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第4章 寝取る者に寝取られる者 第16話 好調な狡猾者2 水島喜八

三崎梓を吉澤と共に見送った後

明日が楽しみだと・・・

内心思いながらあの鬼畜の木島が

あのまだ大学生の様にも見える

小柄で華奢な人妻、三崎梓を

どう喰らうのかどう蹂躙するのか

と考え木島に嫉妬心を覚えながら

今日はそろそろ帰るか・・・

と思い吉澤も夜道だし送ってやるかと

【良い人水島】

の最後の詰めを忘れないようにしよう

と考えていると吉澤が

「水島さんっ

今日お昼に相談したばかり

なのに梓ちゃんの為にこんなに

親身になってくださりありがとう

ございました。」

と深くお辞儀をする。

さっきまで少しほろ酔いで

普段の平安住宅受付嬢

吉澤美智子とはかけはなれた

テンションの高い吉澤ではなく

今のこの姿は私服とはいえ

また平安住宅の受付嬢の姿に

戻っていた。

「いやいや。

君に最初に相談を受けた

時は君の事かと思い少々

驚いたが・・・

まあ三崎さんも上手く融資を

受けられると思うよ。

(木島には抱かれるだろうがね)」

「水島さんの御蔭でね」

と笑顔でまたテンションの高い

吉澤に戻った様な感じで

「水島さんって

まだ飲み足らない事ないですか?

実は私・・・

さっきまで梓ちゃんのことが

心配であまりお酒が進まなかった

ので少し飲み足りないかな~」

おっこれは・・・

もしかしてもう1件の

パターンかね?

うん?

喜八よっ

今週のお前はどれだけ肉運

に恵まれているのかね?

しかも極上ステーキ3枚目とは

いささかカロリーを取り過ぎ

ではないのかね?

いかんいかん・・・

吉澤はただ飲み足らないだけ・・

急いては事を仕損ずる・・・

この吉澤は後々使える女よ・・・

ここは

【良い人水島】

のままこの流れを楽しもう。

そう思い私は

「そうかい?

それでは次は少し趣向を

変えて大人の雰囲気のBARに

でも行くかい?」

と誘ってみる。

「え~!

良いんですかっ!

行きます~!」

と嬉しそうな表情の吉澤。

「しかし・・・

私は独り身・・・

遅くなってもとやかく

言う者も居ないが・・・

吉澤さん・・

ご主人は大丈夫なのかな?」

「えっ?

あっ・・・

良いんですよっ!

あんなマザコンッ・・・」

うん?

何かね?

吉澤さん?

これはもしかして・・・

今旦那と不仲タイムかね?

うん?まだ三十路にも

満たないその熟れ頃の豊満

ボディを持て余しているのかね?

私の名刀がセンサーとして働き

吉澤のボソッと呟いた

マザコンなるワードを聞き逃す訳も

無くしかしここは食い付き過ぎるのも

節操無しとし

「マッ・・・

マザコン?」

と少し驚き何の事かな?という

ようなとぼけたふりをしてみる。

「えっ・・

あっすみません。

良いんですっ

こちらの話で・・・

あっ主人なら大丈夫ですよっ」

「そっそうかい?

まあ三崎さんだけじゃなく

吉澤さんも色々あるのだね。

そのあたりは少し大人のBARで

事情徴収しちゃいましょうか~」

と徐々にジャブを打って行く私。

「そうですよ~!

梓だけじゃなく私の話も聞いて下さいよ~」

と吉澤は私の右腕の袖を掴むように

少し甘えた表情というか膨れた表情が

小悪魔的に見え今日1番のそそりを私の

名刀に与える。

「ええっええっ

聞きますとも~

先程も言いましたが

美人に不幸は似合わんですからな~

ははっ」

「ぶ~!

水島さんって優しいけど

みんなに優しそう~

何か腹立つ~」

うん?

それって何かい?

君はこの名刀を一人締めしたいと

そう申しているのかね?

「ええ、ええ

私は美女には公平に

優しくしますよ~

勿論吉澤さんにもですがね」

そんなやり取りをしながら

私は私達(橋元、木島、私)の

ホームグランドとも言えるBAR

KONGに吉澤を連れて行った。

このKONGのマスターの

コングこと西川明も橋元社長に

世話になっている人間の1人で今では

私の指示にも良く従う使える男である。

コングには私が女性と2人で来店した場合は

女性の飲み物には超協力媚薬を施すよう

言い伝えてある。

地下に降りる階段を下り

店に入るとさすがに週の半ばの木曜日

店にはカウンターに1人とBOXに1組

客が居るだけでいつもよりやや寂しげな

店内でコングが私を見て

「水島さん

いらっしゃいませ

今日はまた美しい方と

ご一緒で・・・

会社の方ですか?」

と声を掛けて来る。

「ああ。

コング君この方は

うちの会社の吉澤さん

綺麗だろ?

うちの会社の顔で受付をして

くれている社でNO1の美女

だからね~」

とカウンターの最奥に

吉澤を座らせるようにして

私は奥から2つめに腰を下ろす。

「もう~

1番なわけないじゃないですかっ!

初めまして~

コングさん?

コングさんってなんかイメージ

に合っているかもっ!

あっすみませんっ

吉澤です~宜しくお願いしますねっ

コングさんっ」

吉澤はBARのやや薄暗い雰囲気がそうさせるのか

義経で既に飲んできた少量のカクテルの酔いがそう

させるのかかなりテンションが高く

「受付の方でしたか~

どうりでお綺麗な方だと

思いましたよ~

はい。

コングは学生時代からのあだ名で

そのまま店の名前にしました。

他のお客様にもよくイメージ通りだと

言われますよ。

お蔭でお店も上手く行っておりまして・・

あだ名をつけてくれた友人に感謝ですね」

とコングが吉澤の高いテンションとは

反対に落ち着いた対応で

「コング君。

私は今日はブランデーを

いつものやつで頂くよ。

吉澤さんは何にするかね?」

吉澤はカウンターの前の私の

隣の回転式の椅子に座り脚を

組むと膝丈の白のフレアスカートから

伸びる美脚が少し捲れ上がったスカートから

覗きカウンター下で晒される。

パンストは受付の制服から私服へ着替えた

時に脱いだままにしているのかどうやら素足の

ようでこの季節なら私服時は当然かと思い季節に

感謝する。

フフフ・・・

吉澤め・・・

細身な上半身の割には

結構良い下半身している

ではないか?

長身なだけに全体的な

肉はかなり食し甲斐がありそうだが・・・

こいつのこの性格・・

普段の締め付けられた受付嬢の

職務から解放されたこの感じ・・・

おそらくかなりSEXが好きなタイプの性格

だな・・・

これで旦那が下手くそとか租チンとか

であれば相当欲求不満が溜まって

いるだろう・・・

そこでだ・・・

さっきのマザコン発言・・・

フフフ・・・

時代はこの喜八を中心に回っているのさ・・・

私が吉澤の素足の揺れに妄想を膨らませて

いるとコングが私の注文したブランデーに

私が妄想中で聞き逃した吉澤が注文した

恵果珍種のジンジャ割を私達の前に置く。

勿論吉澤の飲み物には無味無臭の超強力媚薬が

混ぜられているのはコングの仕事である。

私はこの後の吉澤をどう調理し喰らおうかと

中島や岩堀の身体と吉澤のまだ見ぬ身体を比較し

考えて妄想にふけっていると

「・・・・さんっ」


「・・・しまさんっ!」

腕の袖の部分を掴まれ正気に戻る。

「水島さんってばっ!」

「あっああ・・・

ごめんごめん・・」

「どうしたのですか~?

ボーとしちゃって~

あ~!

きっと梓ちゃんの事考えて

たのでしょう~?

もうっ今は私と飲んでいるんだから

少しは私の話も聞いて下さいっ!」

吉澤がまさか自分がベッドでどう

責められるかを私が想像していた

とは思ってもおらずに先ほどまで

3人で飲んでいた今日の相談相手の

三崎の事を考えていたなどと思い

少しふくれている。

これはもうどう考えても

【良い人水島】

効果がてき面に現れ吉澤は

私を会社の先輩として信頼し

今やもう1人の男として興味が

湧いてきているとしか思えない。

それとも旦那に余程不満があり

今は誰でも他の男にすがりたい

そのような心境なのか?

「あっごめんごめん・・・

少しね・・

三崎さんの事考えてたよ。」

吉澤が脚を組み替えながら

私の背中を叩く

「もう~!

ずるい~!」

吉澤はかなり酒乱の気が

あるみたいだ。

あの受付嬢の時の吉澤から

はおよそ想像できない乱暴者

っぷりに私は背中を叩かれながら

笑顔で吉澤の組み替えられた

事と私の背中を叩くアクションに

よりかなり捲れ上がっているが

直そうともしない吉澤の暗がりでも

その白さが解るみずみずしい太ももに

視線が奪われつつも

「いたいっいたいっ

ごめんごめんっ

いやっでもねっ

気になるでしょ?

やっぱり・・

多分大丈夫だとは思うけど

明日三崎さんがちゃんと融資

してもらえるかとか

その後も旦那さんのカード

キチンと処分できるかとかね・・」

「え~っ

そっち・・・・

あっすみませんっ

私叩き過ぎっ・・・・

てっきり水島さんっ

梓ちゃんが可愛かったな~

ってボーッとしていたのかなと・・」

「おいおい・・

それで私の背中をあんなにバシバシ

やったのかい?」

「すみません~」

と舌を出して小悪魔の様に

笑う吉澤。

「あっそう言えば・・・

吉澤さんも何か悩みあるみたいな

事言ってたよね?

私で相談相手になるかは

解らないけど良かったら

聞くよ~

だからもう叩かないでね」

とここでも笑顔で

【良い人水島】

は全開で

「わぁ~

やっぱり水島さんは

優しい人っ」

と私の腕に手を回してくる

吉澤。

私は逃げる事も避ける事も

せずに自然に振る舞ながら

吉澤の胸の感触を楽しむ。

う~ん・・Bか?Cか?

張りは極上だな・・・

「実は・・

私旦那とあまりうまくいって

いないのですよ~

梓ちゃん所みたいに・・・

経済的な事じゃなく・・・

私今主人の実家で暮らしているのですが・・・

主人のお母さんがね~」

そういうと吉澤はまた脚を組み替えながら

媚薬入りの恵果珍種のジンジャ割を一気に

飲み干した。

「うん・・

さっきもちらっと

言っていたけどその・・

マザコンってやつ?

それと関係あるんだね?」

と私が補足してやると

吉澤は絡みついた私の手に

更に身体をおしつけ

「そうなのですよ~!

もうウチの旦那って

何にも1人でできないしっ

っていうか何にも1人で決めれなくて

いつもいつも私じゃなくお義母さんに

相談ばかりしてっ!

それで私と意見が合わなかったりすると

お母さんが言ったからとかっ!

お母さんが決めてくれたからっ!

ですよ~!

あんなにマザコンだって結婚するまで

気づかなかったんです~!

薬剤師だから経済的には安定していても

男としてどうなの~?

ってなりますよね~」

なるほど・・・

それは典型的なマザコンだな・・・

母親の過保護が過ぎ結婚した

子供の生活にまで関わっていく

息子をダメにするタイプか・・・

フフフ・・・

私とはまるで正反対に幸せに育って

きたんだろうな・・・・

この話を聞き私は吉澤の顔も知らぬ

旦那を地獄に落としてやりたい衝動に

襲われていた。

私は今聞いた吉澤の旦那の母親とは

正反対の母親に育てられた。

そして父親に至っては・・・・

まあ私の事は良いだろう・・・

フフフ・・・

顔も知らぬ吉澤さんのご主人よ・・・

この女はアンタのようなマザコンには

勿体ないぜ・・・

このSEXの天才水島喜八がアンタに代り

たっぷりと奥さんの欲求不満を解消しておいて

やるかなら

お前はお母さんの乳でもしゃぶっていろよっ

「う~ん・・・

それは・・・

確かにキツイね~

でも吉澤さんもウチでもう長いから

それなりの収入もあるし・・・

ご主人も薬剤師なら結構収入有るんだから

実家から出れば良いんじゃないのかな?」

と今日は最後の最後まで

【良い人水島】

で行く予定なので。

コングが気を利かせ

飲み干した吉澤に同じ

恵果珍種ジンジャ割媚薬入りを

勝手に作り差し出す。

差し出されたグラスを

ペコリと頭を下げまた

一気に半分ほどまで飲み干した

吉澤は私の腕に胸を押し付け

「そんなの~

何回も言っていますよ~

でもあのマザコンお母さんと

一緒なら引越しするって・・・

もう私呆れてはあっ?って

なっちゃいましたよ~

それに・・・・

それにですよっ

実家じゃお母さん居るから

いちいちエッチするのも

ホテル行かなきゃできないの

ですよ~!

しかもホテルに行っても

実質始まったら5分ほどで

終わるし・・・

もうっこの間なんか

月に1度行くか行かない

ホテルに行こうと約束していた

日にお母さんを買い物に送って

行かなくちゃいけなくなったから

また今度・・・

ですよ~!

もう私浮気してやるっ!

って家飛び出しちゃいましたよっ

結局ネットカフェでひと晩漫画読んでた

だけでしたが・・・」

私は吉澤の勢いに押され

心地よい胸の感触はありがたいが

何か私が怒られてる感じになって

少し身を引いていた。

しかし吉澤が酔った勢いとは

言え私にとってはかなり面白い

話を聞けた。

「うっうん・・・

まっまあね・・・

確かに引っ越しても

お母さんが付いて来たら

意味ないしね・・・

しかし・・・

それは旦那さんだけじゃなく

お母さんにもかなり

問題ありそうだね・・・

こう言っちゃ申し訳ないけど・・」

私はこのチャンスをものに

すべく至って冷静に事を運ぶ。

まずは吉澤の会話での不満を

全て受け止める事に徹した。

「そうなのですよ~!

うちの主人31歳なのですがっ

31歳の大人をそこまであまやかしたりします~?

普通?

しかもお義母さんまでうちの主人を頼りに

しているからすぐに近くでも車で連れてって~

ですしっ

この間もいつも洗濯とかしてくれるのは

私も仕事しているので有り難いんですが

私の下着まで洗うしこの下着ちょっと

派手過ぎない?とかっ

隠すところが少ないから

こんなの義ちゃんの好みじゃないわっ・・・

ってもう余計なお世話なのです~!

あっ義ちゃんって主人でうよっ義則って

言いますので・・・」

マジか・・・

もうそれは本気で痛い母親だな・・・

しかし・・・

吉澤そんなに派手な下着付けてるのか?

しかもかなりSEX好きと見えるな。

「ああ・・・

それはダメだなぁ

う~ん・・・

そこまで干渉されたら

そりゃストレスも溜まるよなぁ」

私は真剣に聞き相槌を打ちながら

一気に喋りすぎて息を切らしている

吉澤の背中を軽くさすってやる。

「まあ・・・

さすがに私も吉澤さんの

お義母さんをどうこう

することはできないけど・・

今日はゆっくりストレス解消

しましょう・・・

ねっ」

とそれはここで酒を飲んでか

このあとの事かははっきりと

明記せずにそう告げる。

「水島さんって

本当に優しいですっ

今日は沢山ストレス解消させて

貰いますっ」

とさっきまで少し興奮気味で

表情も険しかったがまた例の

小悪魔のような笑顔が戻り

そしてカウンターの下で吉澤の

手が私の手を握ってきていた。

私が100%いける・・・

と確信した瞬間であった。

《第4章 寝取る者に寝取られる者 第16話 好調な狡猾者2 水島喜八 終わり》

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第4章 寝取る者に寝取られる者 第17話 翌朝 水島喜八

三崎梓から思いがけぬ

相談を受けた翌日。

今朝は三崎の相談を私に

持ち掛けた平安住宅の

受付である吉澤美智子は

私の家から出社する事に

なった。

昨日BAR KONGを出た後

私の家で少し休憩するかと誘ったら

吉澤は赤らめた頬をしながらコクリと

嬉しそうに頷いた。

私が

「また

ネットカフェでひと晩

漫画読んでいた事に

すれば良い」

と言うと吉澤は

「もうあんな

マザコンもバカ親も

知りませんっ!」

と膨れていた。

翌日も仕事の為にKONGの

ある歓楽街の界隈にはバカな

オヤジがホステスに貢がされる

様の夜通し開いている服屋があるので

翌日出社するように服を買ってやり

私の家に向かった。

タクシーで15分ほどで私のマンションに

着くとエレベーターで私の部屋のある506

号室の5階に上がる。

エレベーター内で吉澤がまたKONGでしていた

ように私の手を握って来る。

「私・・・

居酒屋で水島さんが

梓ちゃんの相談に

真剣に乗ってくれている

姿を見て・・・

こうなりたいと・・・

思っちゃいました・・・」

とキスをしてきた。

私は吉澤のキスを受け入れると

彼女の細い腰に手をまわし

5階に着くと彼女の腰に手を回した

まま部屋に歩を進める。

「まさか・・・

君のような美人が

私の部屋に来てくれる

なんてね・・・

マザコンの旦那さんには

感謝かな?

ハハッ」

「美人じゃないですからっ

もうっ・・

あのバカ義の事は

言わないでっ

何か私っ

さっきのBARで飲み過ぎた

みたいで・・・

身体が熱いんです・・・

水島さんっ」

と部屋に入るなりまたキスを

してくる吉澤。

私はコングに良い仕事するぜっ

と心の中でコングを称えながらキスをして

きた吉澤を玄関の電気を片手で付けると

吉澤の背中に手を回し電気を付け終えた

もう片方の手で吉澤の細い手首を掴み

2人共キスをしたまま靴を脱ぎリビングの

ソファへと連れて行く。

クチュクチュ・・・・・

チュッチュッチュッ・・・

吉澤・・・

かなり慣れているな・・・

これは結婚前いや・・・

もしかしたらその後もかなり

やっている感じだな・・・

「あぁ・・・

水島さん・・

素敵です・・・

私もう・・・

キスだけでこんなに

感じるの初めて・・

はぁはぁ・・・」

ソファに押し倒した吉澤の水色の

薄地のカーディガンを剥ぎ取るように

脱がすとその荒々しさにまた声を上げる

吉澤。

フフフどうだい?

脱がし方1つ取ってもマザコン旦那より

私の方が感じるだろ?

中にはノースリーブの白のインナーから

覗く細い肩の脇から見える濃い目の紫色の

ブラジャーの紐がまた私の名刀のそそりに

火を点ける。

「吉澤さんも・・・

かなり慣れてるね~」

と言い片手で服の上から形の良い胸を揉み

もう片手で既にまくれ上がり白い太ももを

露出させてしまいその付け根に見える濃い

紫色のフロントTのような下着の上から股間に

手を当ててみると驚くほど湿らせていた。

媚薬の効果もあるだろうが相当欲求不満であった

ようだ。

股間に手を当てただけで吉澤は仰け反り

「はぁぁぁぁぁんっ!

水島さんっ!

やっぱり・・・触り方が大人ですっ」

と歓喜の声を上げている。

湿り具合を確かめた後私は

吉澤の首の後ろに手を回し

起こしてやりソファの背もたれに

もたれさせる。

「あぁ・・

水島さん・・

もっと・・

もっと・・・してください・・・」

「勿論するさ~

ちょっと待ってね・・・

吉澤さんのエッチな

下着みたら

私ももう脱がなきゃ

ここが痛くてね・・・」

と本当にスーツが履いていられない

程私の名刀は唸りを上げていた。

手早くスーツにYシャツを脱ぐと

グレーのボクサーパンツ1枚になり

やっと股間の締め付けが緩くなる。

その姿を見ていた吉澤が私のボクサー

パンツの上から手を這わせてきて

「えっえっ・・・

水島さんの・・・

すご~いっ!

私こんなの見た事ないですっ!」

「うおっ・・・

吉澤さんっかなり触りなれてるねっ

気持ち良いよっ」

名刀に指を這わせもう片手で玉袋を

優しく撫でる吉澤の手の動きのやらしさに

私の名刀はさらに斬れを増していく。

「そんなに慣れていないですっ

それより・・・

うわっすごいっ!

まだ大きくなりますよ~」

と私のボクサーパンツは吉澤に

脱がされここ最近はこちらからの

一方的な凌辱をすることが多く

私もトランスした状態でのSEXが

多かったため

【良い人水島】

のままSEXに至れるのは本当に

久々であった。

しかしこの吉澤の積極さは媚薬の効果も

あるであろうが元々かなりのSEX好きで

旦那にはかなりのSEXに対する不満が

あったと思える。

そりゃ・・

ホテルでベッドに入り5分で発射じゃな・・・

しかし旦那の気持ちも解る・・・

この吉澤の普段とのギャップ・・・

男の欲情を掻き立てるやらしい下着。

そしてこのテクニック。

おまけにこの身体にこれだけの美人だ。

並の男じゃすぐに果てるのは道理だ。

吉澤は私の鞘から抜かれた名刀喜八を

歓喜の表情を浮かべながら

「すごい・・・

こんなに大きなのって・・・

あるんだ・・

水島さん素敵すぎますっ」

と目を潤ませて舌で亀頭を

数度キスするようにしてから

舐めるとソファの上に正座

し徐々に口に含んでいった。

半分くらいまでしか口に

含めてはいないが吉澤の

フェラチオの技術は相当な

もので歴戦の私もここまでの

フェラチオテクニックは

中々思い出せない。

唯一、元妻の美千代だ・・・

美千代は始めはそれほどでも

無かったが私と仲睦まじき頃は

SEXの頻度も多く回を重ねる

ごとにその技術はみるみるうちに

向上していった。

美千代の唇もそう言えばこの

吉澤の様に肉厚だったな・・・

肉厚な唇の女はフェラチオが上手いのか?

「ううっ・・

吉澤さんっ・・・

こんな技どこで覚えたの!?

気持ち良すぎるよっ」

吉澤は私の名刀をその肉厚な

鞘に納めたまま

また小悪魔のような上目使いで

目だけの表情で笑みを浮かべ私を

見る。

その表情が極上のフェラチオテクニックで

久々のピンチを迎える私の快感を増幅させる。

吉澤はその肉厚な唇で私の名刀の先端半分を

咥え込み前後させながら手では玉袋を直接くすぐる

ように撫でそしてその小悪魔のような瞳で

笑みを浮かべ私を見上げる。

あの平安住宅の玄関口で凛と立ち、来客には

礼儀正しくはっきりとした物言いで案内する

吉澤美智子。

165㎝前後であろう長身で濃紺の受付嬢の制服に

身を包み緑と赤のチェックのネッカチーフを巻き

颯爽と案内する吉澤美智子。

29歳の人妻、吉澤美智子。

こんな極上のフェラチオテクニックを持っていたとは・・・

ジュポジュポジュポッ・・・

チャプチャプッ・・・ペロペロ・・

あぁ・・・

これは・・・

ううっ!!

私は久々の敗北を喫した。

まさか15歳も年下の女に口で逝かされるとは・・・

この水島喜八初の経験に全身に吉澤の口からもたらされる

快感が走り吉澤の口内に大量にこの喜八の何億という分身を

ぶちまけてしまう。

「はぅっ!・・・

吉澤さんっ!」

私は吉澤の頭を掴み喉の奥まで名刀を

差し込んだ。

「んんんっ

んぐぐぐっ

きゃっ苦しですよっ

はぁはぁはぁ・・・・」

ゴクンッ・・・

「飲んじゃった

ははっ熱いのが

一杯出ましたね~

水島さん~」

吉澤は私の精子を飲み込み

私の玉袋を撫でながら私の

名刀を握りしめ上目使いで

私に微笑む。

「はぁ~・・・・

まさか口だけで逝かされる

とはね~

久々の経験だよ~」

「気持ち良かったですかぁ?

水島さんっ」

とさらにまた私の名刀を

手でしごきながらキスをしたり

舐めたりしてくる吉澤。

「気持ち良すぎたよ~

私もお返ししなきゃね~」

と正座しながら私の名刀を触ったり

舐めたりしている吉澤の頭をなでながら

「吉澤さん。

今日も暑かったし

ちょっと一緒に

お風呂へ入ろうか?」

と言うと吉澤が私の

股間を再び咥え込んだまま

頷いた。

《第4章 寝取る者に寝取られる者 第16話 翌朝 水島喜八 終わり》




第4章 寝取る者に寝取られる者 第18話 鏡

平安住宅がある都心から少し離れた

所にある11階建てのマンション

デイライト。

その5階にある一室の浴室で

全裸の2人の男女が抱き合い

お互いの唇を吸い合っている。

1人は細身だが筋肉質。

鋭く細い眼光に髪は少し白髪が混じる

黒髪のオールバックで

やや額の広がりが見える男。

その両足の間からそそり立つ

男性の象徴は通常の男性のそれ

とはサイズが異なり彼のヘソの

位置よりまだ上に亀頭が位置している。

女性は後ろに1つに束ねた長く

つややかな黒髪をしていて

長身で向かい合い身体を

まさぐり合うその男性よりは

10㎝ほど低い。

均整の取れた

プロポーション。

男性を見つめるぱっちりとした

瞳に長いまつげ、通った鼻筋に

少しぼってりとした男性を誘うような

肉厚な唇。

大きくはないがパンッと張った形の

良い胸に細い肩から二の腕。

括れた腰にそのサイズの殆どが

下へではなく後ろへ突き出たような

肉付きの良いヒップ。

そのヒップを支えるためにやや肉付きの

ある太ももからすらりと伸びた膝下。

そして男性の手が届き中指が差し込まれて

いる濃くも薄くも無い茂み。

既婚であるが出産経験のない彼女の

茂みの間で開かれいる陰唇は

男性の中指1本の挿入でもきつく

吸い付くように締め付ける。

男性は平安住宅賃貸部門

主任代理水島喜八44歳。

一方この男性であるなら

誰もが抱きたいような色白の

美女は平安住宅受付

の吉澤美智子29歳。

今お互いがお互いの唇を激しく

求めながら浴室内でお互いの下腹部に

手で刺激を与えている真っ最中であった。

クチュックチュッ・・・

チュッチュッ・・・

「んんぅ・・・はぁぁんっ・・・

水島さん・・・

のここ・・・

凄い・・・

さっきあんなに私の

口に出したのに~

またこんなに大きく・・」

「吉澤さんの見事な

身体のせいだよ~

さすが我が社の受付は

顔も体も素晴らしい・・・

しかし吉澤さんがこんなに

スケベな子だとはね~

ここの湿りようはもう

普通じゃないね~

しかも私の中指1本しか

入っていないのにこんなに

吸い付き締めて来るとは・

余程マザコンのご主人の

には不満があるみたいだね~」

2人は吸い合っていた唇を

離すと先ほどリビングで

美智子の見事な口淫術で

口内に精子を放出してしまった

水島がここぞとばかりに攻勢に出る。

クチュクチュクチュッ!!

グチュチュチュチュッ!

「はぁぁぁぁんっ!

いやっ言わないでっ

水島さんっ

あっあああっすごいっ

お上手ですっ!

気持ち良いですっそんなに

指でされたらっ私っ

もう我慢できないっ!」

水島がお互い立って向き合ったまま

手で美智子の股間をまさぐった後

指を激しく出し入れすると浴室内に

美智子の淫液の滴る音が鳴り響く。

「さっきの極上の

フェラチオのお返しだよっ

ここかな?吉澤さんの良い所は!」

水島がさらに手首のスナップを効かせ

中指の第2関節部分を美智子の陰唇の

奥の内側の淫肉の中のスポットを捉える。

グチュグチュグチュッ!!

「あっあっあああっ!!

水島さんっいいっ!すごくいいですっ!

あああああっ!いやっ!こんなに

早くいっちゃう~!いやっいやっ!

水島さんのいじわるっ!

いやだっ!水島さんのでいきたいのにっ!

あっあんっ!いくっ!いっちゃいます~!」

美智子は水嶋にきつくしがみつくように

抱きついたまま手淫で激しく責められ浴室の

洗い場に放水しながら果てた。

「吉澤さん~

凄い潮吹きだったね~

吉澤さんはかなり経験豊富

みたいだね~

こんなに感じやすいのは

経験が豊富な証拠だよ」

「はぁはぁはぁ・・・

いやっ

そんな事はないです・・・

水島さんが上手いのっ」

美智子が水島にもたれかかるように

抱き着いたままうっとりとした

表情で見上げる。

抱き着いてはいるが右手だけは水島の自称

名刀をしっかりと握りしめてはいるが美智子の

手では回りきらずに。

「私のをそんなにきつく握って~

吉澤さんがこんなにスケベな子だとはね~

意外ですが嬉しい誤算だな~」

水島が自分の股間を握る美智子を

湯船に手をつくように誘導し

ヒップを突き上げるような

格好にさせる。

「いや・・・

そんな事ないですっ

今日は何だかしたくなっちゃって・・・

いつもこんなじゃないですからっ

ああ・・こんな格好。。。

水島さん・・・

お風呂暗くしてくれなきゃ

こんな格好恥ずかしいです・・」

「良いじゃないか~

綺麗なものは明るい所で

見なきゃね~

いや~良いお尻だね~

吉澤さんっ」

湯船に手を付き水島にその

白く肉付きの良い2つに肉球を

向けその間にある陰唇

からはまだ透明の液体がたらりと

したたり落ちている。

「あっああ・・・・

いやっ見られてるだけで・・

感じちゃう・・

いや・・・

水島さん早く・・・

早くしてください・・

はぁはぁはぁ・・」

「こんなに良いお尻を

突きだしておねだりしちゃうなんて

やっぱり吉澤さんはスケベな

子じゃないか~

いや~私のモノももう

準備万端で吉澤さんの中に

入りたいんがね~

こんなに良いお尻を見てしまうと

少しBARで背中をパチンパチン

叩かれた仕返しをしたくなるね~」

パシンッ!

「いやっ!あんっ!

え~水島さんっ

お尻叩いちゃいやだ~」

水島が軽く美智子のヒップに

張り手を与えると美智子のみずみずしい

豊満な白い柔肉が弾かれ揺れる。

それに連られそのヒップを支える

白く肉付きの良い太ももも激しく揺れ

水島の肉欲を刺激する。

しかしヒップを叩かれた美智子は口では

嫌と言うものの身体の芯に響く水島の

手から施される性感に震え熱い身体を

余計熱くさせていた。

「あれあれあれ~?

吉澤さんはこうされるのが好き

みたいだね~」

ペシンッ!ペシンッ!

水島がまた軽く美智子のヒップを打つ。

2日前に居酒屋義経のテーブルに

四つん這いにさせて

香澄のヒップを打ったその力とは全然違い

香澄を打った強さの半分にも満たない力なので

美智子も痛みを感じる事は無く。

「はぁぁぁんっ!やんっ!

水島さんのいじわる~!

お尻叩かないではやくっ・・・

はやく水島さんの・・・

いれてください・・・」

「吉澤さんはスケベな子だね~

こんなに良いお尻をたぷたぷ揺らして

そんなに私のチンポが欲しいのかい?

悪い子だね~」

「はい・・

欲しいんです~

今日は何か本当に

欲しくなっちゃって・・」

と湯船に手を突いたまま美智子が

さらにヒップを突き上げる。

すると水島はそのそそり立つ

由佳子に香澄を連夜昇天させた

凶器を美智子に差し込まずに

また中指を美智子の陰唇から

中に挿入した。

ぐちゅり・・・

「ひゃんっ!

あっ・・また指・・・

水島さんのばかっ!

指嫌っ!

おちんちんでいきたいのに~!

あっあああ・・・・・」

「こんな名器に入れると

またすぐに果てちゃいそうだからね~

楽しみは後に取っておくよ~

吉澤さんも長く楽しみたいだろ?

マザコン旦那は5分だものね~」

と湯船に手を付きヒップを突き出して

いる美智子の股間に指を差し込み

手の甲を上向けかなり激しく出し入れ

する。

グチュグチュグチュグチュグチュッ!!

「いや~!!

旦那の事言わないでっ!

あんな人もう知らないのっ!

いやっ指嫌なのっ!すぐにまた・・・

ああああっ!!

水島さんっ!ダメダメダメダメッ!

あああっ!」

「どうだい?

ここかい?これが良いだろ?

ほらっほらっ!また出るよっ!」

「いや~!!!

あっあっあああっ!!

いいっすごくいいっ!

指でこんなの初めてですっ!

あああっ!いくっ!またいっちゃいますっ!

いいっ!いいっ!あああっ!」

美智子は水島の技術に翻弄され

水島の手の動きに自然と腰を

合わせ前後してしまう。

水島の手からもたらされる

快感を身体全身を使い受け止め

より快感をむさぼろうとする

美智子はそのまま自分で激しく

腰を振りながら再び大量の淫水を

放出した。

プシュシュシュー・・・・・・・

美智子はそのままぐったりと

湯船にもたれかかるように

崩れ湯船に両手を付き座り込んでしまう。

「吉澤さん~

潮吹きは初めてじゃないだろ?」

「はぁはぁはぁ・・・

初めてじゃないですが・・・

2回なんて・・

無かったですから・・

しかもこんなに早く・・

水島さん凄い・・・

はぁはぁはぁ・・」

湯船の淵にもたれかかり

へたりこむような態勢で

美智子は肩で息をしながら

振り返ると丁度視線の先には

血管が隆起する美智子の経験内

では未知のサイズの水島の肉棒が

あった。

水島は湯船に近づきタオルを

美智子がもたれかかっている

横に敷きそこに腰を下ろすと

美智子の腕を引き立たせようとする。

「あっ・・・

水島さん・・・

すごい・・・」

美智子は2度の潮吹きで

まだ足元がふらつくが

視線は水島の股間を

凝視したまま

何とか立ち上がると

水島が湯船の淵に座って

いる自分に跨らせようと

美智子の身体を誘導する。

「こんなに大きいの・・・

入ります?

私・・・

初めてだから・・・」

「大丈夫だよ

あんなに沢山吹いたしね

ほらっまだこんなにビショビショ

じゃないか?」

水島の正面で水島を受け入れようと

少し脚を開きながら水島に近づく

美智子の陰核を弾くように指で

なぞり陰唇に少し指を挿入し数回

上下に動かすと美智子はまた

甘い声を浴室に響かせる。

「あっあんっ・・・

あ・・・」

潤滑油が十分と言う事を

確認された美智子は水島の

肉棒を握り自分の股間に

あてがいながらゆっくり

湯船の淵に座る水島に

跨るように腰を沈めていく。

グチュチュチュ・・・

「あふんっ!

はぁぁぁぁぁぁっ!

うぅぅぅっ・・・」

「そうだよ・・

そのままゆっくり

お~・・・・

良いよ・・・

きついね~吉澤さんの中・・」

グチュチュチュチュ・・・

「はぁぁぁぁぁぁっ・・

あ~!!!深いっ!

深い~っ!!あっきつくてっ

あっ・・ああああ・・・まだくるっ!!

うぅぅぅっ!あっ!当たったっ!うそっ!

何これっ!ああああああああっ!」

美智子が水島の首に手を回し

摑まりながら腰を沈めこむと

美智子の子宮口に水島の肉棒の

先端が直撃する。

「うぅぅぅっ!

吉澤さんの中絡みついてきて

これはっ

おうっおぉ・・・

何という絡みつき方っ

凄い腰使いだね~

そりゃ~旦那さん5分も持たないわっ

これはっ」

「ああっ!すごいっ!当たるっ!

当たるのっ!あああっ!

水島さんのっすごく良いっ!

こんなの初めてっああああっ!」

美智子が水島に摑まりながら

跨り湯船に両足をかけて激しく腰を

動かす。

美智子の形の良い胸が上下に揺れながら

溜まっていた欲求をぶつけるように

水島の堅い肉棒に自分の陰核をこすりつけながら

初めて体験する子宮口へ肉棒を押し付けるように

動くと今までとは違った種類の快楽による

絶頂への波が押し寄せてくる。

「あああああっ!!!

水島さんっ!私こんなの初めてっ!

いくっ!いくっ!すごいのが来ますっ!!

ああああっ!すごいすごいっ!!

すごく良いっ!!ああああっ!あんっ!」

美智子は水島にもたれかかるように

そのままぐったりと果ててしまう。

まだ股間には水島の肉棒が差し込まれたまま

で水島はそのまま美智子の腰を抱え上げて

立ち上がる。

「吉澤さん・・・

このままベッドへ行くよ

こんな態勢でマザコンの旦那は

してくれないだろう?

駅弁はしたことあるかい?」

まだうつろな表情の美智子だが

水島の肉棒が深々と

突き刺さったまま

抱きあげられると重力と自身の

体重と言う2つの引き合う力が

水島の硬度の高い亀頭をより

一層深く美智子の女芯に

響かせる。

「ひゃっ!ああっ

刺さるっ刺さってます~

あっありますけどっ

この体位・・・

旦那はないですっ・・・

あああっ!でも水島さんみたいに

こんなに深く刺さらないもんっ!

誰もこんな深く私に刺さらなかったですぅっ!

ああああっ歩くだけで響きますっ!

すごいっ!!あああっ移動するだけで

またいっちゃいますっ!!あああっ!」

水島がゆっくり美智子を下から

突きあげながらバスルームを出た頃には

既に美智子は水島の首に手を回し

身体を密着させるように抱き着き

水島の肉棒による2度目の昇天を迎えた。

「吉澤さんのオマンコは

かなり開発されていて逝きやすいね~?

しかしここを突かれるのははじめてみたいだね~?」

水島はバスルームから出た洗面台の

鏡のまえに美智子を下ろすと美智子を

洗面台に四つん這いにさせる。

「はぁはぁはぁ・・・

水島さんちょっと・・

休憩したいですぅ・・・

えっ・・・

えっ・・あっあああっ!

あっあっあっ・・・・」

水島は休憩を求める

鏡に四つん這いの態勢で

映る美智子の腰を掴み

一気に奥まで貫いた。

「休憩は無しだよ~

吉澤さんっ

ほらっこんな自分の姿

見ながらするのも興奮

するだろ?

今日は旦那がしてくれない

事いっぱいしてあげるからね?

嬉しいでしょ?

吉澤さんっ!」

ペシッペシッ!

パンパンパンパンッ!

ヒップを打ちながら洗面台で

四つん這いになり鏡に映る美智子を

激しく後ろから突きまくる水島。

「あっあっあああっ!

はいっうれしい・・・うれしいですっ!

こんなに良いの初めてですっ!!

あああっ!あっあっあっ!

もっともっとしてくださいぃぃっ!

あああっいいっ!いいのっ水島さん~」

美智子の思った以上の乱れ方に

水島の突く激しさが増す。

パンパンパンパンパンパンパンパンッ!!

水島が自分の方へ美智子の腰を

激しく引きながら腰を勢いよく突きだすように

自称名刀を振るう。

「はぁはぁっああっ・・・あああっ

ひぃっはぁぁっひぃぃっ・・・・」

美智子はもう数回絶頂に達していて

声も息が切れる様な感じに変わってきている。

「あああああああっ!吉澤さんっ!

君はなんてスケベな女だっ!

自分の顔を鏡でみてごらんっ!

こんな格好で突かれて乱れまくるなんてっ!

いけない子だっ!いくぞっ!いくぞっ!吉澤さんっ!」

パンパンパンパンパンッ!!

グチュグチュグチュグチュッ!

「ひぃぃっはぁぁぁぁっひぃぃぃっ

あ・・・・あぁ・・・あぁ・・・ごめんなさいっ!

ひぃぃぃごめんなさいっ!あああっもうっもうおかしくなっちゃいますっ!

ああああっ・・・ひぃぃぃっ!ひぐぐぐっあぅぅぅ・・・」

美智子は喘ぎ声かうめき声か分からないような声を上げながら

洗面台の上で四つん這いのまま水島に貫かれ最後に

大きな絶頂の波に飲まれ意識を持っていかれた。

水島は美智子の背中に今日2度目の水島の数億と言う分身を

放出した。

その後水島は美智子を抱いてベッドに寝かせ

気が付いた美智子とシックスナインを楽しみながら

正常位、騎上位、バック、うつ伏せのままバックで

再度水島が果てそのまま2人共眠りについた。

この過程でも美智子は数えきれないほど絶頂を

味わい水島が本日3度目の射精をしたときには

美智子の意識は無かった。

《第4章 寝取る者に寝取られる者 第18話 鏡 終わり》








第4章 寝取る者に寝取られる者 第19話 剛砲 木島健太

吉澤美智子が水島の

マンションで朝を迎えた日の午前

10時頃、木島は自宅のベッドで

1人の女性を貫いていた。

「おらっ!3か月分の

家賃代なんだよっ!

バテてんじゃねえよっ!奥さんっ!

もっと尻あげろっ!」

「あっあああっ!!

もういやっもういいでしょ!

あああっ!もう許してくださいっ!

お願いっ!」

~◦~◦~◦~◦~◦~◦~◦~◦~◦~◦~◦~◦

俺が今自宅のベッドでバックから

突いているこの女。

相原幸子、32歳。この俺が

住むオルガノの住人で専業主婦だ。

旦那は安月給のサラリーマン

31歳で安月給であるのにも

かかわらず3か月前にさらに

リストラにあったという目も

当てられない不幸な男。

おまけに嫁を年下のこの俺に

寝取られているんだから人生と

いうものはつくづく不公平に

出来ていると思う。

俺が定職にもつかず、金と女に

困らないのは義理の兄貴のお蔭で

ある。

しかしそういう義兄貴(アニキ)を持てるのも

生まれ持っての運というもの。

この奥さんの旦那の様に一生懸命

努力して頑張っていても会社は

クビになり嫁は他人棒で喘いでいる。

俺は女なら女子大生から40代の人妻

までどんな女でも綺麗であれば抱ける。

特に趣味は無い。

あえて言えば年齢は関係なく

突けば壊れそうな華奢な女の

方が虐め甲斐があって良い。

しかし義兄貴はこの女のような

人妻が好きなのだ。

義兄貴はこの奥さんのように

かなり油の乗ったケツに乳

それに長い事していなかった

ような結婚しているのに男気が

ないもう夫婦生活から遠ざかった

ような人妻を金に物を言わせ

犯すところを盗撮している

映像を好む。

この作業を俺が続けている限り

義兄貴は俺を傍に置き重宝してくれると

俺は思いこれが言わば俺の仕事でもある。

俺が天から与えられたものが

あるとしたらこの体躯にこの剛砲だ。

今まで俺のこの剛砲より凄いものは

見たことが無かったが、水島と言う

男が現れてからあの男だけは俺のもの

と同等のものを持っている。

しかし体力は俺の方が若いし

力も俺の方があるのでこんな

人妻なら何度でも逝かせれる。

俺は金の為に仕方なく嫌々

抱かれてるのに最後は嫌でも

逝ってしまう女の姿に快楽を

感じる。

最近そういうことをばかり

やってきたから特にそうなって

しまったのだ。

「おらっ!奥さんっ!

相原さんの奥さんよ~!

先月先々月くらいは

無利子無期限で家賃立て替えて

やったが3か月目は無いって

言っただろっ!

今月も金返せないし家賃も

無くまた俺が立て替えるんだからっ!

これくらいでバテてたら

1か月分の家賃にもならないぜっ!

おらっ!俺はまだ1回も逝ってないんだよっ!

アンタばかりさっきから

何回逝ってんだよっ!」

バスンバスンバスンバスンバスンッ!!!

俺の鬼の高速バックで逝かない女は居ない。

しかし俺は逝っても許さない。

大抵の女は四つん這いで居られなくなり

うつ伏せに伏せるように腰が砕けて

しまうが俺はそれでもさらにうつ伏せの

女の後ろから打ち付けてやる。

「あっあっあっああああっ!!

ひぃぃぃぃぃっ!!

木島さんっ!

お願いもうやめてっ!もうやめてくださいっ!

十分したじゃ・・・

あああっ!あんっ!!

もっもう良いでしょっ!!

あっああああっ!!」

相原幸子はうつ伏せで俺に乗られ

ベッドのシーツを握り締めながら

泣きながら止めてと懇願しているが

この女からすればこれが仕事。

甲斐性の無い旦那にかわりこの

熟れた身体で払うしかないのだ。

俺は相原幸子の熟れた90はありそうな

尻肉を思いっ切り握り開き剛砲をさらに

奥までぶち込み体重を乗せ高速突きの

速度を速める。

グチュグチュグチュグチュグチュグチュッ!!!

バチンバチンバチンバチンバチンバチンッ!!

「アガガガガガガ・・・・

はっはっ・・あ・・・あ・・あ・・・・

あっ・・・・はががががっがっ・・・・」

相原の奥さんはもう声も出ないくらい失神寸前だが

俺は責める手を休める事は無い。

先月先々月は無利息無期限で家賃を立て替えてやった。

しかし今月もまた立て替えて欲しいと俺の所に来たこの

女に先月先々月の分と今月分を立て替え返す当てはあるのか

と聞いたが返答が主人の仕事が決まればと曖昧だった。

来月の家賃も払え払えないようならまた俺の所に来る

気ではないのかと聞いてみたら無言であった。

俺は1つ提案があると持ち掛けた。

過去2か月分は返済しなくて良いと・・・

今月分も俺が払ってやる。

条件はアンタに1発中で出させろ。

これだけを伝えた。

相原の奥さんは入れればすぐにでも終わると

思いSEX1発させれば良いくらいに考え

迷いながらも頷いたのだろうが・・・

俺の1発の長さを解っていなかったみたいだ。

それも当然であろう。

あんなヘナチョコ旦那じゃぁな

「おらっ!!

奥さんッ!アンタもう何回逝ってるんだっ!

俺もそろそろ逝くからなっ!

ほらっ旦那とどっちが良いか言ってみろっ!」

バスンバスンバスンッ!

相原の奥さんのケツが良いクッションになり

バウンドする。
 
「ひぃぃぃぃっ!!

ひぐぐぐぐっ・・・

うぐぐぐぐ・・・

あぅぅぅぅ・・・・・」

「おらっ!言ってみろっ!

おっ?また逝ったのかっ!?

そっちの逝ってみろじゃねえよっ!

口で旦那のチンポと俺のチンポと

どっちが良いか言えっていってんだ!」

高速で突きながら相原の奥さんの

デカイ尻を1発張ってやる。

ビシッ!

「あぅぅぅぅっ!

ひぎぎぎぎっ!

きゃんっ!あっあああ・・・

き・・・・きじ・・・

きじまさんの・・・

いい・・・あああっあ・・・

あ・・・」

相原の奥さんは応えながら

気絶してしまった。

「よく言えた奥さんっ!

俺も逝くぞっ!!

おら~!!うっ!」

・・・・・・・・・・・・・・

最後は気絶した相原の奥さんの

中に俺の精子を大量に出し終えた。

ふぅっ・・・

気が付いたら早く帰ってもらわなきゃな・・・・

今日は水島さんが紹介して来た25歳の人妻が

13時に来る予定だ。

どんな女か楽しみだぜ。

俺はベッドでうつ伏せで気を失っている相原幸子を

残し先にシャワーを浴びにバスルームに消えて行った。

《第4章 寝取る者に寝取られる者 第19話 剛砲 木島健太》



第4章 寝取る者に寝取られる者 第20話 葛藤 三崎梓

今日は急遽仕事を休み私は

昨日、部署は違うが会社の

上司の水島さんに紹介して

頂いた方の所へ向かっている。

頂いたメモ書きの中には

私の勤務する平安住宅が

管理している物件とも補足の

ように書いて頂いているが

受付の私には自社が管理している

物件であっても初めて行くことには

変わりなく住所を辿り目印で

あるコンビニにパチンコ屋が

並ぶ通りを抜けてその1つ目の

角を曲がった。

いつも出勤の為に降りる駅の

1つ手前の駅で降り徒歩で

5分くらいで目的のオルガノという

マンションが見えて来る。

今日は主人共々抱え込んでしまった

カードローンの返済に充てるべく

借金を申し込みに行くわけなので

いくら水島さんの紹介なら大丈夫と

聞いていても少し緊張する。

水島さんを信用していないわけでは

ないがやはり赤の他人に無利息、

ましてや無期限で貸して下さると言う

神様のような方なんて本当に居るのだろうか?

夢のような話に私はここまで来てもまだ

現実感が無く半信半疑であった。

しかしそんな神様が居たとしても

神様でも相手は見るだろう。

水島さんも金額が大きいから行って

みないと解らないが多分大丈夫だろう

との事だったので、そこは返済する

意志があるかどうか・・・

人間性を見られるのだろうと

私の勝手な想像ではあったが

いくら神様でも精一杯の努力も

せず貧相な格好でお願いにきた

人間にご加護は与えて下さらない

だろうと思いキチンとした身なりで

伺うのが常識。

最低限の礼儀として

今日は一応スーツ姿で

お伺いする事にした。

うちの会社の他部署の社員は

皆スーツで出勤してスーツで

帰宅するが私達受付の人間は

出社後受付用の制服に着替えるので

普段は私服で出勤しているため

スーツを着るのは出産前、地方勤務

で営業部に居た時以来だった。

さすがにこの季節、上着まで着ると

中は半そでのブラウスとは言え少し

歩いただけでジンワリと汗ばむ。

私は水島さんに頂いたメモを再度

確認して108号室・・・

木島様・・・

ここで間違い無いね。

と心の中で呟き

私が今日自宅から出てくる前に

昨夜は夜遅くまで何処かは解らないが

パチンコ帰りに出かけていたのか深夜に

帰宅したためにまだ寝ていた主人の財布から

もう1円も引き出せないカードを抜いてきて

私のカードと合わせゴムでとめ束にしたものも

確認し。

もし・・・

木島様からお借りできたら

すぐに返済に行きその後カードは

全て処分しよう。

そう心に決めていた。

今日の私にはこの事以上に優先する事は

何も無い。

それが水島さんに相談を持ち掛けてくれた

吉澤さんと木島様を紹介して下さった

水島さん、こんな私の事を心配して

下さっている2人に対する礼儀で

今後このカードローン地獄から立ち直る

事への第1歩だと思っていた。

まだ1歳の杏理の将来の為にも

ここでこの悪しき流れを断ち切らないと

私達親子に将来は無い。

そこまで覚悟を決めていた。

だからどうしてもこの束ねた

カードは今日処分したかった。

後で公平が気づいて暴れてももう良い。

同じことを繰り返すような人で

ここまでしても快心の兆しが見えないので

あればお義母様、お義父様には申し訳ないが

吉澤さんや他の友人が進めるよう離婚も正直

多少は考えていた。

借金の返済額がかなり今より減るなら

杏理は保育所に預け

迎えに行ける時間に終わる仕事に変わる

事もできる。

多少収入は落ちるが仕方ない。

そうすればお義父様、お義母様に

御面倒を掛けることも無くなり

公平と結婚生活を続ける理由も

無くなる。

正直出産後、公平のパチンコ三昧

に夜遊びを繰り返す様に、私の気持ちは

そこまで冷めていた。

まだ一緒に居るのは公平の御両親へ

対する実の親のように思える愛情だけであった。

杏理は念のため友人の美里に頼み込み

2~3日預かってもらう事にした。

お義父さん、お義母さんには

申し訳ないけど暴力を受けても

私と公平の御両親だけなら何とか

止めれるかもしれないし最悪の場合は

警察を呼べば良い・・・

私は決めたんだ。

今日全てに決着をつけるって・・・

その為にも水島さんが紹介して下さった

この木島様と言う方からはなんとしても

融資を受けなきゃ・・・

担保にする物も何もないけど・・・

今より月々の返済額が少なくなるので

あれば私の給料だけでも何とか返済でき

少し余裕もできるのだから。

きっと大丈夫よっ!

そう思い私は緊張した手でインターフォンを鳴らした。

ピンポーン。。。

「はい。

どちらさん?」

「あ・・・

えっ・・

え~と・・・

(怖そうな声だ・・

頑張らなきゃっ!)

わたくし・・・

昨日水島さんから

紹介して頂きました・・」

そこまで私がしどろもどろ

でインタフォーン越しに話すと

言葉を遮るようにインターフォン

越しの男性が

「あっ三崎さん?

水島さんから

聞いてるから入って~

開いてるから」

と私の言葉を遮った男性が

面倒くさそうにそう言う。

どうやらこの人が木島様みたいだ。

「あっはい・・・・

三崎梓と申します。

本日は宜しくお願い致します。」

私は開いていない玄関の前、

インターフォン越しにお辞儀を

して木島様が開いていると言われた

玄関のドアノブを回した。

玄関を開け再度私は

「失礼します。

本日はお時間お取りいただき

誠にありがとうございます。」

とお辞儀すると玄関から見える

部屋は住居用のリビングでは無く

何かの事務所の様にも見え白の

事務用の机のような物を

囲むようにオフィス用の椅子

3つが置かれていた。

その椅子の1つに丸坊主で

茶髪、耳には3つ連なるように

ピアスをしたがっちりとした

白のTシャツにジーンズ姿の

20代半ば?くらいに見える

男性が私を見ながら

「堅苦しい挨拶はいいからっ

ここに座って」

とまた面倒くさそうに言う。

(怖い人・・・

でもこの人が木島様なんだからっ

水島さんが言うには困った人を

無利子で融資してあげている

優しい人なんだから・・・

見た目で判断しちゃダメよっ)

「はいっ

失礼致しますっ」

私は玄関口で急ぎしゃがみ込み

ヒールを脱ぎ玄関の方に靴先を

向け揃えると木島様にお辞儀

し木島様が座っているテーブルを

挟み向かいにある椅子の横に立つ。

「まあ、そんな所に

突っ立ってんと座りや」

「あっはい・・・

失礼致します・・・」

私は玄関を開ける前に感じていた

以上の緊張を感じながら木島様の

正面に座り膝にバッグを乗せた。

「それで・・・・

水島さんから聞いてんのは

270って聞いてるけど

金額は間違いない?」

(いきなりっ・・

当然だよねっ

その話しに来たのだからっ)

「はい。

そうです。

間違いありません」

「そう・・・

ちょっと額が大きいけど・・・

まあええよ。

アンタ次第で300出すわ。」

「えっ!?

300万円も・・・」

(えっえっ・・

本当にっ!?借金返済に

270万円使っても30万円も

余る・・・

正直今も生活が苦しいから

凄く有り難いけど・・・)

「まあ・・・

昨日水島さんから

話を聞いた時はそう

思っていたんだけどね。」

「あっありがとうございますっ

凄く助かりますっ

でっでも・・・

その返済の金額なのですが・・

水島さんからは木島様は無利子で

融資頂ける方だとお聞きしておりましたので・・・

今カードローンの合計で月々16万円ほどの

返済がございまして・・・

それ以下にして頂けると有り難いのですが・・・」

私はかなり声を震わせながら勇気を

振り絞り伝えるべき事を伝えた。

正直このように威圧感のある男性が苦手な

私はこのような容姿の人を目の前にすると

いつもは殆ど話せないが今日はそのような

事も言っておれないので。

「返済?

返済してもらうのは

金額に伴わない人のみ

やよ。

アンタに返済は・・・

うん。

必要ないかな?

中々居ない大人しそうな

清楚なタイプやしね。

ちょっと貧弱そうな

感じやけどそこがまた

物珍しくてええよ。

レアな感じやわ。」

(えっえっ・・・

何言ってるの?

この人・・・

返済が必要ないって・・・

それってどういう事?

返済が必要な人と必要でない人が

居るの?

私は必要ないって・・・

それって300万円もの大金を

融資して頂いて返さなくて良い

ってこと!?

凄く助かるけど・・・

私が大人しそうで・・・

貧弱ってきっと・・・

身体の事だよね。

えっえっ・・・・

それって・・・

まさか・・・

返済は必要ないから・・・

何かしなくてはいけないとか・・?

どういう事っ)

「えっ・・・

あっあの・・

返済が必要ないとは・・・

そのどういう意味なのでしょうか・・・

私・・・

その融資は受けれるのでしょうか・・・

申し訳ありません・・

無智なものでして・・・

木島様の仰っている内容が・・・

申し訳ないですっ理解不足でっ」

私は必死に頭を下げながら

返済は必要ないが融資はして頂ける

本当にそういう条件なのかまた

そうであれば何か先程の木島様の言葉

からすれば肉体的な労働?

専門的な労働が伴うのか?

それに見合わない人には返済の義務が生ずるのか?

その意味を知りたくて木島様のご機嫌を

損ねないよう精一杯聞いてみた。

「あっ?

今回の件やけど・・・

融資は300万円。

返済は不要。

ここはアンタの場合は返済する

と言ってもその条件は飲めないから。

条件は今から2時間俺とSEX。

それだけっ

これなら意味解るやろ?大人やしな

25歳あった?人妻さんやろ?

アンタが選ぶのはこの条件で

300持って帰るかそれとも

手ぶらで帰るかどっちか?

はい。

どうする?

あっ考えるんあったら

ちょっと考えてて良いよ

金取って来るからっ」

と目の前で固まっている

私を部屋に残し木島様は

隣の部屋に消えていった。

私は真っ白になっている頭を

木島様が居なくなり部屋に1人

となった事により木島様の威圧感から

来るプレッシャーから解放され

緊張をほぐしながら整理する。

どういう事?

どういう事?

木島様の言葉を思い出す・・・

融資は300万円・・・

正直有り難い・・・

今それだけあればカードローンは

全て清算してでも30万円は手元に残る。

借金を返済して私の月給以上の額が手元に

残るなんて夢のような話。

返済は不要・・・

えっ?それって・・・

300万円も貰えるって事だよね?

えっえっ・・

今月々16万円支払っているのが

一気に0になり今後も支払わなくて

も良いって・・・

一気にお金のストレスが無くなるよ~

何て有り難い話しなの~

そして・・・

アンタの場合は返済する

と言ってもその条件は飲めないから。

木島様はそう仰った。

私が返しますっと言っても

受け取らないって事よね?

いえ。

この場合は私が返済するという条件なら

今回の融資は受けれないと言う事か・・・

当然よね。

私を見て返済能力無いと判断されたのかも・・・

条件は・・・・

条件は今から2時間俺とSEX

条件は今から2時間俺とSEX

条件は今から2時間俺とSEX

・・・・・

・・・

確かに木島様はそう仰った・・・

誰が?

えっ私?

私と木島様が2時間・・・

SEX・・・

SEX・・・

って2時間もできるものなの?

10分くらいで終わるものじゃないの?

ってそれより・・・

私結婚して子供も居るの木島様知らないのかも・・・

あっ・・・

これなら意味解るやろ?大人やしな

25歳あった?人妻さんやろ?

って仰ってた・・・

解ってるよね・・・

え~!!

無理だよ~

こんな事が条件なんて・・・

水島さん教えてくれなかったし・・・

あっ

水島さんも知らなかったんだ・・・

それに・・・

さっきの話だと人によって

条件違うみたいだし・・・

返済しなきゃいけない人も

居るんだもの。

でも私はそうじゃなかった・・・

どっちが良いのかな?

例えば15万円づつ月に返済しても

無利息だとして・・・

20か月・・・

1年と8か月かぁ・・・

それをしなくて良いから

2時間・・・

木島様と・・・

公平?どうしたら良い?

って・・・

こうなったの公平のせいじゃないっ・・・

本当に私できるのかな・・・

杏理産んでからは1度もそういう事

していないし・・・

ていうか・・・

私公平としかした事ないから・・・

そもそも300万円も融資受けて

返済しなくても良いという条件に

見合うような価値無いと思う・・・

胸も小さいし・・・

顔も地味だし・・・

それにエッチも公平と

はそれなりにしてきたけど・・・

そんなに慣れていないし・・・

2時間!?

2時間もできるのかな?

公平は電気消して普通に10分くらいで

終わってお互い寝ちゃうから・・・

みんなそんな感じだと思ってたけど・・・

でも木島様とエッチ・・・

あっセッ・・・

SEX・・・

しなきゃ融資受けれないって事かぁ・・・・

今日私はここに来る前に融資を

受ける。

今カバンの中にある公平と私のカード・・・

あれを全て処分する事以上に優先する事など

無いと思っていた。

公平に・・・

公平だけじゃなく・・・

そもそも公平が招いた事・・・

公平なんか・・

公平なんか・・

みんな周りの人離婚した方が

言いって言っているし・・・

会社の人や家族にも・・・

バレなければ・・・

そんな事一々木島様言わないよね・・・

そもそもここにお金を借りに来ている事

すら言わないよね・・・

もしバレないのなら・・・

私はここに300万円を借りに来て

2時間後にはここを出て・・・

今日の夕方位には借金を全て返済し

来月からは返済に追われる事も無く

ストレス無く生きていける。

ただそれだけの事・・・

真っ白な頭の中を整理し

私は様々な葛藤を短い時間の中で

感じながら木島様の仰った意味を

理解し噛みしめながら揺れる心の

中はっきりとした決断には至れないまま

木島様が戻って来た。

ドンッ!

帯のついた札束を3つ白の

オフィス用の机に置き座る

木島様。

「三崎さんやったなぁ?

どうするそれカバンにしまうか

しまわんと帰るかはアンタ次第

やよ」

私は札束の音を聞き

それを目の当たりにした

時揺れていた心の中の

メトロノームは片方に

振り切った。

《第4章 寝取る者に寝取られる者 第20話 葛藤 三崎梓》





筆者紹介

千景

Author:千景
訪問ありがとうございます。
ここでは私千景が書いた小説を紹介させて頂きたいと思います。
ほぼ私と同年代の既婚者が主役のものになるかと思います。登場人物同士が
つながりを持っていて別の物語では最初の物語の主人公が脇役を務める様な
小説全体につながりを持たせ想像を膨らませていけたらと思っております。
どうぞ宜しくお願い致します

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