第9章 歪と失脚からの脱出 13話 能力者同士の交わりとその快楽
北王子公磨の別荘と言うにはほど遠いが、仲間の豊島や三出とのたまり場として使っているマンションの一室のベッドでは、今、この部屋の持ち主の北王子公磨と、国内屈指の企業のエリートキャリアウーマンにして道を歩けば男性なら誰もが振り返るほどの美女の空気感を漂わせる才媛、神田川真理がお互いがすでに身に1枚の衣服もつけていない姿で双方が双方の下半身の性器に舌を這わせていた。
(こっ・・・これが神田川さんの神秘の花園・・・神田川さんのような、清楚に見える女性であっても、このように淫らな液体が大量に流れでてくるものなんだな・・・)
北王子公磨も、豊島哲司や三出光春同様、独身をとおしてきた身なので、2人に連れられ性風俗店には良く行っていたので、性行為の経験は意外にも豊富であった。
そんな経験が意外にも豊富な北王子公磨も、神田川真理のようないわゆる高嶺の花とされるような、一流企業のエリートOLを相手にした経験は初めてで、童貞のそれのような感想を心の中で述べていたのであった。
しかし、公磨も性行為に関しては百戦錬磨、どこをどうすれば女性が感じるのかという事は、熟知していて目の前にある真理の白く豊かな臀部の双球、そしてその双球から伸びる美しくも肉付きの良い先ほどまで、その感触をおしみなく堪能させてもらった大腿部。
そして、公磨が神秘の花園と称する、濃くも薄くもない茂みの中央に広がる真理の肉ひだの中からは、透明の真理の快感を物語る量の淫液があふれ出てきていて、陰核を舌で包み込むようにして舌先でさらに刺激を与える行為をしている公磨の舌にもその液体が自然と流れ込んでくる。
そして、公磨の男性器を口に含み、【治療後の消毒】をしている真理の口の中では、公磨の男性器が2段階ほどにわけて、そのサイズは膨れ上がっていた。
真理も宮川コーポレーションの女性社員の中では、その性体験の豊富さは屈指で、佐恵子や加奈子に比べれば群を抜いているだけあり絶妙の口淫技術を誇っていたはずなのだが、公磨のまさかの高等技術と思える陰核責めから、蜜壺の中の肉壁のスポットを指で先ほどから刺激され続けてしまえば、公磨の男性器を口で【消毒】できなくなってきて、ベッドのシーツを両手で握りしめたまま、公磨の真理の治療の効果もあり元気に復活した男性器を口から放してしまい、バチンと頬に公磨の男性器にビンタされる形になった後、股間に顔をうずめたまま、公磨の真理への下半身責めの快感に防戦一方になっていた。
(まさか・・・・北王子さんがこれほど、慣れているなんて・・・あぁ・・・どうしよ・・・私が、北王子さんを気持ちよくさせてあげるつもりが、私の方が気持ちよく・・・そしてこのままじゃ私、北王子さんに、淫らな女性だと・・・思われてしまう・・・でっでも、こんなに気持ち良いことされてしまうと、もう北王子さんのご奉仕できる余裕なんかないわっ…あぁぁぁ声が出そうっ)
ペロペロペロ・・・チュパチュパ・・・ジュルルルッ・・・
六畳のベッドのある一室には、真理の精液が滴りそれを公磨が吸い尽くし、公磨の指の動きで真理の女性器の内部を、丁寧に刺激したり、時には激しく刺激したりすることにより、クチュクチュクチュという隠微な水温だけが響いていた中に、甘美な女性の声が混じるようになってくる。
『あっ・・・あんっ・・・はぁはぁはぁ・・・(気持ちいい・・・北王子さんの、舌、指が私の感じるところばかりを・・・)あっ・・・あぁ・・・』
クチュクチュクチュクチュッ!!!!!
『かっ・・・神田川さんっ!神田川さんが、こんなに濡らしてくれる女性だったとは・・・はぁはぁはぁ・・・もうすぐですからねっ!もうすぐ神田川さんの、ここから、たくさんの清き水が噴き出すはずですっ!いいですねっ!続けますよっ!』
クチュクチュクチュクチュッ!!!!!
ジュプジュプジュプジュプジュプジュプッ!!!!
真理のいわゆるGスポットと呼ばれる膣内にある性感帯を公磨は難なく発見すると、中指の第二関節を少し折り、指の先から腹をあて微振動のような動きをしたと思うと激しくその動きに合わせ出し入れもくりかえし真理の股間から奏でる、BGMは先ほどまでのリズムよりも2倍速にしたくらいの早さになりボリュームも心なしか上がる。
『えっ・・・北王子さんっ・・・うそっ私っ・・・こんなのっ!こんなっ(指だけでこんなに早く逝きそうなの初めてっ!しかももしかして・・・久々に吹いちゃいそうっはずかしぃぃぃ)あっああっ!あんっ!!きたおうじさん~!!!!!もうダメですぅぅぅぅっ!!きゃぁぁぁぁっ!!!んんんんっ・・・』
真理は公磨の、指の責めにノックアウト寸前で手で掴んでいたシーツを口に当て噛みしめながら、最高の快感で喘ぎ、絶頂を告げる言葉を吐くのを羞恥心から無意識に拒否した。
これまで数多くの性経験をしてきた真理は、その後、真理の能力により相手の男性は真理との行為の記憶を消されてきたので、真理も自由気ままに乱れてこれたので、このように快感を我慢し、乱れるのが恥ずかしいと思う相手との行為自体が初めてだったので絶頂を迎えるその時が、これほど羞恥により身体に熱を帯びてしまうのかと、股間から放水していき頭が真っ白になっていく感覚の中考えていた。
クチュクチュクチュクチュッ!!!ピシャァァァァ・・・・。
北王子公磨の指と舌により、公磨の顔に下半身を預けた四つん這いの態勢のまま、公磨の顔に潮を吹いてしまい、膣内の秘所を指で振動を与えるような刺激をされ大きく絶頂に達してしまっていた。
今日は、紅音との戦闘から、逃亡、そして北王子への回復に体力にオーラをかなり消費したあとに、まさかの絶頂をさせられた真理はぐったりとベッドに横たわる公磨に逆さにかぶさるように力が抜け力つきていた。
『か・・神田川さん、大丈夫ですか?・・・沢山素敵な神秘の液体が出ましたね・・・(本当に僕のメガネを最高の水で洗ってくださって・・・)神田川さんに感じて頂けて、僕も嬉しいですよ・・・』
そういいながら、公磨は真理の下半身の臀部の双球や、大腿部の白く豊潤な柔肉の感触を手で楽しみながら、再び陰核に舌を這わせている。
『あっ・・・はいっ・・・申し訳ありませ・・・あっ!!・・はぁはぁはぁ・・・北王子さんを、気持ちよくさせなきゃいけないのに・・・私、ばかり・・・あっそんな北王子さん、私、先ほど・・・んんっ・・ばかりですから、・・・あっ・・またっそんなにしちゃうと、また・・・んんんっ!!』
ぐったりした状態の真理は、公磨の戯れだけで再び絶頂感が襲ってきそうなほど、身体は熱を帯び、感じやすい身体へと変貌を遂げていた。
三十路を間もなく迎える年ごろの経験も積んだ真理の身体は、今1番旬なのであろうが、真理がこれほど感じさせられるには公磨が指にオーラを流しながら真理を責めていたからでもあり、能力者同士の性行為の場合、お互いが性感がより鋭敏となり感じやすいという特徴があった。
公磨も真理もこれまで、能力者との性行為の経験はなくこれが初めてなので、お互いが人生で経験した性行為の中で1番の心地よさを感じている。
真理の戸惑いもそのあたりが大きく原因していた。
(ダメかも・・・私、これを、アソコに欲しくなってきている・・・北王子さんが欲しい・・・どうしよう・・・自分から、挿入しちゃうのなんて、普段している記憶を消す前提でのワンナイトならどうってことないのに・・・私、今日はこのまま今後も北王子さんのパートナーにしていただきたいので記憶を消すなんてことはしない予定だから・・・今日のこの事実は、北王子さんの記憶にも残るし・・・北王子さんは、淫らな女性は嫌いかしら・・・私から求めて・・・北王子さん、幻滅したりしないでしょうか・・・あぁ・・・でも、もうっ・・・・)
そんなとき、公磨も同じ思いだったのか公磨も真理の下半身の肉を堪能しながら口を開く。
『あっあの・・・神田川さん、僕のがまだ大変元気なままなので、神田川さんのここにお邪魔して、こいつをスッキリさせてやりたいのですが・・・』
まさかの公磨からの挿入志願に、真理は一瞬声が裏返ってしまうが、
『えっ・・・あっ・・・はい・・・北王子さんでしたら、私は・・・喜んで受け入れさせて頂きます・・・』
と応え、真理は普段の凛とした表情とはかなり違う、うっとりとしたような笑顔で、公磨の方を向き公磨の段階を踏み巨大化してきた男性器を細い指でなでながら握ると公磨の下半身に跨るような体勢になる。
『あっ・・・神田川さん・・・・』
公磨も男性器に感じる、真理の手の感触で昇りつめてくる快感を受けながら男性器の先端まで真理の受け入れ態勢が整いすぎている女性器が迫ると、自然と真理の腰に手を添える公磨。
『北王子さん・・・それでは、私の中に北王子さんを迎え入れますね・・・んんんっ・・・・(先端が太くて・・・きつい・・・)んんん・・・あっ・・・』
公磨に腰を支えられながら、徐々に公磨の男性器先端を真理自身で締め付けながら、身体を重力に任せ自分の体重を乗せていく。
真理の体重を見事に支えきりそんなことはおかまいなしに天井に向かいそそり立っている公磨の鉄のごとく硬度を誇る男性器を半ばまで迎え入れた時点で、真理はまさかの3度目の絶頂感が襲ってくる感覚に見舞われていた。
『ぐっ・・・・神田川さん、すごい・・しめつけっ・・・きっ気持ち良すぎますっ』
公磨は、真理の腰を少しづつ自分の方へ寄せ挿入を少しづつ深くしていく。
『(こっこれは・・・・うそっ気持ち良すぎますっ!!こんなのっこんなのって・・・)あっ・・・あぁ・・北王子さんっ太いっ・・・あぁ・・・硬くてキツイですっ・・・』
真理はこれ以上身体を沈めてしまうと、まさかの挿入後すぐに絶頂というこれまでの性体験の中では、考えられない失態をおかしてしまうと思い少し腰を自力で浮かせたまま躊躇していたが・・・、
グチュリッ!!!!!!!!!!
なんと自分の腰にあてられていた公磨の両手が、真理の骨細の腰骨を力強くベッドへ向けて引き寄せた。
(最奥に何か来た・・・
私の奥に北王子さんの硬く太い先端が突き抜ける・・・
なにこれ・・・
なんなの・・・
私こんなの知らない・・・・)
様々な思いが同時に脳内をかけめぐり、そして真理の脳内からは、羞恥心という理性が快感という大波に包み込まれ、真理の口からは大絶頂を告げる声が漏れてしまっていた。
『神田川さんっすみませんっ!気持ち良すぎていっきに・・・』
グチュッ!!グチュリッ!!!
そして2度3度最奥を強烈な勢いで殴打する公磨の男性器。
『うそぉぉぉっ!!きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!逝っちゃいますぅぅぅぅっ!!!!!!』
1度目の最奥への打ち付けにより、我慢の限界を超えた真理が人生で最も深いエクスタシーを感じ普段の話声からは考えられない大声をあげ、エビぞりになってしまうと第2撃、3撃目が今感じた大きすぎるエクスタシーの波が収まらない間に、さらに大きすぎる快感を与えてくる。
バスンッ!バスンッ!
(あっあの神田川さんが、のけ反りながら僕の突き上げで逝ってくれるなんて、そして大きな形の良い胸を上下に揺らせながら・・・あぁ・・・僕は今日この日をこの瞬間を経験するためにこの世に生まれてきたのかもしれない。全国の神田川さんファンに撲殺されても本望だ・・・しかし、神田川さんの股間の中は、これまでに経験してきた女子に比べても格段の気持ちよさだぞ・・・なんだこの気持ちよさは・・・普段は20分は持つのだが・・・これは・・・もしかしたら結構早く射精してしまうかも・・・もう出し惜しみはしていなれないですね。僕の振動男性器を神田川さんにも味わってもらわなきゃ・・・)
公磨はのけ反り、公磨の男性器に差し込まれていなければ、倒れてしまいそうな真理の腰を支えながら下からゆっくり突き上げていた速度を徐々に上げていくと、男性器にオーラを流し込み、自分の男性器に微振動を加える。
これが公磨が、性技にオーラを応用したオリジナルの技でまさに公磨の男性器は、バイブなどの大人の玩具以上に精密な振動を女性器の中で起こすというものでこれまで公磨の見た目は女性経験がとても豊富に見えない容姿のギャップに騙され数多くの風俗店の女性を鳴かしに鳴かせてきた技で、それは真理も例外ではなかった。
バスンバスンバスンバスンッ!!!ブルルルルッ・・・・グチュグチュッ!!!ピシャァァァァっ・・・・
『ウソっ北王子さんっ中でっ中で北王子さんが奮えていますぅぅぅ奥がっ!!あぁぁぁぁ奥に当たって震動してますぅぅぅぅきゃぁぁぁぁぁつ!!!またっまたきちゃうっ!!またきちゃいますぅぅすごいっ!!すごすぎますぅぅ!!いくっっ!!いくぅぅぅぅっ!!もうだめ~!!!!ひゃぁっぁっ!!』
真理は通常の公磨の騎乗位からの、最奥への突き上げですら未だかつて経験した事のない、膣奥への信じられないほどの刺激から、2度3度と挿入後にありえないペースでエクスタシーの大波の襲われていたのにもかかわらず、そこからさらに能力者同士の性感の共鳴で通常の10倍以上の快感に加えての男性器の最奥での微振動で、天国を味わっていた。
『神田川さんっ!!ごめんなさいっ!これ、次はもっとすごいかも。。。。』
公磨は自分の男性器の届く、最奥の部分に男性器先端を押し付けたまま真理の腰をさらにグッと下に動かしながら、男性器の微振動の振動の強さを上げていく。
ブルルルルルルルッ!!!!!!
『ひぃぃぃぃっ!!!!!!きゃぁぁぁぁぁダメですっ!ダメです~!!!!北王子さんっお願いしますっその振動止めてくださいっ!!私こわれちゃいますっおかしく・・・頭がもう何も考えれなくなっちゃうっ!!いくいくいくいくいくっ!!!いくぅぅぅぅぅっ!!!きゃぁぁぁぁぁっ!!!あっ・・!!!!』
真理は両手で自分の頭を押さえ、首を左右に振りながら美しい黒髪を振り乱し、豊満なバストを左右上下に揺らせながら、発狂したように公磨の腹部の上で踊り、そのまま隣人から苦情がくるかもしれないほどのボリュームで悲鳴をあげ、公磨の上に気を失ったままぐったりと力尽きていた。
『はぁはぁはぁ・・・・神田川さん・・・すごいですよ・・・こんなに乱れてくれた女性は、僕も初めてです・・・嬉しく思いますよ・・・・』
と、自分に倒れ込むようにして抱き着くように乗っかっている、真理の背中に手をまわし頭をなでながら公磨はそうつぶやいたが、肩で大きく息をしながら気を失っていった真理には聞こえていなかった。
この後、気を取り戻し復活した真理は、公磨がまだ射精していない事を気にして、2ラウンド目に突入し、再び今度はバックの体勢から公磨の微振動男性器の威力を味わい、2度目の発狂後の失神をさせられこの時にようやく公磨は、真理の背中に射精することができた。
そして2人はお互い体力が戻ると、今後は恋人同士寄り添い生きていくという誓いを言葉で交わした後、仲良く布団をかぶり幸せそうな表情でベッドに横たわっていいた。
その姿を、荷物を取りに行き帰ってきた加奈子は、何があったかを察し部屋には入って来ずに1人たたずんでいた。
【第9章 歪と失脚からの脱出 13話 能力者同士の交わりとその快楽終わり】14話へ続く
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