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■当サイトは既婚女性を中心に描いている連続長編の官能小説サイトです■性的な描写が多く出てくる為18歳歳未満の方の閲覧はご遠慮下さい■

第6章 温泉旅行 第65話 同情そして非日常からの高揚 前島幸

私は身体が熱くなっていた。

これは宴会場で頂いたお酒だけが

原因ではなく、宴会場を抜け出す前

に目撃した高野さんと河本先生の

今にも激しい情事が始まりそうな

行き過ぎた河本先生のセクハラを

目撃してしまい目を反らせなかった

事に由来しているものだと思われる。

私は境谷先生の言葉通り境谷先生と

相部屋の中尾先生がおそらくは生田さんと

その部屋で2人でワインを飲んでいる?

であろう為、今はおそらくは誰も

居ないはずの私と高野さんと松前さんの

3人が宿泊する為に取った4人部屋に

移動した。

部屋は案の定誰も居なく、私以外にこの

部屋で宿泊する予定の高野さんは今

宴会場で河本先生と居るし、松前さんは

中村さんと共に荒巻先生の部屋に行って

しまわれた。

何もお酒を用意せずに部屋に河本先生と

高野さんに気を使いというかあれ以上の

行為を見ていられなくなり非難する格好で

ここに来た私たちは私が部屋に設置されて

いたポットのお湯を沸かしながら境谷先生に

「お湯が湧いたらコーヒーでも

入れますからとりあえずは

ここで休ませてもらいましょう」

と苦笑いで声を掛けテーブルの前に

座るように促すような仕草をした。

境谷先生は宴会場を出てから何だか

少し不機嫌なように思われる。

それはそうであろうと思う。

この旅行の手はずから引率

宴会の進行に全てを1人でこなして

きたのに他の先生方はママさんたちへの

セクハラばかりで境谷先生の苦労を

労う言葉も無いのだ。

私も先程の宴会場での先生方の

ママさんたちへのセクハラを見ていた

時の境谷先生の苦々しい表情を

見ていると同情してしまっていた。

それに河本先生に浴衣の裾から手を

入れられていた高野さんの横で固まって

いた私を隣に来るように言ってくれたり

本当に全体に気を使いそれでも

他の先生よりはダントツで1番若いので

咎めるわけにも行かずママさんたちにも

やられすぎなので止めたいが

止めれないという

ような葛藤を感じていたのかと思うと

何だか私まで心が痛む。

境谷先生は

「あっすみません・・・

前島さん・・・」

と少しションボリした様子でテーブルの

前の座布団の上に腰を降ろした。

私は透明のガラス棚の上に置かれてある

ポットの前で湯が沸くのを待ちポットの

湯が沸くとガラス棚の下に置かれていた

サービス品のインスタントコーヒーを

カップに2人分入れ湯を注ぐと

境谷先生の前に置き私も境谷先生の

向かいに腰を降ろした。

「境谷先生~

本当にお疲れ様でした~

それに宴会場では気を

使って頂いたり・・・

今回の旅行の手配とかもすべて

殆どお1人でやって下さって

ありがとうございます~」

何だかションボリとしている

境谷先生を不憫に思い少しでも

元気を出してもらおうとできるだけ

明るく声をかけてみる。

「・・・・

ありがとうございます・・・」

一言だけ顔を上げそういうと

コーヒーの入ったカップに

口をつけ一口

二口とコーヒーを飲む境谷先生。

「ちょっと・・・

先生方酷いですよね・・・

こんな事言うのもあれですが・・・

その・・・

境谷先生が気の毒に

思いました私・・・」

境谷先生はうつむいていたが

顔を上げ私を見ると

「いえ・・・

何か力不足ですみません・・・

本当に・・・

この世界は年功序列が

全てなので・・・

私もお母さん方にあのような

事はさせたくは無いのですが・・・

正直私などが何を言っても

先生方には通用しないですし

かといってお母さん方皆さま

既婚者であるのに・・・

そういう止めたいけど止めれない

という気持ちと・・・

荒巻先生からの要求がお母さん方の

その・・・

お母さん方に自分の相手をさせろとの

要求を強く言われておりまして・・・

私ももうどうすれば良いか

解らなくなっていたのですよ・・・

あっこの事はオフレコで・・・

お願いしますね」

境谷先生は最初は独り言の

ように呟く感じで話し出したが

最後のオフレコでの下りで

やっと引きつった笑いでは

あったがいつもの道場での

子供の指導をしている明るい

境谷先生に少し近づいた気がした。

「えっ・・・

荒巻先生から・・・

そのようなご要望が

あったのですか・・・

それは・・・

その・・・

相手というのはお酒の?

という意味ですよねっ?」

私は思わず苦笑いで

つい口から出てしまい

そう聞いてしまった。

境谷先生は少しの沈黙の後

「・・・・・

そこは明言はされませんでしたが・・・

お酒も含み・・・

という意味だと私はとらえましたが・・・

荒巻先生ご自身はそれ

以上は何も仰いませんでしたので・・・

あっ本当にオフレコで

お願いしますねっ」

「そんな・・・

それでは今松前さん達って・・・

あっはい・・・

勿論言いませんっ!

そんな事誰にも言えませんよっ」

「・・・・・

そうですね・・・

あの宴会場での調子で

個室に3人で行って

しまいましたからね・・・

ですので私はこの事は

お母さん方どたなにも

話しておりませんし・・・

かと言って荒巻先生に

断ると他の道場に

荒巻先生を取られます・・・

しかしそのどちらを優先すべきかは

お子さんを預けて頂いている

お母さん方のご判断を優先すべきで

私が決定する事でも

無いと思い・・・

成り行きに任せようと

そう思っていました・・・

もしお母さん方が荒巻先生を

拒みウチに来てくれなくなっても

それはそれで構わないと・・・

そう思っておりました。」

確かにこれは辛い・・・

完全に板挟みだしこの事を

事前に私達が知っても

お母さん方で意見が分かれて

しまう可能性もある。

そうなれば荒巻先生の要望を

飲むお母さんと飲めないお母さんで

また色々問題が出て来そうだし・・・

成り行きに任せるしかないというのは

本当にそうだと思った。

「そのような事が・・・

この旅行を計画していく

中であったのですね。

境谷先生にばかり

ご負担をかけてしまい

申し訳ありません。

本来荒巻先生に南中剣友会に

来て頂ければ優遇を受けるのは

私たちの子供たちですのに・・・」

「あっいえいえ・・・

指導員の中で1番の若輩が

私ですので・・・

幹事を含めその他の

手配などをするのは

当たり前の事なのですが・・・

ウチの先生方が

揃いも揃って好色家なのが・・・

そしてお母さん方が美人揃いとなると

お酒の席は大変ですよ・・・

しかも宿泊付きとなれば

気苦労が絶えませんでしたよ」

境谷先生にやっと笑顔が戻って来て

私も少しリラックスをし正座が

疲れて来たので足を崩させてもらいながら

コーヒーのカップに少し口をつけた。

足を崩した際に浴衣が捲れ上がるが

元来浴衣の長い裾が動きにくく

苦手な私は膝上辺りで裾をまとめて

足の間に挟んでしまう。

宴会場のような場所であれば

多少の露出であろうと周りの目を

気にしたであろうが今は先生方で

唯一安全と思われる境谷先生しか

居ないので少しはリラックスさせて

貰おうと思った。

「ははっ・・・

先生方・・・

確かに凄かったですものね・・・

お母さん方皆さまお綺麗ですから

あの後・・・

どうなっているのか

少し気になりますが・・・」

「・・・・

そうですね・・・

まあ・・・

皆様美人揃いですからね~

勿論前島さんも含めてですよっ

先生方の気持ちも解りますよ」

境谷先生が笑いながら

言いもう再度コーヒーカップに

口をつけると一気にコーヒーを

流し込んだ。

「いえ・・・

私などは・・・

生田さん達に比べれば・・・

全然そんな事ないですよっ」

「いやいやっ

全く他のお母さん方と

遜色無いでしょう~

前島さんもっ!

それに確か前島さんが1番お若い

のではないですか?」

「えっ?

あっはい・・・

まあ年齢の上ではそうですが・・・」

私は此処最近、男性と2人で

話す事も無かったうえ今、自然に境谷先生と

話が弾んでいる事を楽しいと思い先程の

宴会場での他のお母さん方の大人の対応を見て

長らく主人とも無い夫婦生活の影響か

この部屋に入った時から熱かった身体が

下半身を中心にさらに熱を帯びてきている事と

非日常的な今の状況に高鳴る鼓動と高揚を

必死で抑えながら自然に振る舞う振りをしていた。

《第6章 温泉旅行 第65話 同情そして非日常からの高揚 前島幸 終わり》



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筆者紹介

千景

Author:千景
訪問ありがとうございます。
ここでは私千景が書いた小説を紹介させて頂きたいと思います。
ほぼ私と同年代の既婚者が主役のものになるかと思います。登場人物同士が
つながりを持っていて別の物語では最初の物語の主人公が脇役を務める様な
小説全体につながりを持たせ想像を膨らませていけたらと思っております。
どうぞ宜しくお願い致します

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