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第9章 歪と失脚からの脱出 43話 寺野麗華のその後・・・水島喜八との出会い

【第9章 歪と失脚からの脱出 43話 寺野麗華のその後・・・水島喜八との出会い】

「どうかしたの?」

ザビエラの視線の先を不審に思って目を向けた倣華鹿が、ザビエラに視線を戻して問いかける。

「いや。なんでもねえ」

倣華鹿の問いかけに、短く答えたザビエラは部屋中央で睨み合い、火花を散らしている二人の間に立った。

「よし、二人とも準備はいいな?ボスたちの希望どおりあくまで余興だ。そのへんわかってやってくれよ?危ないと判断したらオレが止めに入るからそのつもりでいてくれ」

二人の間に立ったザビエラがそう言うと、試合開始の合図である片手を高々と上げる。

「どっちが上か、優男君にはちゃんと教えておかないとね」

「へっ・・、そううまくいくかな?」

ボディチェックで濡れてしまったことをこの場で言われては堪らない、と思ったのか優香は劉幸喜の呼び方を「むっつり色男」から「優男君」に言い換えたようだ。

しかし依然として優香は、先ほどいいように触れたことに怒っており闘志満々の目付きである。

その優香に対して、劉幸喜は普段の軽口口調で、相変わらず飄々と振舞っているが、内心は優香の雰囲気にややのまれている節があるように見えた。

「はじめっ!」

そんな二人の心境を見透かしているがお構いなしに、二人の間に立ったザビエラはさっさと試合を始めてしまおうと、開始の合図を口にし、上げていた手を振り下ろした。

開始の合図と同時に、先に仕掛けたのは優香だった。

「はっ!!」

どごぉおおおおん!

優香が気合の籠った声と同時に右手を突き出すと大きな振動音と爆音が起こり、劉幸喜を中心に床の埃が舞い散って、建物がビリビリと震えて揺れる。

「ぐえっ?!」

「なっ?!なんだ?!」

劉幸喜はつぶれたカエルの鳴き声のような声を出し、張慈円の手下たちも突然の轟音と肌にビリビリと伝わってくる衝撃にどよめきを上げた。

倣華鹿とザビエラだけは、予期していた範疇のことであるので、涼しい顔をしている。

優香は、劉やギャラリーの反応を置いてけぼりにしてすでに床を蹴り、劉との距離を一気に詰めるように飛んでいた。

しかし、劉との距離はすぐには縮まらない。

何故なら優香の掌から放たれた衝撃波は劉を捉え、大きな爆音とともに劉の身体を後方に弾き飛ばしていたのだ。

「ぐぉ・!?なんだってんだ?!」

優香イコール寺野麗華だというイメージが完全に拭えていないのか、寺野麗華が使うはずもない技能をいきなりぶっ放され、劉幸喜は、その衝撃波をまともに喰らってしまったのだ。

空気が振動するというのか、見えない空気の壁で思い切り全身を叩かれたような衝撃が、全身に走ったかと思うと、劉はものすごい勢いで後方へと吹き飛ばされたのだった。

(・・衝撃・・?振動か?!)

技を受けながらも、技の性質を見極めようとした劉幸喜は、吹き飛ばされていた身体を何とか態勢を立て直して衝撃による勢いを止めよう両膝を落し、靴で床を擦らせて勢いを止める。

しかし、眼前にはすでに優香が目の前に迫って右手を振りかぶっていた。

「はあっ!」

「ぐっ!」

一閃、容赦なく衝撃波がこめられた掌底が劉のガードの上から突き抜けてくる。

どしいいいぃん!

優香の攻撃を受けると同時に、再び爆音が倉庫に響き渡り、耐え難い衝撃が劉の身体に叩き込まれた。

チャイナドレスを着た、身目麗しい美女が放った一撃とは思えないほどの、音と振動が倉庫中に響き渡る。

ビリビリと倉庫全体が揺れ、天井からパラパラと埃が舞い落ちてくる。

劉はかつてオルガノマンションで、神田川真理からも似たような技を受けたことがあるが、優香と呼ばれる女の技は性質からして全く違う。

神田川真理の双掌打はあくまで肉体強化をし、相手の攻撃にカウンターとして合わせてきた結果の威力であった。

しかし、優香の技は敵のタイミングやカウンターなどを考慮していない。

優香は肉体をそうとう強化している上、ガードの上からでも容赦なく衝撃をガンガン叩き込んでくるいわゆるゴリ押し系だ。

高レベルの肉体強化能力に加え、オーラを振動に変換させる技能を同時展開しているのだ。

違った種類の能力の同時発動を可能としている能力者は実はあまりいない。

そもそも二つ以上技能を持っている能力者も少ない上に、同時使用となると難易度は跳ね上がる。

劉幸喜は、倣華鹿が優香のことを、ついこの間、末端構成員から引き揚げたと言っていたので、まさか技能の同時発現が可能なほど練達した能力者だとは思っていなかった。

暗器に帯電させ、同時に肉体も強化しつつ暗殺拳を駆使して戦う雷帝張慈円や、宮コー十指に数えられる殺人技能を多数有する紅蓮、精神同調系の複合技能を同時使用可能な魔眼などは例外中の例外なのである。

一般的な能力者、野良と呼ばれる者たちになると、能力2種類持ちなどゼロに近いというのが常識だ。

本来なら能力2種類以上持ちも珍しいし、能力の同時発現の使い手となるともっと珍しい。

能力の同時発動の難しさを例えるなら、右目と左目で別の動きをしなければいけないくらい難しい。

しかもこの速度で近接戦闘を行いながら、肉体強化とおそらくオーラを衝撃や振動に変化させて、戦う対象に叩き込んでくる芸当は一部の天才を除き、一朝一夕で身に付くはずがない。

優香は、もともとじっくり考えるタイプではなく、野性的な天性のセンスを持っている稀有な人物ではあったのだが、もともとここまで練達した能力者ではなかった。

「てやっあっ!!」

どしいいいぃん!

優香の放った凶悪な左鉤突きが、ガードした劉の右腕にぶつかり再び爆音を建物中に響かせたのだ。

「ぐっおおぅ?!」

劉幸喜は呻くと、その衝撃と威力に耐えられず、そのままきりもみ状態で吹き飛び、倉庫壁面近くにある木製の瓦礫の中に突っ込んで、大きな激突音と埃を巻き上げている。

実はついこの前まで、優香は肉体強化のみしか使えない能力者であった。

しかし数か月前、倣華鹿に見いだされた際、倣華鹿の能力により新たな能力を添付され、能力の容量自体を拡張されていたのであった。

ほとんどの者に知られていないが、吹雪の異名を持つ倣華鹿の真に恐ろしい能力はオーラを氷雪に変化させる攻撃技能ではない。

倣華鹿の氷雪系能力は見た目こそ美しいが、そこまで攻撃力の高いものではないのだ。

雷撃や炎などにくらべると、氷雪の殺傷能力はさほど高くない。

雷の温度は瞬間的にとはいえ、最高3万度にもなるし、炎の温度も能力者の力量によっては限界がない。

しかし、低温度の技能は限界で-272度である。

もちろん生身の人間が喰らえばひとたまりもない温度であるが、倣華鹿はそこまで低温度を発現できないし、高温の炎と打ち合うと撃ち負けやすいことも知っていた。

そこで倣華鹿も、能力を低温度目的とした使い方ももちろんするにはするが、もっぱら氷を硬質化させ刃として使う方法を多用していたのだった。

優香の本名などについては倣華鹿も知らなかったし、優香が忠実な部下と化した今となっては興味もないことだが、やはり優香こと湯島優香は、元菊一探偵事務所の姫こと寺野麗華であったのである。

菊沢美佳帆とはぐれ、護岸公園の堤防で劉幸喜と戦って敗れ河に逃げ、飛び込んだまでは良かったが、冷たい河水に体力を奪われ、なんとか対岸の岸までたどり着いたものの、多量の失血をしてしまったうえ、力尽きその岸で何時間も気を失ってしまったのだ。

そこへ、同じく張慈円の手下たちによって河に投げ捨てられた水島喜八に偶然発見され一命を助けられたのであった。

水島は張慈円の電撃で死んだと思われていたが、死んだのではなく心肺停止状態、いわゆる電撃によるショック状態になり、仮死状態に近い状態だったのである。

水島は気を失っていたことが幸いし川の水を飲まず、流れに乗ってほぼ無傷で麗華がなんとかたどり着いた、反対側の岸に流れ着けたのであった。

水島は護岸のコンクリートにへばりつた貝殻が頬を摩擦する痛みで、意識を取り戻すことができ、目覚めと同時に宮川佐恵子に掛けられてた【魅了】も、術者である佐恵子が南川沙織に致命傷を負わされて意識を失っていたことから、解放されて正気に戻ったのである。

そして、すでに紅蓮こと緋村紅音に焼き殺された橋元に掛けられていた呪詛【媚薬】、女を発情状態にする能力だが、男に対しては欲望を増幅させる効果があった呪詛からも解放されたのであった。

しかし、橋元の【媚薬】、佐恵子の【魅了】から解放されたことで水島喜八は、より冷静に自分の状況を把握することができた。

自分の犯してしまった罪の重さや、すでに取り返しがたい社会的損失に絶望した。

勤めていた平安住宅にもすでに籍はないはずであるし、【媚薬】の効果により犯罪にも手を染めてしまっているため、警察にも犯罪者として追われているはずである。

水島喜八は、まともな社会復帰は無理だ。と絶望して川岸の汚泥のなかを歩いていた時に、偶然にも負傷し気を失っている寺野麗華を発見したのであった。

水島喜八はこの僥倖に掛けた。

すでに体温を失い冷たくなって、死にかけている寺野麗華を介抱することで、菊一事務所と宮川コーポレーションに恩を売り、生き延びる可能性に掛けたのである。

水島は、不動産業をしていたときに目を付けておいた、家主が老齢で県外にすんでいるアパートを知っており、そこの合いカギももっていた。

河水に濡れ冷たくなった寺野麗華を闇夜に紛れて背負って運び、なんとかそのボロアパートまでたどり着いたのだった。

水も電気も共用部分から拝借できるし、当面の雨露をしのぐねぐらを手に入れたのだった。

宮川コーポレーションや菊一探偵事務所が必死に捜索しても、寺野麗華の行方がつかめなかったのは、寺野麗華が誰も住んでいるはずのないボロアパートの一室にかくまわれていたからである。

寺野麗華が発見できなかったのは水島喜八のせいでもあり、寺野麗華が一命を取り留めることができたのも水島喜八の必死の看病のおかげであったのだ。

しかし、水島のおかげで傷が癒え、意識の戻った寺野麗華は、水島の苦労の甲斐もなく、記憶を失ってしまっていたのだ。

麗華がぺちゃんこの布団で目を覚ましたとき、見たこともない天井だったことに困惑していたが、すぐそばにいた男は麗華がようやく目を覚ましたことに、無邪気に声を上げて喜んでいた。

6畳ほどの広さの畳の部屋の煎餅布団の上で身を起こした麗華は、見たこともないパジャマと見たこともない下着を着せられていたことに気付くとはしゃぐ男を睨む。

しかも、麗華は失血のせいか、なんらかのショックで、記憶をまるっきり失っていたのだ。

麗華は、手を握ってきて無邪気にはしゃいでいる男が、自分を半裸にしてイタズラをしたに違いないと決めつけると、とりあえず拳と足の裏の連打で対応したが、ボコボコになった男の話をよくよく聞いてみると、この男のおかげで命が助かったということがわかったのだ。

兄と名乗った血まみれの男に麗華は平謝りし、麗華もいきなりボコボコにしてしまった良心の呵責から、何も思い出せないのだが、男の言葉をとりあえず信じることにしたのだった。

一か月後、兄の養生で、傷も完全に癒え、体調も戻った麗華だったが、記憶を失っているためか、麗華はかつての知り合いがいるかもしれない場所に行くことを拒んだ。

水島がいくら勧めても、麗華はもう少し何かを思い出すまでは待ってほしいと言って、すぐには行きたがらなかったのだ。

記憶を失えば、そこに都合の良い記憶を植え付けてくる人がいるかもしれない。という麗華の言葉に水島喜八は心を痛めた。

橋元と付き合いのあるときは【媚薬】に侵されていたのか、水島はそういった良心の呵責が無かったことに驚きつつも、自分が起こしてしまった凶行の罪に苛まれた。

もともと多少ズレがあったとはいえ、いまは些か常人に戻った水島の心はズタズタになっていた。

しかし、はやく寺野麗華を無事に菊一事務所か宮川コーポレーションに連れて行かないと、どちらにしても生きていく方法はないと思い、最低そこまでは頑張るつもりで水島は麗華の兄として振舞い、麗華の記憶回復を待つことにした。

だが、大の大人二人が生活していくには結構なお金がかかる。

盗水をしても、水道水では味が無いし、そもそも水だけでは腹も減る。

盗電をしても、家電製品がなければ寒さも凌げないし、飯も炊けない。

水島には悪事をして貯めた多少の貯金があったのだが、今となってはお金を口座から出すこともできないし、それに手持ちのお金やカードは、大塚マンションに監禁されているときに、菊沢美佳帆に財布ごと没収されてしまっている。

即席の兄妹の生活はたちまち困窮した。

しかし住所不定、経歴不明の二人の身の上ではまともな勤め先は望めない。

そこで水島は、昨今政府の反社勢力排除強化のせいでヤクザの力が弱まっている代わりに、中華系マフィアが台頭してきていることに目を付け、飲食店などにケツ持ちやみかじめ料としてオシボリなどを降ろしている食品工場に麗華と二人で訪れたのであった。

そういうところであれば、とりあえず雇ってもらえると思い切って麗華と二人で訪れたのだが、水島の思惑通り、とにかく人手が足りない言った工場長の鶴の一声で、思った以上に簡単に採用された。

そして、その食品工場こそが、菊沢美佳帆が刑事の杉誠一と粉川卓也を同行して寺野麗華の存在を確認しようとした場所であり、倣一族が運営する工場でもあったのである。

その工場で水島もよく働いたが、能力者である寺野麗華の働きは常人離れしていた。

それも当然で、もともと生粋の肉体強化系の能力者である麗華は、記憶喪失になっているため、周囲の目も気にする配慮もなくなっており、容赦なく肉体を強化してメキメキ働いてしまっていたのである。

素手で油圧式の機械の動きを止めて同僚が機械に巻き込まれそうになったのを助けたり、フォークリフトを使わずに200kgぐらいの米袋を運んでいたので、その美貌を隠す為にできるだけ地味な服装をしていたにもかかわらず、麗華は職場ではすぐに超目立ってしまっていた。

その働きを見た工場長に、あれは明らかに能力者だと気づかれてしまい倣華鹿の知るところとなったのである。

その倣華鹿は氷雪系能力のほかに、【契約】と【容量増加相乗】という技能を有していたことが、麗華の現在の能力者としての力量に関係していた。

【容量増加相乗】、対象者は術者の要求する条件を飲めば、対象者の能力の数、能力の容量を飛躍的に向上させ、術者の指定した相手の能力を対象者に相乗りで使用させることができる。すなわち新たな能力をもう1つか2つ使用できるようになり、使える技能を術者が選べるのだ。

【契約】、術者とのオーラによる契約をすることにより、対象者のオーラ量は飛躍的向上するかわりに、対象者は術者の忠実な僕となり、術者も対象者の要求する条件を契約により縛られる。

倣華鹿に麗華が契約の条件にしたのは、記憶が戻るまで身の安全と生活を保障し、同じく兄にも同じくそれを保証することだけであった。

倣華鹿は麗華のその条件を聞いた瞬間に、笑顔で快諾して麗華を抱きしめ、即座に発動条件である口づけをしてその場で契約を完了させたのであった。

華僑を率いる大金持ちの倣華鹿にとってその程度の条件はまったく苦にならなかったのだ。

しかし、麗華の方はいきなり舌まで突っ込んでくる濃厚なキスをされたことに驚きはしたものの、記憶も失い、毎日将来や過去の不安に苛まされ、食べるものにすら困っていた麗華にとっては感謝しかなかったのである。

【容量増加相乗】の条件である、術者の出した条件はかなりプライベートな用件であった。

しかし、記憶喪失な上、生活にも困窮していた麗華は失うモノも少なく、その困窮した状況から救ってくれた大恩ある倣華鹿が出す複数の条件を麗華は飲んでしまったのだ。

倣華鹿は見た目だけで言えば美人で、オフィシャルな場ではしようと思えば理知的な話し方もできるが、性に関しては快楽主義で相手が男であろうが女であろうが、気に入った相手であれば見境のないところがあった。

倣華鹿の出した条件は、麗華に対しそういう要求をするときがあるということだった。

とにかく【契約】により倣華鹿の忠実な僕となって湯島優香という名になった麗華は、以前の肉体強化能力が増強されており、【容量増加相乗】でメモリ増加を施された今は、ザビエラの使う振動能力を相乗りで使用できるようになっている。

よって雷帝張慈円の側近である劉幸喜ですらまったく寄せ付けないほど強くなっており、いまや超一流の能力者となり倣華鹿の忠実な僕であった。

その優香は、殴り飛ばした劉が起きてきそうにもないことで構えを解いた。

衝撃波の乗った攻撃は、すべての攻撃に含まれているわけではない、優香の攻撃はただの肉体強化による殴打の時もあるし、衝撃波を内包した攻撃の時があるのだ。

攻撃を受ける側にとっては、防御しにくいことこの上ないやっかいなものであった。

普段青龍刀という獲物を使って戦うスタイルが主の劉幸喜には、そもそも徒手空拳で優香と戦うのは不利すぎたのである。

「・・・まだやる?」

旗袍、チャイナドレスに僅かについた埃を手で払いながら、もうもうと埃を巻き上げている瓦礫に向かって優香が声を掛けたが、瓦礫のほうから返事は帰ってこなかった。

【第9章 歪と失脚からの脱出 43話 寺野麗華のその後・・・水島喜八との出会い終わり】44話へ続く
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筆者紹介

千景

Author:千景
訪問ありがとうございます。
ここでは私千景が書いた小説を紹介させて頂きたいと思います。
ほぼ私と同年代の既婚者が主役のものになるかと思います。登場人物同士が
つながりを持っていて別の物語では最初の物語の主人公が脇役を務める様な
小説全体につながりを持たせ想像を膨らませていけたらと思っております。
どうぞ宜しくお願い致します

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