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第10章  賞金を賭けられた美女たち 26話 南川沙織VS袁揚仁VS菊沢宏?

第10章  賞金を賭けられた美女たち 26話 南川沙織VS袁揚仁VS菊沢宏?


南川沙織(通称、さおりん)
ゴスロリ(宮コー内部での通称、稲垣加奈子が勝手に命名)
29歳、145cm、47kg、78、56、81、Uー62C
「世界の牝能力者陥落動画サイト」ランキング11位。2億6000万(未達)の賞金首。


すでに30近いアラサー独女だが、小柄で人形のように可愛らしい童顔に、均整の取れた女性らしいスタイルの持ち主。

美魔女ならぬ、その幼魔女の容姿とは裏腹に、二天一流と北辰一刀流の二つの流派を扱いこなす六刃仙最年少の天才剣士。
もっぱら二刀流を好み、よほど追い詰められた時や、一時的に高火力が必用な時以外は、長刀による両手持ちの構えになるときはない。

肩書は高嶺製薬株式会社総務部所属のOLであるが、普通のビジネスパーソンとしての業務や責務はほとんど無い。ゆえに社内で沙織がすることと言えば、奈津紀や香織にお茶を淹れてあげるぐらいである。沙織の本来の仕事内容は、他の六刃仙と同じく裏の高嶺に舞い込んだ要人暗殺などの依頼の遂行が主であるからだ。

南川沙織は、高嶺剣術道場の師範でもある高嶺弥佳子に認められた卓越した剣技を持っており、六刃仙のメンバーの中でも純粋な戦闘力だけで言えば、剣聖と謳われる千原奈津紀なみの高い水準にある。

高嶺剣術道場でも門下生たちにそう評される理由は、剣術もさることながら、オーラを使った技能の多彩さにある。
遠近と隙のない攻撃技能、敵のオーラによる遠距離攻撃をほぼ無効化する技能に、回復技能まで扱い、さらには、自身の爪を出入口としたオーラで作った異空間に、様々なモノを入れておける収納技能まで持ち合わせているからである。

そんな多彩な南側沙織だが、性格や判断力にはやや難があり、多彩故の判断ミスも多い。そのため、当主である高嶺弥佳子の逆鱗に何度か触れており、そのたびに沙織を妹分として可愛がっている千原奈津紀や前迫香織には事あるごとにフォローをしてもらっている。

また容姿に関してはある一定の趣味を持つ人からは非常に好まれるタイプである。
人形のように可愛い童顔、しかも普段着はQOOZAのようなファッションを好み、派手なマニキュアが施された指にはLord Camelotの指輪がゴリゴリと複数嵌められているのだ。

さすがに仕事中はタイトスカートのスーツ姿であるものの、指先のマニキュアや指輪はそのままで、サイドスリットから覗く黒いストッキングをよく見ると、派手な刺繍がびっしりと施されているのが見て取れる。

その恰好が、一度対峙したことがある宮沢コーポレーションの稲垣加奈子にゴスロリと命名される所以なのだが、沙織自身はゴスロリと呼ばれていることに抵抗はない。

大塚マンションで千原奈津紀に大怪我を負わされ、動けない宮川佐恵子の肺に刀を突きさし、グリグリと刀身をネジり、その佐恵子を必死で治療している神田川真理の首を切断したことがある。

このように童顔で可愛い容姿と、人形のようなゴスロリファッションからは想像もできないほど凶悪で残忍な部分も持ち合わせているため、沙織と対峙する者にとっては、そのゴスロリが、非常に好戦的かつ腕も立ち、容赦のない厄介な相手であることを忘れてはならない。

ただその反面、仲間意識はとても強く、千原奈津紀や前迫香織のような同僚でも自分が認める者には、敬意を払った接し方をしており、やや自身より劣る腕前である井川栄一に関しても、言葉は粗雑になりがちだが深い信頼をもって接している。

また、六刃仙は直属の部下を5人までなら選べるが、沙織の部下からあがってくる沙織の評判は非常に良い報告が多く弥佳子の耳に届いており、弥佳子を意外にもいい意味で驚かせている。】

―本編―

低い軌道で高速回転し、猛烈な勢いをつけてから身体を思いきり反り返えらせてから長刀を振りおろす。

「死ね!もやし野郎がっ!」

菊沢宏と拳を交えていた袁揚仁が驚いた表情で、その剣撃の軌道から避けるように飛び退る。

「ちっ!さすがにこんな大技は避けるか!さっきはよくも蹴ってくれたなあ。ああん?!倍返しにしてやるから覚悟するんだな!この変態もやし野郎!オーラの無いかおりんにあんな卑猥なマネしただけじゃ飽き足らず、私のこと蹴りやがって・・!ぜってえ許さねえ!」

スーツ姿に白衣を羽織っただけだが、スタイルの良さも相まって上品で瀟洒な印象を与える袁揚仁は、膝をついた状態からすっくと立ち、膝についたホコリを払ってから、突然吠えて斬りかかってきた女に視線を向ける。

淡い青色の患者衣姿で身長には不釣り合いな長刀を構え、悪鬼のごとく笑みを浮かべた幼女・・・、いやアラサーだが見た目だけが幼女のように見える女性、南川沙織をである。

袁揚仁は眉をひそめた。

戻ってきたのが、お目当ての前迫沙織ではないことに落胆したのだが、それを素直に口にするわけにもいかない。

「ずいぶんな言われようですね。私はあのまま放っておけば確実に死ぬ怪我をしていた貴女のことを治療して差し上げたんですよ?それに、たしかに私は貴女のことを蹴りましたが、その前に私は貴女に二度も蹴られてるのをお忘れですか?」

首を傾げ、右手を広げて説明する袁揚仁の口調や仕草は余裕があり、若いながらもマフィアのボスたる気品や風格を兼ね備えていた。

「おい。菊沢。加勢してやるよ。いつまで寝てんだ。さっさと立てよ」

沙織は、マフィアのボスたる風格を漂わせた袁揚仁のセリフをほとんど無視して、隣で身を起しかけているグラサン男をチラと見やる。

「お、お前が俺もぶった斬るような攻撃してきたからやろが!」

そう言って立ち上がった宏は、サングラスをくいっと上げ、患者衣だけをまとった女を観察しながらツッコミを入れる。

「細かい事言うんじゃねえよ。お前・・とっくに私の気配に気づいてただろうが。避けるのは楽勝だったろ?」

沙織は、宏の抗議を意に介した様子もなくそう応え、悪鬼のごとくの笑みを顔に張り付けたまま、すでに正面の袁揚仁の方へと向きなおっていた。

「あんだけ殺気振りまいて突進してきたら誰でも気づくわ!しっかし、まさかほんまに俺ごと斬るような攻撃するとは・・信じられへんやっちゃな・・。まあええ。共闘ってことか?せっかくやが・・」

長刀の瓶割刀の切っ先を袁揚仁に向けたままの沙織に、宏は避けなければ、背後から真っ二つにされていたかもしれない剣撃を迷いなく振り抜いてきた小柄な女に、いつもの癖で即座にツッコミを入れてしまう。

「・・なっちゃんさんに勝ったアンタならあんなの避けれて当然だろ。そんなことより菊沢。お前の能力は?・・そのガタイからして・・近距離パワー型・・・でいいんだよな?」

「・・・ま、そんなとこや。ていうか、加勢はいらへんで?むしろ足手まといになるわ」

「なっ!・・なん・・?この私が足手まといになる・・?!」

「せや。見たところアンタ。あの千原いう女と同じような能力で同じぐらいの強さなんやろ?せやったらなかなかあの兄ちゃんはしんどい相手と思うで?もうちょい下がっとけや・・。その間合いやと危ないで?」

「な・・なっちゃんさんと同じ・・だなんてそんなこと・・。い、いや・・!聞き捨てならねえ!私が足手まといになるわけないだろ?!私は高嶺の最高剣士の一人、六刃仙の南川だぞ?!」

奈津紀と同じぐらいの強さと言われて、舞い上がりかけた沙織だったが、気を取り直し、・・・いや気分を大いに害して宏に食って掛かる。

「いや、そんなこと関係あらへん。とにかく話聞けや。とりあえず下がれ。その距離やと危ないいうてんのや」

「てめっ・・!」

「・・そろそろ再開してもいいかい?」

宏に向って沙織が何か言いかけたところで、袁揚仁がそう口を開いた。

香織に対して袁揚仁が行った卑猥な行為を思い出したのか、はたまたセリフを遮られたのにムカついたのか、その両方なのか、沙織はギロリと袁揚仁をにらむ。

「おい。俺に任せ・・」

宏は沙織に対してまだまだ口を開きかけたが、それを手で制して沙織はずいっと前出る。

「余裕だなあ。さすが三合会の三幹部の一人ってとこかぁ?・・今度は私が相手だ。2対1ってわけじゃねえ。私だけでケリをつけてやる!」

沙織はそう言うと半身に構えて背負っていた刀を鞘ごと左手に持った。

そして前傾姿勢になると、極端に腰を落とし、鞘を袁揚仁から見えないように体の後ろに隠して構えた。

「んじゃいくぜ?」

悪鬼の笑顔を張り付けた沙織は、菊沢宏と袁揚仁の二人に確認するように言う。

「構いませんよ。一人だと殺してしまった時に困るなあと思ってたところですから」

肩をすくめてそう言う袁揚仁はけっして虚勢を張っているようには見えない。

「へっ。ふかしが過ぎるぜ・・」

しかしその態度は沙織を挑発するには十分すぎた。

沙織は裸足の左足をじりっと進める。

「待てって言うとるやろがっ・・!なんで高嶺は言うこと聞かへん女ばっかなんや・・!ええからちょっと待て!」

宏が沙織の背後でそう言い、沙織の肩に手をかけて強引に引かせようとしたが、遅かった。

沙織は身を更に低くして宏の手を肩から振り切ると、床を蹴り一足飛びに袁揚仁目掛けて斬りかかった。

「チッ!」

背後で菊沢宏が鋭く舌打ちをしているのが聞こえるが、沙織は無視する。

オーラ量は全開には程遠い沙織だったが、体力は穂香が持ってきた回復匕首のおかげでほとんど全快している。

瓶割刀にオーラを纏わせるだけならたいしたオーラ量は必要ない。

必殺の威力十分な刀の切っ先は、常人の目には決して追えない速度で袁揚仁の眉間目掛け振りおろされていた。

(殺った!ざまあ!口ほどにもないぜ!)

沙織の見開いた目、凶悪な笑みで零れた白い歯、必殺を確信した沙織は敵を屠ったときの、いつもの表情になる。

普段二刀流を振るう沙織だが、北辰一刀流でも免許皆伝の腕前である。

半身に構え刀身を鞘ごと身体で隠し、抜いた瞬間を見せない神速の太刀筋。

沙織の躍歩縮地による神速を極めた高速居合が、袁揚仁の眉間を左側から食い破り、硬い頭蓋を砕いて、柔らかい脳漿まで達した。

そう確信していた沙織の表情が、狼狽で揺らぐ。

「なんだてめえっ!?」

頭蓋を割り、脳漿をえぐるにしては軽すぎる手ごたえに沙織は戸惑い声を荒げたのだ。

沙織の背中を嫌な悪寒が襲うが、狼狽した一瞬の隙を突かれ、背後の菊沢宏に身体を羽交い絞めにされてしまう。

「っ!?何やってんだグラサンッ!邪魔すんじゃなえ!・・やっぱてめえも敵なのかっ!?」

背後からガッチリと組み付いた菊沢宏の太い腕は、少々沙織がもがいたところでびくともしない。

それどころか小柄な沙織は持ち上げられ足を宙に浮かされてしまう。

「くそったれがっ!」

沙織はそう言うが早いか瓶割刀の柄を逆手に持ち替えて、自身を羽交い絞めにしている菊沢宏の太い左腕の肩付近に突き立てた。

がきんっ!

斬撃入魂を丹念に施した瓶割刀だが、菊沢宏の防御力と着ている服の方が硬い。

沙織の刃は、硬質な音を響かせて火花を散らしてはじかれる。

「クソ硬え!なんだってんだよ!てめえ冗談止せよ!ウチに雇われたんじゃねえのかよ?!御屋形様を裏切るんなら容赦しねえぞ?!」

沙織の正面にはたった今、頭蓋をカチ割ったはずの袁揚仁が全くの無傷で、不敵な笑みを浮かべて近寄ってくる。

「なかなかの踏み込みの速さだよ。避けるつもりだったのに躱せなかったよ・・。さすが六刃仙に数えられる剣士・・といったところだね」

そう言い自身の額を撫でる手に、袁揚仁の髪の毛が数本付着していた。

「なんでだ・・?確実に剣先1寸はドタマに入ったはずだ・・。髪だけなはずねえ・・。完全に入ったはずだ・・・。な、何で、なんで無傷なんだ・・?!」

「さあ、なんでだろうね」

袁揚仁が愉快そうな笑みを浮かべて歩を更にすすめて肩をすくめる。

ガッチリとグラサンこと菊沢宏に背後から羽交い絞めにされ、突き立てた刀の剣先は菊沢宏の手で掴まれて動かすことができない。

「き、菊沢!離せっ!離せよっ!」

持ち上げられているため、菊沢宏の顔を背後に振り返って見下ろすようにそう叫ぶが、グラサンを掛けたその表情は動かない。

そのとき、瓶割刀を逆手に持っていた沙織の左手が袁揚仁に掴まれる。

「くっ・・。くそっ・・!」

刀を奪われまいと必死で握っていても、指を一本一本はがされていく。

「丸腰の剣士に戻っちゃったねえ」

瓶割刀を奪い取った袁揚仁は、奪った刀の切っ先を沙織の頬に当てながら笑う。

「菊沢ぁ!お前なんなんだよ!てめえのせいでこの様じゃねえか!」

正面の袁揚仁も憎たらしいが、沙織を背後から羽交い絞めにしている菊沢宏のことがもっと憎たらしい。

バリッ!

沙織がそう叫んだ時、無表情のまま沙織を羽交い絞めにしていた菊沢宏の両手が、沙織の患者衣の襟をつかんだまま思いきり開かれたのだ。

「きゃああああああ!」

沙織は僅かにのこった患者衣を両手で掴み、胸を隠すようにしてその場にしゃがみ込む。

「お・・おまえ・グラサン!てめえっ!何考えてんだよ!・・私らに雇われたフリしてたってことか・・!まんまと騙されちまったってわけかよ!」

正面にいる袁揚仁に裸体をできるだけ見られないように、ぼろ布となった青い布で隠しながら、沙織は顔を真っ赤にして振り返って怒鳴る。

「さあ、刀を返してあげるよ」

がしゃん!

と沙織の目の前に瓶割刀が音を立てる。

袁揚仁が沙織から奪った瓶割刀を投げて寄こしてきたのだ。

沙織は一瞬だけ訝しがったが、即座に刀を手に取り構えなおす。

瞬時に横を向き、背を壁に向け、菊沢宏と袁揚仁の二人に背後を取られないように後退りする。

刀を構えたことで、青い布はすべて床に落ち、沙織は完全に全裸となった。

靴もなく裸足で、身につけているものはないが、刀は持っている。

(・・上等っ!十分だぜ・・!私が恥ずかしがって刀を振るえなくなるとでも思ったのかよ?!甘いんだよ!んなことでこの私が戦えなくなるとでも思ったのかマヌケが!・・マジ許さねえ・・!袁揚仁もムカつくが、だまし討ちしやがったこのグラサンのほうがもっと許せねえ・・!このドクズがっ!)

沙織は全裸で腰を低く落とし、刀を水平に構えて、切っ先を袁揚仁。柄の方を菊沢宏の方に向けた。

その構えのせいで、沙織の白い肌が完全に露わになり、胸や臀部、脇や股間にいたる箇所まで、アングルを変えれば覗き込めてしまう。

心中で力強く鼓舞したものの、沙織の顔は恥辱で紅潮し、頭は沸騰してやや冷静さを欠いていた。

しかし沙織は、戦闘に関して卓越したセンスを持ち合わせている。

素早く【爪衣嚢】から先ほど拝借してきた、医療用のメスを2本出して一本を口に咥え、もう一本を右手に握りこむ。

そして、間髪を置かず、左手を袁揚仁に向かい思いきり横薙ぎに振り抜いた。

【爪衣嚢】の薬指の爪は開けてある。

左手の薬指に仕込んでいた5㎜角ほどの大きさの金属製の礫が、袁揚仁目掛けうなりを上げた。

礫といっても、硬度は十分でものすごく固い。

刀を作る過程で必要な玉鋼の鋼礫だ。

広がった礫が、バチバチッと壁や床に衝突して地味だが痛そうな音が響きわたる。

袁揚仁もその数十個にも及ぶ鋼礫の塊を投げつけられてはひとたまりもなく、身を固くしてやり過ごすしかないはずだ。

菊沢宏の肉体強化に対しては効果が薄いかもしれないが、どうみても袁揚仁は術者寄りの能力者と推測しての選択だった。

沙織のその判断は正しい。

その煙幕と攻撃の効果をもった牽制を袁揚仁にぶちまいた隙に、もっともムカつかせてくれた男の方へと躍りかかる。

沙織はギラりと目を光らせて獲物を狙うと、刹那にも満たない瞬間で、高速でオーラを練りあげた。

生まれ持った才能に加え、研鑽を積み続けたものだけが到達できる領域の速度で同時に三つの技能を発動させる。

【剣気隆盛】!!【鬼気梱封】!!【限界突破】!!

そして同時に、長年の剣術稽古で染み込ませた剣技を神経と肉体に連動させる。

身をかがめ歩幅を調整し、足の指から足首、そして膝と腰の動きに合わせて、捻転のすべてを右手のみに握った瓶割刀の突きを最速にせんが為に集約させた。

「死ね!クソグラサン!」

全裸の童顔女が、Cカップの胸を揺らし、股間を申し訳程度に隠す恥毛も露わにして、グラサンの喉目掛け、自身の最速技能である片手平刺突をぶっ放した。

【第10章  賞金を賭けられた美女たち 26話 南川沙織VS袁揚仁VS菊沢宏?終わり】27話へ続く
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筆者紹介

千景

Author:千景
訪問ありがとうございます。
ここでは私千景が書いた小説を紹介させて頂きたいと思います。
ほぼ私と同年代の既婚者が主役のものになるかと思います。登場人物同士が
つながりを持っていて別の物語では最初の物語の主人公が脇役を務める様な
小説全体につながりを持たせ想像を膨らませていけたらと思っております。
どうぞ宜しくお願い致します

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