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■当サイトは既婚女性を中心に描いている連続長編の官能小説サイトです■性的な描写が多く出てくる為18歳歳未満の方の閲覧はご遠慮下さい■

第6章 温泉旅行 第35話 南中剣友会ママ友会議 

菊一探偵事務所では斉藤雪が

橋元の一味に捕らえられ

大事件になっていた頃

同じ町ではあるがこちらは

和やかなムードの喫茶店。

喫茶マドカに居るのは

南中剣友会の温泉旅行の

企画の為に集まった

生田絵美に中村美香子

それに同じ剣道を習う

子供が居る松前洋子に

高野知美、前島幸であった。

剣道の指導者からは境谷明が

出席していた。

「いやいや。

南中剣友会は御熱心な

お母さん方が多く

私共指導をする立場と

しても有り難い話ですよ。

今日は代表の松岡先生も

中尾先生も来れなくて

申し訳ありません。

荒巻先生御接待の

温泉旅行の事については

私が一任されておりまして

土日にかかれば

両先生はいつでも

かまわないとの事ですので。

お母さん方の出席者が

今いらっしゃる5名との事ですので

場所と日に関してはお母さん方の

ご意見を参考に旅館もしくは

ホテルなどを抑え荒巻先生に

コンタクトを取ると

こういう手はずなのですが

どなたか候補となる温泉街

ここがっ

ていう所あれば

ご意見ございませんでしょうか?」

南中剣友会の指導員では1番若手の

境谷が手帳を開きメモ代わりにしながら

美女5人を前に場を仕切っている。

「あの・・

境谷先生?

少しご質問が・・・」

今日は黒の薄手の半そでのブラウスに

白の膝が出るくらいの丈のタイトスカートに

身を包んだ仕事帰りにこの場に参加している

中村美香子が遠慮気味に口を開く。

「はい。

中村さんのお母さん

どうぞっどうぞっ何でも

聞いてください」

境谷が鼻の下を一瞬の伸ばすが

すぐに意識的にきりっとし直し

6人掛けの大きなテーブル。

最奥に座る境谷の隣の隣に

居る中村美香子に視線を向けた。

「すみません。

その・・

場所を決めると言う事なのですが

まず会費がどのくらい余裕がおありで

どのくらい使えるかという事が

解らないと・・・

それに今回は高名な荒巻先生を

うちにお迎えする為の接待のような

旅行と聞いておりますから

もし皆様も宜しければなのですが

今回会費で賄いきれない分に

関しましてはある程度

自費で分担してでも

荒巻先生にお喜び頂けるような

所にするべきだと思うのですが・・・」

現役OLらしい中村美香子の意見に

まずは仲の良い生田絵美が

賛成の意志を伝える。

「私も中村さんの意見に賛成です。

今回荒巻先生がこの旅行によりうちで

指導をするように決めて下さったら

剣道のみならず今後の子供たちの

進路にも影響が出て来る子も

居ると思うのです。

それでしたらまずは会費抜きでベストと

思う温泉街を選んだあと会費との差額を

私達で分担して埋めるというのは

いかがでしょうか?」

と境谷と中村美香子の間に座る

生田絵美が中村美香子の意見を後押し

する形で皆の顔を1人1人見ながら

ゆっくりと話した。

この場では指導員の境谷を含めても

最年長とその次に当たる2人の意見に

皆一様に頷いている。

「そうですよね。

荒巻先生が南中剣友会の

指導員をお引き受け下さるという

事を前提と考えると今回は

まずは行き先は多少豪華になっても

荒巻先生に喜んで頂くの事を優先すべきで

多少自腹が発生しても私も全く問題ないです。

中村さんや生田さんのご意見に賛成です。」

高野知美が生田絵美に視線を合わせ

その後に境谷、中村美香子に視線を送り頷くと

高野知美の両脇に座る松前洋子に前島幸を

交互に見た。

「私も高野さんと同じご意見です。

先に会費度外視で場所を決めてしまいましょう」

松前洋子も仕事帰りなのか上下黒のスーツ姿で

剣道の懇親会の時とはずいぶんイメージが違うなと

境谷明は感じていた。

「それでしたら

荒巻先生の年代の方ですと

私は在路馬温泉が良いと思います。

宿泊施設などは多少お値段が

張りますが料理も今からの季節ですと

夜は松茸のすき焼きでしょうし」

最後まで口を開かなかった前島幸は

専業主婦。

自宅からそのまま来たのか部屋着の

ピンクのプリントシャツにデニムの

ホットパンツといつも通り薄着で

境谷の視線もテーブルの向こう側で

白く揺れる足に注がれる。

「そうね。

前島さん私も在路馬は

考えていました。

1泊で生ける範囲でしたら

おそらくはベストな選択だと

思いますよ」

中村美香子が足を組みながら

笑顔で前島に賛成した。

「そうですね~

では他のお母さん方からも

反対のご意見が無ければ

今回の荒巻先生を南中剣友会へ

お招きしよう旅行に関しては

場所は在路馬温泉で

決定で良いのではないでしょうか?」

境谷が皆の顔をそれぞれ見ながら

言うが異論はないようで。

「それでは今日の所は

場所は在路馬温泉の中で

宿泊先などは今後私が

ネットで探しながら皆様の

グループラインに随時候補を

送って行きますので続きは

グループラインで決めて参りましょう。

それでは今日は皆さまお忙しい中

ありがとうございました。」

この後は夕飯の支度や

様々な主婦業に忙しいお母さん

ばかり境谷は気を使ったのか

場を仕切りここで切り上げ

皆それぞれ喫茶店から出て行った。

境谷は支払いは会費でしますと

言いお母さん方を送り出すと

元居た席に戻る。

そうすると境谷達の席の

斜め後ろ辺りの2人掛けの席に居た

50代くらいの身長は170㎝前後位では

あるがガッチリとした体型の男性が

境谷の戻った席の前に座る。

「やあ。

境谷君。

お久しぶりだね」

境谷は一旦座った席から

立ち上がり頭を下げる。

「荒巻先生!

ご無沙汰しております!」

「まあまあ。

掛けたまえ。掛けたまえ。」

「はい。失礼します。

それで・・

いかがでしたでしょうか?

うちの会のお母さん方は・・・」

境谷はおしぼりで額の

汗を拭きながら荒巻に

聞く。

「いやいや~

君や中尾君から聞いてた

以上じゃないかねっ!

あれだけの美人揃いとなると

これは心窮会や一心道場の

接待の後だけど・・・

迷うわなぁ・・・」

「そうでしょう!

先生ならそうおっしゃって

くれると思っておりましたよっ」

「ああ。

5人が5人共それぞれに

良い所があったしのう~

顔がべっぴんなのは

皆それぞれにそうだけど

あの美味そうな身体は

5者5様よのう」

荒巻がスーツの上着の内ポケット

から扇子を取り出し仰ぎながらそう言うと

いきなりの荒巻の突っ込んだ内容による

批評に冷や汗をかきながら境谷が

「はっはぁ・・・・

ははっ・・

そっそうでしょ?

それで今日来ていたあの

5人のお母さん方が今回の

先生をお招きする為の

旅行に同伴して下さるのですよ~

ご参加は頂けるものと

思っていて宜しいでしょうか?」

「うむ。

それは良いのだがのう。

あの中の誰かな?」

「えっえっ?

誰と申しますと・・・」

「あの中の誰が

その夜私の相手を

してくれるのだ?

他の2つの道場は

接待で母親が2人づつ

私の相手をしてくれたぞ。

もし3人が私の相手を

すれば君の所での指導を

決めてもかまわないがのう。

あのレベルのママさんであれば

君たちの勝ちだわ。

後はできるかできないか

だけだわなぁ・・・」

「えっえ~!!!

(あぁやっぱり中尾先生たちが

言っていたとおりかぁ・・・

本当にウチのお母さん方美人

揃いで良かったけど・・・

こんな事お母さんたちには言えないしなぁ)

他の2つの道場でも

既に・・・

生徒のお母さんとされたのですかぁ・・

わっわかりました。

そこも何とか・・・」

「まあ5人全員相手でも

私の体力は大丈夫だからのう~

ははははっ!

最低でも3Pの

2ラウンドは期待しているよっ

3P2ラウンドで最後の1人は

君の隣に座っていた奥さんか

さらにその隣に居た奥さんの

どちらかにしてくれたら

間違いなく君の所で

お世話になるよ。

ははははっ!

じゃあ楽しみにしておくから

宜しく頼んだよ境谷君」

そう言い残すと荒巻は立ち上がり

先程までのママさんたちが飲んでいた

お茶代も含めて払い喫茶店を出て行った。

残された境谷は

(そんな夢みたいなこと・・・

できるならこの俺がしたいっすよ~!!

てかみんな旦那さんが居る人妻なんですよ~

そりゃ無茶でしょうが~

あぁ~もうっどうしよっ)

荒巻の希望を叶えることができるかと

不安になりながら荒巻の去った

喫茶店を出て行った。

《第6章 温泉旅行 第35話 南中剣友会ママ友会議 終わり》






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筆者紹介

千景

Author:千景
訪問ありがとうございます。
ここでは私千景が書いた小説を紹介させて頂きたいと思います。
ほぼ私と同年代の既婚者が主役のものになるかと思います。登場人物同士が
つながりを持っていて別の物語では最初の物語の主人公が脇役を務める様な
小説全体につながりを持たせ想像を膨らませていけたらと思っております。
どうぞ宜しくお願い致します

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