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第6章 温泉旅行 第49話 できた綻び仲間か妻か・・・ 粉川卓也

「張か・・・

張慈円・・・

あの男許さない・・・

保奈美を・・・

俺の大事な保奈美を・・・

そのうえ・・・

同僚を裏切れだと・・・

クソッ!!」 


ドガッ!

怒りに任せて振り上げた拳を

自宅のクレーゼットに叩きつけると

クローゼットの外壁に穴が空き

俺の拳が突き刺さった。

拳を抜こうと手を引くが

中々抜けない事に余計

苛立つ。

妻の保奈美が帰宅しなくなり

もう5日目になる。

保奈美は友人の杉桜子と

斉藤愛子さん、それに石塚今日子さん

と4人でランチをした帰りに

居なくなったそうだ。

急に携帯が繋がらなくなったと

LINEも未読のまま返信が無いと

心配した桜子が任務中の俺に

連絡をくれた。

俺は何処かに寄り道でも

しているのか?

そう思い大して心配はして

いなかったが保奈美が

22時の時点で自宅に帰っていないこと

など無かった為、何か帰宅途中で

トラブルにでもあったのか?

基本車の免許は無い保奈美が

交通事故に合うとしたら

徒歩の最中に車に撥ねられるか

何かであろうがその場合だと

病院から俺に真っ先に連絡が

来るはずだ・・・

考えて居ると少し心配になってきた

俺は自宅へ帰り保奈美の行方を

探したいが

しかし今は任務中。

俺は新しく配属された大塚さんという

尊敬できる刑事の元で今

橋元という

この町を裏で牛耳っている

犯罪メーカーのような男の

一味と相対している菊一探偵事務所と

連携して捜査に当たっていた。

今俺は大塚さんの隠れ家的マンションに居る。

大塚さんの父である府警本部長に

この捜査をすることを

認められていない大塚さんは

独自に自分で捜査本部のような

物を一時的に作った。

それがこのマンションで

俺の目の前には今

正式に逮捕できない

水島という男が手錠を掛けられ

良く喋るうるさい男なので

菊一探偵事務所の代表の

菊沢さんに猿ぐつわまで

掛けられていた。

今俺はこの男の見張りという

役目を与えられていた。

その時に届いた一通の動画を

見たのが5日前。

その日から今日まで

俺は保奈美には動画を

通じてしか会っていなかった。

動画の送り主は

俺や大塚さん、菊一探偵事務所と

対立する橋元の片腕、張慈円。

内容は俺の愛妻の保奈美を道具や

張自身が犯し尽くすものであった。

始めは何が映っているのか理解できず

まるでAVを見ているような気分に

なったが、画面に映る保奈美が

俺の名前を呼び、大塚さんを裏切っては

いけないと連呼する保奈美を見ているうちに

この動画は事実起こっている事なのだと

理解した。

俺は怒りに満ち溢れ

今すぐにこの

保奈美を拘束し

後ろから犯しまくっている

張慈円を八つ裂きにしたい気持ちに

なったが張慈円からの要求は

このまま保奈美を無事に

返して欲しければ

大塚さんを始め今、

橋元の調査に関わっている

人間の所在を張の要求がある時に

伝える事。

俺は迷いに迷った結果

「もう保奈美に何もするなっ!

解った!お前の要求を飲むから

保奈美にこれ以上何か

しやがったらお前を地の果てまででも

追いかけて必ず殺すからな!」


たった1度張と保奈美の電話を

通じ話した言葉がそれであった。

言葉は強かったが張に屈服した

俺はその3日後に張からの

指示により初めて仲間を売る事になった。

あれから2日。

保奈美の無事であると言う動画は

送られてくるが何かされていないと言う

確証はない。

ただ無事であり何処も怪我などを

していないというだけだ。

そして張からの最初の要求が

保奈美が無事であると言う証拠の

時間入りの動画に合わせて送られてきた。

【菊一探偵事務所の

長身のグラマラスな蹴り技女の

今日の移動範囲と捜査対象

物件を伝えよ。】

長身の・・・

俺はまだ菊一探偵事務所の全所員と

そこまで面識があるわけでは

無いがこの大塚さんのマンションを

本拠地にしてからは一応メンバー全員の

紹介を受けた。

長身でグラマラス・・・

確か寺野さんは蹴りで橋元の部下の

黒人ボクサーのマイクの足を

折ったと言っていたな。

菊一の中では確かに1番

胸も大きいかもな?

俺は張にこう返信して送信履歴も削除する。

【妻の無事は確認した。

これ以上妻に指1本触れることは

許さない。

お前の言う女性が

マイクの足を折った女性なら

その人は寺野玲華という

女性だろう。

今日は伊芸千尋という

女性エージェントと共に

港町の橋元所有の倉庫周辺を

捜索予定だ。】

胸が痛む。

警察官では無いと言え

尊敬する大塚さんの朋友

菊沢美佳帆さんにそのご主人

菊沢宏さんの仲間を売るのだ。

しかし俺の裏切りはこれが

始まりになりさらに続いた。

その翌日・・・

菊一探偵事務所の事務所が

場所が割れていて現在は危険であるため

大塚さんの隠れ家に我々府警のメンバーと

菊一探偵事務所のエージェントのメンバーが

全員集まり伊芸千尋さんが帰還しなかったこと

で大騒ぎとなっていた。

又、一時的に張に捕らえられていた

斉藤雪さんの奪取に成功した事と

黒人ボクサーの橋元の片腕である

マイクを寺野さんが捕らえて来た

という報告もあった。

マイクは水島と同じ部屋に繋がれ

ているが両足を骨折しているので

猿ぐつわを噛ましておけば何も

出来ないであろう。

問題は伊芸千尋さんで

菊一探偵事務所の

代表代行の菊沢美佳帆さん

の所に伊芸さんの

ご主人から連絡があり

昨夜帰って来なかったとの事だ。

(俺のせいだ・・・

奴等ターゲットを寺野さんから

伊芸さんに変更したのか?

それとも・・・

2人共捕らえる気であったが

寺野さんの所へは

哲司さんと三出さんが

偶然駆けつけたので寺野さんは

助かったのか?

いずれにしても伊芸さんは・・・

今頃・・・保奈美のように・・・)

伊芸さんのご主人にも自分と同じような

思いをさせていると思うと心が痛むが

現状、保奈美の命を盾に取られている以上

張においそれと奴の機嫌を損ねる様な

返信もできない。

この事を大塚さんに話すべきか・・・

杉や斉藤・・高校時代からの

親友で首都圏勤務

の時からの仲間の

奴らにも話さなくて良いのか?

保奈美が張にされた事を・・・

他の人に話せば保奈美を余計に

傷つける事になる。

それが俺が上司や同僚にも相談できない

大きな理由の1つになっていた。

あの動画・・・

あんなに酷い事をされて・・・

あんなに酷い事をされて

保奈美!お前は何故感じていたんだっ!!

(俺は誰に怒っているんだ・・・

勿論、保奈美を犯した張慈円

なのだろうが・・・

あのような鬼畜に

後ろから突かれて・・・

保奈美は感じていたんだ・・・

あのシーンが頭から離れない・・・)

しかし寺野さんを売り、結果

伊芸さんを捕らえられてしまった

手助けをしてしまった俺には

もう後戻りは出来なかった。

それが昨日の事・・・

保奈美を心配している桜子や斉藤の奥さん

愛子さん達には保奈美は実家に用が

あり数日間里帰りしていると

言ってある。

今朝張から妻の無事を確認できる

動画が届きそこに2度目の裏切りを

指示する内容が添付されていた。

【本日のあの生意気な神谷刑事と

杉刑事の妻の桜子の動向を

報告せよ。】

(なんだとっ!

ついに・・・

本当に同僚を裏切らなければ

いけない時が来たのか・・・)

俺は思いっ切り自宅のクローゼットに

拳を突き立てていた。

今はそれを止めてくれる妻が

居ない事が俺の心をさらに

蝕んでいった。

《第6章 温泉旅行 第49話 できた綻び仲間か妻か・・・ 粉川卓也 終わり》

第6章 温泉旅行 第50話 週末 生田絵美

菊一探偵事務所と橋元一派が

壮絶な争いを繰り広げていた頃

この町では

ある子供に剣道を

教える会でも実力者の師範を

招くために菊一探偵事務所とは

また別の争いを繰り広げていた。

~◦~◦~◦~◦~◦~◦~◦~◦~◦~◦

喫茶店での話し合いを経て

その後グループLINEでの

やり取りを繰り返し結局

荒巻先生の接待温泉旅行は

在呂馬温泉と決まり境谷先生が

荒巻先生に連絡をつけてくれて

日取りもすんなり決まった。

9月の連休の時期ではあったが

そこそこの有名高級ホテルの

予約もすんなりと人数分取れ

今回の境谷先生は大活躍だった。

旅行当日。

境谷先生の大型のBANと

私の6人は乗れるBANの

2台で隣の県の在呂馬温泉の

温泉街のある在呂馬市へ向かう事

となった。

参加者は荒巻先生。

河本先生。

中尾先生。

そして幹事の境谷先生。

ママさんのメンバーは

私、生田絵美。

1番仲良くして頂いている

中村美香子さん。

松前洋子さん。

高野知美さん。

前島幸さんの

合計9名での出発となった。

私の車で荒巻先生を迎えに行き

今私の車には荒巻先生と

運転手の私。

そして後部座席の

荒巻先生の横には

中村さん。

私の隣の助手席に中尾先生と

4名が乗っている。

境谷先生の車には

河本先生に松前さん

高野さん、前島さんが乗っていた。

2台で連なり高速道路を走行中に

私の社内でも中尾先生がムードメーカーと

なり会話が盛り上がっていたが

私は高名な先生と聞いていた荒巻先生を

乗せている上に初対面の為

緊張し運転をすることに精一杯であった。

「荒巻先生~

今日は我が南中剣友会の中でも

指折りの美人ママさんばかり

出席してくれていますので

このお母さん方5名から

お酌のひとつでも

して貰えればもう

うちに来たくなるでしょ~?」

中尾先生が既に荒巻先生に

南中剣友会の指導を引き受けて

下さるようプッシュを始めている。

「いや~

そうしたいのも

山々なのですがな~

そこはやはり

どれだけ熱心な親御さんが

居るかと先生方の指導方針も

考慮せんといけませんからな~

今もまだ3つの道場から

の有り難いお誘いにも

答えを出しておりませんし・・・

私もそろそろ次の行く先を

決めぬばと思っておりましたからな~

この南中剣友会さんを最後の候補として

そろそろ行き先を決めようかと

思っていましてな~

あっ中尾君の言うように

美人なママさん揃いという面は

否定はしませんがな。

がはははっ」

荒巻先生はそれ程

大柄ではないが

ガッチリとした体格通り

かなり豪快な性格ではありそうだが

公平で実直な方の様にも感じる。

中村さんもそれを感じてか

隣に座りながらも少し荒巻先生の

醸し出す空気感に押されて

緊張しているようで車内でも最初に

自己紹介をした後も口数が少なく

いつもの明るさも見受けられない。

「いえいえ。

生田さんや他の

若いママさんたちはともかく

私などはもう年ですからぁ・・」

中村さんが緊張気味に荒巻先生の

言葉に応える。

「いや~中村ママさんは

私達指導員の中でも凄く

評判が良いママさんなのですよ~

そんな年だなんてっ

ねえ生田さんッそう思うでしょ?

荒巻先生っ」

中尾先生が隣で運転する私に振りながら

荒巻先生に同意を求める。

私は高速道路の降り口を見逃さず

何とか降りれたのを確認しながら

「はい。

そうですよ~

中村さんは私も

中村さんのような色気が

出れば良いな~

と思いいつも目指して

いるのですから~」

「ええ。

私もそう思いますがな~

最初に駅で待ち合わせの中

5人のママさんを見かけた時にも

他の方々とそんなに

ご年齢も変わらないように

見受けられましたがな~

今日のその黒のショートパンツに

ピンクのカーディガンも良くお似合いで

20代後半くらいにも見えますよ。」

荒巻先生もお世辞では無く

本心を仰ったのだと思う。

「え~

いえいえいえいえっ

私、南中剣友会のママさんの

中でも最年長ですし~

実はもう37歳なのですよ~

もし本当にそう思って下さって

るのならもしかしたら

主人が5歳下なので・・・

主人の子供加減が

移ってしまったのでしょうか?」

「ほほう~

ご主人が5歳も年下ですか~

それはまたご主人も

こんなに綺麗な姉さん女房なら

尻に敷かれっぱなしなのでしょうなぁ

がはははっ」

荒巻先生はどうやら中村さんに

くぎ付けで非常に興味を持って

いるように見受けられる。

ここは中村さんに頑張って貰い

少しでもうちに荒巻先生が来たく

なるよう思って頂けるように

私も応援しなくてはと思い

カーナビの案内通り運転をしていると

目的地の日光在呂馬ホテルに到着した。

真後ろを走っていた境谷先生の車も

時を合わせて到着すると私達は駐車場に

車を停め其々の旅行バッグを持ちながら

代表で境谷先生がチェックインをする。

部屋割りが私と中村さんが2人部屋で

荒巻先生と河本先生が2人部屋。

そして境谷先生と中尾先生が2人部屋で

高野さんと前島さんに松前さんには4人部屋を

3人で使ってもらう事になっていた。

とりあえず荷物を部屋に置いた後は

この温泉街にある該当する温泉を自由に

楽しみその後に夕食というスケジュールと

なっておりその夕食の時に宴会を催し

荒巻先生にプッシュするという作戦だと

境谷先生と私達ママグループのLINEで

話し合っていた。

私と中村さんが同じ部屋であったので

私達の部屋の308号室に2人して到着する。

「生田さん~

運転お疲れ様でした~

ごめんなさいね~

運転してもらって~」

「中村さんこそ~

荒巻先生の隣で

緊張しませんでした~?」

私達は荷物を置くと中村さんは

早速上に羽織るカーディガンを脱ぎ

ノースリーブの白のタンクトップと

黒のショートパンツ姿になり

私も前で裾を結んで羽織る水色のブラウスを

脱ぎ黒のキャミソールとクリーム色の

キュロットパンツ姿でなり2人して

ベッドに座りくつろいでいる。

「緊張しましたよ~

何かやっぱり高段者の先生だから

とかは解らないけど荒巻先生って

威厳があるというか・・

会話の内容は軽い感じもするんだけど

言葉が重いですよね~

貫禄があると言うか・・・」

「そうですよね~

私も運転席からでも

そんな空気を感じていて・・・

でも荒巻先生には是非うちに

来て頂きたいですよね~

うちも私立中学考えておりますし

志望校が丁度

荒巻先生の出身校らしく

そんなことを境谷先生から

ちらっと聞いたので・・・

絶体有利になると思うのですよっ」

「ええ~!

そうなのですねっ!

それは私も初耳でした~

生田さん今日は何とか

うちを気に入ってもらえるように

頑張りましょうね!」

強い味方の中村さんも

荒巻先生を南中剣友会へ

お招きする事に熱意を見せて

くれているので本当に心強く

思いながら私達は着替えを

手さげ袋に入れて温泉街へと

出かけて行った。

《第6章 温泉旅行 第50話 週末 生田絵美 終わり》



第6章 温泉旅行 第51話 温泉街でのちょっとした刺激

中村美香子と生田絵美はホテルのロービーでは

同行した剣道の指導員達ともママさん仲間達とも

会わなかったので2人で温泉街をぶらつく

事にした。

「この境谷先生から

頂いたチケットを見せると

ここの温泉は何処でも

入れるらしいですよ。」

中村美香子が生田絵美と話しながら

2人共上着のブラウスとカーディガンを

脱いだ比較的薄着の服装で温泉街を

散策しながらどこのお風呂に入ろうかと

迷いながら歩いてはいるが他に道ですれ違う

観光客の人も皆、似たような格好なので

浮いてはいないが、すれ違う人達が

特に男性が振り返ったり視線で2人を追うのは

2人が2人共類まれなる美貌を持っているから

であろうと予測が立つ。

薄着の30代そこそこ、見ようによっては

20代後半にも見える美女2人がこれから

入浴に行こうかと白く程よく熟れた太ももに

それとは相反するまだ細く見える二の腕を

さらけ出しながら歩いているのだ。

目立つのは仕方が無い。

それに2人共お互いには知らない話では

あるがここ最近、かなり刺激的な主人以外との

SEXを経験していて元々の美貌に加え

男性を本能的に引き付けてしまうような

色気、SEXアピールとでも言うのか

隙とはまた違う、何か身持ちの堅いようにも

見えるが何処か何とかあるのでは無いか的な

雰囲気まで醸し出していれば特にすれ違う

男性の目も自然と2人を見てしまうのは

仕方のない事であった。

そんな2人がそろそろここにしようかと

入る温泉を効果効能が書かれている

立札を読みながら2人で話していると

美香子と絵美に声を掛ける男性が2人。

「あのぅ・・・すみません。

お姉さん方お2人で旅行ですか?」

と見た目は20歳前後の若そうな

シュッとした感じの黒髪を肩に少し

かかるくらいの長さまで伸ばし前髪も

今風に仕上げているお洒落な感じの

男性のうちの1人が声をかけた。

美香子と絵美は苦笑いで顔を見合わせ

「え~と・・・・

まあ2人では無いのですがぁ・・」

と中村美香子が応える。

「あっそうですかぁ・・・

残念です。

こんなに綺麗なお姉さん方

お2人ですものね。

彼氏かもしかしたら

ご主人とご一緒ですよね。」

もう1人の若い男性。

先に声を掛けた子のような

スタイリッシュな感じでは無く

少し堅い感じのカッターに黒の

綿パンに身を包み眼鏡を掛けてはいるが

イケメンには違いない方が今時の

子にしては礼儀正しく美香子に笑顔で応じた。

「う~ん・・・

それも少し違うのですけどね。」

と中村美香子が嫌な態度はせずに

苦笑いで応える。

「あっそうなのですか!?

もし良かったら僕たちも丁度

大学の友人同士2人で来ていたので

今晩一緒にお酒でも飲めれば

と思いまして・・・

すみません。

ご友人かどなたかと

御一緒でしたよね。

またもしお時間あれば連絡下さい。」

と眼鏡の方の堅い感じの男の子が

美香子に携帯番号を書いたメモを

手渡し温泉の中に入って行った。

美香子はそのメモを捨てもせずに

ショートパンツのポケットに

しまうとその場に2人取り残され

美香子と絵美は

お互いに顔を見合わせ笑う。

「ナンパ・・・?

かな?」

と美香子が絵美に言うと

「あの子達大学の友人って

言ってましたよね~

ははっ

中村さん凄いですね~

大学生にナンパされるなんてっ」

「え~

私じゃなく生田さんが目当て

だったんですよ~きっと~」

そう話しながら2人も自然と

温泉の中に入って行き

受付でチケットを

見せると受付の男性が

ロッカーのキーを2人に

手渡し

「女子用のお着替えは

あちらですので」

と手で差して案内をしてくれたので

女性用の脱衣場に

入って行った。

脱衣場に入るとまだ昼の15時

に少し早いくらいの時間だったので

誰もおらずに美香子と絵美は

さっき若い大学生の子にナンパ

された話でまだ盛り上がりながら

服を脱いで行く。

絵美は上下、黒に刺繍柄の入った下着で

美香子は赤の無地のものであった。

「やっぱり・・・

生田さんスタイル良いですよね~

羨ましいですよ~」

「いえいえ~

私なんてもう太いですし・・・

ダメですよ~

中村さんの方こそ何か

凄く色気のある感じですし

同じ女性から見ても

何か・・・

凄く魅力的ですよ~」

「そんな事ないですって~

私下半身デブですしぃ

ヒップ90越えてるんですから~」

と中村美香子がブラジャーを

脱ぎ両手を後ろ手でヒップに

当てながら笑っている。

「そんなの私もですよ~

90越えて92か3くらいはあるかも

ですよ~」

と生田絵美も黒のブラジャーに

こちらはショーツも脱ぎタオルを手に取り

赤のショーツを脱ぎ終った

中村美香子と一緒に

浴室に入って行った。

《第6章 温泉旅行 第51話 温泉街でのちょっとした刺激 終わり》





第6章 温泉旅行 第52話 まさかの混浴


生田絵美は白の小さなタオルで

少し前を隠しながら中村美香子は

黄色のタオルを胸元に当てながら

浴室に入って行く。

更衣室同様に中は空いていて

岩づくりの露天風呂のような

温泉であるが煙の奥に更に

U字の様に湯に入れる場所が

繋がっているようで中は

人気が無いのを差し引いても

広く感じた。

「白いお湯ですね~

効能の所に美肌効果って

書いてありましたけど

触っただけで何かツルツル

する気がしますね~」

中村美香子が湯の脇の岩の浴槽

の部分にしゃがみ込み中の

湯をすくい肌につけながら言う。

「ホントですね~

あっこちらは普通の

水道水が出るみたいですよ。

あっお湯になりました」

生田絵美が木の椅子に座り

身体を洗おうと同じく木の

桶に湯を張りながら応えた。

中村美香子も湯船の脇にしゃがんで

湯の確認をしていたが生田絵美が

身体を洗っている場所に背を向ける

箇所にもう1か所身体を洗う場所が

設置されていたのでそこに座り

同じように木の桶に湯を張る。

すると中村美香子が身体を洗いながら

自分達が入って来た場所から少し

離れた同じ方向にもう1つ

出入り口がある事に気づいた。

「あれ?

生田さんっ

ここってどうやら

混浴みたいですよ」

と笑いながらそれに気づいた

美香子は絵美に身体を洗いながら

背中越しに伝える。

「えっええ~

そうなのですかっ!」

絵美は身体に付いている

設置されていたボディーソープを

木の桶に張った湯で洗い流しながら

振り返ると美香子が発見した

もう1つの出入り口に気づく。

「誰も居ないから

気づきませんでしたね~

私混浴なんて子供の

時に親と行って以来かも

ですよ~」

美香子は案外動揺する事も

無く平気な感じで絵美に背を向け

身体を流しながら話している。

「私は初めてですよ~」

と身体を流し終えた絵美は

届く視界には誰も居ないが

混浴と知り白の小さなタオルで

胸元から下半身の陰毛部分までは

届かない長さのタオルで精一杯

前を隠しながら湯船に近づいて行く。

同じく身体を流し終えた美香子も

絵美ほどは慎重に身体を隠して

いないがお慰み程度に黄色のタオルで

前を隠しながら湯船の岩場に腰を

掛け足だけを付けながら最初は

半身欲のように楽しんでいる。

絵美は湯に浸かり美香子が半身浴

をするすぐ傍で肩まで身体を白濁する

美肌効果に優れているという触れ込みの

湯を身体になじませていた。

「あ~凄く気持ち良い湯ですよ~

中村さんも浸かりましょうよ~」

「はい。

私実は熱いの苦手でして~

やっとこの温度に慣れて

きました。」

美香子もやっと湯に浸かろうと

足から湯に入り身体を白濁の

中に沈めて行く。

白く豊満に揺れる太ももからヒップの

ラインを揺らせながら程よく張る胸を

隠すことも無く熟れた身体を湯に沈める

光景は混浴のこの場に男性が居れば

それは良い目の保養にもなるであろうが

今美香子の前に居るのはママ友の絵美

だけであった。

2人は湯に浸かりながら今夜の宴会での

荒巻を指導員として招くために南中剣友会は

どれくらい熱心な親の集まりかをどう

伝えようかと作戦を練っていると

入り口付近の湯場に使っていた美香子達に

U字になり煙に隠され見えない奥の

美香子達が居る湯場と繋がっているで

あろう場所と思われる所からも

話し声が小さく響いて来る。

「あれ?

誰か先客が居たみたいですね?」

小声で囁くように絵美が

美香子に言う。

「本当ですね。

ここって露天風呂この

場所だけでしょうし

煙から向こうまで

見えないですが繋がっている

みたいですからね?

あっあの煙の向こう

天井というか屋根というか

岩場で洞窟の様に

なっていたんですね~

かなり広いですね~ここ」

美香子は声も抑えることなく

先程の同じボリュームで話し

やっと2人はU字になり奥に

行く為に洞窟のような湯場を

抜けると向こう側にも湯に浸かる

場所がある事に意識がいった。

2人がやっとこの露天風呂の構造に

気づいた頃、絵美が聞き取った

奥で話して居たであろう話し声の

主たちがその洞窟のようなU字の

部分を抜けて美香子達の視界に入る。

やはり声から察していたが男性2人組の

ようであった。

美香子達に気づいたその声の主は

「あっ・・・」

「ああっ

てこの温泉の前で

いらっしゃったんだから

居て当然ですよねっ」

と先程美香子と絵美に声をかけた

若い大学生の2人組であった。

2人は少し遠慮気味ではあるが

白濁した湯でも立って湯の中を歩くと

股間部分は視界に入るのでタオルで

隠しながら美香子達に近づいて来る。

「ここ混浴て

知りませんでしたよ~

お兄さん方もここに

入って行ったから

いらっしゃって

当然よね」

肩まで湯に浸かっている

美香子が近づいてきた

大学生2人に臆する事もなく

普通にかけられた声に応える。

真面目なように見えた眼鏡をかけていた

長身の男の子は本当に目が悪いようで

温泉の中でも眼鏡をしていた。

その子が美香子の横に来ると

「あっ僕リョウジと言います。

ここで少しお話しさせて

頂いても宜しいですか?」

と爽やかな感じの屈託のない表情で

応えも待たずに美香子の横に浸かった。

そしてもう1人のイケメン風のこちらも

長身でリョウジよりはガッチリした体形で

色黒のやや茶髪風の子は絵美の横に浸かり

「僕はレン言います。

綺麗なお姉さん方と

御一緒できて幸せですよ~」

とリョウジよりは少し軽めだが

礼儀は正しいレン。

「ははっ・・・

お姉さんって・・・

私達もう2人共

6歳の子供も居るの

ですよ~」

絵美が少し顔を引きつらせながら

足と足が当たりそうなくらい

近づいて来たレンから少し距離を

取り美香子の方に近づき

美香子に

「ね~中村さん」

と同調を求める。

「ははっ

そうそう。

君たち大学生でしょう?

20歳前後ですよね?

私達もう1周り以上

年上ですよ~」

同調を求められた美香子は

絵美の様に焦ってはいないが

若い2人を軽くあしらう様な

素振りで大人の余裕を見せつけるような

態度でレンに視線を送りその後に

隣で美香子の足に膝を密着させてきている

リョウジに応えた。

「え~!!!

本当ですか~!

僕たちさっき

向こうの洞窟の先にある

所で湯に浸かりながら

あのお姉様達

来てくれないかな~

て話してたんですけど

2人で何歳くらいかなっ

て話ししていまして

27歳とか28歳くらいって

予想していたんですけど・・・」

とリョウジが驚きながら言い

それにレンが

「そうですよ~

一回りって事は僕たち

今19歳なので最低でも31歳・・・

嘘でしょ~見えませんよ~

お2人共めちゃくちゃ綺麗ですもんっ」

イケメンの1周り以上も若い大学生の子に

お世辞でも褒められて悪い気がするわけが無いのは

美香子だけでなく絵美も同じで

白濁に身を沈め見えはしないとは

言えお互い全裸同士の状態でしかも

膝が付きそうな至近距離、相手は初対面という

非日常なこの空間で絵美は主人の博則の勤務する

会社の社長のカメラのモデルを頼まれた

日の興奮が心の底で蘇っていた。

ほんのりの火照る頬は温泉の効能だけでは

無いと既にあの日を思い出し白濁の中で

潤い出している蜜壺が本人よりも理解している。

美香子もまた誰にも話してはいないが

ここ2か月ほどの間に美香子の勤務する

会社の田尾と言う男性との情事。

稲垣と言う男性との仕方なくでは

あるが交わした情事の事を思い出し

その後田尾とは初めて交わした自宅での

SEX以降都合3度程身体を合わせていた。

主人とのSEXレスは解消したものの

主人以外とのSEXで感じる快感の大きさに

熟れた身体は美香子の本来持つ貞操観念や

身持ちの堅さを脳では制御しているつもりでは

あるがある種の高揚感が漂う空気の中では

脳では無く子宮が美香子を支配し田尾との

数回の情事に至らせていた。

そんなここ最近、長きに渡るSEXレスを主人以外に

男性器により解消され30代半ばを過ぎ真の女の歓び

を身体で知った2人に今、その熟れた魅力に吸い寄せられる

ように近づいて来た若い男性器が2本。

美香子も絵美と同様に美香子の太ももに当たる

リョウジの足を避けない理由はその蜜壺が白濁の

中で既に大量の潤いを見せていたからに他ならなかった。

《第6章 温泉旅行 第52話 まさかの混浴 終わり》



関西弁,熟女,人妻,大阪弁,京都弁,麻生莉奈,木村さえ

第6章 温泉旅行 第53話 18歳と17歳の年下の男の子

「あっお二人の

お名前ってお聞きしても

宜しいですか?

あの・・

何とお呼びすれば

いいかと~」

美香子の手を白濁の湯の中で

既に握りながらリョウジが美香子と

絵美を交互に見ながら聞く。

「あっ下の名前だけで良いよね。

私はミカコです。」

美香子は湯の中で握られている

手を解きも払いもそれに応じるように

握り返すこともせずにただ手を握られた

まま笑顔で応えた。

それを聞いた絵美も

自分だけ応えないのも

おかしいと

思ったのかこちらは

まだレンには手を

握られてはおらずに

ただ絵美の膝には

レンの膝が時折

触れるくらいに距離は近いが

「あっ私は・・・・

エミと言います。」

と先に距離の離れている

リョウジを見ながら

その後に真右に身体が

触れる距離でいる

レンの方を向く。

「ミカコさんにエミさんですか~

お二人ともイメージ通り清楚な

お名前ですね~」

リョウジが結構適当な事を

言うがこの男

何故かその若さの割には言葉に

力があり彼が話すとそう思わされる

ような空気を生む。

「え~そうかなぁ?

私子供の頃から下に子が

付くのが嫌いで結構

この名前気にいっては

いないのですよね~」

「ははっ

名前に清楚とかあるのですね。

私もありふれた名前でそんなに

気にいってはいないかな~」

美香子に絵美がリョウジの振りに

乗せられて会話が弾んでいく。

「いやいや

お二人とも美しい名前ですが

それ以上に本体の方が名前よりも

素晴らしく美しいから余計に

良いんじゃないですか!?」

レンがグッと3人会話の中に

入り込むのが目的の様に3人に

身体を寄せると絵美と手に足が

一気に密着した。

絵美も美香子と身体が触れるか

触れないかくらいの

位置に座っているのでこれ以上

美香子の方へ寄る事も

できずにレンの若い

身体の体温から脈打つ鼓動までを

感じながら自分の高鳴る鼓動に

既に潤い気味の蜜壺が示すように

湯のせいだけではなく熱くなりつつ

ある身体をレンに悟られないように

しなくてはと思いながらレンの勢いに

負けじと

「レン君にリョウジ君

ていう名前も今時の子って

感じで凄く素敵じゃないですか?」

と普段は自宅でピアノの講師を

していて子供の扱いには慣れてはいるが

さすがに大学生の男の子となると

その扱い方は絵美には皆無で君づけで

呼ぶことが今の絵美の最大限できる

大人の余裕の見せ方であった。

「そうですか!?

ありがとうございます。

あっそう言えばミカコさん

向こうの洞窟の先の湯には

まだ行かれていないですよね?

向こう結構広くて

かなり良い感じなのですが

もし良かったら僕と洞窟の

向こうで少しお話ししませんか?」

リョウジが美香子の手を握り

少し自分の方へ美香子の身体を

引き寄せながらそう言った。

いきなりのツーショットの誘いに

若かりし独身の頃の

合コン的なノリを

思いだし美香子の既に

潤っている蜜壺はさらに

潤いを増していた。

「うん。

あんなところあるって

知らなかったから

別に行ってもいいよ。

それに少し湯に浸かりすぎて

のぼせそうだったし」

と笑いながら美香子が

言うとリョウジはすぐに

「それでは行きましょう」

と美香子の手を引いて立ち上がる。

「きゃっ・・・

こらっいきなり

引っ張らないの~」

立ち上がったリョウジの

股間が絵美の視界に入り

絵美はうつむき

そのサイズに主人の博則の会社の

社長を思い出していた。

(あの子・・・

社長さんと変わらないくらい

ある・・・すごい・・・)

そして同じく立ち上がった美香子は

タオルで一応前は隠してはいるが

後ろに居る絵美とレンにはその

豊満なヒップに少し肉は

ついてきたが

まだまだ引き締まって

見えるくびれを

晒していた。

「中村さん・・・」

と不安そうに美香子の後姿を

見る絵美に美香子は振り返り

「引っ張られちゃってるから

少し行ってきますね。

生田さん」

と苦笑いで絵美に伝えると美香子は

リョウジに手を引かれ

白濁の温泉の湯の温もりで

少し桃色に火照る

豊満な太ももにヒップを

揺らせながら洞窟の方へ

湯の中を歩いて行った。

それを見ていた絵美の隣に

座るレンは

「ミカコさんって

凄く魅力的な桃尻ですね~

あんなの見せられたら

僕もうここが

マズイ事になりそうですよ~」

と絵美の手をつい先ほどから

握ってきていたレンが

絵美の手を引きレンの股間に

当てる。

「えっ!?

ちょっと・・レン君っ!」

2人が洞窟の奥へ消えて行き

既に湯気で見えなくなっていた。

そして絵美の手に感じたレンの

男性器は手で感じただけであるが

あの時の主人の会社の社長の物を

幾度となく触り口に含みそして

絵美自身を貫いたあの物と比べても

その堅さは遜色ないと感じていた。

「あっすみません・・・・

あまりにもミカコさんの

お尻がエッチだったから

はははっ・・・

でもね。

僕のこれってもう絵美さんの

隣で絵美さんを見ていた時から

ずっとこんな感じで

ギンギンだったんですけどね

ははっ・・・」

若い子は素直と言うか・・・

率直と言うか・・・

本能の剥き出し感が同年代の

人には無いようなストレートに

欲望をぶつけられている感じがして

既に潤いが止まらなくなってきている

絵美の子宮を刺激する。

「もうっ

なかむ・・・

あっ美香子さんは凄く

綺麗だし若く見えるから

そうなるのは仕方ないけど・・

私なんて

もうただのおばさんだからね。

レン君19歳でしょ?

レン君よりも17歳も年上なのよ。

そんなおばさん見てそんな風に

してはいけないよ~」

股間に触れたくらいで心拍数が

全力疾走の後のよになっているのを

悟られないようにするために精一杯

経験豊富なお姉さんを装う絵美。

「え~!!

一回り違うって

聞いていたから

31とか32くらいかと

思っていましたけど・・・・

絵美さんどう見ても20代ですって~

何か僕の事

嫌だからってわざとそんな事

言っていませんか?」

絵美の手を握っていた

手を絵美の膝の辺りに触れ

ながら身体を寄せていくレン。

「違う違うっ

本当だって~

それに嫌ってるから

年わざと多く言うとかも

おかしいでしょ~?」

膝の辺りに来たレンの手を

あからさまに手を持ち

どかすと言う事までは

できない絵美は既にレンの

手の感触に心地よさを感じながら

この今までに経験の無い若い子との

駆け引きに激しく鼓動する胸の

音を自分で聞きながら何とも言えない

興奮を感じていた。

一方煙に包まれ見えなくなって

いった美香子とリョウジは・・・

洞窟を潜り抜け向こう側には

入り口付近と同様の白濁の濁り湯

がありその先には洗い場が

同じように設置

されていた。

美香子は少し湯に

浸かり過ぎて疲れたと言い

洞窟の向こう側に着いてすぐに

湯から上がり岩の浴槽の淵に座り

身体を冷やしていた。

タオルで胸と股間は隠してはいるが

美香子に付き合い隣に座っている

リョウジからはタオルを透けて

乳首の位置も股間の茂みも

丸見えである。

そして前を隠そうともしない

リョウジの股間は絵美とツーショットで居る

レンのそれと同様にヘソまで付く勢いで

露天風呂の上空の

まだ青い空に向かい怒張を見せていた。

「ねえ。

リョウジ君達って

変わってるよね。」

「ええ~

どうしてですか?」

「それは~

私達2人共指輪してるの

見えなかった?

っていうか・・・

普通大学生がこんな子持ちの

おばさんに声かけないって。

ははっ」

美香子はずれ落ちて来るタオルを

胸元で支えながら時折リョウジの

怒張を視界に入れながらほんのりと

したピンク色の頬で笑いながら隣に居る

リョウジに言った。

「え~おばさんじゃないですよ~

それに若くても声をかけたく

ないような子も居るし

ミカコさんのように

年なんかまずは何歳くらいかなと

気にをする間も無く声をかけて

しまうくらい魅力的な人も

いますし・・・

そんなに年齢の事なんて

気にしていませんから僕」

リョウジが美香子のタオルを

抑えている手を再び握ると

美香子の胸から茂みの部分を

隠していたタオルがハラリと

ずれ落ちる。

「若いのにお上手なのね。」

手を取られた美香子は

タオルを戻そうともせずに

妖しそうな笑みを浮かべリョウジに

視線を流した。

《第6章 温泉旅行 第53話 18歳と17歳の年下の男の子 終わり》



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筆者紹介

千景

Author:千景
訪問ありがとうございます。
ここでは私千景が書いた小説を紹介させて頂きたいと思います。
ほぼ私と同年代の既婚者が主役のものになるかと思います。登場人物同士が
つながりを持っていて別の物語では最初の物語の主人公が脇役を務める様な
小説全体につながりを持たせ想像を膨らませていけたらと思っております。
どうぞ宜しくお願い致します

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