2ntブログ

■当サイトは既婚女性を中心に描いている連続長編の官能小説サイトです■性的な描写が多く出てくる為18歳歳未満の方の閲覧はご遠慮下さい■

第8章 三つ巴 38話 百聞の美佳帆堕ちる・・・

第8章 三つ巴 38話 百聞の美佳帆堕ちる・・・

バケツにピンク色の粘性の液体が入れられている。

その液体に電機マッサージ器のヘッドを漬け十分に濡らすと、仮面をかぶった男はニヤリと笑い電機マッサージ器の餌食たる対象の無様な格好で固定されている人妻を見下ろした。

媚薬入りローションがたっぷりと付着し、照明の光を反射させながら媚薬入りローションを振動によって飛び散らせている電機マッサージ器が美人熟女の股間に狙いを定めあてがわれようとしていた。

今回の女優・・、たしか菊沢美佳帆と呼ばれている美人熟女の無防備な陰核に、プロのAV男優が電機マッサージ器のヘッド押し付ける。

「やっまねなさっ・・うっ!!くぅぅっ・・・!あっ・・・あぁぁぁl!!」

振動する電機マッサージ器が女優の股間に押し付けられた瞬間、ガチャン!!と拘束具を揺らし嬌声を上げながら美人熟女が身体の汗を光らせ跳ねた。

電機マッサージ器のヘッドは容赦なく美人熟女の陰核の上へと押し付けられ、電機マッサージ器のヘッドを支えている細い首の部分は見るからにヘッド部分の押し付けがさぞかし激しいのであろうと思う角度で折れ曲がっている。

身動きが取れず喘ぎ声をあげている人妻女優を見下すような笑みを浮かべた男優が容赦なく電機マッサージ器を人妻女優に押し付けているのがよく見て取れる。

ビチビチビチッ!と股間から卑猥な水音を響かせ、美人熟女が苦悶し、快感に耐えるように目を閉じ眉間に皺をよせて、その熟れた身体をのけ反らせる。

ゴクリと喉を鳴らし、カメラを構えた男は美人熟女の痴態をカメラにおさめていく。

高校時代から映画監督に憧れ、大学時代も趣味にサークルにと撮影の道を突き進んできたのであるが、どこでどう間違ったのか気が付けばここ5年ほどAV撮影の仕事ばかりをこなすようになっている男は乾いた唇に舌を這わせて乱れる女体を夢中でカメラにおさめてゆく。

カメラマンの男は野口と言い、この業界ではそれなりに名が売れてしまい足を洗おうにも生活の為辞められず、最近はもやもやとした想いを抱きながら、この裏の仕事を続けてしまっていた。

そんなところに断りにくいスジから今回の撮影依頼が入り、気が乗らなかったのであるが、いざ始まってみると今回がデビューだと聞かされている、人妻女優の演技は真に迫っていて昨今の借金苦や職業としてAVに取り組んでいる女にはないエロティックな煌めきがあった。

「くっ!!うぅぅ・・・あなたたちっ・・・こんなことして・・・あっあぁ・・・うちの主人が来たら・・・あっあぁぁ・・・命が無いわ・・・うっうううぅぅ・・・!嫌!嫌よ!とって!それとってええええ!・・!またっ!うそっうそよっ!!私がこんなに簡単に・・・きゃぁぁぁあっっ!!ああぁぁぁっっ!こんなにすぐ・・・・・うぅぅぅっ!!あんっ!!!!」

間もなく四十路を迎えるとは思えない美貌、肌の張り、それでいて熟れた身体、若い娘では到達し得ない領域で感じることができる性感帯、更に素人の人妻だと聞かされている女は、明らかに演技ではなく熟れた豊満な身体を揺らし発情しきって感じまくっていた。

長年こういう撮影現場に接してきた経験から女の反応が演技でないことは伝わってくる。

(マジで感じてやがるこの女・・・。ド淫乱で欲求不満の人妻ってやつか・・。こんな美人をこんなにさせちまって・・・。こいつの旦那はなにやってるんだ・・。それにしてもすげえ感じ方だぜ。こいつの普段の映像を参考までに見させてもらったが、部下を顎でつかう凛とした女が、こうやって牝になってる姿は堪んねえな)

目の前ではしたない嬌声を上げ、顔を歪めて喘ぐ人妻女優の普段のスナップ写真や動画を脳裏に思い浮かべ口角が上がる。

「きつい!くっ!!止めなさいっ!!もっもうっ・・・あなたたちっ!!絶対に許さないからっ・・・・あぁぁぁlくっ・・・その機械を止めなさいって言ってるのが・・わからな・・・あっ!!あぁぁっっ!!それもう無理っ!!きっきついっ!!きついのぉ!!あああっ!!」

口を大きく開け、並びの良い白い歯を食いしばったりしながら喘いでいる人妻女優が、キリッとスーツを着こなし大口のクライアントであろう宮川コーポレーションに颯爽と入っていく映像の横顔を思い出す。

その姿からは想像もできない乱れ方を晒し、目の前で複数の男優に身体を弄ばれている女は撮影が始まってから2度目の絶頂を全身で味わっている姿を惜しげもなく披露する。

ガチャリ!ガチャリ!と音をさせ身体を痙攣させている姿を、野口は遠慮なく引いた絵で撮り、続けて逝っている顔をアップでおさめた。

「美佳帆さんが撮って言うてるで!カメラさんしっかり撮ったってや?がはははははっ!

「違う!だ、誰が!!撮ってだなんてっ言ってきゃあああ!!・・やめ!ってええー!撮らないでっやめてっ!!やめなさいっ!!あなたたちっ全員死ぬわよっ‥私にこんなことっ・・・あぁぁぁぁっ!!うそっ!!またっ・・・いっ・・・あぁぁぁぁぁぁあっ!!!あんっ!!!!」

女優の発言の上げ足を取った老獪そうな監督が女優を上手に煽ったところで、女優は3度目の絶頂で豊満な胸をゆすりながら痙攣した。

AV撮影に慣れている野口の股間さえみなぎらせてしまう美佳帆の痴態は電機マッサージ器による陰核責めで続けざまに3度も強制的に恥を晒さされたというのに、全くおさまらない股間に疼きに戸惑いと歯がゆさを感じていた。

(ああ・・!こんなの耐えられない!もっともっと欲しくなっちゃう・・!クリだけじゃなく・・もっと・・!!やはり・・・あの時(過去に橋元と交渉しシックスナインまで持ち込まれ媚薬の能力で感度を上げられた時)のように・・・・いや、今日はあの時の比じゃないわ・・・こんな事続けられたら・・・理性が・・・)

3度も逝ったというのに【媚薬】に毒された身体は満足せず、到底口には出せないような感情で美佳帆頭の中は埋め尽くされていた。

「がはは!美佳帆さん~。クリが皮を押しのけてビンビンに立ってますなぁ!」

ソファに座っていると思っていた橋元にすぐ近くで声を掛けられ驚きのあまりぎょっとして声のほうに顔を向けると、橋元が下着を脱ぎそのそそり立った肉棒を誇るかのように見せつけ顔の近くに持ってきた。

橋元の20cmはゆうに超えている男根を眼前で見せつけられ、その肉棒でピシャリと頬を打たれる。

「美佳帆さん~・・・。どや?・・これがそろそろ欲しいでっしゃろ?」

橋元のそそり立った肉棒から発せられる熱と、僅かに香る男の臭い。普段なら嫌悪感しかないのだが、今の美佳帆からすればその肉棒は違って見えた。

しかし、いくら身体が能力で蝕まれようと精神まで屈するわけにはいかない。

「はぁはぁ!・・・いらないわよ!・・そんな粗末なの近づけないで!」

「強情ですなぁ。美佳帆さんは・・。言うに事欠いてワシのこのご神体が粗末やなんて。そんなことないんは経験豊富な百逝の美佳帆さんなら違うってことわかってるはずですけどなぁ!がはははは・・・。おい、ここからでも勃ってるのが見えるその勃起クリ摘まんだるんや!摘まみ上げてまともに話できんようにして、遊んでやらんかい」

気丈に言う美佳帆の顔に固くなった肉棒を押し付け、その先端からでている透明の亀頭を輝かせる液体を頬に擦り付け、マーキングするように汚し、美佳帆を蔑みながら男優に指示を出す。

股間の間に座り込み、電機マッサージ器で美佳帆にいい様に声を上げさせていた男優の一人が橋元の指示を受け、下卑た笑顔で頷くと、美佳帆の陰核の包皮を捲り上げて陰核を露出させた。

すると、もう一人の男優が硬く膨らみ小指の第一関節ほどにまでそそり立った陰核を根本から摘まみ、陰核を摘まんだ親指と中指を千鳥にさせクリを根元から折る様にして甚振った。

「きゃっ!!!やっやめなさっ・・・・うそっ!!!あああっく!!や、、やめって!ああ!!」

無残にもむき出しにされた陰核を、女性器を知り尽くした百戦錬磨のプロの男優二人に弄ばれ、気丈な顔を快楽に染めてしまい、見下ろしている橋元に感じている顔を再び晒してしまう。

電機マッサージ器で3度も昇天させられた陰核を摘まみ上げられ、これ以上にあげることのできない腰をつま先立ちになって更に突き出してしまう。

更に美佳帆の両サイドに近づいてきた男優二人が、仰向けになっているにも関わらず崩れず良い形を維持した胸の先端で興奮を主張している、陰核並みに感度の上がった乳首を摘まみ上げた。

「ぎゃははは!いつもの気の強そうな顔よりその顔のほうがお似合いですわ!どや?この私のこの一物欲しいって言うたら入れてやってもいいんですけどなぁ?・・・言わんと・・・そのクリ摘まみ上げてもっと【媚薬】重ね掛けしてやりましょか?乳首ももうクリ並みになってますやろ?ブラもショーツも身に着けれんぐらい、少しでも擦れたら逝ってまう身体にしてやることもできるんやで?」

「そ、それは・・!もう!・・ひゃ!ひっ!・・うくぅ・!!そんな!だめ!もういや!・・・・っい、いくぅうううう!」

もっと【媚薬】を掛けられ嬲りものにされてしまうと頭で想像してしまうと、ガクガクと腰を痙攣させ、脚の間で陰核を弄んでいる男優二人に恥ずかしい愛液を振りかけながら美佳帆は一気に4度目の恥を見知らぬ男たちに囲まれて晒してしまった。

「がはははは、美佳帆さん。あなたは本当に失礼な人でんな~。アマンダで会うた時も私に嘘ついて逃げてしまうし、今も私と会話してるちゅうのに逝きおったんですかいな?しかも初対面の男二人に美佳帆さんの愛液ひっかけてしもて・・がはは」

美佳帆に絶頂の余韻を味合わせることなく、股間の間に陣取り愛液まみれにされた男優たちは面白がって陰核を親指と中指で根元から摘まみ上げ、更に陰核の登場部を人差指でへし折り逝ったばかりの陰核を、さらに人差指で弾いて弄ぶ。

橋元だけでなく、周囲の乳首を弄り倒してくる男優たちからもクスクスと痴態を笑われていることに、羞恥心を煽られますます身体に火がついてしまう。

「さあ?どないしますんや?!そもそも私のザーメンを美佳帆さんのおマンコの中でぶち撒けんと美佳帆さんは一生発情した雌猫みたいなままですけど、それでも私は構わんのですがなぁ?がーははははは」

剥いた陰核と勃起乳首を今日初めて会った顔も知らない男たちに散々弾かれ、きゃんきゃんといい様に声を上げさせられている美佳帆は焦点の定まらない目で橋元を見ながら気丈な顔をつくったつもりで、自身のヨダレと橋元の我慢汁にまみれた顔で、言い放つ。

「お、お断りゅ!・・っきゃ!!ひぃぐ!!!ひぃぎい!・・や、!!やめ!!きゃ!!!!きっきたないわよっあなたたちっ!!あぁぁぁっ!!やっいやっきゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」

美佳帆が拒否の言葉を言い終わる前に、股間と胸を弄りまわしている男優たちは示し合わせたように美佳帆の乳首と陰核の根元を同時に捻り、陰核の先端が左右に激しく動くほど根元を拘束でグリグリと潰す。

「いや!もういや!!きゃうう!ああっ!そこはもうやめてっ!もうや!やめて!!!胸もっ!!ああ!うそっまたいやっ!!これ以上逝きたくないのにっ!!逝く・・!逝くぅぅぅぅぅlっ!」


ガチャリガチャリと拘束具を揺らしながら、乳首や陰核責めのみで5度目の醜態を晒してしまった。

「がーっはっはっは!逝くってはっきり言いましたなぁ!まさに百逝きの美佳帆でんな!後でその豊満な胸に百逝の美佳帆っちゅーて墨いれてもらうさかい!それにしても、まだ肝心のおマンコの奥も弄られてませんのに、美佳帆さんは本当に私の目に狂いなかったですわ。ほんまもんの淫乱と言って間違いおまへん」

橋元の馬鹿げた発言に答えることもできず、陰核責め特有の乾いた激しい絶頂に息も絶え絶えに激しく呼吸をして、余韻を受け止めようとする美佳帆であったが、股間に陣取った男優たちがそれを許すはずもなく、休みなく乳首責め、陰核潰し、陰核甚振りが続けられる。

「はぁはぁはぁ・・・あなた・・・たち・・・絶対・・・ゆるさな・・・いやっ!!もっもう良いでしょ!やめ!もう!逝った!逝ったから!休ませ!!!ひっ!!おねが・・・やめっ・・・あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」

汗に濡れた髪を振り乱し、不自由にブリッジ気味の身体をのたうたせてついに責め中断を懇願してしまう美佳帆に橋元が顔を寄せ残忍に聞いてくる。

「休ませてやぁ?・・・あきませんなぁ。休ませてほしいんならどないしますんや?どうしてもクリ虐めやめてほしいんやったら・・わしの肉棒・・美佳帆さんのマンコにぶち込んでくださいってお願いする言葉聞かせてもらおか?」

耳元で聞こえた橋元の下卑た発言に、ついに美佳帆は目を瞑ったままであるが、激しく2度はっきりと頷いて見せた。

「おお?はっきりと言葉で言うてくれますかいな?ちゃんとこの厭らしい口で言うてください」

橋元はそう言いながら、ゼエゼエと過呼吸している美佳帆の唇を指でなぞると、もう一方の手でカメラマンに向けて、近づいて顔をアップで撮影させるべく手招きする。

(ひ、宏・・・ごめん!わたし・・!で、でも・・こいつの解除条件がそうなんだもん・・!しょうがないって許してくれるよね・・?)

「くっ・・もっもういれなさいよっ・・!好きに犯したら・・・いいじゃないっ!!」

目尻に涙を浮かべ、ヨダレとカウパーにまみれた顔で橋元を睨み美佳帆はついに屈辱の言葉を口にした。

「あきませんなぁ」

敗北宣言をしたにもかかわらず、橋元は口元を緩めやれやれと言った感じでそう言うと、男優たちに目配せをし、責めを再開させる。

「きゃああああ!ひいいいい!も、もう!そこはっ!・・や胸も!やめっ!やめてえええ!おねがいっ!!あぁぁっっ!!」


橋元の合図で一斉に動き出した男たちの指に再び翻弄され、美佳帆はすぐに絶頂の高みに押し上げられる。

(ど・・どうして!・・私を嬲って狂わすつもりなの?!ああああ・・!)

激しい6度目の絶頂で身体を震わせながら、美佳帆は頭の中で問いかけた。

「わかってませんなぁ美佳帆さんは。お願いする者の態度っちゅうもんがありますでっしゃろが?美佳帆さん・・・お願いのやり直しや」

橋元のセリフに手を休めず乳首と陰核を責めている男優たちがクスクスと蔑みの失笑を漏らす。

「そ、そんな!・・きゃぅう!!もう!・・これ以上嬲らないで!・・本当に狂っちゃうわあ!ね、ねえ!橋元・・・!橋元さん!・・・」

「ダメダメ。違いますやろ美佳帆さん。ちゃんとお願いできんと私のこのご神体挿入は御預けですわ。わしは別に構わへんのやで?・・・ここにデリバリーの風俗嬢呼んで美佳帆さんの目の前ですっきりしても。ただし、その場合【媚薬】の解除は随分先になりますけどな、がはは。ちゃんと言うてくださいや美佳帆さん。あとでレイプでしたとか言われんようにきっちりカメラにも撮ってるさかい。はっきりお願いしてや?」

目の前にカメラを向けられ、相変わらず陰核と乳首は責められながら、美佳帆はついに、執拗な快楽拷問から逃れたくて、愛する旦那を一時的にとは言え裏切るセリフを口にしようと決心した。

(宏・・。私・・。我慢できなかったけど・・、宏のこと愛してるわ)

「は、橋元・・さんの・・!くぅ・・!っん!立派な肉…棒で・・!美佳帆のこと・・・!きゃううう!ああ・・・!犯してください!うくううう!もう、弄らないで!逝っちゃあうからあぁぁぁぁきゃぁぁぁぁっ!!」


男優たちの陰核と乳首責めに苛まれながら逝く寸前まで追い詰められながらなんとか言い切った美佳帆の頬には悔し涙が一滴伝った。

「がーっはっはっは。気分爽快ですなぁ!おい、しっかり撮ったな?・・よっしゃよっしゃ」

周囲の男優たちとカメラマンに満足そうにそう言うと、股間に陣取っていた男優たちを退かせ、美佳帆の開いた身体の間に橋元が見下ろすように割って入ってきた。

陰核責めと乳首責めで何度も果て、愛液でびちゃびちゃにしている陰唇に自慢の一物をあてがい、ぬるぬると感触を楽しむように擦り付ける。

「ああ!・・ひぃ・・・・うっ・・・うぅ・・・」

快楽責めから解放してもらいたくて、本心ではなく屈服のセリフを口にしてしまった美佳帆は絶体絶命の態勢と状況を、怨敵の肉棒が自身の最も秘めたい部分にこすりつけられていることで再認識させられる。

「がははは、ついに菊沢美佳帆さん頂きや・・。しかし、美佳帆さんには散々手こずらせられもうたし、楽に開放してもらえると思わんことやで?ぎゃはははは!私のご神体で今までの誰よりも感じさせてやりますさかい。私が美佳帆さんを一番感じさせた美佳帆さんにとって忘れられん男にしてやりますわ!」

(くぅ!い・いや・・!!このじゃまじゃ橋元ので本当に逝き狂っちゃうわ・・!落ち着いて・・・!気をしっかり保つのよ!)

危険な任務にも就く仕事柄、凌辱は初めてではないとはいえ、慣れるものではない。

しかし女と言う身体は、屈辱や恥辱にも感じてしまうものだと美佳帆は体験でもって分かっていた。

美佳帆は覚悟を決め、目を閉じ、怨敵橋元を体内に受け入れてしまう屈辱と恥辱で快感をできるだけ得てしまわないよう、心を落ち着かせて【媚薬】によって反旗を翻した身体に無駄な説得を始めたが、その効果はまったく無かった。

・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・
・・・・・
・・・

一方、美佳帆が拘束具に繋がられる1時間前の宮川コーポレーション5階の会議室では、元菊一事務所の北王子公麿、斎藤アリサ、菊沢宏、宮川佐恵子、稲垣加奈子、そして髪を斬られ、ショートボブにされた神田川真理とその隣にすわる老紳士こと栗田教授が残りのメンバーの帰りと報告を待っていた。

すでに先に戻っていた真理に、【自動絵画】を依頼されていた北王子公麿が描いた資料が各人のテーブルの上に置かれている。

その絵には、両手を後ろ手に縛られ、両サイドを何者かに挟むようにして座らされまさに、どこかに連れ去られている最中といった美佳帆の描写と、どこだかわからないが仰向けで倒れた姿の麗華が描写されていた。

「くそ!・・美佳帆さん!・・麗華!・・こんな目にあわせてまうなんて・・」

北王子の【自動絵画】で愛妻が生きていたことにはほっとしたが、連れ去られたのは確実な描写に宏は苛立ちを隠さず描写された絵が置かれた机をだん!と叩く。

宏の発言と机を叩いた音に、佐恵子が誰にも分らない程度で目を逸らせ罰の悪そうな表情を浮かべては目を閉じた。

「宏君。気持ちは解る、などというチープなセリフは言いませんが、先ほど話してくれた【残り香】という能力で得た情報の持ち帰りを待ちましょう。今のままではどこに捜索にいっていいかも皆目見当もつきませんからなぁ」

佐恵子の様子に気付いたのだろうか、栗田教授が佐恵子をフォローするように発言し、同時に愛妻を拉致され苛立っている愛弟子を労わるように窘めた。

「ええ師匠・・わかってます」

両手を机の上に置きその手には拳をつくった宏が、恩師である栗田教授のセリフに応え終えたところで佐恵子が誰ともなしに呟いた。

「帰って来ましたわ・・・。・・・?・・ですが・・人数が少ないようですわ・・」

輸血を終え、点滴の管に繋がれている佐恵子が会議室の入口を見ると、会議室の面々も一斉にそちらに向いた

【第8章 三つ巴 38話 百聞の美佳帆堕ちる・・・終わり】39話へ続く
コメント
コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する
筆者紹介

千景

Author:千景
訪問ありがとうございます。
ここでは私千景が書いた小説を紹介させて頂きたいと思います。
ほぼ私と同年代の既婚者が主役のものになるかと思います。登場人物同士が
つながりを持っていて別の物語では最初の物語の主人公が脇役を務める様な
小説全体につながりを持たせ想像を膨らませていけたらと思っております。
どうぞ宜しくお願い致します

最新記事
最新コメント
リンク
カテゴリ
ランキング
にほんブログ村 小説ブログ 長編小説へ
にほんブログ村
アダルトブログランキングへ
  • SEOブログパーツ
ご拝読ありがとうございます
ご拝読中
現在の閲覧者数:
問い合わせフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

月別アーカイブ
検索フォーム
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
官能小説 人妻 

ランキング