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第9章 歪と失脚からの脱出 53話 損失と補填~剣聖凌辱~

第9章 歪と失脚からの脱出 53話 損失と補填~剣聖凌辱~

張慈円率いる新義安は今回の取引で多大な損失を被ったはずです。

取引失敗による莫大な損害、人員の損失、それに組織の信用失墜。

劉幸喜も此度の作戦から帰還していないとのこと・・・。

張慈円は組織に一人しかいない貴重な能力者をも失ってしまったということです。

私自身の敗北が、取引失敗となってしまった一番大きな原因で間違いないでしょう。

御屋形様にあれだけの信頼を頂いていたというのに・・。

己が能力に些か過信があったのは否めません・・。

しかし、あの男と戦いは、私自身もすぐに慢心を改め全力であたらざるを得ませんでした。

結果は・・今さら言っても詮無きことですが・・。

菊沢宏。

いったい何者なのです・・。あれほどの能力者がいままで無名で野にいたとは・・。

御屋形様の力となってくれれば良いものを・・我らの怨敵である宮コーに与してしまうとは、歯がゆいことです。

ですが、それこそ栓の無いこと・・。

ともかく今回の件で張慈円は前金の返還と、契約不履行を理由に多大な請求を高嶺に対して行うはず。

高嶺六刃仙に名を連ねる女剣士が私を含めことごとく負傷し敗走する羽目になろうとは・・。

朗報を届けるどころか御屋形様の顔にドロを塗る結果・・。

殿を務めた沙織も瀕死・・・。

香織も、殿の沙織を回収する際に、敵が放った無数の礫を受けて重症。

私も菊沢宏に敗北し、天穴を突かれ・・・一度は死を受け入れた身・・・。

しかし・・生き残ってしまいました。

死んで此度の失態を御屋形様にお詫びするべきですが・・。

生き残ってしまった以上、今は私にできることをしたうえで、御屋形様に直接処断していただきましょう・・。

・・・刀を失い、能力も使えなくなった私に価値などありませんが、張慈円が私に執心していたかもしれないということが、役に立つかもしれません。

私の貞操で香織や沙織が助かるのであれば安いものです・・。

どうせ殿方の行為など、1時間も持ちません・・。

一瞬です・・。

耐えて・・さっさと忘れるのです・・。

「傷口はふさがったようだが、やはりオーラは使えんようだな」

「張慈円さま、このたびはなんとお詫びを申し上げれば・・」

「ふん。貴様らに護衛を依頼すれば万全なはずではなかったのか?宮コーの能力者など恐れるに足らずとどの口がほざいておったのやら」

「返す言葉もありません」

取引が失敗したということは張慈円、ザビエラ、華僑の倣もいながら、それでも私と戦い負傷していた菊沢宏を倒すことができなかったということですね・・。

私がその3人相手に後れを取るとは考えにくいですが、あの男は想像の外にいすぎました。

いったいどうやってあれほどの力を手に入れたのです。

宮コーがあのような男を擁していようとは、由々しき事態です。

しかし、それも悩ましいことですが、いまは香織と沙織です。

「まあよい。その件は貴様の飼い主に責をとってもらうだけだ・・。しかし、貴様以外の剣士は重症だな・・。特に南川のほうはひどい。いかがすべき・・」

「どうか手当を・・張慈円さまが先ほどおっしゃった条件なら、私は承知できます。どうか香織と沙織を助けてください」

「・・先ほどそんなことも言ったが、袁のやつはここにきて随分と吹っ掛けてきていてな。貴様らの失態のおかげで俺もそう余裕があるわけではないのだ・・。むしろ・・俺が袁に口利きをしてやるから、千原・・貴様が代金を支払うのだ。・・・俺は口利きの手数料として貴様を頂くことにしよう」

下種な・・・、私にも多少の蓄えがありますから、それで支払えますが・・、いまの私には選択肢はありません。

・・私の傷は治ったとはいえ、兼定も無く、オーラも使えない・・。

ほとんど肌をも晒し、無抵抗な私たちを今以上に辱めようとしているということですね。

金銭は私が払い・・口利きの手数料として誠意を見せろと?

普段なら到底承諾しかねますが・・・、役立たずとなり下がった私には・・その程度のこと・・、どうということはありません。

「お願い致します」

不当な金額を支払い、頭を下げ、身体を許す・・・どうということはありません。

「よく聞こえんが?」

頭をもっと下げろということですか・・?これでは足りませんか・・。

この際、私のこういう姿が見たいと・・所望しているのですね・・?

いいでしょう。

「・・お願い致します」

膝を屈しての懇願・・・これでどうです・・?

「モノを頼むのは苦手なようだな」

・・ここまでしても・・?

「お願い致します。沙織と香織に手当を」

手を付き・・額を床につけた・・恰好です・・っ!

コツコツと足音を立てて、わざと私の周りを歩きまわり見下ろしている・・・。

任務とはいえ、私たちは貴方たちの身を、文字通り命を懸けて守ったのですよ・・・?

それを・・・!

「くっくっく・・。はーっはっはっは!いい格好だぞ千原。そのように裸で地面に這いつくばって頭を垂れる貴様の姿もなかなか良い眺めだ!よし!良いだろう!俺も鬼ではない」

「‥ありがとうございます」

顔をあげたところで腕を掴まれ引っ張られる。

「立て!こっちにこい」

「っ!」

「正直貴様を味わえる日が来るとは思わなかったぞ。心配するな。南川と前迫は手当を依頼してやる。貴様の払いだがな。ただ・・前にも言ったが・・貴様のオーラ、天穴をマスターした俺なら治してやれるかもしれん。その為には貴様の体内にあるツボを押さねばならんのだ。くっくっく。別料金になるが試してみるか?」

この身など最早どうなってもいいですが、菊沢宏に突かれた天穴が治るというのであれば・・甘んじましょう。

可能性が少ないとしても、試す価値があります。

御屋形様は張慈円が天穴をマスターしているとは考えにくいと仰ってましたが、もし万一にも張慈円が私の身体を治せるのであれば、まだ御屋形様のお役に立てるかもしれません。

薄汚い部屋、暗い照明、粗末なパイプベッド・・このようなところで・・。

拘束具?・・あの奇怪な器具は・・?

陰茎を模したあんな器具まで・・・、あれで私を辱めるつもりでしょうか・・?

先の提案に頷いた私を、張慈円は私の腕を引き部屋に連れ込むと、その粗末なベッドに押し倒す。

「この豊満な胸、腰の括れ、デカい尻に肉付きのいい太腿。こんなに色香を振りまきながら普段はツンと澄ましおって!・・お高くとまっている割に、普段の貴様の格好は、少々目に毒だったぞ?」

私の体中に手を這わしまわらせつつ、張慈円は日ごろから思っていることなのかを口走っている。

私に割れて壊れたメガネをわざわざかけさせてきた。

全裸にされているというのに、メガネとは・・。

センスを疑いますが・・このフレームは気に入っているのです。

海で流されていなかったのは奇跡ですね・・。

「んん!?」

唇を・・塞がれ・・。

張慈円と接吻など・・想像すらしてなかったことですが・・。

激しく口付けをしてきつつ、すでに下着すら纏っていない股間に手がまさぐってくる。

クライアントとこのようなこと・・私はいったい何を・・わかりきったこと・・仲間を助ける為。

戦いに敗れた私はこんな目に合おうとも構いませんが、・・我慢していれば張慈円も飽きてそのうち終わるでしょう・・。

張慈円が好色だということは、噂では散々聞いていますが、男性は気が済めばそのあとは一気に冷めますし、張慈円も男である限りその例に漏れないはずです・・。

加えて菊沢宏に突かれた天穴が、もし治るのであれば・・いうことはありません。

ほんの少しの辛抱です。

「・・ん」

陰核を弄る張慈円の指・・・。

これは・・?微かに電流が流されているのですか・・。

指も人間の動きとは思えないほど小刻みに動かしている。

「千原。貴様は男に身体を許したことなどほとんどあるまい?今までの男とは比べ物にならん快楽をその澄ました顔の貴様に味合わせてやるから覚悟しておけ」

戯言を・・。

自分で言って恥ずかしくならないのですか?

空虚なこの心にそのような言葉は届きません・・。

「・・」

指や掌が触れ撫でまわされたところにも、微弱な電流が流れているのね。

手が離れた後も刺激が止まないのは・・そういう能力・・ですか。

オーラさえ使えれば訳もなく防げそうな微弱さですが・・いまは・・この電流が身体の表面を這いまわるのを止める術がありません。

「・・」

たしかに、この愛撫は常人には耐えがたい快楽を呼び起こすものかもしれませんが、私にはそう効果はないようですね。

「・・」

髪を撫でられ唇をこんなに激しく求めるとは・・・。

接吻をするのは、好いた者にするといいますね・・。

張慈円は私のことを気に入っていると御屋形様も仰ってましたが、この張慈円の接吻は恋人同士でするような感じではないような・・・。

・・・私のことを凌辱するように、穢すような雰囲気すら感じます。

私が無抵抗であるのをいいことに、好き勝手している・・。

やや屈辱です・・。


どうせ接吻をして、このような行為に至らなければいけないのであれば、此度、刃を交えたあの男になら…。

なっ…わっ…私は何を考えて…いくら張慈円のような目に毒な程の、好色で汚らわしい男の慰み者になっているからって現実逃避に敗れた相手の事を思うなどと…いや、しかし彼の者は私にそう思わせるだけの容姿、男性としての器も持ち合わせてはいた…。

もし違う出会い方をして同志として歩める機会があれば或いは…。

そんな私の現実逃避を無視して張慈円の私に屈辱を与えるだけとも思える下避た行為は進んでゆく。

ちゅぷっ!ちゅ!

舌を・・吸い・・唇を甘噛み・・。

唾液まで送り込んでくる・・。

「・・っ」

張慈円め・・。

好き勝手なことを・・。

ん?・・胸が?

私が胸を固くしてしまっているというのですか・・そこまで感じているはずでは・・しかし、ここまで固く・・。

うっ・・。固くしてしまったせいで狙われてしまったようです。

・・そこまで執拗に先端を触らなくても・・。

「千原。貴様の乳首はかなり長いほうだぞ?乳輪もぷっくりして触ってくれと主張しているようだ」

たしかに・・すこし乳首は長いかもしれ・・ません。

私の・・コンプレックスの部分を・・張慈円に指摘されるのは些か・・気恥ずかしいですが・・。

ただ・・ここまで固くなるとは・・電流の・・せいでしょう。

「ちょうど俺の薬指の第一関節ほどの長さと太さがある。貴様の肉付きの良い全体的な身体のボリュームも堪らんが、乳首も、先ほどから触っている陰核もかなりのサイズだ。くっくっく・・千原。貴様はよくわかっておらんようだが、貴様の身体はそうとう楽しめそうな身体だぞ?」

御託を並べていないで・・さっさと・・挿入・・して・・終わ・・れば・・いいのです。

「じっとり汗がでてきたな。豊満な身体が汗で光ってきおったわ.。しかし…うん、やはり俺の予想通り、ここ最近賞味した身体では、斎藤雪や伊芸千尋も良かったが、強さと言い俺の責めへの耐久力と言い何より肉付きは貴様が最高だな…ククク‥これだけ楽しめそうな身体をしているのだから、俺が味わった屈辱の留飲を少しは貴様の肉体で下げることもできそうだな。」

汗・・?私が・・?

どんな厳しい訓練や戦いでも汗など・・よっぽどではない限り汗はかきません・・。

ほとんど動いていないというのに汗とは・・。

しかし、張慈円の手にはたしかになんらかの湿り気があるのは確かです・・。

しかし、サイトウ?イゲイ?誰ですかそれは…他者と比べられて、ああだ、こうだと体の事を言われるのは些か歯がゆいものですが、今の私には取るに足らない事。

私の身体の批評をしたければお好きになさっていただければ、それで気が済むのならば好きになされば良いのです…。

「くはは。・・陰核も皮を押しのけて勃ってきたぞ?・・・デカいな。こんなもの隠し持っておったのか?・・澄ました顔してスケベな突起を潜ませておる」

陰核を・・触られ・・・摘まんで・・。

この感触は‥直・・接・・っ・・ですか。

無遠慮でいて・・繊細な・・。

くりゅっ!くりゅっ!・・・くりっ!

「・・・!」

「貴様。堪らん顔をするな。声こそ出さんが、くっくっく・・思った通りだ。貴様声を出すのが屈辱なのであろう?男に嬌声を聞かれるのを恥だと思っておるのであろう?」

なにを・・、感情を表・・情に・・出すなど・・未熟の・・証明・・に近い行為・・。

「デカいな。摘まんでいるのがわかるだろう?コリコリにさせおって」

わか・・りますが・・それが・どうした・・というので・すか。

びしっ!

っ!!女性器である陰核を弾くなど!

デリカシーのかけらもない男です・・!

「くくく、デカいせいで弄りやすいな・・。陰核にも少しばかり電流を強めにいくぞ?」

バチッ!バチッ!・・・バチッ!バチッ!・・・

「!・・・っ・・・っ・・・っ」

「腰が少し跳ねだしたな」

電・・流・・。このような使い方を・・私の陰核を・・女の部分を刺激するために能力を使うとは・・。

きっと…あの敵に情けをかけるほどの器量を持つ菊沢宏と、このような行為に至ったとしても、このような粗末な扱いは受ける事も無かったでしょう…くっ…菊沢宏、あの者がこの張慈円に敗れたとは思いにくいのですが…やはり私との戦いでオーラを使い、負傷していたのが響いたのか?

千原奈津紀は、今自分に起きている事がいくら仲間の為、組織の為とは言え、これまでの彼女の30年と少しの人生においてこの種の類の屈辱は経験など当たり前ではあるが無く、本日自分と互角以上の戦いを繰り広げ命を賭けた戦いにも関わらずフェアに完ぺきな形で勝利した、容姿も張とは正反対の男に置き換える事により、正気と冷静さをギリギリで保てていた。

「蜜壺はもう潤ってきておる。陰核もこんなにでかくさせて感じ出しておると言うのに、そのポーカーフェイス・・・いいぞ。嬲りがいがある。表情はともかく身体は正直だ。時間はたっぷりある。貴様の身体たっぷり味合わせてもらうことにするぞ」

っ・・私が愛液・・を・・?陰核に・・ぅ・・塗って・・そんなに執拗・・に、で・・電流も・・いつまでこの電流は続くのですか・・?

濡らしてしまうとは・・恥辱・・。

この男の受け入れを身体が許容し始めているとは・・・!

「乳首も陰核もコリッコリではないか・・。顔も身体も紅潮させて・・いい顔をする・・それなのに貴様」

・・・?私の顔を‥見て‥いるのですか・・?

全裸に剥かれ・・・女の部分を弄られ・・私にも恥・・はあるのですよ・・?

・・妖しい感覚が・・身体の内底から・・沸いてきてしまっていますが・・私の表情を‥読むことなど・・できないはず・・。

「顔や口以上に身体は正直だぞ千原?貴様もずいぶんご無沙汰なのであろう?蜜壺をこんなに溢れさせて・・乳首も陰核も勃起させて恥ずかしい女だ」

・・!?そ、それ・・が私の?

「どうした?これはお前が濡らしたのだぞ?」

私を弄っていた・・指・・。

たしかに、濡らしてしまっているのはわかってはいましたが・・、そ・・そこまで・・?

水飴が入った瓶に指をすべて付けたような・・・。

そんな・・。

「どれ・・そろそろ」

お・・犯される・・。

しかし、覚悟の上・・、そうしないといつまでたっても終わりません・・。

「まずは・・指だ・・。中にも電気を流してやろう。澄ました顔の貴様が逝き果てる顔はどうなのであろうな」

犯されるのではない・・?指です・・って?もう十分潤っているとわざわざ見せつけてきたではないですか?

男根ではなく指とは・・、私を弄ぶつもりですか?

ずちゅり!

「っ!」

とっとと犯して終わればいいものを指などで・・・!

しかし・・今の音・・本当に私が出した音なのですか・・?

卑猥な‥音。

そこまで濡れているとは・・。

張慈円の指に・・私が犯され・・。

ずちゅり!ずちゅ!ずちゅ!ずちゅ!ずちゅ!ずちゅ!ずちゅ!

「・・!っ!」

だ…男根自体ほどのボリュームもないというのに・・この感覚!

ずちゅ!ずちゅ!ずちゅ!ずちゅ!ずちゅ!

ま・・まず・・い。

ここまでとは・・。

「・・っく!」

「少し声がでたな?」

バカな・・!私が声を出してしまうなど・・!

ぢゅっ!ぢゅっ!ぢゅっ!ぢゅっ!ぢゅっ!ぢゅっ!ぢゅっ!ぢゅっ!

く・・!・・いいようにさせてしまっては・・。

調子に乗らせてしまいます・・。

「おっと。何を手を伸ばしてきておるのだ?」

両手首が・・!

この程度も跳ね退けられないほど弱体しているのですか・・!

「っ・・っ・・!」

「くはは!もっと感じている姿を見せろ!もう少し電流を強くするぞ?」

ぢゅっ!!ぢゅっ!!ぢゅっ!!ぢゅっ!!ぢゅっ!!ぢゅっ!!ぢゅっ!!ぢゅっ!!

こ‥これ以上・・速くうごかされては・・!

奈津紀自身も気づいていないが、こと性技に関しては奈津紀など比べ物にならない程の、百戦錬磨の張慈円は、張慈円の卓越した指の責めに奈津紀が無意識に腰の動きを逃げようと心ではしているが身体を指に合わせて動かしてきていることに気づいていた。

「ククク…そんなに激しく逃げようとすると、貴様の豊満な胸に太ももが揺れに揺れ、さらに俺の性欲を掻き立てるではないか。良い感じに剥き出しになっている陰核も弄ってやろう。くくく。こんなに勃起させおって」

「っ!・・・っ!!?・・・っ!!」

陰核まで・・!親指で触ってきているのですか・・?

くっ…!そんなに激しく指を出し入れしたら、動くなという方が無理っ…うぅ…肉が揺れている?うっ‥内心人が気にしている脚の事まで…しかしこんな状態では、そんな些細なことは取るに足らない小事…早く挿入して果ててしま…

えっ?この感触・・私はそこまで陰核を硬くさせてしまって・・!!?

ぢゅっ!!ぢゅっ!!ぢゅっ!!ぢゅっ!!ぢゅっ!!ぢゅっ!!ぢゅっ!!ぢゅっ!!
くりゅ!!くりゅ!!くりゅ!!くりゅ!!くりゅ!!くりゅ!!くりゅ!!くりゅ!!

お・・おのれ!指などで!・・これでは張慈円が果てずに、終わりに近づかないではないですか・・!

「っっ!・・・・っ!!っ!!」

汗・・?!顔に汗が!!

「ははは!どうしたそんなに髪を振り乱して」

手首を頭上で押さえつけられて・・顔も逸らせない!

「!!っ・・・っ!!・・っ!!!」

だ・・だめです!・・あ・・あふれる!!

「逝きそうか?ああん?歯を食いしばり真っ赤な顔で、いかにも我慢してますといった顔だが声は上げんのだな?くははははっ!」

ぢゅっ!!ぢゅっ!!ぢゅっ!!ぢゅっ!!ぢゅっ!!ぢゅっ!!ぢゅっ!!ぢゅっ!!
くりゅ!!くりゅ!!くりゅ!!くりゅ!!くりゅ!!くりゅ!!くりゅ!!くりゅ!!

「っ!!!っ!!!っ!!!っ!!!」

果てるわけには・・!!

「貴様?・・・我慢しておるのだな!?もう逝きそうなのであろう?」

な・・なぜ!何故分かるのです?!

顔にも声にも出していないはずです!

ぢゅっ!!ぢゅっ!!ぢゅっ!!ぢゅっ!!ぢゅっ!!ぢゅっ!!ぢゅっ!!ぢゅっ!!
くりゅ!!くりゅ!!くりゅ!!くりゅ!!くりゅ!!くりゅ!!くりゅ!!くりゅ!!

「斎藤雪や伊芸千尋なども澄ました顔のくせに、ドスケベで淫乱な身体の持ち主であったな。貴様の身体もそのようだが」

「っ!!!!・・・!!・・・・っ!」

「くくく・・・そうか逝く様を見られるのは恥ずかしいか?これはケッサクだ。剣聖千原奈津紀が逝くのを我慢しているとは・・。だが、そうやって逝き我慢顔を晒し続けるのも相当な恥だと思うのだが、それは平気なのか?」

ぢゅっ!!ぢゅっ!!ぢゅっ!!ぢゅっ!!ぢゅっ!!ぢゅっ!!ぢゅっ!!ぢゅっ!!
くりゅ!!くりゅ!!くりゅ!!くりゅ!!くりゅ!!くりゅ!!くりゅ!!くりゅ!!

「っ!っ!~~っ!!~!!~っ!!」

感じてあげてしまう声など・・・聴かせるわけには・・!

わたしは・・高嶺六刃仙が筆頭・・!

剣聖と謳われた千原奈津紀・・弱みなどみせ・・ません!

「剣聖の逝き我慢顔はきっちり録画しておるぞ?」

「なっ!!?」

「声をあげるほど驚いたのか?・・それにしても気づかなかったのか?よほど動転していたのか油断しているのか・・」

スマホ・・・が・・!こちらに向けられて置いてある・・!

カ・・カメラも・・2台??

「せっかくの剣聖千原の痴態だからな。なんどでも確認できるようにしておかなければ・・くくく」

「は・・張っ!慈円さま・・・!!それは・・そんなことは!!条件にはありません!!」

「言ってなかったな・・。しかし今の貴様に抵抗できるのか?・・・とりあえず鳴き声がきけるまでは楽しむつもりだが?そろそろ鳴け」

くちゅ!!くちゅ!!くちゅ!!くちゅ!!くちゅ!!くちゅ!!くちゅ!!くちゅ!!
くりゅ!!くりゅ!!くりゅ!!くりゅ!!くりゅ!!くりゅ!!くりゅ!!くりゅ!!

「っく!!~っ!!~~~~っ!!!っ!」

い・・逝くわけには・・・!!撮られているなら!!なおさら!!

我慢するのです!!

しかし・・いつまで・・?

くちゅ!!くちゅ!!くちゅ!!くちゅ!!くちゅ!!くちゅ!!くちゅ!!くちゅ!!くりゅ!!くりゅ!!くりゅ!!くりゅ!!くりゅ!!くりゅ!!くりゅ!!くりゅ!!

張慈円の体力がなくなるまで・・・?

無理です!

「~~~~!!!っ!!!!っ~~!!」

張慈円の体力がなくなるまでなど・・・到底・・!

くちゅ!!くちゅ!!くちゅ!!くちゅ!!くちゅ!!くちゅ!!くちゅ!!くちゅ!!くりゅ!!くりゅ!!くりゅ!!くりゅ!!くりゅ!!くりゅ!!くりゅ!!くりゅ!!

「くくく!いい様だな千原奈津紀!もう陥落寸前というのに、声も上げず顔も・・まあ・澄ましきれてはおらんがな!」

だ‥ダメ・・こんな屈辱を・・・!

さっさと私の身体を使い欲望を満たせばよいのに・・“

何故私を・・こう辱め・・るの・・ああっ!!!・・ですか!!?

「っく!・・・や・・やめ!!」

くちゃ!!くちゃ!!くちゃ!!くちゃ!!くちゃ!!くちゃ!!くちゃ!!くちゃ!!
こりゅ!!こりゅ!!こりゅ!!こりゅ!!こりゅ!!こりゅ!!こりゅ!!こりゅ!!

「逝け」

ああぁ~!!!な・・なぜ!!私だけを・・・?!!

くちゃ!!くちゃ!!くちゃ!!くちゃ!!くちゃ!!くちゃ!!くちゃ!!くちゃ!!
こりゅ!!こりゅ!!こりゅ!!こりゅ!!こりゅ!!こりゅ!!こりゅ!!こりゅ!!

「くくく」

「ひっ・・!!んんっ!!・・・~~っ!!」

ずちゅ!!ずちゅ!!ずちゅ!!ずちゅ!!ずちゅ!!ずちゅ!!ずちゅ!!ずちゅ!!
こりゅ!!こりゅ!!こりゅ!!こりゅ!!こりゅ!!こりゅ!!こりゅ!!こりゅ!!

「逝き晒せ」

何故!!張慈円!!こんなことをしてもあなたは気持ちよくならないでしょう??!!

「っく!!うぅっ!んん~っっ!!!!~~っ!!」

くちゃ!!くちゃ!!くちゃ!!くちゃ!!くちゃ!!くちゃ!!くちゃ!!くちゃ!!
こりゅ!!こりゅ!!こりゅ!!こりゅ!!こりゅ!!こりゅ!!こりゅ!!こりゅ!!

「我慢など無駄だ。晒せ」

く!も・・もう!!!む・・むり!!!

「っ!~~~~~~~~っっっっっ!!!!!!!」

がっ!!・・・くううううううううううううう!!!!!

「くはははは!!剣聖千原の逝き顔だな。だが・・もう一度だ。もう一度連続で逝き晒せ!!」

ぐちゅ!!ぐちゅ!!ぐちゅ!!ぐちゅ!!ぐちゅ!!ぐちゅ!!ぐちゅ!!ぐちゅ!!
ぐちゅ!!ぐちゅ!!ぐちゅ!!ぐちゅ!!ぐちゅ!!ぐちゅ!!ぐちゅ!!ぐちゅ!!
ぐちゅ!!ぐちゅ!!ぐちゅ!!ぐちゅ!!ぐちゅ!!ぐちゅ!!ぐちゅ!!ぐちゅ!!

「や!!やめ!!」

「逝け!」

果てたばかりなのにまた!!!!

ずちゃ!!ずちゃ!!ずちゃ!!ずちゅ!ずちゅ!!ずちゃ!!ずちゃ!!ずちゅ!!ずちゅ!
ぷしゅっ!!ぷしゅっぅ!!ぷしゃああああ!!

ああああああっ!!で・・でる!!な・・なんということですか!!!

よ‥よすぎる・・!!・・い‥意識を失うわけには・・・・。

「っっ!!!!~~~~っ!!!っはっ!!!!・・・・・!!!!!っ!!」

このような姿!!!あああっ!!!果てたのにまた果てて・・・!!!

「くはははは!!剣聖殿の聖水だな。我慢の甲斐もなく派手に果てたな千原?・・・まだまだ時間はたっぷりある。貴様の身体、たっぷり楽しませてもらうぞ」

ぜぇ!ぜぇ!ぜぇ!ぜぇ!

私の息・・・?こんなに息があがるなど・・!

それに・・まだこんなことが続くというのですか?

訓練では殿方は、私相手に10分も持たなかったというのに・・、こんなことを続けられては終わりません。

は・・張慈円にすぐにでも犯されてしまったほうが楽です・・・!

こんな嬲るようなことをされたのでは・・・こちらの身が持ちません!

男女の行為でこのようなやり方をされるとは・・!

「さて・・次はそのデカい尻がよく見えるようにこれを付けてもらおうか」

な・・?枷?

ギロチン板・・・?

この・・私がそのような格好で戒めを・・・??

それではまるで囚人や奴隷のようではないですか・・!

「は‥張慈円さま・・。わたしは・・身体を許すのは承知しましたが・・、これでは・・あまりにも・・」

「南川や前迫の手当てを打ち切ってもよいのか?さっさとケツを突き出して跪け」

お・・おのれ!

そのようなことを言うとは!

しかし、刀もなく力も封じられている私には従うしか手がありません・・。

「・・わ・・わかりました」

屈辱・・・・。これでは私のお尻が・・張慈円に丸見えです・・。

撮られてしまっているというのに・・・ああっ。

どうしたというのです・・!怪しい感情がとまりません!

こんなに屈辱の炎に塗れているというのに・・・!

「良い眺めだ」

ぴしゃり!・・ぱーん!

・・・くっ!私のお尻を叩くとは・・!

「くくく、さあ嵌めるぞ。今の貴様の力では外せんはずだ。これを嵌められたら、俺の気が済むまで貴様は奴隷だ。たっぷり可愛がってやるぞ?くくく」

首と手首が一直線・・・。

首と手首を固定している板はベッドに添えつけられてる・・・。

うっ!?正面にもカメラが・・・おそらく後ろからも撮っているはず・・・。

顔と・・後ろからと・・な・・なんということです・・!

御屋形さま・・お許しください。

もはや高嶺にドロを塗るなどという生易しい罪ではありません!!

「さて、続けるぞ?」

【第9章 歪と失脚からの脱出 53話 損失と補填~剣聖凌辱~終わり】54話へ続く
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筆者紹介

千景

Author:千景
訪問ありがとうございます。
ここでは私千景が書いた小説を紹介させて頂きたいと思います。
ほぼ私と同年代の既婚者が主役のものになるかと思います。登場人物同士が
つながりを持っていて別の物語では最初の物語の主人公が脇役を務める様な
小説全体につながりを持たせ想像を膨らませていけたらと思っております。
どうぞ宜しくお願い致します

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