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■当サイトは既婚女性を中心に描いている連続長編の官能小説サイトです■性的な描写が多く出てくる為18歳歳未満の方の閲覧はご遠慮下さい■

第7章 慟哭 24話 仕方なく1度だけ 中崎明日香

私は今、ある高級マンションの最上階に居る。
私の収入では永遠に住むことがかなわないようなマンションである。

私はこの町の地方銀行に勤務しているが29歳の銀行員の
給料と言うのは想像を絶するほど安かった。
おまけに主人は現在無職・・・

まだ子供が出来ていないのが救いであるが、主人の度重なる
浪費と収入は上がらないのに出費だけは上がり続ける今の
世の中では借金のみが増えていくというシステムになって
いるかと思えるほどあっという間に借金は膨れ上がった。

そしてそれを、ある不動産屋の社長さんを知人に紹介してもらい
借金を1本化したのであるが、とても返済のめどなど立たない。

2か月間利息も取らずに催促もしない不動産屋の社長の橋本様は
私を呼び出し話をしても、怒りもせずに返済をせかすこともなく

「まだご主人のお仕事は決まりませんかぁそうですかぁ・・」

と逆に私の心配をしてくれるほどであった。

そんな橋本様が今月は私さえ良ければたった一晩で借金を
全て返済できる方法があるのだがと提案を持ちかけてきてくれた。

詳しくは言えないがある企業の社長に一晩付き合えば
その社長が私の抱えている借金を全て肩代わりしてくれるとの事。

今月も主人の就職は決まっていないと報告をした手前、私に選択肢はなく
橋本社長はゆっくり考えれば良いとおっしゃって下さったが私は橋本様に
主人の就職は決まっていないと報告をしたが、就職活動すらしていない
する気もない主人の就職は来月まで待って頂こうが再来月まで待って頂こうが
決まるはずもなく、私はこの話を受けこの借金を全て清算できれば主人との
離婚を考えていた。

仕方なく・・・たった1度だけだが顔も知らない50代の方と聞く男性に
身体を許すのに抵抗が無かったわけではない。

しかし私が働きもし無くなり私の微々たる給料すら持ち出し
遊びに行く主人と離れるにはまずこの借金を帳消しにしたうえで
無ければ新しい人生を歩む気にもなれず、自分に踏ん切りをつける
良い機会だと思い、話を聞いた翌日に橋本様に連絡を取り、この話を
受け今ここにいる。

主人とは結婚3年目であるがもうセックスレスになり2年が経つ。
勿論日々の生活に追われる私はその間に主人以外の男性を受け入れたことも無い。

銀行の同僚や、他にも何度か飲みに行こうなどの誘いもあったが
余計なお金は使いたくなく全て断ってきた。

遊びたくなかったわけではないがそんな余裕すら本当に無かったのだ。

今日が終われば・・・何かが変わると思う・・・
想像していたよりは容姿も肉体も若そうに見える私の借金を全て
肩代わりして下さる【お客様】に今私は下着姿でベッドに寝かされている。

セックスとは長らく無縁であった私は本当にどう動けば良いかも忘れていた。
ソファでフェラチオを要求され久々に口に含んだ男性器の大きさに驚きもしたが
それはこの方が今まで私が相手にしてきた男性達、主人も含めその男性達の
物よりも遥かに大きかっただけの事で、私の記憶に相違があったわけではなかった。

お客様はベッドに仰向けに寝る私のパンストもずらして片足づつ抜いていく。
私は少し腰を浮かせ脱がせやすく協力をする。

この方は私の一夜を250万円で購入して下さったお客様なのだ。
こんな三十路を手前にした既婚者の最近ではおしゃれも手入れもしていない
地味なごく普通の主婦の身体にそんな大金を出してくださる方が居て下さり
私は感謝すらしていた。

だから望まぬセックスではあるし不本意でもあり仕方なくでもあるが
私はそういう素振りを見せぬよう極力努力をしていた。

お客様のしたいようにされるがままして頂く覚悟であった。

「君は本当に綺麗な脚をしているね~」

お客様はパンストを脱がせ終わった私の素足に触れその
手を徐々に上へ上へと滑らせていくと太ももの上部あたりで
手は止まり私の太もものお肉を掴むように揉むように
手を動かす。

「いえ・・・そんな・・・
結婚してからはエステにも通えなく
なりましたし・・・」

私は目を閉じていたが目を開きお客様の言葉に
応える。

「そうかぁ・・・いけないご主人だね~
こんな美人の奥さんを貰っておきながら
奥さんの美容にかけるお金は惜しんじゃいけないなぁ~」

おっしゃる通りです。
本当にそう言いたい。
私は少し苦笑いをするとまた再び目を閉じ
お客様の好きにしてもらうために覚悟を決める。

お客様は私の背中に手を回すとブラジャーのホックに手を
かけ慣れた手つきで一瞬でパチンと外すと私の胸元から
ブラジャーを取った。

私は胸を隠すわけでもなく恥ずかしがるわけでもなく
何事も無かったかのように無抵抗で動かずを続けた。

主人よりも10㎝以上は体の大きなお客様の暖かく大きな手は
露わになった私の乳房を下から上へ包み込むように触りながら
右手は私のショーツの上から私の長らく男性と交わっていない股間を
揉むように掌で押すように刺激してきた。

「ふっ・・・ふぅっ・・・」

目を閉じお客様のされるがままを決め込んでいた私は
本当に久々の男性からの愛撫で自分の身体が予想以上に
熱を持っていたことに気づき息が荒くなっていたことを
自覚した。

その証拠にお客様の掌が私の股間を何度か押したときに私は
自分の股間が湿っていることに気づき息を漏らしてしまった。

「凄くお堅い奥さんだと思っていたけど
既に濡らしているね~
相当久しぶりみたいだから当然かな?
ここは?ここかな?君の感じるところは?
今日はお金の為とは思わずに君も
楽しんでくれたまえよ」

グッグッ・・・ギュッ・・・

クリクリッ・・・

お客様の掌が私の股間全体へ圧力をかけるような動きから
今度は指先で私の股間の芯を探すような仕草に変わりそれは
さっさりと発見され集中的に指で軽い刺激を与えられる。

胸にある手は私の乳房の感触をひとしきり確認し終えると
今度は乳首を摘まみ左右上下に動かすような動きに変わる。

このような丹念な愛撫に前戯は私も長らく経験がなく
脱いで2分後に私の股間の中に男性器を挿入してくる主人とは
大違いでかなり以前の彼氏を思い出す。

あの人と結婚していたら・・・こんなところでこんな知らない
人とセックスをする羽目にはなっていなかっただろうな・・・

私が社会人になり2年目の時に付き合っていた税理士の2歳年上の
男性はセックスがお上手であったと思う。

私の3人目の男性であったが私がセックスで逝ったのはその人が最初で最後であった。

今日はくしくも借金返済の為の仕方なくのセックスで当時の彼氏の事を思い出さされるなんて
本当に皮肉だなと思いながら私はお客様の愛撫を目を閉じ受けている。

さすがに熟練感の漂うお客様の愛撫はその彼氏よりも巧みに私の最近では不感症気味の身体を
ほぐしていく。

自分でも信じられないくらいショーツに湿りを感じる私はセックスは好きでもない男性でも
こんなに濡れるものなのだなと改めて女性の身体と言うものに感心してしまう。

私だけ?いや・・・女性なら皆少なからずお上手な人を相手にすればこうなるものなのよ・・・
そう言い聞かせお客様の愛撫を乳首からショーツの上からの女性器の芯の部分へ受けていると
セックスでは殆ど声など出ない私が無意識に声を発してしまう。

「はぁはぁ・・・んっ・・・
はっ・・・うぅ・・・」

お客様の愛撫は気持ち良いと思えた。
特に股間を責める指の動きが時折振動するように感じ
私の芯を程よい強さで刺激する。

「随分ほぐれたようだね~
それでは君の最後の一枚も
脱いでもらうかな?」

そう言いながらお客様は私の既にかなり湿らせてしまった
ショーツを右足からそして左足と抜き取るとついに私は
結婚後、初めて主人以外の前に一糸纏わぬ姿を晒す事となった。

《第7章 慟哭 24話 仕方なく1度だけ 中崎明日香 終わり》



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筆者紹介

千景

Author:千景
訪問ありがとうございます。
ここでは私千景が書いた小説を紹介させて頂きたいと思います。
ほぼ私と同年代の既婚者が主役のものになるかと思います。登場人物同士が
つながりを持っていて別の物語では最初の物語の主人公が脇役を務める様な
小説全体につながりを持たせ想像を膨らませていけたらと思っております。
どうぞ宜しくお願い致します

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