんだからっ

自信持たなきゃっ

ね~水島さんっ」

少し酒が入っただけで

やけにテンションが高く

それに比例して受付嬢の

時のしっとりした落ち着いた

声とは真逆の明るく大きな

声で吉澤が三崎を励まし私に

振る

「そうそうっ

もしそんな事になったら

私立候補したいくらい

ですよ~

前の嫁はチャキチャキした

所があり上手く行きませんで

したから三崎さんのような

大和撫子のような奥さん貰えたら

幸せでしょうな~」

「えっえっ・・・

そんな・・・

私なんて・・・・

あっでもありがとうございますっ」

こんなノリでこんなテンションで話して

いる私と吉澤の会話の流れから本気で

照れて俯く三崎は本当にウブなのだなと

思いテーブルの下で私の名刀が肉をよこせ

肉をよこせと疼きに疼いている。

「え~水島さん

梓ちゃんみたいな子がタイプですか~?」

と吉澤が食いついてくる。

「えっ?あっ・・

まあね・・

私も今日初めてまともに

話したんだけど・・

まぁ・・

凄く良い子じゃないか~

しかし吉澤さんキツイな~

そこそんなに食いつかれたら

私も恥ずかしいじゃないかぁ~」

「解っていますよ~

梓ちゃんを元気付けてくれようと

思ったんですよねっ」

と吉澤が私に何故か良いように

解釈してくれて勝手に株が上がって

いってくれることに内心では驚きながらも

込み上げてくる燃える下心を抑えるのに

必死でいるとボソリと三崎が口を開く。

「ありがとうございます・・・

水島さん・・・

元気ですよっ私っ

今日こうしてお話しも聞いて

頂いていますし・・

あの・・

それで・・

私が無知で申し訳ないのですが

このような場合って・・

どのようにするのが1番

宜しいか・・・

アドバイス頂けないでしょうか・・・

宜しくお願い致します」

三崎が先程の無理に作った笑顔

ではなく何だかスッキリしたような

それとも開き直ったような本当の

明るい笑顔でそう言うと正座したまま

膝に手を揃え深々と頭を下げた。

「あっ・・・

そうだったよねっ

ごめんね。

話、脱線しちゃったよねっ」

「あっ私が変な事水島さんに

振ったからだよねっ

ごめん~梓ちゃんっ」

と吉澤も舌を出しながら

反省したような表情で、

これはかなりそそるものが

ある表情ではあるが私も

名刀を鞘に納めここは勿体ないが

このパターンであると三崎には

木島を紹介するのが

【我が社】

的にはベストであろうと考え

「あっそれでね・・・

そのさっき三崎さんが言っていた

ご主人と三崎さん自身のカード

もう限度額一杯って言ってたけど・・

具体的に何枚くらいカードがあるのか

それと合計したらどれくらいの

金額の借り入れがあるか・・・

ちょっと言いにくいと思うけど

教えてくれないかな?

それと今の月々の返済額がどれくらいか?

と言うのもね・・・

実は私のお世話になっている社長さんから

紹介して貰った方で・・・

私の紹介であれば無利息である程度の金額まで

なら融資してくれる人が居てね・・・

ただその人に紹介するにも金額が解らないままじゃ

どうしようも無いからね~」

三崎がえっ?

というような表情になり

その後パッと明るい表情になる。

「えっ無利息でですかっ!?

はい金額ですねっ

すぐに確認しますっ」

と三崎がバッグの中から

可愛い熊のマスコットキャラの

絵が表紙の手帳を出してくる。

「え~!

そんな人知り合いに

居たのですか~?

やっぱり水島さんって

凄い~」

と吉澤までが私を羨望の眼差しで

見て来るのは思わぬ副産物であり

「あっ・・

水島さんっ・・

これです・・・

主人のカードが6枚で・・

50万円が3枚・・

30万円が1枚に10万円が2枚・・・

合計200万円で・・・・

私の分が3枚で合計70万円です・・・

2人合わせて270万円で・・

月々の返済が16万円くらいづつ返していますが・・・

殆ど利息で元金が少しづつしか減らなくて・・・

元金が減ったと思ってもカードが返済で使えるように

なればまた主人がお金を出しちゃいますので・・・」

とさっきまで少し明るくなっていた三崎が

また曇り出す。

(270万かぁ・・・・

木島に300万貸すように

伝えておくか・・・

橋元社長から預かっている

運転資金もまだまだ余裕が

あるしな・・

三崎なら社長も喜ぶだろう。

一括返済させてあげれば後は

言いなりになるだろう・・

あの木島の鬼畜刀に貫かれる

この幸の薄そうな清楚な若妻

か・・・

良い絵が撮れそうだな・・・)

「金額初めて聞いたぁ・・

そんなに・・・

やっぱり離婚だって~!

梓ちゃんっ」

金額を聞きテンションが高くなって

いる吉澤が怒り出す。

「えっ・・・

あっ・・・でも・・・

はい・・・

そう思うのですがぁ・・・」

と吉澤に詰め寄られ困っている

三崎。

「う~ん・・・・

ちょっと待ってね~

270万円かぁ・・

月々16万円・・・

あのね~三崎さん・・・

まだわからないんだけど・・・

月々の金額の何か月分かは

借りれると思うよ・・・

ただね・・

全額はちょっと解らないんだ・・・

その人は個人で貸してくれる人で

私の紹介だと利息は取らないんだけど

正規に貸金業をしている人じゃ

ないんんだよ・・・

そうなるとこの270万円を

借りた場合に利息はつかないけど

返済は今まで通り16万円とは

いかないまでもある程度の金額になると

思うんだ。

それでも今までよりは楽になると思うけど・・・

私が心配なのはね・・・・

もし万が一話が上手くいって

この270万円の融資を受けたとして

も必ずご主人には見つからないように

現金を全て返済に当てれるかい?

それとね。

さっき吉澤さんが三崎さんに

離婚だってせっついていたけどね。

それはきっと今回上手く返済

できたとしてもまたカードが

使えるようになったとしたら

ご主人がまたカードを使い同じ事を

繰り返すのを心配してたんじゃないかな~?

今回私が力になれたとしてもまた

三崎さんがご主人の手により同じ目に

合うのなら・・・

やっぱり借金のことと同時に

ご主人のことも考えなきゃいけないと

思うんだよ。

ご主人に変わって貰えるか?

ご主人のカードも含め全て処分できるか?

本当に離婚してしまうのか・・・

それは三崎さん次第だけど・・

もしね。

良ければそちらの方も力になれればなるからね。

あっそれとごめんね。

長くなってしまって・・

どうする?もしその人紹介しても

良いのなら今から連絡して三崎さんの事

話すけど良いかな?」

と極上肉を2枚連夜に平らげたのが

原因かどうかは解らないが依然絶好調の

私は

【良い人水島】

ワールドを全開にし語った。

三崎より先に吉澤が

「水島さんありがとうございます・・・」

と目を潤ませていた。

三崎は正座したまま真剣な表情で

聞いていたが

「・・・・

やはり・・・

そうですよね・・・

私もホント言うとそこが心配です・・・

でも今のままでは・・・

平安住宅に勤務する事も

子供を育てる事すらできなく

なりつつありますので・・・

そんなに良い条件で融資して頂き

今の高い利息のカードローンを

清算できるのならそれに優先するものは

私にはございませんので・・

主人のカードも寝ている間に取って

私のカード共々ハサミで処分します。

お約束しますからどうか水島さん・・・

その・・・

お知り合いの方紹介してください・・

お願い致します・・・」

三崎は真剣な表情で最後は涙ぐみながら

正座したまま手を揃え私に頭を下げた。

横で見ていた吉澤も目を潤ませている。

【良い人水島】

は無言で三崎の視線を受け止め頷くと

電話を取り出し木島に連絡した。

伝えた内容は

融資を受けたい人が居る。

金額は270万円。

既婚者の女性。

途中で三崎の年齢をはっきり知らなかった私は

「三崎さん?今何歳?」

と聞き

「はい・・・25歳です」

との応えに。

年齢は25歳。

使用目的がカードローンの返済。

と伝えると木島は美人ですか?

と聞いて来た。

「ええ」

と応えると

木島は

じゃあ、いつものように

伝えておいて下さい。

日時はその子の好きな時で

良いですよ。

と電話を切った

私は切った電話にさらに

「はい。

ええ。是非前向きに

ご検討ください。

私の大切な同僚なので・・・」

と大袈裟に電話越しに電話を持ちながら

頭を下げる芝居まで打った。

電話を切り私は・・・・

「ふぅ~」

とため息をつき

何故か吉澤までもが正座して

三崎と共に私を見守っていて

電話を切った私に2人の視線が注がれる。

「うん・・・

とりあえず会ってくれるって・・・

金額が少し大きいから・・・

融資できるかどうかは会ってから

決めるそうだよ・・

あっでも私からもお願いしたから

多分大丈夫だよ。

それと三崎さん場所はここね・・・」

と私は木島が住むオルガノの住所を

手渡した。

「ありがとうございます!

本当にありがとうございます!」

とメモを受け取り何度も頭を下げる三崎。

「あっ三崎さんの都合の良い日に

来れば良いって言ってたからいつにする?

また私から連絡しておいてあげるから」

「はい・・・

それではできるだけ早い方が私も

良いので明日・・・

お休みして良いですか?吉澤さん・・・」

と三崎が吉澤の方を見ながら

無言で何度も頷く吉澤。

「先輩の許可が出ましたのででは明日で

お願いします」

と可愛らしい笑みを浮かべながら

三崎が私の方を見て

「それでは時間は13時てことで

伝えておくね」

「はい。

解りました」

と三崎が大きく頷くと

後は少し談笑し三崎は

通勤が少し離れた所から

来ているとの事でお開きに。

勿論店の支払いは私が済ませ

店を出ると私と吉澤に何度も

頭を下げて駅の方へ消えて行った。

《第4章 寝取る者に寝取られる者 第15話 好調な狡猾者 水島喜八》




人妻援護会


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筆者紹介

千景

Author:千景
訪問ありがとうございます。
ここでは私千景が書いた小説を紹介させて頂きたいと思います。
ほぼ私と同年代の既婚者が主役のものになるかと思います。登場人物同士が
つながりを持っていて別の物語では最初の物語の主人公が脇役を務める様な
小説全体につながりを持たせ想像を膨らませていけたらと思っております。
どうぞ宜しくお願い致します

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