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第9章 歪と失脚からの脱出 25話 元弱者の野望

第9章 歪と失脚からの脱出 25話 元弱者の野望

菊一三銃士が、紅音から命じられた任務の末、まさかの超強敵の髙嶺六刃仙と出くわしていた頃、この男は以前から常々考えていた己が野望を叶えるために、今や宮コーの特に宮川佐恵子派のアドバイサー的存在として、今は神田川真理のほぼ帰宅しない府内都心の個人所有のマンションの一室で世話になっていた栗田教授に会っていた。

このグランドハイツというマンションは3LDKで、通常はそこそこの家庭が家族で住んでいて、過去は今は宮川アシストに席を置く岩堀香澄も主人と子どもと3人で住んでいたマンションである。

そのグランドハイツの707号室で今、持ち主である神田川真理以外の2人の男が、寝室で居た。
1人は冒頭で挙げた栗田教授で、もう1人は今や宮川アシストの代表取締役という系列会社の社長に降格となった佐恵子のボディガード兼雑用係として真理が送り込んだモブこと茂部天牙である。

『モブ君。私はかまわないのだがね。これくらいの手術は、メスなどなくても十分行えるし、麻酔がなくとも君に痛みなど与えることもなくこなせる自信はあるのだが・・・君のこの部分を大きくするという事は決して良い事ばかりではないのだよ。』

『かまいません教授!教授のような元々でかい人には短小の辛さがわかんないんすよっ!それに俺は・・・(社長や岩堀部長と最近、美人と出会う機会も増え、真面目に働いているしきっと好印象を持たれているのでいつこの短小野郎を使う機会が来てもおかしくない!?)その・・・ここがでかけりゃもっと自信が持てると思うんです!』

神田川真理所有の、今は栗田の為に1つ追加で用意されたベッドに、全裸の若い男、モブが横たわりその隣にゴム手袋をした初老の紳士、栗田教授にそう返す。

『そうかね。まあ・・・確かにこの部分の良し悪しで女性の男性に持つ印象というのは確かに変わりますからな。モブ君の気持ちは良くわかります。しかしモブ君、今から私が手術を施す条件として、君に1つ約束をしてもらいたいことがあるのだが大丈夫ですか?』

『やっ・・・約束っすか!?はい!できる事ならなんでもっ!』

『いや・・・約束というのは、紳士たるものなら当たり前の事なのですがね。君もこれからは、レディにはいかなる理由があっても暴力を振るわないと私に誓って欲しいのですよ。ただし、君や君の守るべき人の命を狙うような相手は例外ですけどね。』

『はい!そんな事あたりまえやないですかっ!俺は社長の身を守るために雇われたんすからっ女性に暴力何てふるうわけないですしっ・・・それに・・・今俺の周りに居る女性は、宮川アシストの事務員さん以外は、仲良くしてくれてる方々はみんな俺より数段強いんすよっくそっ・・・』

今はかつての不良時代の影は潜め随分と、佐恵子や香澄の影響も受け、社会人としての心構えなども鍛えられ、真理や加奈子の稽古(リンチ)により心身ともに強くなってきたモブではあるが、そんなモブも自身が強くなるにつれ、周囲の能力者の強さが解るようになり、己の無力さを思い知らされていた。

そんなモブが純粋に望んだものが、せめてもの抵抗にいざという時に行為に至るような幸運に恵まれたときに、女性を快感に導けるほどの男性器でありたいと強く願い栗田教授に相談に来た結果、今から施される増茎手術に至ったのである。

『それではモブ君。始めますよ・・・う~ん、しかし君は・・・見れば見るほどに小さいねこれは。うん、これはいけませんね・・・しかし、この矮小な一物とも今日でおさらばですからね。3倍の24cmくらいにはなるでしょう・・・では私の指刀メスで・・・痛みはかんじませんからご心配なく・・・あと股間にかなりの熱を感じますが、それは我慢してくださいね。』

栗田が指刀でモブの男性器の包皮を切断していくが不思議と痛みを感じないのは、あらかじめ麻酔に類似するオーラをモブの下半身へ流し込んでいたからである。

『っす!熱いのも痛いのも、でかなれるのならいくらでもっ!』

そしてモブの増茎手術は進んで行き・・・













30分ほど経過したときには、すでにモブの男性器は過去の8cmほどしかなかった子供のような男性器から、24cmを越える立派な男性器へと生れ変わっていた。


『熱いっす!熱いけど自分のチンポに重みを感じる事なんてはじめてっすよっ!うっうぉぉぉ教授勝手に勃ってくるんすけどっ!』

栗田の神技により、生まれ変わった自分の男性器を眺め、モブはさぞかし満足げにしかし興奮がおさまらないようである。

『まあ、これでモブ君自身が自分に自信がもてるのなら結構なことです。(ついでに君の身体のオーラの流れも良くしておき、五感強化と君に相性の良さそうな能力をいくつか付与しておいたので、あとは努力しなさい。あっしかし、SEX快感増加の能力は付与しても使う相手がいなければ宝の持ち腐れかもね・・・まあ男の部分は自身で磨くしかありませんからな)ふふふ・・・ははははっ』

そんな事を考え1人笑う栗田を、やっとベッドから起き上がり服を着終えたモブが、

『教授!あざしたっ!これで俺もマーベラスに生きていけます!(社長に岩堀部長とやれる日がきたらこのデカマラでガンガンつけるぜ!)』

と彼のもてる最大限の礼儀作法で頭を下げると、神田川真理のマンションから勢いよく立ち去っていったモブ。

しかし、この日栗田がモブに施したのは、男性器のサイズアップなどほんのおまけだと思えるほど、モブ自身が持つ潜在能力を引き出していたのであった。

この日を境に、モブの宮川アシスト、ひいては宮コーでの存在は大きく変わり、佐恵子派の人間にとっては思いがけない戦力アップとなり彼自身が求めていた巨大化された男性器を奮う機会に恵まれていく幸せを彼自身も今はまだ半身半疑であったはずである。

そしてこの日、モブは自宅へ帰り納まりのつかない術後の男性器で一通り社内で出会った女性たちを想像しながら自慰を試みて、今までよりも勢いよく発射した白濁が彼の寝室の天井に到達してしまった事に驚き眠りについたのであった。


~同時刻・・・岩堀香澄の住むマンションでは~

そしてそのモブに性的な対象として見られているとは気づいていな2人は今偶然にも、岩堀香澄のマンションで一緒にいたのだった。

三出光春の能力で周囲には三出ことモゲが哲司、そして哲司がモゲだと認識される状態で、お互いの恋人、佐恵子と千尋と過ごし、お互いの恋人関係に進展を求めた事により、モゲを哲司だと思い込み、SEXをしてしまった佐恵子は香澄のマンションにきてすぐに浴室を借りていた。

モゲの能力や、性技をふんだんに使われての行為は、佐恵子に相手が哲司だとしても、受け入れがたいものがあり、ただ哲司への恋心、初めて出会った時の哲司の好感度により耐えることができたが、哲司だと思い込んで(思いこまされ)ていたモゲが佐恵子の股間に施したビー玉という呪縛は、自分自身で取ろうにも中々取れずにいた。

香澄のマンションの浴室内にある鏡を見て、自分自身につけられてある白い肌に食い込むような縄目の後を見て、今夜起きたことが現実だと改めて思い知らされる佐恵子。

(哲司さま・・・わたくしは、何をされても哲司さまをお慕いする気持ちはかわりませんわ・・・しかし、しかし、今日の哲司さまは、本当に哲司さまでしたの・・・?)

そう思いたくもなるほどの、モゲの責めにほぼ性経験が無いに等しかった佐恵子には受け入れがたいものであったのだ。

そして、佐恵子は自分の指で、モゲに注入された膣内のビー玉を取ろうと努力したものの、取ることは叶わず、一通り身体を流し終えると、バスルームの脱衣場に香澄が用意してくれていた、バスローブを羽織り香澄が待つリビングへ戻った。

香澄は、浴室から戻った佐恵子を見ても、まだいつもの佐恵子の様子とは明らかに違う事に、香澄が佐恵子が深夜に自分のマンションを訪れた時に感じた嫌な予感が的中しているのではないのかと、鼓動が激しくなってくる。

香澄自身、つい数か月前に不本意ながら、したくもない相手、それどころか忌むべき相手でもある水島という男に半ば無理やり性交渉を強いられた経験があるので、今の佐恵子の表情や腰のふらつき具合、そして脱力感などからあの時の自分に重なるのだ。

『社長・・・』

『あっ・・・あぁ・・・香澄、本当にごめんなさいね。こんな時間にお風呂まで・・・』

バスルームから戻った佐恵子は力なくそう言うだけで、その後はソファに浅く腰をかけ無言でどこを見るわけでもなく、うつろな表情であった。

(社長・・・やはり・・・これは、見ず知らずの行きずりの相手か・・それとも敵対する企業や、組織の誰かにか・・・激しいSEXの後のような、そんな感じがしてならない・・・しかし、今の社長にはそんな事きけないし、私に何かしてほしい事があれば・・・社長から言ってくれるよね・・・今日はゆっくりお休み頂こう・・・)

香澄は内心でそう思い、佐恵子に自分のベッドで寝るようにと即したが、佐恵子はここで休ませてもらうわとソファで寝ると頑なに言うので、香澄も佐恵子の向かい側のソファで一緒に休むように伝え、寝ていてもかまわないので何かあれば起こして言ってくださいと伝え眠る事にした。

『・・・ありがとう・・・香澄・・・感謝します』

と言ってくれた社長の声が、何か不安と寂しさが混同したように感じた事が、香澄には自分の予想は間違っていない、明日からは似たような経験のある自分が誰より社長の支えにならなければと誓うのであった。

【第9章 歪と失脚からの脱出 25話 元弱者の野望終わり】26話へ続く
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筆者紹介

千景

Author:千景
訪問ありがとうございます。
ここでは私千景が書いた小説を紹介させて頂きたいと思います。
ほぼ私と同年代の既婚者が主役のものになるかと思います。登場人物同士が
つながりを持っていて別の物語では最初の物語の主人公が脇役を務める様な
小説全体につながりを持たせ想像を膨らませていけたらと思っております。
どうぞ宜しくお願い致します

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