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第5章 悲報 第21話 愛妻の逆襲 中村弘樹

稲垣の手を引きながら牢屋の中に

あるダブルベッドの方へ歩いていく

愛妻のミカちゃん。

一体稲垣に何をさせる気なのだろう・・・

そしてさっき言っていたもう1つの

条件って・・・

まさか稲垣をゆすって金を請求する気じゃ・・・

「中村さん・・

もう1つの要望って・・・

それと僕は土下座でダメなら

何をすればその手と足の

ミミズ腫れについて

許してもらえるのかな?」

「そんなに慌てないでください

あなたが私にしたのと同じことを

するだけですよ。

ほらここのベッドで

上手い具合に拘束具あるじゃないですか?

あなたもミミズ腫れになるかもしれないでしょ?

さあ・・

全裸でここに寝てもらえます?」

なっなにを!?

ミカちゃんの笑顔はもう完全に

小悪魔的な稲垣を見下している

表情だった。

俺は愛妻の意外な一面をまた1つ知った。

「うん。

それは当然のむくいだから・・・

仕方ないよね。

それと契約についてかな?

仕事についての要望も1つ

あるって言ってたよね?

そのことも聞きたいのだけど・・・」

「それはここに

あなたが繋がれた後で

話すわ。」

ミカちゃんはベッドで正座を

しながら稲垣が脱ぐのを待っている。

稲垣は

「全く・・・

君は本当に怖い人だよ・・・」

と言いながら白のYシャツと

柿色のビキニパンツを

脱ぎ全裸でベッドに自ら

拘束されるために大の字に

横たわる。

「今頃気づきましたか?

これでもあなたより5歳も多く

生きているの。

5年も早く社会に出ているのよ

私・・・」

さっきまでの笑みは消えミカちゃんは

真剣な表情になり稲垣の四肢をベッドの

四隅から連なる拘束具に繋ぎ革手錠をした。

「まさしく動けないね。

これは・・・

で・・何をする気だい?

まさか鞭で打ったりしないよね?

君が実は女王様だなんてオチも

良いけど僕は痛いのは嫌いだなぁ・・」

「そんな事はしないわよ・・

まずはね。

稲垣・・・く・・ん・・・

あなたに1つお願いがあるの。

あなたは私に会社での態度が悪いと

散々あのような拘束台に繋ぎ

お仕置きをしたけど・・・

それは私も思っていた事なのよ。

だから今後は私にはきちんと敬語で

接してもらいたいの?そして・・・

私が付く営業補助の担当をあなたから

別の営業の人に変えてもらえるかしら?

これが私からの最後の要望よ。」

「なるほど・・・

出来る限りは譲歩してみるよ・・・

さすがに営業本部長の許可が

いるからね・・・

提案はしてみる。」

「それで十分よ。

でも話し方がなっていないわね。

稲垣・・くん・・」

とミカちゃんは手足を四方に繋がれている

稲垣の股間に手を這わせしごきだす。

なっ自分からっ何してんねんっ!ミカちゃんっ!

「話し方だね・・・

そっそれも努力するよ・・

あっ努力します・・・

ちょっと・・・

中村さん・・・

何をする気なのだい?

する気ですか・・・

やりたりないのなら・・

これ外してくれたら満足

させますよ・・・」

「あなた。

本当に敬語下手なのね。

お客さんの所できちんと

話せているのか心配になるわよ。

お姉さんは・・・

そうね・・・

さっきはお尻をいじめられた

だけだし私には入れなかったものね

これ。

稲垣君あなた中々良い物

持ってるじゃない?

あなたお顔も良いのに性格が良ければ

私全然タイプよ。

でもそのナルシストな性格は大嫌いなの。

だから今から私があなたを好きにするから・・・

私が3回逝くまでにあなた1回でも逝っちゃったら

あの録音した物はあなたの奥さんに届くと

思ってね。

賭けよ。

そして・・・あなたのメジャー借りる

わね。あなたさっき嫌がっていた私の

ヒップを無理やり測ったからあなたのここ

私が測ってあげるわ・・・

それとも自己申告する?」

ミカちゃんが全裸の稲垣の乳首を

舐めながら稲垣の一物を握り締め

上下に動かしている。

こっこれ・・・

田尾の時よりエロいやんっ!

いったいどうなってんねんっ!

うちの嫁は・・・

俺の知ってるミカちゃんと全然ちゃうし・・・

ただ稲垣に対抗意識燃やして

あんな事してるだけなんやろか?

「うぅ・・・

さすがに触り方慣れていますね。

中村さんはエッチだろうって

営業連中でも噂ですからね。

皆ただの予想ですが・・・

山木さんや木下さんよりも

実はエロいんじゃないかってね・・

噂ですよ。見た目清楚な方が実は

エロかったりしますしねっ・・・

あっ僕のチンチン気にいってくれましたか

測ってもいいですが・・19㎝ありますよっ

お尻の穴で確認したでしょ?」

稲垣の乳首からヘソの辺りまで舌を

這わせるミカちゃんはずっと稲垣の

一物を握りしめたまましごいている。

「へえ~そんな話するのね。

営業の人たち・・

どう思われていてもかまわないわよ。

話に名前が上がらない方が寂しいものね。

ふう~ん・・・これで19㎝あるんだね。

2番目か3番目くらいに大きいかな?

今までで・・・」

そう言いながらミカちゃんは稲垣の

一物を口に含み咥えていく。

チュッチュッ・・・

チュパチュパジュポジュポッ・・・・

「くっ・・

さすがに上手いですね・・・

逝ったらダメと言うのは

結構辛いかも・・・うぉっ・・」

「私を満足させなきゃ・・

奥さんに録音した物

送る約束だからね。

我慢しなさい・・稲垣君」

この部屋に来た時とは完全に主従が

逆転している状況に俺の一物は完全に

休止状態でミカちゃんのフェラチオシーンを

見ていても一向に反応しなくなった。

2度出している事もあるが田尾の時は

もっと元気だったのにシナリオ通りじゃ

ないからなのか?

と一物をしごきながらミカちゃんのフェラチオを

見ていると瞬く間に稲垣の

自称19㎝の一物はへそにまで

届く勢いでそそり立つ。

「元気になったみたいね。

じゃあ今から私があなたのこれを

使わせてもらうわね。

さっきのような無理やりに

逝かされるのは

嫌いなのよ。

余計に欲求不満が

溜まっちゃうの・・・・」

そう言いながらミカちゃんはクリーム色の

ブラウスを脱ぐと白のフレアスカートも

脱ぎ赤のブラジャーにパンツも脱ぎ捨て

全裸で稲垣の股間の辺りに跨る。

「ナイスバディですよ。

中村さん。」

稲垣は繋がれたままミカちゃんの全裸を

見てそういう。

「本当にそう思っている?

ありがとう。

あなたも素直ならイケメンで素敵よ。

仕事もできるしね・・

そのゆがんだ性格どうにかしなさい」

と笑いながら稲垣の一物を掴み

自分の股間にあてがっていくミカちゃん。

ズズズズズッグチュリ・・・

「はい。

気をつけます・・・

うっ・・うぅ・・・

中村さんのマンコ吸い付きが

凄いっ!」

「あっ・・・

あぁ・・・あなたのも

良いわよっ

凄く堅いのね・・・

あぁ・・」

ミカちゃんが稲垣の一物を自分の股間に

差し込みそのまま腰を沈めていく。

「あっああっ!

ああっ!!

いいわっ稲垣君っ!!」

「うぅ・・・

動けないと余計気持ち良いんですねっ

うぉっ中村さんッ激しいですっ!」

ミカちゃんが稲垣の胸板に手をつき

激しく腰を振る。

縦に形の良い胸がたぷんたぷんと揺れ

稲垣も下から腰を打ち上げるように

動かしている。

「中村さん3回で僕1回ですよねっ

これで先に逝ってくださいっ!」

バチンバチンバチンッ!!

「えっ!やだっ

あなた動かなくてもいいからっ!!

あっあああっ!やだっすごいっ!!

あっあっあっ!!稲垣君っ!

気持ち良いわっ!あああっあんっ!!

いくっ!いっちゃうっ!あんっ!」

「はぁはぁはぁ・・・

まずは1回ですねっ

はぁあぁはぁ・・・」

「あぁ・・・

下から突くなんて反則・・・・

でも気持ち良かったから

許すわ・・・」

ミカちゃんが稲垣と繋がったまま

稲垣の顔に手を当てキスをした。

なんやねん?なんやねん?

この展開・・・

俺は無性に稲垣と愛妻のミカちゃんに

腹が立ってきたが元はと言えば全て俺が

仕組んだこと。

人選を間違えたか・・・

所詮稲垣じゃダメって事か?

もっと強くてもっと悪くてもっと醜い

男それでいてあの田尾並の性豪・・・

そんな奴おるんか?

しかしそんな奴に愛妻をもっと

めちゃくちゃにして欲しいという

気持ちは変わらずに高ぶっていっていた。

そう考え依然大きくなってこない俺の一物を

置き去りにミカちゃんが再度腰を動かし出す。

「あっあっあっ!!

あああっ!!いいっ!

当たるよっ!!稲垣君のっ

良い所に当たるっ!!あんっ!」

「中村さんっ!

そのまま動かずに

しゃがんだ感じでじっと

していてみてください」

「えっ?こっこう?」

「そうです。

いきますよっ」

ミカちゃんが稲垣と繋がり

しゃがんだまま動かずにいると

四肢を拘束されているのに

稲垣がまた高速で下から突き上げる。

バシュバシュバシュバシュッ!!

グチュチュチュチュッ!!

「ああああああああっ!!!

ああっ!!いいっ!いいっ!すごいっ!

あっ!!あんっ!!いくっ!いっちゃう~!!」

「はぁはぁはぁ・・・

2回目・・・

はぁはぁはぁ・

ノルマまであと1回ですね。」

ミカちゃんが2回目の絶頂を

させられるとそのままぐったりと

稲垣に抱き着くように倒れ込む。

「はぁはぁはぁ・・・

すごいのね。稲垣君・・・・」

「あと1回ですねっ

中村さんっ

あと1回中村さんが

逝くまで僕我慢出来たら

あの録音した物は

家には送らないのですね」

「うん。

約束だからね。

ちゃんと我慢するのよ」

そう言いながらミカちゃんは

また稲垣にキスをすると

すぐ稲垣は高速で突き上げる。

今度は騎乗位ではなく稲垣に

覆いかぶさっているミカちゃんを

突き上げると言うよりは上方に

突き出すように打つ付けている。

バチンバチンバチンバチンッ!!!

「いやっ!ちょっとまってっ!!

ああああああっ!

やだっ!逝ったばかりだからっ!!

あああっ!すごいっ!稲垣君いいわっ!

すごくいいっ!」

「中村さんっ!中村さんのマンコも

めちゃめちゃ良いですよ。

中村さんっ!どうですかっ!」

バチンバチンバチンッ!!!

「あっ!!あああっ!!!

良いのっ!すごく良いっ!!

ああああっ!!

私いきそうっ!またいっちゃうっ!!」

「さっき1回出してて良かった

ですよっ!僕も持ちそうですっ!!」

バチンバチンバチンバチンッ!!

稲垣が上に覆いかぶさるミカちゃんを上に突き出す

ように激しく打ち付けるとミカちゃんは稲垣に

しがみついたまま天井の方を向き仰け反り果てて

しまった。

「ああああああっ!!あんっ!いくっ!!!」

「はぁはぁはぁ・・・・

何とか持ちましたよ~」

「はぁはぁはぁ・・・・

は~すっきりしたよ~

稲垣君も・・・

はぁはぁはぁ・・

約束守ってね・・・・」

まだ繋がったままでミカちゃんは稲垣に

もたれかかるようにしながら言った。

「勿論です。

これからはお姉さまには

敬意を表して敬語で・・・

ですね。

そして今日の事は何も

無かった事に・・・」

「うん。

そうよ。」

「あの・・・

すみません。お姉さま。

それではそろそろ

これ外してもらいたいのですけど・・」

「お姉さまってちょっと良いかも

でも会社じゃやめてね。

あっそうね。

ごめんね・・・

はい・・・はい・・・

あとは足ね・・・

どう繋がれる気持ち少しは

解ったでしょ?

はい・・・

これでお互い自由よ・・・」

ミカちゃんが稲垣の拘束を解き

稲垣も自由に動けるようになる。

「勿論ですよ。会社じゃ

そんな呼び方しませんから。

あっそれと・・・

お姉さま・・・

僕まだ1回も逝ってないんですけど・・・」

「あっ・・・

本当だ・・・

どうする?

したい?」

「したいですっ

あの・・・バックから

とかダメですか?」

「え~

うん。

良いけど・・・

お尻に入れちゃいやだよ・・・」

「アナルはもうしないですよっ

じゃあ。すみませんが・・・・」

ミカちゃんが四つん這いになると

稲垣がミカちゃんの後ろに回り

「やっぱり。

このお尻は最高ですね~

それではお姉さまいきますよ」

「うっうん・・・・

もういっぱい

逝ってるから・・・

今度は早く逝ってね・・・」

「本当にお姉さまは

我儘ですね~

では・・・」

稲垣がミカちゃんの腰を両手で

掴むとまだ発射していない19㎝の

一物をミカちゃんに後ろから差し込む。

ズプププッ・・・・・

「あっあふっ・・

あぁ・・・

後ろからだと

私すぐに逝くから・・・

はやく逝ってね・・・」

「はい。

僕ももう逝きそうですからっ

一気に突きますね」

稲垣がミカちゃんに差し込むと

両腰を掴み激しく腰を打ち付ける。

パンパンパンパンッ!!!

「あっあっあっあっ!!

あっあっあっあっ!!」

パンパンパンパンッ!!

「ああっ!!ああっ!!

いいっ!いいわっ!稲垣君っ!

すごいっ!

いいのっ

いいよ~!」

「中村さんのお尻も最高ですっ!

う~!もっと強く突きますねっ!」

バチンバチンバチンバチンッ!!

「きゃっ!きゃんっ!!ああっ!

あああああっ!!いきそうっいきそうっ

稲垣君まだなのっ!?あああっ!」

「うおっ!いきますよっ!!!」

バスンバスンバスンバスンッ!!

「ひっ!!あんっ!!!いく~!!!」

「うっ!!!」

稲垣が一物を激しく打ち付け一瞬

押し込むようにした後抜き取ると

ミカちゃんの背中に精子を放出した。

そのままミカちゃんはうつ伏せに

なりぐったりとしている。

2人はそのままベッドで少し休憩を

していたので俺は先に退室し稲垣に

お疲れ様とだけLINEを送った。

俺は稲垣に依頼した事を後悔しながら

帰宅した。

ミカちゃんが自宅に帰って来たのは

俺が帰宅した3時間後だった・・・

しかしその日の深夜俺は異常に興奮してきて

ミカちゃんを求めたらなんと久々に応じてくれた。

俺は久々のミカちゃんの身体を柔肌を堪能して

初めて逝かせる事ができた。

しかしたった1度逝かせるのに2度果ててしまった。

何とかSEXレスは解消したがミカちゃんの本当の

姿を知ってしまい自分の手でも逝かせる事ができた

今も俺の寝取られ願望は消える事は無かった。

《第5章 悲報 第21話 愛妻の逆襲 中村弘樹 終わり》




第5章 悲報 第22話 そして日常へ 中村美香子

昨日はハプニングにつぐハプニングで

結局、今までは憎くて仕方が無かった

稲垣君とまさかのSEXをするはめに

なった。

そしてかなり遅い帰宅となってしまったが

深夜床に就いた私の物音で起きた主人の弘樹君が

まさかのSEXを求めて来るとは予想外であったが

私は先週の田尾さんとの件と今日の稲垣君との件の

罪悪感もあり最近は断り続けていて悪いと思って

いた事も手伝い久々に弘樹君を受け入れた。

何だかいつもより激しい弘樹君に私は初めて

主人相手のSEXで逝けた。

ここ最近の2人が凄かったせいか弘樹君の責めが

余計稚拙に感じはしたがそれでも逝けたのは

私の身体が異常に感じやすくなっていたから

かもしれない。

私は日に2人も相手にしてしまい就寝の時には

股間にもお尻にもまだ何か入っている感じが

したまま連続SEXで体力を消耗していたので

すぐに眠りにつけた。

そして翌日、今日は夕方から光の剣道の

先生方を迎え、剣道を習っている子供の

父兄とで懇親会がある。

「パパ。

今日の剣道の懇親会は

参加するんでしょ?」

「あっうん。

そのつもりやけど・・・

生田君も来るみたいやしな~

2人で隅っこで飲んでるわ~」

生田君と言うのは光が習う

剣道で生田大和君と言う子が

居て最初私は大和君のお母さん

生田絵美さんという凄く綺麗な

お母さんと年が近い事もあり

仲良くなり剣道の付き添いの

時に世間話から子供の話

旦那の話などをしていく

中でどうもお互いの旦那が同じ年だと

解り帰宅後に主人の弘樹君に話してみたら

小中の同級生だと判明しそれからは

弘樹君も生田さんのご主人も時々

剣道の付き添いに来るようになった。

それから主人同士もLINEで連絡を

取り合ったりしているみたいで今剣道を

習いに行っている中のご父兄の中では

1番仲良くして頂いているのが生田さんの

所のお母さん、生田絵美さんだった。

「それなら私も生田さんの

お母さんと一緒に飲んでおくね。

他のお母さん方は若い人多いから

中々話が合わなくてね~

生田さん居てくれて本当に助かるよ。」

「まあ。

そうやよな~

俺も生田君おらんかったら

剣道の行事ごとも参加してない

やろうし。」

「あっ今日何着て行こうかな?

パパ良かったら光連れて

お昼ご飯食べるついでに

モールに付き合ってくれる気ない?」

「あっうん。

良いけど・・・

今日着て行くのん?

良いワンピース何タイプか

あるやん。」

「うん。

それでも良いん

だけどちょっと

バーベキューとかも

あるし少しラフっぽい

夏物も欲しいなって

今日もワンピより

少しラフ目な服の方が

良いかな~と思って

普段の稽古の延長のような

食事会でしょ?

そんなに良い恰好して

行ってもね~」

「うん

ミカちゃんがそう思うなら

好きにすれば良いけど・・・」

主人の弘樹君は大抵私の言う事には

反対しない。

それはそれで楽で良いんだけど

最近は以前のように何を言っても

オーバーリアクションで食い付いて

来てくれたのが何だかリアクションが

薄く感じる。

私に対して何か不審に思っているのだろうか?

考え過ぎよね。

それとも少しは大人になったのかな?

5歳も年下だとずっと子供のように

感じ可愛い旦那であったが大人になったら

なったで嬉しいのだけど少し寂しい気もする。

そして懇親会は今日の18時からなので

それまでの時間つぶしと昼食も済ませるために

私達は子供の光を連れて近所の

ショッピングモールへ出かけた。

モールのフードコーナーで主人と

光はたこ焼きを食べている

間に私は夏物のラフな感じの

服を買いに行っていた。

少し露出が厳しい年になってきてはいるが

それはそれまだまだ若い子には

負けたくないと言う気持ちも

あり思い切って今年もデニム地の

ホットパンツを1着購入する。

それに合わせノースリーブの黒のタンクトップに

半そでの白のプリント柄のTシャツも購入して

ついでに上下お揃いで下着も2セット購入した。

別に誰に見せるわけでもないけど・・・

見えない部分のお洒落もね・・・

と一通りの買い物を済ませフードコーナーで

待っている主人と息子の所まで行く前に

お手洗いに行く。

お手洗いに入るとまだ何か

お尻の中に入っているような感覚が

あり凄く違和感がある。

昨夜の事を思い出す・・・

私はアナルで逝かされた・・・

拘束具に繋がれて大人の玩具で

逝かされた後・・・

お尻の中に入れられたの・・・

あの大嫌いな稲垣の物を・・・

まぁ・・・

その後は私が仕返しして彼を

服従させたから行った事

事態には後悔していなかった。

服従をさせるためのSEXの後は

お風呂でも結局しちゃいその後

お風呂でも彼には立ったまま

後ろからお尻に2度目の挿入をされたけど

その時は拘束されている時のように

無理やりではなく

自分から逝ってしまった。

私はあんなに嫌いだった稲垣君が

私に服従した事の嬉しさと

雇用体系が向上する確約を

手に入れた嬉しさも加わり

高揚感に拍車がかかっていたが

浴室では乱れに乱れていた。

そして・・帰宅後

弘樹君ともしたのに・・・

その翌日の今日・・・

もう欲しくなってきている・・・

私の濡れやすいアソコにも・・・

昨日初めて逝ったお尻にも・・・

あっ・・あぁ・・・

ダメだよ・・・

ここはショッピングモールの

お手洗いなのよ・・・

いくら人が居ないと言っても・・・

ほら光も弘樹君も待っているのに・・

私は便座に座りフレアスカートの中の

白のショーツを膝まで下げた後

自然に指で陰核を刺激していた。

ふっ・・・ふぅんっ・・

はぁはぁはぁ・・・・

あっあぁ・・・

田尾さん・・・

私は先週田尾さんに激しく抱かれたあの

夜を思い出しながら陰核を刺激すると

既にいつ挿入されても大丈夫なくらいに

潤滑油で潤っている膣内へ中指を挿入させる。

あぁっ!!

田尾さん・・・

来て・・・

そう・・・そうっ・・

あぁ・・・良いっ!

すごくいいのっ!

あっあっあぁ・・・

後ろからして・・・

んっ!稲垣君っお尻は嫌っ!

あっあああっ!!私お尻で

アソコから吹いちゃうのっ!!

ああぁぁ・・・

はぁはぁはぁはぁ・・・

やだ私・・・・

こんな場所で・・・

自分でして逝くなんて・・・

スッキリすると急に恥ずかしくなってきて

誰もいないお手洗いではあるが用を足す

部屋から出て鏡を見てみる。

頬がほんのりと火照っているのが

解る。

最近・・・

エッチの頻度が多いから・・・

余計にしたくなっちゃうのかな?

何とか落ち着きを取り戻し

主人と息子が待つフードコーナーに

2人を迎えに行く。

「パパっ光お待たせ~」

「ママ~たこ焼き食べた後に

パパがクレープも買ってくれたよ~」

光が私を見て駆け寄ってくる。

「そうっ

良かったね~

光~」

「あれ?

ママお顔が赤いよ~

病気~?

お医者さんに行かなくちゃ」

「えっ・・・

あっ大丈夫だよっ

ちょっと一杯買い物

しちゃったから

沢山歩いて

暑くなっただけだから」

「本当~?

それなら安心っ」

まさか息子に頬の火照りを

指摘されるとは思っておらずに

動揺してしまうがすぐに主人が

光を追うようにやってきたので

光に視線を合わせる為に

しゃがんでいたが

立ち上がり

「ミカちゃん良い服あった?」

「あっパパ。

うん。

結構買っちゃった~

また帰ったら着て見るから

批評してねっ」

「おっそれは

楽しみやな~」

やっとここ最近ノリが悪いと言うか

食い付きが薄かった主人も元気になった

みたいで今日は光の剣道の懇親会の

前に3人で久々にモールに来て良かった

なと感じていた。

そして帰宅して一通り買った服を着て見て

弘樹君はいつも褒めてくれるので私は今日

買った黒のタンクトップにデニムのホットパンツ

に七分袖の水色のカーディガンを合わせて

懇親会に参加する事にした。

《第5章 悲報 第21話 そして日常へ 中村美香子》





ZIPANG

第5章 悲報 第23話 懇親会 生田絵美

【人物紹介の8を追記しましたのでこの回を読まれる前に
1度目を通して頂ければよりそれぞれの登場人物を
イメージして頂けるかと思います】

今日は息子、大和の剣道の懇親会で

先生方やご父兄の方々と美南海亭という

料理屋で食事をする事になり今

私は主人の博則と息子の大和と一緒に

美南海亭の座敷に居る。

今日は午後の16時までは自宅に来る

ピアノ教室の生徒の指導をしていてピアノ教室が

終わり急ぎ用意をして着替えたのでほぼ

普段着のデニムのホットパンツに柄物の

白のプリントシャツと言う夏の普段着

そのままの格好で来てしまったが

この剣道を大和に習わせる事により

知り合い今では学生時代からの友達のように

仲良くなった中村さんも私と似たような

服装だったので少し安心した。

しかし中村さん・・・

ここ最近というか・・・

先週よりもまた一段と綺麗になった気がする。

私よりも1歳年上なのにこれから

まだ綺麗になれるなんて幸せだからだよね

きっと・・・

私は剣道のご父兄の中では1番仲が良い

中村さんの隣に席を取り話しかける。

「中村さん、こんばんは~」

と座敷の座布団の上に正座しながら

「あっ生田さん、こんばんは~」

笑顔で挨拶を返してくれる中村さんに

同性ながら色気を感じてしまうほど

何か凄いフェロモンが漂う中村さんは

正直エッチに感じてしまった。

こんな事を考えてしまうなんて

主人の博則とはもう半年以上も

SEXレスだからかしら・・・

と悲しくなり中村さんは

きっとそちらの方が上手く

行ってるのだろうなと何か伝わって

来る中村さんを本人から上手くっている

と聞いたわけでもないのに羨ましく思う。

「中村さんも今日はデニムなのですね~

被っちゃいましたが少し安心しました~」

私は愛想よく応えてくれた

中村さんに同じデニムのホットパンツに

中村さんは上は黒のインナーに

水色のカーディガンで

あったが親近感を覚え

「生田さんも同じで私も

安心しましたよ~

少しラフかなっとも

思ったのですが先生方も

ジーンズの方多いし

懇親会のお話を河本先生から

聞いた時にかしこまらずに

普段着で来て下さいね~

て言って下さっていましたから」

中村さんが正座していた足を崩したので

私も足を崩しながら

「ただの懇親会ですしね。

あっ旦那連中もう意気投合

していますね~

うちの主人も中村さんのご主人が

偶然南中剣友会の生徒さんの

親御さんだったと解ってから

剣道の行事や送り迎えも行って

くれるようになり本当に

助かってるのですよ~」

「え~そんなのうちの方こそ

ですよ~」

中村さんも前にも言ってくれていたが

ご主人がウチの旦那の博則が居るので

剣道だけでなく子供の行事に積極的に

参加するようになったと言い喜んで

くれていた。

やっぱり男性って元々子供の行事には

積極的に参加する人って少ないのかな?

と思っていたがこういうふうにお酒を

飲む席で会話が合う話し相手が居れば

来るものだと思い何処も同じなのだなと

思った。

そして中村さんの横の席を確保して

少し懇親会開始前に雑談をしていたら

大和が通う南中剣友会の代表の

河本先生が良く通る声で

「はい!ご父兄の皆さまっ!

今日はお忙しい中

我が南中剣友会の懇親会に

お集まり頂きありがとうございます。

子供たちは既に隣の座敷でもう

飲み食いを初めているみたいです。」

との河本先生の冒頭の挨拶に

父兄の方々からの笑い声が聞こえる。

「お父様、お母様方も今日は

子供たちに負けずに料理に

お酒を大いに楽しんで行ってくださいっ!

この秋には市民大会も控えておりますので

益々のご父兄の方々のご協力が必要に

なりますので今後ともどうぞ宜しくお願い

申し上げます。

それと余談になりますが我が南中剣友会の

指導に荒巻8段という高名な先生を

お招きしたいと思っております。

まだ未定ですが会費で可能な温泉旅行を

企画してそこにお呼びして私とこの中尾先生

境谷先生で口説き落とすつもりですので

そちらの方もできればご父兄の方にも熱心な所を

アピールご協力願えたら幸いでございます!

特にわが南中剣友会は幸運な事にお母様方は

皆様美人揃いですので是非お母様方の

ご参加お待ちしております!」

また父兄の笑いが起こりその後の河本先生の

乾杯の音頭で私達も周りの父兄の方々と乾杯し

こうして南中剣友会の懇親会は始まった。

宴会が始まり中村さんのご主人に引率される形で

うちの旦那の博則が先生方にお酒を注ぎに挨拶に

行き中村さんのご主人が上手く先生方とうちの旦那の

間に立ち会話を盛り上げてくれている。

「やっぱり

中村さんの旦那さん

こういう場での立ち振る舞い方

慣れていらっしゃいますよね~

さすがコールセンターの管理者

されてるだけありますね~

うちの何て印刷会社の工員ですから

このような場所での手順みたいなの

わかってなくて中村さんのご主人と一緒に

居れば恥かかずに

済むから有り難いですよ~」

「え~そうですか?

あれはただ先生方と一緒に

飲みたいから近づいて

行ってるだけですよ~うちのも」

中村さんは謙遜されているが

ご主人を見る目が少し誇らしげなのが

伺え仲が良いんだろなと羨ましく思う。

「あっ生田さん

もう少ししたら

先生方へのお酌攻撃が

間が空くと思うから

私達も行きましょうか?」

「はい。

そうですね。

先生方も中年男性

ばかりに注がれるより

中村さんのような美人

に注がれる方が嬉しでしょうし」

「え~

それを言うなら

生田さんでしょ~

だって中尾先生が

南中剣友会の指導員に

なってくださったのは

生田さんが綺麗だからって

中尾先生おっしゃって

いましたよ~」

「そんな事ないですよ~

中尾先生誰に

でもおっしゃるから~」

「いえいえ~

案外本気でしたよ~」

と笑いながらビールの入った

グラスに口をつける中村さんが

非常に色っぽく感じる。

それでも中尾先生が私を

綺麗とおっしゃって下さるのは

まだまだ女性と見られている

事だとも思い少し嬉しかった。

「私もそう思いますしね~

生田さんに初めてお会いした時に

誰かに似ているなって思って

いたのですが生田さん

石田ゆり子さんに

似ていますよね~

私達世代では凄く人気

あったじゃないですか~

あの姉妹女優の・・・」

「そんな事ないですよ~

私あの人みたいにあんなに

細くないですし~」

「え~でも今まで

言われた事ありませんか?」

中村さんは今日は何故か

飲むペースがいつもより

早い気がする。

前の南中剣友会の

バーベキュー大会の

時は少しお酒を控えていたのかな?

そう思いながら中村さんの質問に

応える私

「旦那だけですよ~

石田ゆり子さんに

似てるとか言うの・・・

昔は・・・

今のピアノ教室をする前に

OLをしていた時はたまに・・・

言われていたかもしれませんが

もう大昔の事なので忘れちゃいましたよ~

でも私なんかより中村さんこそ

水野真紀さんに似てるって

言われませんか?

私もずっと思っていたのですが」

「あっやっぱり~

ご主人石田さんの

ファンだったんですよ~

きっとっ

えっ私ですか?

私も大昔ですよ~

私実は昔ラウンジで勤めて

いたことありまして・・・

主人とはそこで出会ったのですが

これ他のご父兄に内緒ですよ」

と中村さんが少し笑い

「そのお店で働いていた時は

何度か水野真紀さんは言われていましたが

私もこの通り太っちゃいまして今は全然

ダメですよ~」

と中村さんが私と偶然被っている

デニムから覗く綺麗な脚を触りながら

「え~中村さん絶対綺麗ですよ~

全然大丈夫じゃないですか~

だってまだまだご主人と仲良さそうですし~

羨ましです~」

「えっ?

うっう~ん・・・」

ちょっと微妙そうな

表情で苦笑いの中村さん。

照れてるのか実はご主人と

意外にも上手くいっていないのか

解りにくかったが2人の感じを見ていて

とても後者とは思いにくかったので

私も中村さんに聞いてみたかった

質問を思い切って小声でしてみる。

「中村さんっ

実はウチはもう半年

以上レスなのですが

中村さん所って仲良さそう

ですがどうです?

最近いつそういう事って

ありましたか?」

「えっ?

え~・・・・

仲良さそうですかぁ?」

中村さんが照れた感じで

「いつって言われたら・・・・

昨夜かな?」

私は飲みかけていたビールを

噴き出しそうになり

「もうっ!

恥ずかしいじゃないですか~」

と中村さんが私の足に

手を当てて来る。

「羨ましいですよ~

うちなんてもう半年

以上何もないですから~」

「あっでも

うちも昨夜は本当に

何でか主人が突然で・・・

それまでは1年以上無かったですよ~」

「えっ?

そうなのですか?

それって・・・

突然復活したり

するものなんですか?」

「ねっ・・

何でなのでしょうね・・・

私も解らないですが・・・」

中村さんが首をかしげながら

苦笑いで

「きっと中村さんが

最近また一段と綺麗に

なられたからですよ~

何か凄いフェロモン感じますもの。

同じ女性の私でもドキドキしますよ~」

「え~!

もうやめてくださいよ~

生田さんっ恥ずかしいですって・・・

あっ先生方の周り

今松前ママさんたちが居なくなったから

空きましたよっお酌しにご挨拶に

行きましょうか?

結局私達最後になっちゃいましたよ~」

と中村さんがグラスと瓶ビールの瓶を

持ち立ち上がり

「あっ本当ですねっ

でも最初に私達の主人が

行ってくれているから

良いんじゃないですか?」

と私も同じようにグラスと

瓶ビールを持ち立ち上がる。

「たまにはうちのも

役に立ちましたね」

と笑いながら言う中村さんと

一緒に河本先生を始め先生方が

飲まれている上座へと2人で

近づいていった。

《第5章 悲報 第23話 懇親会 生田絵美 終わり》





第5章 悲報 第24話 懇親会2 生田絵美

南中剣友会の代表の

河本先生には中村さんが

ビールを注ぎに隣に正座

したので私は中尾先生と境谷先生に

ビールを注ぎ中尾先生の隣に

座らせて頂いた。

「すみません~先生方

ご挨拶が遅くなりまして~」

と中村さんが河本先生を始め先生方に

笑顔で挨拶をしている。

私も同じく先生方に頭を下げながら

ビールを注ぎ終わり私は境谷先生から

中村さんは河本先生からグラスに

お返しにと注いで頂き

「ありがとうございます~」

とグラスにビールも注がれ少しここで

お話をする態勢が整う。

「いやいや~

1番最後にとびっきりの

美人なお母さんが2人も

来てくれてこれは最高の

懇親会になりましたよ~」

河本先生が上機嫌で既に

中村さんに注がれたビールを

空けてしまうとすかさず中村さんが

また注ぎにかかる。

「え~河本先生

お上手ですね~

さっきまでの

松前さんたちのような

若いお母さん方の方が

良かったんじゃないですか?」

中村さんがビールを注ぎながら

河本先生に笑顔で返すと

「いやいや

それは勿論松前さんの

お母さん方も皆

綺麗どころで楽しいですが

中村さんに生田さんは

今日綺麗な上に美しい

おみ足のサービスがまた

一段と嬉しいじゃないですか~

2人共ですものな~

ははははっ」

河本先生がいつもの豪快な

笑い方で笑うとそれに続き

私の隣にいる中尾先生が

「そうですよ~

稽古の時はお母さん方が

セクシーな服装で

来て下さっても

稽古に集中していて

あまり目の保養も行えませんが

今日はこんなに間近で

生田さんのお母さんの美しい

素足を堪能できるのですからね~

今日ほど私を南中剣友会に誘って

くれた河本先生に感謝する事は

ないですよ~」

と中尾先生が正座をする私の

太もも辺りに視線を集中させながら

「もうっ中尾先生

あまり見ないでくださいよ~

さすがにそんなにジロジロ

見られると恥ずかしいですよ~」

私は両足を両手でこするように

しながら足を隠すようにして

「生田さん

気をつけてくださいよ~

中尾先生は

既婚者相手でもおかまいなしに

お誘いしますからね~

もう指導者として

あるまじき行為ですよねっ」

と境谷先生が横から

私に言う。

「こらこら

境谷君。

それじゃあ私が

生田さんのお母さんを

誘おうとしているみたいじゃないか」

「中尾先生図星でしょう~」

と河本先生まで悪乗りをして

「え~

そんな私なんて

中尾先生にお誘い受ける様な

代物じゃありませんから~」

と私も無下にもできずに

照れているふりをしながら

一応まんざらでもなさげを

演出してみる。

さすがに一刀両断する

わけにも行かずに中村さんの方に

視線を送り助け船が出ないかな~

的な雰囲気を出すと中村さんが

気づいてくれて

「ダメですよ~

中尾先生~

いくら生田さんが

綺麗だからって

生田さんには素敵な

ご主人がいらっしゃるのですから~」

「おっとっ

確かにそりゃそうだっ

ははははっ

それじゃあ同じく

美人ママの中村さんに

相手してもらおうか?」

「え~

生田さんがダメなら

私とかひどくないですか~?」

「おいおい?

中尾先生、あんた

生田さんのお母さんに

中村さんまでそれは

欲張り過ぎじゃないかい?

少しっ

ははははっ」

「そうですよ~

中村さんのお母さんは

僕もファンなのですから~」

これには河本先生に

境谷先生がくいつく。

「え~

私おそらく

南中剣友会のママさんの

中じゃ最年長ですよ~

もうお世辞はいいですって~」

中村さんが正座していた

足を崩しながら河本先生の

肩を軽く叩きながら

これを見ていた女性の私でも中村さんの

足の崩し方に色気を感じて

しまったのでおそらくは

先生方も目を引かれたと思った。

「いや~

やっぱり私も生田さんのお母さん

一筋でしかたがやっぱり

中村さんも変わらんくらい

色気がありますな~

最年長結構な事じゃないですか~

それだけ経験豊富と言う事ですからな~」

「中尾先生も完全に中村さんに

くいつきましたな~

中村さん気をつけてくださいよ~

この先生本当にお母さん方

狙っていますからね~」

河本先生が中村さんに

ビールを注ぎながらそう言う。

「え~

中尾先生は生田さんの

ファンだっておっしゃてたじゃ

ないですか~」

「そうですよ~

だから夢は生田さんと

中村さんを2人同時に

お相手したいですな~

ははははっ」

私が飲みかけていたビールを

吹きそうになりながら

「ぷっ・・・

ちょっと~

中尾先生~

びっくりするような

事言わないでくださいよ~」

と笑いながら応えると

「そうですよ~

主婦を2人相手とか

中尾先生欲張り過ぎですよ~」

とさすがに中村さんも突っ込むと

境谷先生が

「まさしく夢の3P

ですね~

何か想像しちゃいましたよ~」

と中尾先生に乗る。

「それなら私も参加

して4Pでどうですかな?

中尾先生」

と河本先生まで悪乗りする。

「ははっ

それは最高ですな~

こうなれば松前さんたちにも

参加してもらい8P9P

でもかまいませんな~」

「もうっ先生方のエッチっ!」

中村さんが中尾先生の背中を

叩く。

「私クラクラしてきちゃいましたよ~」

あまりにも飛躍した話を

少し想像しちゃったので

最近のレス状態の私には

刺激が強すぎて本当に顔が熱くなってくる。

中村さんはこういう感じ慣れていそうで

案外楽しそうなのが羨ましく思う。

こういう話も平気で出来るからこその

あの色気なのかな?

とも思い私も中村さんと1歳しかかわらないのだから

この程度の話は中村さんのように軽くいなせるくらい

じゃなきゃダメなのかな?と思った。

「あっそうそう・・

バカな話は置いといてですな

真面目な話なんですがお母さん方。

冒頭でも私お話しさせて頂いたのですが」

河本先生が急にかしこまって

真剣な表情で話すのを見て

中村さんも私も崩していた足を正座して

「あっはい・・」

「実は荒巻八段が今の聖心館を辞められる

そうで是非うちに招へいしたいと思って

おりましてな・・・

うちには私学の中学を受験されると言う子も

多く習いに来ているみたいで荒巻先生の指導を

受けて剣道を習っていたと言うだけで好印象に

なる中学もあるくらいですからな~

生徒達の為にも是非うちに来てもらいたいのですが

なにぶん他の道場からも引っ張りだこでしてな・・・」

中尾先生に境谷先生も正座して頷いている。

荒巻先生の名前は私でも聞いた事あるくらい

有名な先生で河本先生のおっしゃるとり

確かに中学によっては荒巻先生の指導の元剣道をしていた

と言う事は好印象になる事も知っていた。

そんな荒巻先生がうちに来てくれるなら是非来てもらいたい

ものだと思う。

私も中村さんも大きく頷いている。

「そこで挨拶の時に少しお伝えした

会費での温泉旅行に荒巻先生を招待して

一気にうちに引き込んでしまおうと

そう考えているのですよっ

幸い習ってくれる生徒も増えましたし

会費にもかなり余裕があると会計の松前さんのお母さんも

おっしゃってくれていましたので・・・

生徒数も増えれば優秀な指導者も必要になる

荒巻先生ならその点申し分ないと思いましてな・・・」

境谷先生に中尾先生は頷きながら河本先生に同調する。

「はい・・・

そんな高名な先生なら是非来て頂きたいですねっ

私無知で存知あげていなかったのですが

私立中学の入試に有利になるなら尚更ですよ~」

中村さんも正座しながら手を太ももの辺りで

揃え大いに同調している。

勿論私も賛成だ。

「そこでですねっ

他の道場よりうちが

優れているのは何か!?

と私は考えたのですよっ

それはですねっ

うちの生徒のお母さんは

美人揃いと言う事です!

ここで温泉旅行で美人の

お母様方に荒巻先生にお酌の1つでも

して頂ければこの中尾先生のように

一気にうちに来たくなると

思うのですよ~」

境谷先生と中尾先生は大きく頷いているが

私と中村さんはきょとんとしている。

「あの・・

その荒巻先生には勿論

お酌をさせて頂くのはかまわないのですが

本当にそんな事でうちに来てくださいますか?」

中村さんがごもっともな質問をしてくれ

私も中村さんに同調するように頷く。

「それは確かに中村さんの

お母さんのおっしゃるとおりですがね。

今さっき松前さんと高野さんと前島さんの

お母さん方にも同じお話をさせて頂いたら

3人共温泉旅行での荒巻先生を説得する

宴会に参加してくださると言ってくださった

のですよ。

あの美人3人のママさんプラス生田さんと中村さんの

お色気ママさんのお酌があれば荒巻先生も必ず

うちに決めると思うのですがね~

私なら絶対心が動きますからな~」

「私もですっ」

と境谷先生と中尾先生が声を合わせて頷きながら

「あっはい

そう言う事でしたら私は

勿論参加させて頂きますがっ

やれることはやりましょう。」

中村さんが参加すると言う事なので

私も必然的に参加する事には間違いないのだが

中村さんと一緒と言う事なのでそれだけで参加したい

気持ちだった。

「はい。

勿論私も協力させてください」

私だけ不参加と言うのもおかしいし

断る理由も無いので参加の意志を伝える。

「そうですかっそうですかっ!

これで荒巻先生は南中剣友会の

ものですなっ

ははははっ

こんなに美人ばかり5人も

揃えれる道場は他にありませんからな~」

大喜びの河本先生ではあるが

私は本当にそんな事であの高名な

荒巻先生がウチに来てくれるのかな?

と思っていたがとりあえず荒巻先生を

お招きする温泉旅行には参加する事にした。

《第5章 悲報 第24話 懇親会2 生田絵美》





SEXが好きで好きで堪らないと言う、一般の奥様たちが出演。

第5章 悲報 第25話 大先生と奥さん先生 深町幸作

【生田絵美が南中剣友会の懇親会に参加していた前日

中村美香子が稲垣と身体を張った交渉をドットクラブで

していた少し前の事】

私は今車で橋元が私有する都心のテナントビルへ

向かっていた。

助手席には響子さんが乗っている。

橋元は私の大恩ある大先生こと小田切省三

先生が橋元のテナントビルで気をうしなった

から迎えに来るようにと電話をしてきた。

指名は奥さん先生こと響子さんであったが

響子さんがあの男にもう

会いたくないという理由で

大先生が橋元に仕事を断る為に

会いに行ったのにここで

奥さん先生を1人で行かせるとなると大先生が

橋元に会いに行った意味がなくなると思い途中から

電話を代わった私が先生を迎えに行くと橋元に

伝えた。

橋元は私には用など無いと言ったが

私は響子さん1人を行かせる事など

できず先生がこの場に居てもそんなことは

絶体しないと思ったので私も付いていく事に

した。

しかし橋元は私が来ても先生を返さないとの

一点張りだったので仕方なく響子さんも乗せて

来てはいるが響子さん1人で橋元に会いに行かせずに

先生を引き渡してもらうにはどうすれば良いか

考えながら車を走らせていた。

「深町さん。

わたくし大丈夫ですから・・・

お義父様はわたくしが1人で

お迎えに上がります。

そうしないとお義父様を

返さないと・・・

橋元社長はそうおっしゃって

いるのですよね?」

響子さんは何も解っていないのかそう言うが

そんな事させれるわけが無かろう。

「奥さん先生・・・

奥さん先生を橋元にもう二度と

会わせたくないから大先生は

現役の時に1度も会おうとしなかった

あの橋元に会いに行ったのですよ。

もうこうなってしまったから

正直に言いますが・・・

奥さん先生から橋元の仕事を

受けるかもしれないと相談が

合った時にね。

私も大先生も止めるべきだったと

後悔していたのですよ。

しかしあの橋元の仕事の依頼を

断りこの町で商売ができなくなる

どころか命すら失っていった

人間を私は数多く知っています・・・

あの男今やもう府警の本部長すら

思い通りになるという噂で

殺人を犯しても警察も

見てみぬふりなのですよ・・・

それを知っていたから私も大先生も

奥さん先生に仕事を断らせたくも

なかったのです。

断った時の報復があった場合に

やはり後悔しますからね。

だから普通に仕事を受けて普通に終わる

事を祈っておりました・・・」

響子さんは助手席で運転している

私の横顔をじっと見ながら黙って

聞いていた。

「わたくし・・・

今の深町さんのお話は

知らなかったですが・・・

あの方がなんとなく怖そうな方だとは

お会いして思っておりましたが・・

そこまでとは・・・

それではお義父様余計に

今危険なのでは・・・

やはり必ず無事に返して頂くためにも

わたくしが1人で行くべきだと

思うのですが・・」

いつもはクラシック音楽の

様に聞いていて本当に落ち着く

声と口調、速度で話してくれる

響子さんが私も初めて聞く

くらい早口になっている。

余程大先生の事を慕っているのだろう。

勿論大先生が響子さんを実の娘の様に

可愛がっているのも知っているし

私も響子さんを実の娘のように思っている。

だからこそ橋元に1人で会わせる事などできない。

1人で行くとどうなるかは十中八九予測がつく。

そんな事させるわけにはいかなかった。

「響子さん・・・

あっいや奥さん先生・・

奥さん先生が1人で行くと

あの男は必ず奥さん先生を辱める

様な事をします・・・

そんな所へ1人で行かせれるわけがない・・・

先生が無事に返してもらえても私が

先生に大目玉をもらいます。

奥さん先生はあの男の

仕事を断ったのですよ・・・

あの男の仕事を断って無事で居る人間など・・・

!!

(いた!!噂ではあの探偵事務所・・・

私が商業登記の仕事を貰いに行き

大先生が登記をした・・・・

確か菊一探偵事務所・・・

今や人探しではこの町1番で

確か橋元の仕事を蹴ったと

噂で聞いたが今でも彼等は元気では

ないか?仕事も順調みたいだし・・)」

「深町さん・・・

わたくしはお義父様が助かるなら

どうなってもかまいません。

あの方がわたくしをどのような

目に合わせようとしているかも

大体想像がつきます・・・

仕事を断ったのはわたくしで

お義父様では無いのです。

むくいを受けるべきなのはわたくしで

お義父様ではありませんから。

しかし警察に相談しなかったのは

そういう理由だったのですね・・・

警察でもダメとなると・・

もう本当にどうすれば良いか・・

あれ?深町さん?

どうされましたか?」

響子さんがボーとしている私を

気にするが私は自分の記憶を辿り

ながら一筋の光明を見出した。

しかし彼等とは登記の仕事を貰って

依頼連絡も取っていないしそもそも

人探し専門だと聞いているがあの

橋元の仕事を断りそれでいて

無事で居て仕事も何不自由なく続けて

いられるには何か理由があるはずだ。

一度相談するべきだがなにぶん時間が無い・・・

「あっいや・・

奥さん先生・・・」

「深町さんっ!」

響子さんが珍しく強い口調で私を呼ぶ。

「えっあぁ・・・

すみません。少し考え事を・・

というかさっきの奥さん先生の

警察でも無理となると・・・

という言葉でこの件を相談できる

相手がみつかったかも

知れません・・・

まだ上手くいくかはわかりませんが・・」

パッと明るい表情になり

運転中の私の左腕を掴む響子さん。

「本当ですかっ!

深町さんっ!

あっそれと・・・

奥さん先生は・・・

辞めてください。

響子で良いですから~

私深町さん事本当の

お兄さんのように思っているのですから」

私にとって飛び上がりたいくらい嬉しい言葉

だが状況が状況なのでお兄さんという発言には

深く触れずに結論から話す。

「あっえっええ・・・

それでは響子さん。

まだその相手が引き受けてくれるか

そもそも業務外かもしれないのですが・・・

その相手なら少なくとも橋元の組織に

何らしかの方法があり手出しさせない術を

持っていると思われるのですよ。

理由はその相手とは探偵事務所なのですが

私と同世代の人間の情報網では何の依頼かまでは

解りませんが橋元からの依頼を断っているのにも

かかわらず無事でこの町で堂々と商売を続けている

連中なのですよ・・・」

響子さんは興味津々で私を話を

聞いていた。

そして車はもう橋元のテナントビル風辺まで

着いたので2人でいく事に納得していない響子さんと

絶対2人で行くべきと考える私の意見をすり合わせる

為に一旦車をパーキングへ入れ少しこの後の行動を

考える事にした。

「どうします?

深町さん。

今からその探偵事務所の方に相談しても

お義父さんが・・・

時間があまりないですよね・・・」

「ええ。

とりあえずは私がその探偵事務所に

今から電話をします。

その回答次第で私が行くか響子さんが

行くか決めましょう(響子さんを行かせる気など

ないが)」

「・・・・・

そうですね。そうしましょう。

深町さんお願い致します。」

「はい。

それではかけてみます・・・」

私はスーツの内ポケットから

名刺入れを取り出し彼の名刺を探す。

あった・・・

菊一探偵事務所・・・・

早速事務所の電話へスマホでかけてみた。

コール2回で女性の声で電話に出る。

『お電話ありがとうございます。

菊一探偵事務所でございます。』

『お世話になります。

私小田切登記事務所の

深町と申す者ですが・・・

菊沢さんはおられますでしょうか?』

『あっご無沙汰しております~

開業の際は大変お世話になりましたっ

深町さんっ!私ですっ菊沢ですよっ

妻の美佳帆の方です。』

そう言えば登記申請の時は代表の菊沢という

サングラスの男にエライ美人の小柄な女性が

付き添っていたがあの女性はグラサン男の奥さん

だったのか。

『ああ。

これはこれは奥様。

その節は大変お世話になりました。』

『いえいえ。

こちらこそ。

お蔭さまで事務所の方も

順調でして。

これもすべて小田切先生と

深町さんのお力添えのお蔭です。

あっそれで本日はどうされましたか?』

『その・・

実は折り入って

お願いしたい件がございまして・・・』

『人探しでございますか?

勿論他ならぬ深町さんの

ご依頼でしたら特別料金で・・・』

私は菊沢美佳帆の言葉を待ちきれずに

先に話してしまう。

それほど焦っていた。

『いや。

人探しと言うよりは

人の救出にご助力頂きたいのです。

救出する人は小田切先生。

相手は・・・相手は・・

橋元と言えばわかりますか・・』

『!!

・・・・・深町さん・・・

今どちらにいらっしゃいますか?

わたくしども今は人員が出払って

おりますがわたくしは動けます。

お会いできる場所でしたら

少し事情を詳しくお聞かせ

頂けますか?』

『えっええっ

勿論です。

場所は先生が捕らえられている

橋元のテナントビルの近くの

パーキングでして・・・

御社の事務所からですと・・・

2駅はありますが車でしたら・・・』

今度は私の言葉を待たずに菊沢美佳帆

が先に話す。

『調べはつきました。

7分で参ります。

そのパーキングの

すぐ横にあるトトール

という喫茶店でお待ち下さい。

それでは急ぎますからこれで失礼します。』

何という速さだ・・・

これが町ナンバー1の探偵事務所の力か・・・

しかし

どうなのだろう?

引き受けてくれる気があるのか?

人員今動けるのが彼女1人だと言っていたが・・・

それでも自信があると言うのか?

しかし橋元の名前を出すまでの彼女の

あの愛想の良い話し方から橋元の名前を

出した後のあの女性ながらに威厳すら感じる

話し方に変わったのはどうだ?

やはり彼女の事務所も橋元とは因縁浅からぬ間柄だと見た。

「響子さん・・・

とりあえず菊一探偵事務所は

引き受けてくれる・・・・

と思う。

事情を説明する為に私は今から

探偵事務所の人がそこの

トトールに来てくれるから

会いに行ってくるよ。

私が1人で橋元の所に行くよりも

響子さんが1人で行くよりも

2人そろって行くよりも

私が今から探偵事務所の人に会う方が

先生も私達も助かる確率が1番高いと

思うんだ。

だから響子さんは絶対私が戻るまで

ここを動かないで車はロックしたままで

居て欲しいのだけど大丈夫だね?

私を・・・

さっき言ったように本当に

兄のように思ってくれているのなら

これだけは約束してくれるね?」

私は優しく響子さんの肩を撫でながら

諭すようにそう言った。

「はい。

お義父様の事は気になりますが・・・

それがわたくしも1番良い方法だと・・・

思いますので。

ここで待っています。」

「お願いだよ。

響子さん。

それではね・・

探偵事務所の人は7分

で来ると言っていたから

私はもう行くけど絶対

この場所で待っていてね。」

私は響子さんにそう言い聞かせ

菊沢美佳帆に会いに行くために

車を出た。

《第5章 悲報 第25話 大先生と奥さん先生 深町幸作 終わり》





筆者紹介

千景

Author:千景
訪問ありがとうございます。
ここでは私千景が書いた小説を紹介させて頂きたいと思います。
ほぼ私と同年代の既婚者が主役のものになるかと思います。登場人物同士が
つながりを持っていて別の物語では最初の物語の主人公が脇役を務める様な
小説全体につながりを持たせ想像を膨らませていけたらと思っております。
どうぞ宜しくお願い致します

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