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第10章 賞金を賭けられた美女たち 9話 紅蓮凌辱回顧そして大山田の愚かさ

第10章 賞金を賭けられた美女たち 9話 紅蓮凌辱回顧そして大山田の愚かさ

「おごっ!ううっ!!」

膝をつかされヒップを突き出し、女性自身を貫かれながら喉も貫かれた赤毛の女は苦しそうな声をあげていた。

全身を汗で滑らせ、白かった肌は男たちの平手による鞭打で、様々なところが赤く腫れており、特に形の良い左右のヒップは真っ赤になるほど叩かれてた形跡がみてとれる。

脚の戒めは解かれているが、後ろ手の手錠はいまだにそのままで、膝を付いて前後の穴を凌辱されている格好でも両手を床に付くこともできずにいる。

口を犯す男は自慢の赤毛を乱暴に鷲掴みにし、口から涎と苦しそうな嗚咽を漏らし、男の猛った肉棒が快感を得る為だけに、乱暴に使われている。

本来ならその肉棒を噛み切ってやるところなのだが、女の口には歯が立てられないよう、特殊なマウスピースが取り付けられており、どんなに首を振り建てても外れないよう後頭部で3本の紐でキツク縛られている。

ヒップを叩きながら、秘部奥を固く漲った男の破壊槌が連打し、開きっぱなしにされた口も同じく別の男の滾った破壊槌が喉奥を抉るようにかき回しては、能力者としては最高位近い女の涙と唾液塗れの顔を眺めて優越感に浸り、時折頬にもビンタをくれてやっている。

普段は周囲を見下し、気が強くお天気屋な小生意気ロリフェイスの紅蓮こと緋村紅音を凌辱撮影会の宴は6時間を過ぎようとしていた。

紅音も最早抵抗するのをやめ、男達の行為が過ぎ去るのを待っているのだが、覆面をした男たち3人は好色なうえ性的にも肉体的にもタフであるのに、紅音を休ませぬよう巧みに3人でローテーションし、尚且つ玩具を使って紅音の快感が途切れないようにする狡猾さも持ち合わせていた。

「おぉ!・・うああ!!ふぐっうぅ!あぅ!!ふぐぅうぅ!!ああいっあうああ!おうあえて!おえあいああらぁ!!」

(あぁ!・・いやあ!!いくっうぅ!あぅ!!いくぅうぅ!!また逝っちゃうから!もうやめて!お願いだから!!)

涙と鼻水、涎塗れの顔に口を強制的に開かせる透明のマウスピースで、無様に大口を開けられて太い肉棒で容赦なく喉を抉られている紅音の顔がアップの画面に、何事か言葉にならない喘ぎ声をあげているが、その下に翻訳文字テロップが表示されている。

「楽しんでるか紅蓮?そろそろバッテリーも切れそうやし、3人で一緒に逝くか?」

ぴしゃりぴしゃり!と左右のヒップを叩きながら、紅音を犯している覆面の男が、紅音が一人逝ってしまわないように腰の動きを調整して紅音と正面の男に聞く。

「そうやな。上下の口同時受精やな」

「いくで?」

精液便所へと成り下がらせた紅蓮を前後から責めている男二人は、紅蓮の意思を無視して勝手に話をすすめると、すでに9合目付近にいる紅蓮が逝ってしまわないよう絶妙に調整しながら肉棒を打ち付けタイミングをはかる。

オルガズムのタイミングまで自由にならない紅音は、オモチャのようにいいように扱われている屈辱に身を焼かれながらも成すすべもなく、前後の男たちが発射するタイミングまで膣と喉マンコを使われている。

「おごっ!うふぐぅ!ううう!!」

涙があふれてくるがどうしようもない。

もう一人の男がそんな涙に濡れた紅音の顔にレンズを近づけてくるが、それすらもどうしようもない。

快楽と屈辱に歪んだ顔には肉棒が突っ込まれ、吐き出すことも噛み切ることもできず、男が快楽を得る為だけに乱暴に使われている。

前後の男たちのピストンが速くなる。

言葉はなくとも、クズにはクズなりの阿吽の呼吸というものがあり、生意気にも以心伝心できるらしい。

ぱんぱんぱんぱんぱんぱん!

ぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅ!

んんっ!!んんっ!!んぁ!!んんぅ!!んんっ!!んんっ!!んぁ!!んんぅ!!

ヒップと口に男たちが打ち込む打楽器がリズミカルな卑猥な音色を奏でる。

また打ち込まれている二つの穴楽器自体が発した潤滑油も伴奏し、穴楽器自身の口からも無理やり昇り詰めさせられる屈辱の感情が籠った歌声が漏れ出す。

前後の男たちのリズムが更に速くなる。

奏者二人に挟まれた穴楽器も身体を真っ赤に染め、可愛いが狂った音程で更に鳴り響く。

前後の奏者の動きが更に早まり、これ以上にはないという速度から最後の一突きが前後から深々と穴楽器を貫いたと同時に、穴楽器自身もひと際高い嬌声を鳴り響かせてガクガクと激しく痙攣しだした。

3者が同時に最後を迎え、穴楽器が最後の余韻で激しくがっくんがっくん痙攣し、苦悶の嗚咽を奏でている。

しかし奏者二人は、穴楽器の余韻など無視して、前後の穴から乱暴に打楽器が引き穴楽器の放心した顔と姿を見下して満足そうに笑っている。

そしてもう一人の男が手にしたカメラと、設置している複数のカメラが、穴楽器の穴から流れ出す白濁液余すことなく記録していっていた。

見下ろされながらもビクンビクンといまだに痙攣のおさまらぬ穴楽器は、膝とおでこで身体を支えていたが、奏者の一人に肩口に足を当てられて押され、仰向けにひっくり返された。

「きゃぅ・・」

仰向けにひっくりかえらされた紅蓮という穴楽器は、弱弱しい悲鳴を発してから、ぜえぜえと呼吸を整えてようとしていた。

その艶めかしく動く汗まみれの身体には、いたるところに赤く平手で打たれた跡が残り、陰毛もプレイ中に剃り落とされてしまっている。

絶頂を何十回と叩き込まれたというのい、いまだにツンと尖った双丘の先端には、陰核並みに感度が上がる呪詛を施したピアスが飾られており、陰核自体にも違う形のピアスが施され穴楽器の愛液に濡れ妖しく光っていた。

そして荒い呼吸で艶めかしく上下している紅蓮のヘソの下の下腹部には、「Onahole紅蓮」と呪詛のついたタトゥーが彫られてしまっていた。

「おい。おわったぞ?・・・おまえも使うか?」

全てのカメラを止めたとき、奏者の一人が宴で締めきっていた扉を開けて外にいる男に声を掛けたのだ。

「は・はい!・・いいんすか?」

「ああいいぜ。ぐっちゃぐちゃだけどな」

そういって「はははっ」と笑う男は見張りの男を部屋にいれて、代わりに自分が部屋の外にでて覆面を外す。

代わりに部屋の中に入った男は、6時間にも及ぶ宴を一人ドアの外で見張りをしていたのだ。

ようやくオコボレがまわってきたの男は、汗と愛液と男の精液まみれになっている仰向けで虚ろな目をしている、余韻おさまりかねていない赤毛の女の足元に座った。

そして赤毛の女の左足首と右脚の膝を持って正常位の態勢をとらせると、自らのベルトを慌ただしく外し、すでに勃起し先走り汁でヌラヌラになっている男根で一気に貫いたのであった。

「おうぅ!?」

紅蓮の膣は散々使い込まれたはずなのに、締め付けは健在でオコボレに預かった下っ端の男は、1分もしない間に放出してしまった。

「うぅ・・お・・おわりじゃ・・なかったのか・・よ?」

余韻顔を撮影される目的ですでにマウスピースを外されていた紅蓮は、息も絶え絶えになんとか口を開いたが、紅蓮のその口調に、下っ端の男は取り得の性欲をバカにされた気がして、すぐに腰を動かし出す。

「うくっ!ああぁ!うううぅいやあぁ!」

「どうだ?!抜かずの2発目といくぜ?オナホールの紅蓮さんよ?」

見張りをさせられていた下っ端男は、無抵抗な最強術士である紅蓮を組み敷き、紅蓮に掘られた下腹部のタトゥーを撫でまわしながら下卑た表情で勝ち誇った口調で言う。

「あああっく!それは・・!やめろおおぉ!!」

撫でられた下腹部のタトゥーが青く光り、効果を発動する。

散々その呪詛で弄ばれ、威力のほどを味あわされた紅蓮は悲痛な声をあげて抗議するも、抵抗する手立てはなくどうすることもできない。

「やめろぉやめろよぉ!卑怯だぞ・・!もうさっきので終わりだろ?もうそれやめてくれよぉ!きゃぅ!うういやあん!!また・・ああくぁ!」

タトゥーの力で紅音は絶頂寸前まで一気に高まる。

膣であれば、あと一突き、陰核であればあと一撫で逝くというところまで強制的に一気に高まるタトゥーに刻まれた効力が発動するが、決して逝くことはできないとうおまけ付きの効力だ。

今挿入している男が中で果てるまで決して陰核でも膣でも子宮でも逝けないのだ。

「ひひひっ、ドアの小窓から覗き見してたからやり方は知ってんだよ!」

「あくっ!!・・・かっ!!・・あくぅ!・・あっ!!・・うぅ!!」

下っ端男の乱暴なピストンでオルガズムが確実に与えられる刺激にも関わらず、なぜか逝けない地獄の快感に、紅蓮は後ろ手に施錠された身体を捩らせ、鯉のようにパクパクと声にならない言葉を発して逝けない地獄を味わっている。

「これもだ・・!」

下っ端男は紅蓮の様子にチンケな自尊心を満足させるも、さらに乳首に施されたピアスのリングにテグスを通し、二点を引っ張り上げるように揺する。

「あがっ!?・・ひああぁ!ひゃめろお!!やめてよおおぉ!!」

両乳首のピアスには乳首が陰核並みの感度になる呪詛が籠っているのだ。

紅音は本来なら口もきくこともないような、ど底辺男に嬌声を上げさせられながらも、その刺激では決して逝くことがまだできない。

「どうだ?紅蓮?くやしいか?」

「こ・・ころす・・わ」

逝けずに悶え、それなのに下っ端男は自分が逝くことがないように腰を動かし、紅蓮を辱める為だけに抉っている。

当の紅蓮は、一擦り、一突きでも逝く極限状態のまま固定され突っ込まれている肉棒が逝くまで逝けないのだ。

それがどんなクズ肉棒でもである。

たとえばその相手が犬だとしても、犬が満足するまで絶頂ギリギリで待てをさせられるのだ。

「はははっ。おい大や・・っと・・。旦那に言われてる時間まであともう30分もねえからな。紅蓮で遊ぶのもそろそろ終わりにしろよ。またチャンスはあるだろうし、そのタトゥーや呪詛ピアスがある限り、紅蓮を抱くときまたオモチャにできるからよ」

宴で使っていた機材を片付けていた覆面男の一人が、紅蓮と下っ端男のやり取りを横目で見て笑いながら言う。

「はいっ。わかりました」

下っ端男は、素直にそう言うと紅蓮を見下ろす。

「そういうわけだからよ。巻きでやってくぜ?・・こっちもな・・」

「だめだめだめっ!!それほんとにだめだから!!」

下っ端男がテグスを引っ張る手とは別の手を、紅音の下腹部に伸ばしたのだ。

陰核に取り付けられたピアスには強制絶頂の呪詛が施されている。

ちゃりっ。

ピアスを摘まみ軽く引っ張ると紅蓮の身体が跳ね上がる。

「きゃううう!!?」

「ひひひっ」

「あくっ!ぜぇぜぇ・・!そ、それもうほんとだめだから・・やめておねがい!」

ぜえぜえと呼吸を整えながら紅蓮は下っ端男を見上げ、懇願するような眼つきになって言った。

「どうかなぁ?ひひひっ」

下っ端男は、抵抗できない美人女を許すような男気は無いようだ。

テグスを引っ張りながらタトゥーを再び撫でつつ、クリトリスのリングピアスをグリグリと左右に回転させる。

「ひぐぅう!!?ひあああ!!おねがいだからああ!!」

タトゥーが怪しく青く光り、クリピアスも効果を発揮しようとフラッシュのように光る。

男が放出するまで逝けないオナホール女になるタトゥーの効果と、摘まんで捻るだけで一瞬にしてオルガズムを与えるクリリングピアスの効果が発動しようと光る。

しかし、先に発動させた効果が優先するため紅蓮は逝けない。

しかし、クリリングの効果も絶大で、オルガズムに達する信号を直接脳に働きかけるも、脳からクリトリスに逝けという命令が下腹部当たりで止められる。

結果、脳としては逝っている間隔は味わえてしまうが、実際の陰核では逝ってないという地獄の寸止めが味あわされるのだ。

「ひーっひっひっひ!すげえ!これすげえ効果だ。これならどんな女もイチコロだぜ。言いなりにさせられるなぁ!」

顔を歪めてキャンキャン絶叫している紅蓮を見下ろし、自分は逝かない程度のピストンで紅蓮の膣を味わう。

「だろ?亭主の浮気依頼とかを調査してきやがる人妻にはよ、もれなくキメてるコンボだ。生意気にもてめえの亭主の浮気ごときで騒ぎやがる女にはいい灸だが、やっぱり紅蓮みてえな強力な能力者にも効果があんのがわかったのは収穫だな。俺らのエロに関する能力は、こいつらより強ええってことだ。くくくっ」

覆面男のセリフを途中までしか聞けず、すこし打ち付ける腰の動きを強めた下っ端男は大声で喘ぐ紅蓮の表情をスマホで写メっていく。

「ああ!!もう撮るなよぉ!!くひあ!もう逝って!お願い!!もうくるしい!!もうお願いだから終わって!これ以上ひぎぃいい!!」

紅蓮が言い終わらないうちに写メったスマホを構えたまま、再びクリリングピアスを摘まみ上げ、左右へのぐりぐりを再開させたのだ。

「じゃあよ。オナホール紅蓮で逝ってください。って言えよ。ひひひっ」

「オナホール紅蓮で逝ってください!!」

即答だった。

それほどオナホールタトゥーと強制絶頂クリリングピアスのコンボは凶悪なのだ。

強い精神と高いプライドをもつ紅蓮をしてもこの有様である。

「だめだ」

「あああああ!!!」

下っ端男はニヤニヤしながら用意していたセリフを言うと、乳首ピアスに括り付けているテグスを、紅蓮の下の犬歯に括り付けてしまい、自由になった両手で、左手でスマホを持ち、右手でクリリングピアス摘まんでクリピアスについたリングを左右にひねるぐりぐりを再開する。

「ひあっ!?ひあっ!いけないっ!!それ逝けないのよぉ!ひぐぅ!逝ってるのにいけない!!ああああ!!」

口を開いて叫ぶ度に犬歯に括り付けられたテグスによって、乳首リングが引っ張られクリ並みの感度の乳首が延ばされ快感をセルフ受動しながら、身もだえる姿をスマホに納めていく。

「おい。そろそろ時間が来るぞ?旦那に愛想つかされたら今後に響くからな。それぐらいにしとけ」

ほぼ機材を片付け終わった覆面男に言われると、下っ端男は仕方なく腰の動きを速めた。

「ひぎいいいぃいいい!!ひいぃいいいんん!!」

逝けないオナホールと化した紅蓮は、逝けないクリリングピアスの強制絶頂で半分だけ逝かされる乾いたドライオルガズムで無様な声をあげ、自らの口のうごきと首の仰け反りでクリトリス並みの感度の乳首を引っ張りたくっている。

「ひひひっ。バッチリ撮れてるぜ・・・。そろそろ俺も・・」

クリリングピアスのリングにテグスを通し、両乳首のピアスリングに通して、クリリングピアスの強制絶頂の効果を紅蓮自体の身じろぎで発するようセルフ強制絶頂状態にすると、自由になった右手で紅蓮のクビれた腰を掴み、ゲス男が持つには凶悪な22cmの男根を打ち込み続ける。

「ひっ!ひぃ!!ひあぁ!!ああっ!!おわって!!?オナホール紅蓮で逝ってぇ!!?オナホール紅蓮で逝ってよぉお!!」

頭がすでに真っ白になっているのであろう紅蓮は、普段なら絶対口にしないセリフを叫び下っ端男の男根が果てるのを待っている。

「うぉうう!!」

なんの前触れもなく下っ端男は紅蓮の子宮口に白濁液をゼロ距離射撃したのだ。

その瞬間タトゥーの効力と、クリリングピアスの止められていた効力が同時に発動する。

「きゃああああああああああああああああああああああ!?」

オルガズム解禁された陰核、子宮、膣のすべてがいままでクリリングピアスで貯め込まれたグリグリされた回数分と、自らテグスで引っ張りたくった回数分のオルガズムが紅音を一気に襲う。

「あああああああああああ!!!っ!!!!?」

身体をのけ反り、次々と襲い来る絶頂に身体をビクつかせる度に、犬歯に括り付けられたテグスとクリリングピアスと繋がれているテグスが更なる絶頂を与えてくる。

「あぐっ!逝ってる!!もういい!!!きゃうんん!!!おね・・がい!とめてえ!!とって・・!これとって!!もうとってよおお!!」

絶頂でのた打ち回っている紅蓮が、自分の動きでさらに絶頂している。

男根が抜かれた膣から白濁液をこぼし逝きながら、無様に転げまわりクリリングピアスのせいで包皮からズリだされた勃起クリがテグスで引っ張られ更なる絶頂を与えてられている。

「撮ってって言ってるぞ?撮ってやれ」

「ちがああううう!!取ってってい・・・って!るのお!!」

4人の男は自らのスマホを構え、紅蓮の痴態を個人のスマホにも記録していく。

強靭な精神力と、人並み以上の体力を持つため気を失うこともできずに、紅蓮は10分ほど男たちを喜ばせてしまっていたのだった。

~~~~~~~

紅蓮がセルフ絶頂でのた打ち回っている画像を一時停止ボタンで止めると、男は話し終わった男たちに椅子ごと振り返った。

複数のモニタを見ながら、動画編集ソフトを動かしていた男は部屋に入ってきた二人、金山と大山田に向き直ったのだ。

「大山田ちゃん。金山ちゃんの言い分がもっともだねえ。そこかしこで口にしていいことじゃないよ?」

笑顔だが困ったような表情、それでいてアウトローな凄みのある人相の男は立ち上がって、大山田に近づきながらそう言う。

「は・・はい。申し訳ありませんっした」

「んん~?本当に分かってるのかなぁ?俺たちがやってることのヤバさってわかってないからそんな軽率な行動がとれたんじゃないのぉ?」

どすっ!

言い終わったとたんに大山田の腹部にボディブローを叩き込む。

「ぐえ・・」

殴られて蹲った大山田の周りを歩きながら男は続ける。

「紅蓮はねえ。冗談抜きでヤバいやつなんだよ。どのぐらいヤバいかって口で言えないぐらいヤバいんだ。俺らが犯せたのは運と綿密な計画と、協力者がいたからさ。俺たちみたいな無能力に近い能力者じゃ紅蓮とまともに向き合うこともできやしねえ。悔しいけどねえ・・。だけどほとんどの女能力者ってヤツぁ・・、性を能力で防御してねえ。・・・大抵の男どもにまともな能力者が少ない理由って知ってるかい?大山田ちゃん?」

「わ・・わかんねえっす」

「答えは君だよ」

大山田の答えを予想していたのか、男は即答する。

「男はねえ。力を手に入れると欲望や快楽を女より我慢できないヤツが多いみたいなんだ。だからせっかく能力を持って生まれてきても、あとから目覚めてもさ、ダメな奴がおおいんだよねぇ~。お前みたいに。あっ、俺らもか」

カツカツと足音をさせて大山田の周りを一回りしてきた男は、大山田の鼻先に人差指を突きつけて言い放った。

そして、また大山田の周りをカツカツと足音をさせて歩きだす。

「ダメなんだよなぁ。男ってぜんぜん堪え性がねえ。ま・・人のこといえねえけど・・。すーぐにSEXに使っちまう。SEXや自分が気持ちよくなることに能力を傾けちまうんだよ男ってやつは。ナンパ・・はまだいいか。ヒモやジゴロって呼ばれる野郎どもは、能力をSEXに割り振ってやがるヤツばっかりなんだぜ?そうじゃなくても、よくて、新興宗教起こしたり、インチキ商法をやって、自身の自尊心や虚栄心を満たそうとしてる程度の野郎ばっかりさ男なんてな・・。大抵女を快楽付けにして、女の稼ぎを貪るってのが男能力者の定石な能力の使い方だ。でもよ、そういうやつって世間じゃとんでもねえクズって思われてるだろ?だがそれに嵌っちまってる女ってやつもそのクズと同じぐらいバカで、そういうモノを与えてくれるダメ男が大好きなんだよ。快楽を覚えさせられた女はクズ男から離れられなくなるのさ。・・・旦那や彼氏なんかじゃとても与えてくれねえ、脳が喜びに震えるほどの快楽からは離れられねえんだ女ってやつはよ。普段澄ましてる女が多いからこそ、そういうドロドロチーズ女さ。表面は固くっても、内面は解けたチーズのようにドロドロでさ、エロいもんだぜ」

「すんませんっした」

男の演説を聞きながら、正座をしたまま大山田は再度頭を下げる。

男も大山田の詫びに少し、気を取り直したのか話を元に戻した。

「話が脱線したねえ。紅蓮はヤバい。紅蓮のバックの宮コーもヤバい。俺らのバックもヤバい。協力者もヤバい。これはわかったかい?」

そうしてどんなバカにでもわかるように箇条書きのような言葉で大山田に言う。

「はいっ!」

大山田がびしっと返事をしたことに、満足そうに頷いた男は念をおす。

「俺らなんて存在がバレちまったら、紅蓮じゃなくても・・・そうだなぁ・・。こいつら、賞金額1000万しかねえこの小娘どもさえ狩るどころか、こっちが刈られちまうかもしれねえってことよおく覚えておきな。1000万スタートの賞金首っていうのは大抵能力者だ。覚えておくようにな」

男はそう言うと、手をチョキの形にして、自分の一物をハサミで切り飛ばすような仕草をしてからモニタに写った女たちを指さしたのであった。

その画面には、賞金首の一覧が上位から降順で表示されており、今月の新規ターゲットと表示されているアイコンが派手に点滅していた。

そのアイコンの中心には、見覚えのある顔の女が映っている。

岩堀香澄
164cm 54kg 87D、64、90
賞金:1000万
バツイチ子持ち。
剣道四段。高校時代インターハイで準決勝まで勝ち進んだことあり。
宮川コーポレーションに転職したての33歳。
神田川真理【14位.¥260,000,000.未達】から直接のオファーで登用されたため、おそらく能力者と推定される。
宮川佐恵子【4位.\530,000,000.未達】の側近を一時していた様子があるが、現在は不動産部の部長という異例の抜擢をされていることから、能力者であることはほぼ間違いないと思われるが、新たな情報を随時募集中。
現在、写真、動画、個人情報の買い取りを開始、情報が集まり次第2週間後にオークションスタート。

「こいつは・・!」

男が指さした先には、正面からの顔写真付きで、さっき後輩のモブと一緒にいた女が映っていたのだ。

大山田の隣に立っていた金山も、気づいたようで、

「ちっ・・あのまま付けてりゃよかった・・。けど大山田?おまえあの部屋盗撮してたな?こりゃまた、ちったぁ金になんぞ?」

と言って、大山田の頭を掴み、顔を顔を近づける。

「マジかよ。もってるねえ。さすが金山ちゃん。紅蓮の5億5千って訳にはいかないけど、俺らとしちゃ1000万でも手強い相手にゃ違いねえ。んでもって、まだ誰も手つけてねえ青田チャンスってわけだ。金にもなるし、俺らも気持ちいい、視聴者のみなさんも満足する、サイト運営者も儲かるし、犯された女も何度も逝けて大満足!みんな満足!打って良し走って良し守って良しってわけだ。俺らは近江商人より商売上手いかもしれないなあ。さっそく出るか?まだ大山田ちゃんの店にいるかもしれないしな」

男のセリフに大山田は慌ててスマホを操作して、事務所のカメラを画面に映す。

「いるっす。清水さん。あいつらまだいますね」

「ぐーっど!いいねえ!そうと分かればさっそく・・ぃくぜ野郎ども!」

「おい所長。ミックのやつは待たねえのかよ?」

清水と呼ばれた男は、大山田のセリフに親指を立ててニカッと爽やかな笑顔を浮かべてそう言うと、爽やかさとは対照的なゲス行為を行うべく事務所のドアを勢いよく開け、金山のセリフを置き去りにして二人を引き連れ出て行ってしまったのであった。

誰もいなくなった部屋には、Onahole紅蓮と下腹部に彫られた紅蓮が両手を後ろ手に縛られ、仰向けになって床で転がり、テグスを括りつけられた犬歯で陰核と乳首を引っ張って、ただ今逝ってる真っ最中といった顔がアップになったまま、一時停止された画面に映ったまま放置されていた。

宮コー十指最強と謡われた赤毛の超越者は、女の最も無様な姿を画面内で止められたままにされていた。

そしてそれはこの部屋だけでなく、変態サイトを訪れ、【紅蓮の痴態】と銘打たれた動画を100万円でダウンロードした3万人ほどが、同じようなことをしているのだった。

【第10章 賞金を賭けられた美女たち 9話 紅蓮凌辱回顧そして大山田の愚かさ 終わり】10話へ続く
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筆者紹介

千景

Author:千景
訪問ありがとうございます。
ここでは私千景が書いた小説を紹介させて頂きたいと思います。
ほぼ私と同年代の既婚者が主役のものになるかと思います。登場人物同士が
つながりを持っていて別の物語では最初の物語の主人公が脇役を務める様な
小説全体につながりを持たせ想像を膨らませていけたらと思っております。
どうぞ宜しくお願い致します

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