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第7章 慟哭 8話 忘れられない人 小島信二

俺は今居酒屋義経の個室の

掘りごたつ式のテーブルに

今勤めているコールセンターの

先輩である女性と向かい合い座っている。

先輩の名は南川美千代さん。

年上好きで熟女好きである俺には

センターで居るどの女性よりも

ストライクゾーンの女性であった。

太くも細くも無い身体。

肩にかかるくらいの長さの髪を

仕事中は後ろに束ねている感じも

好きだし、顔立ちもアナウンサーの

西尾由佳里に似た感じで黒髪の

落ち着いた感じがより一層俺の

性欲を掻き立てる。

南川さんは俺が4か月前に今のセンターで

働き出した時の研修の時にOJTという最初は

ベテランの先輩が横についてくれて電話を

取りながら一件一件フィードバックをしてくれる

という研修の時に俺の隣についてくれた人でもある。

この時俺は研修で教わる事よりも南川さんの膝丈の

スーツから覗く美脚に目も心を奪われ教えて貰った

内容が殆ど頭に入ってこなかったのを覚えている。

その後1人立ちした俺は休憩時間にこのビルに一か所しか

無い喫煙所で毎回煙草を吸っているのだがそこで

週に2、3度南川さんと会う機会があった。

最初は挨拶程度であったが南川さんが少しは鳴れた?

など優しく言葉をかけてくれ会話を交わしていくうちに

俺が南川さんに異様に心を引かれる理由が分かった。

いや分かったというよりは思い出したが正しいだろう。

このセンターに勤める様になってからもそのずっと

以前からも年上の女性好きな俺には行きつけの風俗店が

あった。

【人妻子猫】

と言う30代くらいの女性が多く在籍し店内では最初は

隣に座り一緒にお酒を飲み話をして、そして最後には

フェラチオをしてくれるという所謂人妻専門のピンクサロンだ。

俺はこの人妻子猫に通い既に5年になるが過去に接客を受けた

人で1番良かったと思ったのがミナコさんという女性であった。

初めてミナコさんの接客を受けた時はそのフェラテクに容姿

会話の仕方から全てにおいて俺はミナコさんに真剣に恋をしてしまった。

そして次回、人妻子猫に行った時に勇んで指名をしたがその日

ミナコさんは居ないと言われた。

そしてその次も、またその次もミナコさんを指名するが毎回おらず

俺はミナコさんは店を辞めたのだと悟った。

こういうお店は辞めていても教えてくれずに居ないとしか言ってくれないのだ。

俺はミナコが本名であるかどうかも分からないしもう1度会いたいと思えど

名前も住んでいる所すらわからない彼女を諦めれないが諦めるしか仕方のない

状況に長らく彼女を思い続け落ち込んでいた。

あれから2年と少しが経つ。

俺はあの日OJTで感じた心の高鳴りは、彼女がミナコさんであるからでは

ないかと考えた。

彼女の名前は南川美千代。

ミナコではないがああいった店では本名で働くことの方が珍しいので

そこは気にしなくて良いと思う。

しかし、その容姿に話し方。

凄く似ている。

人妻子猫では下着の上にネグリジュのような透ける

スリップのようなものを身につけているだけであり

ビシッとスーツに身を包む南川さんとは別人のようにも

見えるし髪型も少し違うが、あの声と唇。

そしてあの俺が心を奪われた瞳にその美脚。

やはりミナコさんだっ!!

俺は自宅でベッドに寝転がりながら1人考えていたが

確認せずに居られずに南川さんに喫煙所で教えて貰った

LINEを送っていた。

しかしその日も翌日も返信は無かった。

そんな中、LINEを送り始めて南川さんと同じ日の出勤の

朝、南川さんからLINEの無いようについて話したいからと

返信があり今こうして義経と言う居酒屋で飲んでいた。

俺は本当に楽しかった。

女性と飲んでいてこんなに楽しいのは初めてかもしれない。

俺はただあの人妻子猫で俺が一目ぼれしたミナコさんが

南川さんであるかどうか知りたかっただけなのだが

あのLINEの内容は考えもせずに送ったので嫌な感じに

誤解を与えたかもしれないと心配ではあったが今は少し

誤解も解け、職場での南川さんに戻ってきていた。

向かい合う南川さんが時折組み替える美脚はその

薄い黒色のパンストに包まれより一層南川さんの

色気を際立たせ俺の股間を刺激する。

しかし俺はこうして一緒に飲め、あのミナコさんが

南川さんであると知れただけで満足なのでこれ以上

南川さんに何かを求める気は無かった。

俺は非常識で無知で基本アホだが、大好きな南川さんに

迷惑をかけることなどしたく無いのでそれくらいの

良識はわきまえているつもりだ。

だからここでこうして話しているだけで満足であった。

満足であったが俺は俺の本心を誰にでもいつも率直に

伝える性格。

南川さんは自分を年だからと卑下するがそれは南川さん本人が

そう言おうあっても俺は否定する。

「価値!?価値はありますよっ!!

それにそんなに良いですっ!!

良いに決まっていますっ!!」

南川さんがジョッキをテーブルに置き髪を少し掻き上げながら

膝丈の黒のスーツから座り足を組むことにより覗くパンストに

包まれた艶めかしい太ももを見ながら俺は南川さんの

「こらこらっ私にそんな価値ないよ~

・・・

てかそんなに私が良いの?」

という言葉に食いついた。

「ハハハッ

本当なら嬉しいなぁ~

小島君のような若い子に女性として

扱ってもらえるだけでもオバサンは

嬉しいものなのよ~」

南川さんが話すだけで俺の股間は疼いてくる。

あの薄く引かれた紅色の口紅の下にある

唇に2年前最高のサービスを受けた事が蘇る。

「だからっ!オバサンちゃいますって!

こんな美しいオバサンいてないっすからっ!

ホンマ南川さんになら俺だったら6万どころかっ

7万でも8万でもっ・・・あっ今月ちょっと

ピンチなんでそれ以上はあれですけど・・・」

俺は本心から南川さんにもう1度あの極上もフェラチオを

してもらえるならそれくらいは払う気はあった。

しかし所詮はイチ派遣社員の身。

先立つ物が乏しい俺にはいくら勢い良く言っても

それ以上の財源が無く言葉は尻すぼみになる。

「ハハッ

もうっ~

あの時の事は忘れてっ・・・

ねっ小島君。

それにそんな価値は無いしそんな

お金いらないよ~

でも・・・

小島君があの時の事を口外しないで

記憶から消してくれるという

約束をしてくれるなら・・・

口止め料は払うからっ私の方からね。

口止め料はお口だけじゃ足らないと思うから・・・

あの事を忘れてくれると約束してくれるなら

最後までしてくれても良いよ。」

南川さんが凄く色っぽい目で俺を見ながら

言っている内容が頭が真っ白になっていた

俺にはイマイチ理解ができなかった。

《第7章 慟哭 8話 忘れられない人 小島信二 終わり》



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筆者紹介

千景

Author:千景
訪問ありがとうございます。
ここでは私千景が書いた小説を紹介させて頂きたいと思います。
ほぼ私と同年代の既婚者が主役のものになるかと思います。登場人物同士が
つながりを持っていて別の物語では最初の物語の主人公が脇役を務める様な
小説全体につながりを持たせ想像を膨らませていけたらと思っております。
どうぞ宜しくお願い致します

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