今日は平日ではあるが
コールセンター勤務の
俺は平日に休みが多く
今日は休みなので光が
学校から帰ってきたら
光を連れ俺の実家に久々に
帰り光を祖父母に会わせる
事になっていた。
妻の美香子、ミカちゃんは
会社の飲み会があり22時くらいには
帰宅予定と言っていたので今日は
お義母さんに夕飯頂いて、実家に
泊まってくれば?
光も久々にお祖父ちゃんお祖母ちゃんと
居たいだろうしと言うのでそうすることに
していた。
しかし俺には実は計画があった。
実はもうミカちゃんとは1年くらいになるか・・・
夫婦仲は良好なのに夜の夫婦仲はご無沙汰と言う
非常に男としては情けない思いをしていた。
いやいや・・・
本当にやりたいんだって・・・
今の身体の方がラウンジのホワイトで初めて会った
頃より好みだし・・・
あ~!何で自分の嫁とエッチすんのにこんなに苦労せなアカンねんっ!
とたまに本気で腹が立つことがある。
最近ミカちゃんは新しい仕事に変わったりしたし
今の佐川鋼管工事に勤務する前も確かに会社の付き合いが多い
仕事も多く疲れるのも解る。
共働きでないとこのグランドハイツにも住めないだろうし
光に私立中学を受験させてあげるのも苦しいだろう。
俺がもっと稼げればな~
大手消費者金融に勤務しているとは
いえたかだかコールセンターのSVくらいでは
今のご時世妻に専業主婦をさせてあげれる程
の収入にもならず、専業主婦をさせてあげても
SEXレスが解消するとは限らないしな~
あ~ミカちゃんとやりて~!
俺はたまにの休日なのにまだ光が学校から
帰って来ないのを良い事にリビングの
ソファで妻の美香子を想像しながら1人で
自慰にふけっていた。
想像する内容も俺が激しくミカちゃんを
突きながらミカちゃんが大声で喘ぎ逝く
姿だが正直そんな姿見た事ないので全て
俺の妄想の産物でしかない。
この1年以上と言う長期セックスレスに
突入する前も光を出産後は
2か月3か月に1度くらいのペースに
落ち込んでいてそのたまに出来るセックスでも
子供の寝ている横でとかの行為になり
殆ど声なんて出さなかった。
あ~!!めちゃくちゃにミカちゃんを逝かせて~!
と思いながら激しく逝くミカちゃんの姿を想像しながら
射精する。。。
うっ・・・・
はぁ~
虚しい・・・
しかし今日は絶好のチャンスである。
俺は実は長い電車通勤時間に最近読書を
することにしていてその最近読んだ1冊に
脳が性欲や異性と居る時に
ドキドキ感を感じる場所と
恐怖体験をした時にドキドキ感を
感じる場所が隣で女性は怖い体験や
ホラー映画などを見た時にエッチがしたいと
錯覚するような感じのドキドキ感を感じるとあり
実は肝試しやホラー映画などを見た後などは
カップルのSEX成約率が非常に高いと読んだ。
この事から今日自宅には俺も光も居ないものと
思い込み会社の飲み会の後少しほろ酔いで
帰宅するミカちゃんを自宅で隠れていて
脅かしてやる。
そしてその後は光も俺の実家に預けたままだし
久々の2人っきり・・
今日は必ずできるはず。
我ながら完璧な計画であった。
親父にお袋は光に会いたがっているし
今日は俺だけ家に帰ると言っても
何の問題も無く預かってくれるだろう。
21時30分くらいに実家から戻って来て
クローゼットにでも隠れておこう
そう思いクローゼットの下の段を
片付け居心地の良いように帰宅した
ミカちゃんを覗きながら脅かすタイミングを
見計らえるように試しにクローゼットの
下の段に入ってみる。
お~めちゃくちゃ見えるっ
こんな僅かな隙間やけどいくつも隙間が連なるから
意外にリビング全体が見えるもんなんや~
これならミカちゃんがリビングに入ってこっちに
背中向けた時とか見計らって出て行き脅かせそう。
あんまり脅かし過ぎたらキレられたら元も子も
無いから程ほどにせんとな・・・
何か怖いジェイソンのマスクとかドンキで買って
来てとか思ってたけどそこまではせんで良いか?
俺がリビングでこんな妄想をしながら愛妻を想像して
自慰も済ませ夜の夫婦生活復活作戦を練っていると
時間はあっとう間に経過し息子の光が帰って来た。
「パパ~!」
いつもは光が寝てから帰宅する事が多い
俺が昼から居る時は光は喜び加減のない
体当たりをするように俺に駆けよってくる。
「うおっ!光~いたいいたいっはははっ」
やはり子供は可愛いものでそれが自分の子供となると
格別でミカちゃんにこんな可愛い子を産んでくれた
事を心の奥から感謝している。
今光は光が通う小学校で剣道を習っている。
それ以外では塾へも通っているがミカちゃんが
同じマンションに住む中島さんやPTAの
役員の集まりで会う岩堀さん、同じ所で剣道を
習っていて偶然俺の中学高校の同級生の生田博則
が旦那の生田さんの奥さんなんかに触発され
中学受験専門の名門塾へ移る事も考えている。
今日は習い事に忙しい光だが何も無いので
このまま実家に連れて行っても問題は無い。
俺に体当たりをするように抱き着いてきた
光を抱え上げ
「光~今日はお祖父ちゃんとお婆ちゃんの
所へ泊りにいくか?」
「うん行く~!
パパは?」
「パパも行くよ~」
光は剣道も塾も無い日はたいてい20時には
寝てしまう。
実家に連れて行き光が寝たらこっちに
戻って来るか?
「ほんと~ママは?」
「ママは今日はね~
お仕事の人たちの
用事があるから
パパとお祖父ちゃんとお婆ちゃんと
一緒に晩御飯食べような」
「うんっ!食べる~!
晩御飯何かな~?」
光が俺に抱かれたまま嬉しそうに
はしゃいでいる。
「よしっじゃあパパが
お婆ちゃんに電話してあげるから
光な。
今日行くからお祖母ちゃん晩御飯
何?
って聞いてごらん。」
「うん。聞く~」
そう言って俺の腕から降りて
光は俺が実家に電話するのを隣で
くっつき過ぎだろっ
と思うくらいくっつきながら
待っている。
俺はスマホで実家の家の電話にかけてみる。
そしてそのまま光にスマホを渡した。
「おばあちゃん~僕!」
「うん!光だよっ!今日ね~
パパと行くから晩御飯何~!?」
「光すき焼きが良い~!」
「わ~い!やった~!
うん。うん。
ママお仕事っパパと光が行くの」
「うん!は~い!」
光がどうやら俺の母と話した
らしく話し終えたのか俺に電話を返す。
「すき焼き~!」
とだけ俺に伝えた光は
制服を脱ぎ私服に着替えだしている。
「すき焼きか~
光好きやもんな~
良かったな~」
「うんっ!
お祖母ちゃんスイカもあるって
言ってたよっ」
「そっかあ~
じゃあ着替えたら行こうか」
そして着替えを澄ました光を
車に乗せ実家に向かう。
俺の住んでいるグランドハイツからは
車で30分くらいの所に実家がある。
実家に着くと孫は光しか居ない実家の
父と母は目を細くしながら俺たちを
いや主に光を出迎えてくれる。
実家に着いたのは17時過ぎで先に私の
父が光を風呂に入れてくれ続き私が風呂に入る。
風呂から上がると光がリクエストしたすき焼きの
用意ができていて父にビールを進められるが
光が寝たら家でやらなくちゃいけない事があるから
車運転するからやめておくわと酒は断り夕飯を済ませる。
夕飯を済ませ光が来た時用に父が買ってくれていた
小型のゲーム機を光が引っ張りだしていてやっていたが
光は案の定ゲーム機を持ちながら寝てしまった。
父と母にすまんけど光頼むわ~
明日迎えに来るからと光をお願いしスマホを
見ると20時33分・・・
そしてミカちゃんからLINEが来ていた。
【お祖父ちゃんとお祖母ちゃん光に会えて
喜んでくれている?
私は今久しぶりのお酒を結構飲んじゃい
酔ってま~す♪
朝パパが見つけてくれた去年のシースルーの
中がミニ丈の黒のワンピース評判良かったよ♥
(脚太いのバレちゃったけど^^;)
まだ盛り上がってるからやっぱり22時くらいに
帰宅予定。
帰ったらまたLINEするね~
光の事宜しくね~♥】
ふむふむ。。。
と俺もすかさず返信する。
【親父もお袋も目を細めて
喜んでるよ~
光もすき焼き食べてゲームして
もう寝てる~
あの服似合ってるよ~
ミカちゃんのラウンジ時代思い出す
服装やわ(笑)
脚太いんは昨日の服でも・・・
あっ^^;
了解~気を付けて帰って来てな~
LINE待ってるわ~】
と返信しクローゼットに忍び込み
脅かす作戦があるので一応スマホの音は
無音にしてから車で自宅へ向かう。
ミカちゃんからの返信は無いまま
自宅に着いたのが21時12分・・・
俺は鍵を開けてからまた施錠して
室内の電気はいつもの外出時の
オレンジ色に薄く照らす消灯モードにする。
そして時間が経過するのを待ち21時40分くらいに
なったのでクローゼットに忍び込んだ。
もう1度確認するがいくつも連なりある僅かな空気口
のような隙間からリビング全体が見渡せる。
ミカちゃんの帰宅は音で解るしバッチリ!
俺はセックスレス解消ドッキリ計画作戦の為
万全を期してスマホを見ながらミカちゃんの帰宅を
クローゼット内で待っていた。
《第4章 寝取る者に寝取られる者 第26話 セックスレス解消!ドッキリ計画 中村弘樹 終わり》


