第8章 三つ巴 13話~強襲悪魔の巣窟6~稲垣加奈子vsアレン
扉を開けようとする直前に、先ほど聞こえた騒々しさが止み、女の声が聞こえてくる。
最初は、木島さんが犯した雫という女の声かと思ったのだが、念のため扉を少しだけ開けて様子をみる。すると、全身黒のライダースーツのような服を着た、茶髪の女が歩きながら誰かと会話しているのが見えた。
東洋人の顔はあまり見分けがつかないが、見たことのない女だ。女の恰好や会話、部屋に転がっている手下どもの様子から、こいつは侵入者だと確信する。
ソレニシテモ・・オンナヒトリニ、ヤラレタノカ・・?ナサケナイ!
転がっている5人の手下の不甲斐なさに、一気に頭に血が上り、扉を蹴り開け、倒れている手下を器用に躱しつつ、一気に女との間合いを詰める。
「あ!後でまたこっちから連絡するね!」
女は、俺様が扉を蹴り開ける音でこちらに気付いて振り向き、会話を中断する。しかし、すでに間近まで迫った俺に向かって身構えようと向き直るも、もう遅い。
完璧のタイミングで繰り出した渾身の左フックだったのだが、女は異常な反射速度で上半身をのけ反らせて躱す。
バ、バカナ!イマノヲ、ヨケタダト!
必殺の一撃を躱され、一瞬狼狽えるが、ほぼ間髪入れずに、打ち下ろし気味の右ストレートを放つ。
すると、女が足元でタン!という乾いた音を響かせると同時に、後方宙返りをして後ろに避け、カッ!と言う靴音を鳴らして着地し身構えている。
俺様の右ストレートは、ぶん!という物騒な音を奏で、誰もいない空間を空しく切裂いただけだった。
空振りで捻った身体に痛みが走るのは、もう長らくトレーニングから遠ざかっているからか?
綺麗な後方宙返りを成功させた女は、部屋の中央で、大昔のカンフーアクションスターのようなステップを踏んでいる。そして、鼻を親指で摩り、ふふん!と言わんばかりの仕草と表情で俺に向かって聞いてくる。
「わんつー・・わんつーねぇ・・そのあとに蹴りが来ないし、その構え・・・またボクシング?」
女は、少しお道化た様子でこちらを探りながら、相変わらず、なんちゃってカンフーステップを踏んでいる。
「チッ!イマノヲ、ヨケルトハ、ナカナカノ、ハンシャシンケイダ・・・」
現役時代の時ほど、トレーニングをしていないとはいえ、この俺様のパンチを避けるとは、侮ることはできない。それに今の動き、一瞬のやり取りだったが、目の前でふざけたステップを踏んでいる女が只者ではないのは、間違いない。
床に転がっている5人の手下を、目の端にとらえつつ、この女の実力が本物であることを確信する。
「ほわぁぁぁ・・・・おっ?・・雰囲気変わったわね。・・ところで、あなたがこいつらのボス?」
捕らえていた雫とかいう女を庇いつつ、ステップを踏んでいる女を睨み、ファイティングポーズで構えにじり寄る。
あと半歩で、射程に入るという距離まで近づくと、さすがにステップを止め、女も構える。
「オレト、オナジ、ボクシングスタイルダトハナ・・・ナメルナァ!」
半歩踏み出し、射程距離に女を捉え、ジャブの連打を放つが、女は上半身のスウェーイングのみで躱す。茶髪女と、身長2mを超える俺様とではリーチがまるで違う。
最初俺様のパンチを躱した女の動きからして、この女の戦闘スタイルがボクシングではないことは明白だ。それにもかかわらず、ファイティングポーズをとってきた、この女には身の程を知らせてやる必要がある。
女の射程距離外から、ジャブにストレート、フック、アッパーを高速で連打するも、女は倒れている男たちを器用に避けながら、スウェーイングのみで躱し続ける。
「せ、先輩!・・・頑張ってください!」
雫が防戦一方の侵入者の女を、先輩と呼んだということは、こいつらの仲間で間違いない。
「ハハハ、モット、スピードアップスルゾ!」
「お!・おぉ・・おっと!」
パンチの連打を避け辛くなってきたのであろう。女が慌てたような声を出す。
マダマダダゼ!・・イマダ!クラエ!
先ほどから何度か見せた、ジャブ連打からのストレートのパターンをフェイントにして、左のボディを女の右わき腹に打ち込む。パターン化させていた、攻撃の急な変化に、女の反応が若干遅れ、隙が生まれた。
ドシィ!!
「うぐっ!!」
グローブを嵌めていない素手の拳が、女の脇腹に突き刺さる。派手な音が部屋中に響き、女は身体をくの字にして数歩下がる。
カンゼンニハイッタ!アバラフンサイダ!コノオンナモ、ショウショウ、ヤルホウダガ・・・、コレデオワリダ。
これから、どうやって甚振ってやろうかと思い、顔が緩み始めるが、身体をくの字にして俯いていた女が、顔を上げた。
「もぉう!!いったーい・・・!ぜんぜん痛いじゃない!拳銃で撃たれても大丈夫って言ってたのにぃ!!いたいいたい!・・・はっ・・・ご、ごほん・・・おもったよりやるじゃない!?」
ひとしきり、何かに悪態をついていたが、顔じゅうに汗を滴らせ、少し赤面した女は、片目を閉じ、痛そうに脇腹を撫でながらも言い返してきた。
「ナ、ナンダト!・・・バカナ!マトモニハイッタハズダ!」
シンジラレン!・・・ドウイウコトダ!?
完全に脇腹を捉えた一撃のはず。華奢な女の身体で吹っ飛び倒れなかったのは、大したものだと思ったが、言い返してこれるような程度のダメージではないはずだ。
ドウイウ、テジナダ?!
「ちょっと試してみたかったんだけど、やっぱ強化しないで、防御や攻撃なしだと、全部避けるのは難しいわね・・・。あなた・・なかなか速いし強いわよ」
「せ・・せんぱい・・?」
こっちの動揺を無視して、女は、イタタ・・と脇腹を摩り、後ろの雫に顔だけ振り返り、大丈夫、と言うとこちらに向きなおった。
そして、女は着ている服のファスナーを胸元まで下げ、豊満な谷間を少しだけ露出させると、こっちを向き直り女はしゃべり出す。
「ふぅ・・・楽になった・・・。ちょっとこれ高性能すぎるのよねぇ・・そもそもフェアじゃないよー・・・。あのね・・・この服ね、うちが特注で開発させた金属繊維製の特殊スーツで、ウン十億円もかけて開発させたらしいんだけど、耐寒耐熱耐電耐衝撃で耐刃なの。しかも、防弾性能もあって、9mm弾程度だったら貫通しないんですって。・・でも耐衝撃というのは、若干・・・あれよね・・JAROに言わないといけないわね・・・」
「ナ、ナニ?」
女は片手で胸元をパタパタと仰ぎ、もう片手を広げ、肩をすくめる様な仕草をみせながら、服の説明を始めているが・・タイカンタイネツ・・・?よく意味が解らない。
「わかんないか」
女はそう言うと、再び肩をすくめ、脇腹を少し摩ると、構えなおした。
「真理からも、連絡が入ったし・・。そろそろこっちからも行くわよ」
女の構えは、先ほどのボクシングスタイルではない。左手を正面に突き出し、右手は引き絞り、足は開き気味でワイドに構えている。日本の武術か何かだろうか・・?
ボクシングの真似事の時とは明らかに雰囲気が違う。薄い色素の髪の毛が若干逆立ち、女から闘気が立ち上っているのが、感じられる。
女が発するあまりの気迫に、数歩後ずさりしてしまい。慌ててファイティングボーズを構えなおす。
コ、コノオレサマガ・・ノマレテイルダト・・?
「いくわよ」
女は股を割ったスタンスで構えていたというのに、凄まじい速さで、自分の射程距離まで一気に間合いを詰めてきた。
現役時代、数限りない対戦での経験から、頭で反応するよりも早く身体が動き、女を左のジャブで迎撃していた。しかし、女はジャブの連打を難なく躱し、いなしつつ、徒手による攻撃を、かろうじて目で追える速度で連打してきた。
何とかガードが間に合い、急所は防御するが、頬、顎、胸、腹、腕と、女の手が届く至る所に、攻撃が加えられる。
お互いにほとんど場所を移動せず、近距離での打ち合いだ。
女の徒手攻撃は正確に急所を突き、威力も鋭いが、俺様も攻撃の手を緩めない。緩めるわけにはいかない。
女の攻撃力は、女とは思えない凄まじい威力で、ガードが間に合わず、女の拳を喰らった脇腹が悲鳴を上げる。
上腕と前腕を屈折させ、ガードをしている両腕の痛みも酷く、感覚がなくなりつつある。
相手の攻撃はガードしきれずにいるが、こちらの攻撃は、この至近距離にもかかわらず、ほとんどが躱され、とらえたと思った攻撃も、女の手でいなされ、ダメージを与えることができない。
ナ、ナントイウコトダ!・・・ウチアイデマケルダト!?コノオンナノスピードトパワーハ、イッタイドウイウコトダ・・・?!オレサマハ、クルーザーキュウノモトプロボクサーダゾ!・・アタレ!アタリサエスレバ・・・!
「大振りになってきたわよ?」
どすん!ばきぃ!
目の前の女が呟くと同時に、腹と顔面に拳を叩き込まれる。
「グォォォォ!ナゼダ!・・・オカシイダロウ!オレサマハ、モトプロノボクサーダゾ!」
鼻血を手の甲で拭いながら女に向かって吠える。
「そうなんだ?なかなか強いわよ?・・・ないすふぁいと」
悪意のなさそうな女の態度に、さらに怒りがこみ上げるが、何度か受けたボディへの蓄積ダメージとガードで酷使した両腕がそろそろ限界だ。
「稲垣先輩!いけます!やっちゃってください!!」
俺が来る前に、すでに拘束を解かれたのだろう。雫は両手を胸の前で、握り侵入者の女に向けてエールを送っている。
殴ったままのポーズの女が、「もち!」と振り返らずに言うと、再び俺様に向かって構えなおす。
マ、マズイ・・。クヤシイガ、コノママデハ・・・。
「一気にいくわよ?覚悟はいい?!」
先のほどと同じように間合いを詰め、女の連打が始まる。いや、先ほどと違い、蹴り技まで使ってくる。女の徒手だけでも、防ぎ切れなかったというのに、これではひとたまりもない。
先ほどの徒手のみによるラッシュとは似て非なる、足技も加わっての猛襲に、被弾箇所は増え広がる。
「グゥ・・!ガッ!・・クッ!・・クソォォォォォ!・・・ウグッ!」
ほぼ防戦一方となるが、女は容赦なく打ち込んでくる。
「タフねぇ」
女は、俺様が何とか返した反撃を容易く避け、何倍もの攻撃を叩き込んでくる。ガードしようにも、ガードした腕は限界で、ガードした腕が悲鳴を上げている。
マズイ!コノママデハ・・・・ダメダ!!・・オレサマガマケルトイウノカ・・オンナニマケルトイウノカ・・・!!
「ウォォォォォ!!」
満身創痍の身体にムチをうち、最後の気力を振り絞って気炎を上げると、女に背を向け、一気に玄関に通じる扉に向かってなりふり構わず駆け出す。
背中のほうから女が、あ!!と声を上げたが、構わず、そのままドアに体当たりをしてぶち破ると、出口目指して一目散に駆け出す。
コンナトコロデ、ヤラレテタマルカ!!
マイクが失脚して折角めぐってきたチャンスを、こんな一瞬でなくすわけにはいかなかった。この場は、何としても逃げ切り、仕切り直してあの女をぶっ殺す。
玄関に通じる廊下を抜け、玄関ホールに到着する。
そこには、先ほど戦っていた女と同じような服を着た女が、青龍刀を抜いた劉と戦っていた。
劉と対峙し、少し距離をとった位置で劉に向かって、構えていた女が、こちらをチラリと顔だけ動かして確認するのが見えたが、容赦なくそのまま後ろから殴り掛かる。
女を殴り飛ばして、そのまま玄関の扉を開け、車で逃げるつもりだ。
「ドケエエエエエ!!」
「よ、止せ!アレン!・・・不用意に突っ込むな!」
劉の言葉には耳を貸さず、女の後頭部目掛け拳を繰り出す!
つぎの瞬間、女は髪を靡かせ振り向くと同時に、俺様のパンチを躱し・・・・俺様の身体は床に敲きつけられていた。
「グゥ!」
「そいつ強えんだよ!だから言ってやったってのに!!」
劉は、床に倒され無防備になった俺様を庇うように、牽制するため、青龍刀で女に切りかかる。
女は、青龍刀の攻撃をガジッと音をさせながら、手の甲と腕で払うと、青龍刀の範囲外まで飛び下がる。
「うふふ・・そんなナマクラいくら振り回しても無駄ね」
おそらくこの女が着ている服も、さっきの女と同様のものであろう。刃物も通さない代物ということだ。
「くそ・・。立てるか?アレン」
「シット!・・・アタリマエダ」
劉に手を貸され、立ち上がろうとしていると、木島さんの部屋のほうから、人影がこちらに向かって、会話をしながら走ってくるのが見えた。
「こっちの部屋はもう誰もいませんわ。加奈子、そっちは?・・・ええ!咲奈もいたのね・・・よかったわ!・・・・・え?・・ええ、、その男なら、こっちに来てるわね・・・・いま真理に投げられたみたい・・・こっちで対処しておきますわ」
足音を響かせ、通信しつつもこちらへの注意を怠らず、半開き目の長髪女が、木島さんの部屋のほうから、小走りで現れ俺たちの5mほど手前で止まる。
俺様たちを見据えると、通信を切り、劉と俺様を値踏みするように眺めている。
玄関側には黒髪の俺を投げ飛ばした女、右側の木島さんの部屋に通じる廊下には、半開き目の長髪女、さっき俺と戦っていた女は奥にいるが、まだ追ってきてはいない。
おそらく、俺様が可愛がってやっていた咲奈とかいう女を解放しようとしているのだろう。
だが、じきにここに合流するのは間違いない。そうなれば、3人に囲まれることになる。おそらく恰好や雰囲気からしてこの二人もそれなりに強いのだろう。
もし、この二人も先ほど戦っていた女と同程度の強さならどうしようもない。
「チッ・・・。こんなことになるなんてな・・・。とんだ貧乏くじだぜ・・アレン!木島はどうなってる?」
「ノー!シラナイ!」
「はぁ?おまえあいつのボディガードだろうが!」
「木島さんなら向こうの部屋で寝てますわ。お二方とも、おとなしく降参なさい?・・あら?・・・真理?もう一人は?」
「え・?・・あれ?・・そんな・・いない?!・・・動けるはずが・・・は!・・・・佐恵子!奥に逃げて!」
玄関前で、俺様達を外には出すまいと構えていた黒髪の女は、仲間に向かってそう叫ぶと、自身もその場から急に飛び退り、床に伏せる。
何事かと思い呆気にとられていると、その直後、外から派手な車のエンジン音とブレーキ音、そしてタイルを擦るような音を響かせて、黒いワンボックスカーがマンションの壁を擦り、玄関に激突して停車する。
「劉さん!アレンさん!乗ってください!」
「モブ!?」
「アレン!いくぞ!」
劉はそう言うと、右手に持った青龍刀を連続で唸らせる。ビュン!ビュン!と空気を切裂く音が、玄関の近くで伏せている黒髪の女目掛けてて迸る。
「く・・おのれ・・!」
黒髪の女は車が激突した衝撃で、吹き飛んできた玄関扉を押しのけ立ち上がったところで、劉の放った斬撃を、横に飛び退り、辛くも躱すが、足場が悪くなったせいで、大きく態勢を崩し、膝を着く。
「来いアレン!」
劉が再度大声で促すと、俺様達は、攻撃を避けたため、床に膝をついている黒髪の女の横を走り抜け、モブの運転している車に乗り込む。
俺たちが車に乗り込むと同時に、車は急発進しマンションの手入れされた庭を、モブの運転するワンボックスカーが激走し、公道へと飛び出す。
「ど、どうしましょうか?!」
見事なカーテクニックで俺様達の窮地を救ったモブが、運転しながら俺様と劉に聞いてきた。
「・・・モブ・・。テッキリヤラレタカ、ニゲダシタ、ソウオモッテイタゾ・・」
「ああ・・いや、とにかく助かったぜモブ・・・。途中からいなくなっちまってたんで、俺もてっきり逃げ出したものだと思ってた・・・。すまん。・・とりあえず港拠点に迎ってくれ・・。今の時間ならボスがそこにいるはずだ・・・。とんでもない失態だが、報告しないわけにはいかない・・・。それに、あんな奴らを同時に何人も相手にするのは無謀だ・・。入口で見張ってた黒髪の女も、とんでもなく強かった・・。ちっ、左腕がまだ痺れてやがる・・・。木島はあの長髪女が言ってることが本当だとしたら、長髪女にやられちまったんだろうな・・・。アレンのほうにもいたんだろ?・・・その様子だと相当手こずったみたいだしな・・・。木島が生け捕りにされたとなると、厄介なことになるぞ・・・」
前の座席で、劉があれこれと先のことを思案しているような口ぶりで話しているが、俺様はそれよりも茶髪女のことが頭から離れなかった。
身体の至る所を殴打され裂傷による出血がかなり目立つ。特に両腕は、茶髪女の攻撃を防ぎ続けた為、赤黒く変色していた。
脳裏に、凄まじい速度で、強力な攻撃を放ってくる女の姿が思い出される。
茶髪女を攻略する糸口は見えないが、ふつふつと怒りと同時に、不思議と力がみなぎってくるのを感じる。
「アア・・・。テコズッタ・・・。タシカ、イナガキ、トヨバレテイタ。ツギハ、ブッコロス」
後部座席で、シートを二つ占領したまま、どっかりと座り、そう呟くと、茶髪の女に復讐を誓った。
【第8章 三つ巴 13話~強襲悪魔の巣窟6~稲垣加奈子vsアレン終わり】第14話へ続く
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アクションシーンの描写が素晴らしくてドキドキしながら読ませて頂きました!
セクシーで強い3人組!
とても素敵です。
官能的な部分も楽しく拝読させて貰っていますが、
こう言ったアクションシーンにも興奮するものなのですね。
楽しみにお待ちしております!
すごく熱心にお読みいただいているのが伝わってきまして、千景も嬉しく思っております。
今のシリーズの流れでは、今後もどうしてもアクション的なシーンは必要となって参りますので、外せないですし本編の今後の展開にも深く関わってくる意味のあるシーンですので楽しめていただけているのは幸いです。
今後とも是非、一夜限りの思い出話を宜しくお願い致します。