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■当サイトは既婚女性を中心に描いている連続長編の官能小説サイトです■性的な描写が多く出てくる為18歳歳未満の方の閲覧はご遠慮下さい■

第6章 温泉旅行 第34話 不覚 寺野玲華

(この男たちが拳銃を

所持している事は解っていたのに・・・

くそっ・・・

ぶつかったのがこの男で

無ければあんなに派手に

転ぶことも無かったし・・・

焦って動き過ぎたわ・・・

千尋は大丈夫かしら・・・

千尋もスノウと同じで

貧弱だからね・・・

あのヘナチョコ2人は

私が守らなければ

ならないのに・・・

美佳帆さん・・・

ごめんなさい・・・)

私は港町の橋元が

良く利用していた

という倉庫に

菊一探偵事務所の

同僚にして

高校時代からの同級生の

伊芸千尋と

あのドットクラブへ

上司の美佳帆さん

の援軍に駆けつけた

時に私を逃がす為

囮になり

結局帰って来なかったスノウ、

斉藤雪の行方を捜索に

来ていた。

そして運良く、

橋元の部下と

遭遇できたまでは

良かったが

相手にあの橋元の

右腕と左腕とされる

マイクと張が居て

千尋とははぐれてしまい

私は倉庫からの

脱出を試みた際に

マイクとぶつかり転倒し

銃を向けられ

お手上げ状態に

なっていた。

頭に銃を突き付けられたまま

手を後ろ手に手錠で繋がれ

大型のバンに乗せられると足首に

縄をはめられ顔には袋を被せられた。

ここまでしても

依然頭には銃を突きつけられて

いるのは私の肉体活性の力と

キックボクシング仕込みの

ローキックでドットクラブで

一戦交えた際に

足を折られたマイクは相当

私の力を警戒しているようだった。

車がどこに向かうか

見当もつかない中で

私の頭に銃を突きつけたマイクは

「オマエ

コノアシノ

オトシマエハ

キッチリト

ツケサセテモラウ

オマエタチノナカデ

オレガイチバン

アイタカッタ

オマエヲ

コウシテ

トラエルコトガ

デキテ

オレハモウ

カナリ

コウフンシテイル

オマエ

カクゴシテオケヨ」


(足の1本や2本

折られる覚悟は

できているわよ。

しかし何処へ向かっている?

もしこのまま

私もスノウが

捕らえられている

場所に運ばれている

としたら逆にチャンスもある。

向こうで隙を見て何とかスノウと

合流できれば

2人なら逃げ出す事くらいなら

もしかしたらできるかも・・・

それに千尋は

上手く逃げれただろうか?

しかしこいつらが

スノウを捕らえていた

としても何もしていないとも

思えないし・・・

傷つけられていたり

もしくは橋元がドットクラブで

美佳帆さんにしようとしていた

様な事を・・

スノウにもしているかも

しれない・・・

そうだとしたら私がこの車で

連れて行かれた先にスノウが

居たとしても保護しながらでないと

逃走は無理か・・・

やはりグラサンたちにみつけて

貰って救援を待つしかないか・・・

それまでこいつらが

私に何をするか・・・

まあ何をされても何も話す気も

無いけどね・・・・)

私が頭に拳銃を突き付けられながら

後部座席のマイクともう1人の黒人系の

外国人に挟まれ彼の言葉を無視して

そんな事を考えて居た。

するとマイクとは反対側に

乗っている男の電話が鳴る。

タラララリン♪タラララリン♪

「マイクノアニキ

ノデンワガナッテイマス

ボスカラデス」


「オレハ

イマ

テガハナセナイ

オマエ

カワリニデテクレ」


どうやら私の左側に

乗っている男はマイクの

電話を持たされていたようだ。

「ハイボス!

ハイ

ハジメマシテデス。

マイクノアニキニ

ヨバレテキマシタ

アレンデス。

ハイ!ハイ!

スコシオマチクダサイ

・・・・

・・

アニキボスガ

キジマサン

トイウヒトノ

マンションニ

クルヨウニト

ソコニボスモ

ムカッテイルラシイデス」


「OKト

コタエテ

クレ」


「ボス!

OKデス。

ハイハイッ!

モウヒトリハ

トリニガシマシタガ

イマ

チョウサンガ

サガシテイマス。

ハイ!

アリガトウゴザイマス!

ガンバリマス!」


どうやら私はキジマという

者が住むマンションに連れて

行かれるようだ。

おそらくはこの者達が

ボスという男は橋元。

そこに橋元も来るらしい。

(この事を何とか美佳帆さんか

グラサンに伝えれたら・・・

もしかしたらスノウも

そこに居るのかも・・・)

「キジマサンノ

マンションナラ

コノオンナヲ

イタブル

ドウグ

タクサンアル

コノアシノウラミモ

ジュウウブン

ハラセルヨ

ハハハハッ」


(ふんっ!

何をする気か

知らないけど・・・

足の拘束・・・

これなら肉体活性すれば

十分引きちぎれるわ。

お前たちが私をスノウの

いる場所まで連れていったが

最後よ。

アンタの反対側の足も

私のローで折って

橋元は私の手で捕らえて

あのゲスなからしチンポを

今度はわさびチンポに

してやるんだからっ!

問題はこのマイクが持つ

拳銃だけ・・・

動けるタイミングで足の拘束を

解き拳銃を何とかすれば

こいつらくらいなら・・・

私1人でも何とかなるはず・・・

大丈夫ですよね!美佳帆さんっ

私できますよねっ)

私は顔に袋を被せられ

こめかみに

銃を突き付けられたまま

道中何処を通ってきたか

も解らないまま車を下ろされると

手錠を掛けられたまま

足も拘束されたままマイクが

連れてきたと言う先程

橋元と

電話で話していたアレンという

男に担ぎ上げられ目的の

場所に連れて行かれた。

《第6章 温泉旅行 第34話 不覚 寺野玲華 終わり》

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筆者紹介

千景

Author:千景
訪問ありがとうございます。
ここでは私千景が書いた小説を紹介させて頂きたいと思います。
ほぼ私と同年代の既婚者が主役のものになるかと思います。登場人物同士が
つながりを持っていて別の物語では最初の物語の主人公が脇役を務める様な
小説全体につながりを持たせ想像を膨らませていけたらと思っております。
どうぞ宜しくお願い致します

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