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第6章 温泉旅行 第36話 クールな女 張慈円

あの美人秘書はもう

私の青龍刀の虜である。

菊沢美佳帆との

取引の材料にするためには

精神を壊してしまっては

いけないので捕らえた日から

今日までは普通のSEXを

1日1回するだけで

許してやっている。

雪は今ではSEXの良さを

知りまだ口では反抗する時も

あるが騎上位でも自分で腰を

振りながら逝く事もするようになった。

ボスはあの飛び跳ねる

蹴り技の髪の短い

ボスにからしを塗った女と

菊沢美佳帆を御所望なので

美人秘書の雪には手を出していない。

私も雪は気に入ったので

私以外の者には手出しをさせて

いないので今の所

最初の拷問を

含め3回SEXをしただけだ。

しかしやっぱりクールな女は

私好みでそそられる。

雪は胸も小さめで尻もそれなり

全体的に線の細い感じだが

もう少しクールで細く見えるが

脱いだら実はムチッとした感じの

女は居ないものであろうか?

それでいて雪のような性格で

簡単に落ちない女

ならなお良しなのだが。

そう思いながら港町の倉庫で

相棒のマイクと私の部下数名で

菊一探偵事務所の忌々しい

男どもとやり合う対策を練り

昼食を取りに出てマイクが

昼間から開いている風俗店で

奴の果てしない性欲の処理を

済ませるのを待ち倉庫に戻ると

菊一探偵事務所の女エージェントが

2人俺達が居た倉庫に紛れ込んでいた。

1人は初めて見る女。

雪の様にこんな所にでもミニスカートで

来るような女であったが話し方から雪に近い

クールな女だと私の直感はそう感じた。

そのミニスカートから見える足も

まだ見ぬ膝上に私の好きな肉付きが

存在するような膝を見せている。

全体的な線は細く見え黒髪を

ポニーテールの様に

束ねて揺らしながら

動く動きはかなり高速。

少し戦ってみたが

あの菊沢美佳帆の

秘書の雪より腕は立った。

これは極上の獲物だ。

簡単に落ちそうな感じも全くせず

さすがは忌々しい

菊一探偵事務所の

女エージェントと言った所か?

ここに来る前にベッドで雪を

散々鳴かせた

はずの俺の青龍刀が

あのポニーテールのタイトミニ

スーツの女を見て疼いていた。

もう1人はマイクの足を折った

脚力が異常に強い太ももの太い

もう1人の蹴り技女。

見るからにムチムチした身体をしている

女で性格も気が強く声のデカイ女で

激情タイプのように見え

俺の好みでは無いし

こちらの女はマイクが

奴の黒砲でぶち抜くと

豪語しているので

奴の獲物で問題ない。

身体は強そうな女に

見えるがマイクに

ぶち抜かれたら

いくらあの女でも

泣き叫び悶絶

間違い無しであろう。

しかしあのポニーテールは

かなりできる。

マイクは運良く偶然にも

奴に女の方から

ぶつかって来た時に

銃を使い上手くあの

デカ尻女を拘束し

捕らえて木島さんの

マンションに連れていく

事に成功したが

私は部下も行かせて

1人倉庫周辺に残り

あのポニーテールを探していた。

そしてあの女の物で

あるスマートフォンを

拾うというラッキーが

めぐってきたことから

今夜はもう女を

抱くことは無い予定で

あったが雪を抱いた

今日もう1人

抱けるのではないかと

いう気になってきていた。

雪とのSEXで初めて

知ったのだが脳が覚醒した

者同士のSEXはお互い

異常に気持ち良くなるのだ。

菊一探偵事務所の女なら

あのポニーテールも

雪と同じ覚醒者で

ある可能性が高い。

それならばあの容姿に

あの身体で覚醒者。

1日に2人目でも十分に

抱けるであろう。

(しかし覚醒者同士の夫婦・・・

菊沢美佳帆め・・・

あの旦那と結婚するわけだ・・・

しかしあの菊沢美佳帆も

同じ覚醒者でも

ボスに抱かれたら

その気持ち良さに

気を失うだろう。

ははははっ)

俺は拾った物があのポニーテルを

落とす決め手になればと

直ぐに友人の王甲信に連絡をする。

『モシモシ。

ワンカ?

ワタシダチョウジエンダヨ。

スグニアンショウバンゴウノ

ロックヲハズシテホシイ

ケイタイガヒトツアルノダガネ

オマエノ

タンマツニツナガル

ヨウニUSBニ

ツナゲルカラ

ナントカシテクレ。

ホウシュウハ

アスニデモ

イツモドオリ

フリコムヨ

アア

タノムネ』


私は乗って来た日本産の黒の

セダンの中から

あのポニーテールが

居ないかと見張りながら

王からの連絡を待つ。

すると5分もしないうちに

折り返し連絡が来て

ポニーテールの

落した端末の

ロックは解除された

との連絡。

すぐさま私は

端末を調べた。

すると

あの女には結婚していて

旦那が居る事が判明。

なるほど・・・

六葉銀行の港町支店勤務。

この傍ではないか・・・

フムフム・・・

これは面白い・・・

私は部下に連絡して

六葉銀行の港町支店の

近くに移動させ待機させた。

あとはあの女を探すだけ・・・

私はあのポニーテールに

片目に鉛球を受け視力こそ

失ってはいないが

かなりの痛手を

受けていた。

この恨みをあのスーツで包まれた

身体に返さなければ木島さんの

マンションに戻る事などできようか・・・

(コノ

チョウジエンニ

ネラワレテ

ブジデスンダ

モノハ

イマダ

イナイノダヨ

ポニーテールオンナ)

もしあの女とこの目でやり合うと

なればこの私でもかなりの痛手を

こうむるか下手したら返り討ちに合う。

五感転移の力を使えば

あの女にでも勝てるだろうが

五感転移を使えば著しく

力を消耗しSEXどころでは

無くなるので極力私の力は

使いたくなかった。

しかし

先制攻撃で目を狙うとはあの女

見た目によらずやり方が私達のよう

なえげつない手を使う。

(フフフッ

シカシソノブン

トラエタトキニ

イタブリガイガ

アルトイウモノダ。)

しかしあの女を拷問で落として

やりたいがリスクは背負えない

あの女の腕は雪以上。

そんな者とこの負傷した目で

戦うのは馬鹿げている。

なら戦わずして言う事を聞かせる

必要がある。

そんな時にあの女逃げるのに

必死で電話を落として行ったのだ。

そんなことを考えながら車を降り

もう1度倉庫の周りを一周回って見る。

(アノポニーテールハ

アノデカジリオンナ

トゴウリュウスルマデハ

ココカラハハナレナイ

ハズ・・・

カナラズドコカニミヲ

ヒソメテイルハズダ・・・)

そう思いながら日が暮れ

見通しも悪くなってきた倉庫

周辺の木陰を通り抜けた時に

私の背中に激痛が走った。

「張慈円。

ここまでです。

さあ。

私達の所員の

女性を1人捕らえて居ますよね?

その子の所に案内してもらえますか?」


不意打ちで背中に蹴りを受け

倒れた俺の腕の上に足を

乗せ腕を踏まれると急所なのか

かなりの激痛が走る。

「ウグググ・・・

ポニーテールオンナ。

コレガナンダカワカルカ?

オマエノモノダヨナ」


「そうだけどそれがどうか

しましたか?

スマートフォンの1台くらい

壊されようがあなたに取られようが

かまいませんわよ。

その前に私があなたの意識を

飛ばすことも可能なのですからね。」


ポニーテール女はまた鉛球を

取り出し今度はそれを投げずに

拳の中に握り締めた。

「チョットマテ

ナカハスデニカクニンズミ

オマエノダンナ

コノチカクニアル

ロクバギンコウノ

ミナトマチシテンニ

キンムシテイルネ。

スデニブカヲ

ムカワセテアルヨ

ホラ

ショウコノシャシンダ」


私は自分の携帯に

部下が送って来た

六葉銀行の玄関口の写真

中に居る所員達が何人か映る

写真も数枚ポニーテール女に

見せた。

この女の電話から

名前が伊芸修二で

この女が伊芸千尋

だと判明したので

伊芸修二。

名札に伊芸と書かれている男の

ワンショットを最後に見せてやった。

「ブカニハ

コノオトコガ

シゴトヲ

オエキタクスルトキニ

サラウヨウ

メイレイシテアル

ワタシタチ

オトコヲ

ゴウモンスルトキハ

マズテヲ

カベニクギデ

ウチツケテカラハジメル

ソウサレタクナケレバ

マズハソノ

ナマリヲ

ジメンニステロ」


女は少しの間考え

冷静な表情を変えずに

居たが無言のまま

私の見せた画面を見つめながら

私の手からその鍛えて

あるのであろう

足をどけると

鉛球を地面に

投げ捨てた。

「ソウ

ソレデイイノダ。

イマカラ

ワタシノシジニ

シタガッテモラウ。

ソウスレバ

ブカニハ

タイキスルヨウ

ニメイジルガ

オマエノダンナハ

ツケサセル。

トチュウデ

オマエガサカラエバ

スグニダンナハ

ブカガサラウ

イイネ。

シンパイセズトモ

ヒトジチハスデニ

ヒトリイル。

オマエハイウコトヲ

キイテイレバ

キョウノ

シンヤニハ

カエレル。

タダワタシノ

メヲ

コンナニシタ

ムクイハ

ウケサセル。

イイネ。」


女は少しの間無言で表情も

変えずに居たが

「主人には絶対に

何もしないで下さい。

私は約束を破りません。

卑怯ですよと

罵る事もしませんので

あなたの部下を早々に

主人の周りから引かせて

下さい。」


怯えることもせず

怒りの表情も見せずに

この女は淡々とそう言い放った。

しかもまだ地面にうずくまる

この私を見下しながら。

(イイネ~

コノオンナ

ユキヨリヤリガイガ

アリソウダ)

「オマエワタシニ

メイレイデキル

タチバジャナイ」


私はまず立ち上がると

女の手を後ろ手に革手錠で

繋いだ。

そしてそのまま背中を押し

車の所まで連れて行き

後部座席に乗せる。

ここまでは何の抵抗も見せずに

女は言う通りにしている。

私は運転席に乗り

部下に電話した。

「オマエタチ

シバラクタイキ

イゲイシュウジハ

ソノママビコウ

アイズガアルマデ

ウゴカナイヨウニシテイロ

イイネ。」


後部座席から女は

冷静な口調で淡々と

私に話しかけてくる。

「私があなたに

従ったとして

主人に何の手出しも

しないという

保証はあるのでしょうか?」


「ホショウナドナイヨ

タダワタシハオマエノ

ダンナニナド

キョウミモ

ナイシ

リヨウカチモナイ

オマエガイウコトヲ

キイテイレバ

リヨウカチノ

ナイモノヲ

ブカニハラセテ

オクヒツヨウモ

ゴウモンニカケル

ヒツヨウモナイノダヨ

シンヨウデキナケレバ

シナクテモ

イイガオマエハ

オレニナニカサシズ

デキルタチバデハ

ナイコトハ

ワカルダロウ」


女はそれ以上何も言わず

無言で抵抗もせずに口も

開かずにただ後部座席に

座っていた。

俺は木島さんのマンション

オルガノには行かずに

この女は

ボスやマイクにも言わず

1人で楽しみたかったので

このままドットクラブへ車を

走らせていた。

《第6章 温泉旅行 第36話 クールな女 張慈円 終わり》

第6章 温泉旅行 第37話 救う為に 寺野玲華

ここが奴らが話していた

木島という男のマンションか。

私は後ろ手に革手錠を掛けられ

頭には未だ銃口を当てらてたまま

マンションの玄関が開いた音と共に

中に押し込まれた。

依然顔には袋を被せられている。

今もし肉体活性で周りに居る

マイクとそれに電話ではアレンと名乗って

居た男に運転手の男、この3人を

蹴り倒したとしたらおそらく

発砲され倒せても撃たれるか

他の2人も銃を所持していたら

それこそ倒す前に撃たれるか。

今はまだ動く時ではない。

それにこの場所にスノウが

居るかどうか・・・

「マイクっ

お疲れ様。

おっまた今度はナイスバディ

な女捕まえて来たな~

そいつもナントカていう

探偵女か?」


「キジマサン。

ソウデス。

コイツデス。

オレノアシヲ

オッタオンナ。」


「へ~

張がそこの部屋に

監禁している女も

美人だがそいつも

また美人そうだな~

ユキという女は伊東美咲似だしよ~

このムチムチ女も袋被せられてわからねえが

相当美人な感じがするしな?

その探偵事務所は

本当は芸能事務所なんじゃ

ないのか?

ははははっ

張は俺にすらあの

ユキという女

触らせてくれないけど

マイクお前そいつ

に復讐終わったら

俺にもやらせて

くれよ~」


「チョウサンハ

イマアノオンナニ

ゾッコンデスカラネ

ヨホド

アソコノグアイガ

イイノカ

ハハハハッ

キジマサンモ

コノオンナ

ヤリマスカ?

カマイマセンヨ

デハオレノ

フクシュウ

オワッタラ

フタリデ

セメマショウ

オレトキジマサンノ

ツインホウデセメタラ

コノキノツヨイオンナモ

イキクルイマスヨ

スコシキジマサンノ

ヘヤカリマスネ

キグハ

ソロッテマスカ?」

「ああ。

かまわないぜ。

器具は張が使ったけど

分娩台も拘束ギロチンも

四つん這いギロチンも

揃ったままだよ。

ピストンバイブも

ドリルバイブも

新しい物もあるぜ。」


(どうやら

ここにスノウが居るみたいね!

やはり・・・

張という男に・・・

犯されたんだ・・・

スノウ・・・

ごめんねっ

私のせいで・・・

しかしこの男達の会話。

私にどんな事を

する気なのよっ!

あっ・・・

今話していた内容だと

スノウにも

同じことをしたのねっ!!

許せないっ!

この男達今すぐ

私の蹴り技で

コテンパンに

したいけど・・・

銃さえ無ければ・・・)

私は頭を銃で抑えられ

今木島という男と

マイクが

話して居た部屋の

隣の部屋に

連れて行かれた。

そこでようやく

顔に被せられていた袋を

取ってもらうことができた。

「くっ・・・

なっ・・・何なのよっ

この部屋・・・」


その部屋はマンションの一室で

ある事には変わりないのであろうが

部屋には家具など一切なく

人を拘束するような器具が

2種類。

そして私は経験無いから解らないが

恐らく産婦人科にあるであろう

女性を診察する時に寝かせる

分娩台。

それにあのドットクラブの

橋元と美佳帆さんが居た部屋に

あったような物と同じような

器具が多数

陳列棚に置かれている。

(こいつら・・・

こいつらというか

張という男・・・

ここでスノウに・・・・)

私は今この部屋にマイクと

2人で居る。

革手錠で後ろ手に繋がれて

いても1対1で

マイクは右足を骨折

している状態。

幸い足は自由で

顔に被せられて

いた袋は外されている。

スノウを助け出してと

なれば難しいが私1人なら

この状態でもマイクに勝てる。

銃も今なら問題なく

処理できるだろう。

この部屋の外に

居るマイクの部下

と思える男2人に

残りは木島という男。

おそらくマイクの

部下もマイク同様

ボクサー崩れであろうが

勝てる自信はある。

問題は木島という男

戦えるのか戦えないのか

もし戦えるとしたらどれくらいの

戦力なのだろうか。

(考えて居ても仕方が無い。

ここにスノウが居てこの場所が

美佳帆さんや他の

所員達に伝えれないなら

私がやるしかない・・・

よしっ・・・

いくよっ!玲華っ!!)

ビュンッ!!!!!

バギッ!!

私は肉体活性により脚力を

最大限まで向上させマイクの

折れて居ない方の

左脚にローキックを打った。

「ウギャァァァアッ!!

アアッ!!

コッコノオンナァァァァッ!!!」


そしてすかさずハイキックでマイクの

銃の握っている右腕にヒットさせると

銃は宙に浮きその浮いた銃をもう1度

ハイキックで蹴り上げると銃はマンションの

天井を突き抜け落ちて来なかった。

(よしっ!

全然狙っていなかったけど

これはこれでラッキーだわ)

マイクの悲鳴で外の男2人が

部屋に入って来たが1人目は

左右のローからハイの

コンビネーションで瞬殺できた。

もう1人アレンという男は

やはりボクシング仕込みの

ジャブからストレートを打って

くるが私は2発を交わしたが

手が拘束されていてバランスを崩し

尻もちをついてしまう。

「マイクノアニキ!

オマエッ

コンナコトシテ

タダデスムト

オモッテイルノカ!!」


「アガガガッ・・

ウギギギ・・・

アァァマタ

オレタッ!

コノオンナ~

コノオンナッ!

モウゴウモンダケジャ

スマナイゾッ!!」


後ろの部屋で

床に這いつくばり

両足を骨折している

マイクは叫ぶだけで

立つこともできない。

もう1人の運転手男は

片足はおそらく

骨折でそのうえ

私のハイで気絶中。

あとは目の前で怒り狂っている

アレンという男。

(この男・・・

マイクの部下のようだけど・・・

ボクシングの腕・・・

マイクより上じゃないの?)

私は手で受け身を取れない状態で

尻もちをつきしゃがんだまま

アレンを見上げている。

(いてて・・・

自分の体重で

尾骨を思いっきり

打っちゃったぁ・・・

こんな事ならもう少し

ダイエットしておけば

良かったよ~ホント・・・)

「アレン

何を騒いでいるんだい?」


(木島!

この男何ができるの?)

私がアレンを見上げていると

木島という男が先程の拷問を

施すような部屋の横

事務室のような部屋で

玄関にもつながる部屋に

奥からやってきた。

(おそらくはあの奥か

さらにその奥にスノウは

居る。

玄関は後ろ・・・

私だけならこの状況でも

十分逃げれる。

肉体活性で走って

玄関を蹴破り逃げれば

摑まる事も無い。

しかし・・・

今ここに居るのがこの2人だけなら

こいつらを倒せばスノウは救える・・・

どうする・・・)

「アレン~

お前昇格だわぁ

もうこんな両足とも

女に骨折させられるような

ボクサー

義兄(アニキ)

もいらないって

言うぜ。

これからはお前が

ボクサー崩れ系の

腕利き集めて

指揮してくれよ。

義兄には俺から

言っておいてやるよ。」


「キジマサンッ

アリガトウゴザイマスッ!

マイクノアニキ

スミマセン

ソウイウコトミタイデス」


「ギジマザンー!!

ソリャナイデスヨッ

アギギギッ

キュウキュウシャヲ・・・

キュウキュウシャヲ

ヨンデグダザイー!!」


私は振り向きマイクを

見るが哀れなものだった。

仲間を見捨てるとは

やはり橋元の一味は

皆揃いも揃い

クズ揃いね。

そう思いながらスノウを救う為に

前の2人を倒すか。

それとも一旦ここは引くか・・・

(私がここから引けば

きっとこの男たちは

ここからスノウを連れだし

場所を変える。

そうすればまた一から

捜索・・・

選択肢何て最初からないわ。

スノウは私の為に囮になり

今この場所に居るのよ・・・・

そしてあのような機械で・・・)

私の気持ちは固まっていた。

《第6章 温泉旅行 第37話 救う為に 寺野玲華 終わり》


第6章 温泉旅行 第38話 従うしかない現実 伊芸千尋

(ここが美佳帆さんが

言っていた橋元の持ち物件

のドットクラブですか。

なるほど・・・

悪趣味なホテルですね。

こんなホテル普通に生活

していれば一生来ることは

無かったでしょうね)

しかし私は今

主人以外の男

しかも相手は今

対立している

橋元という男の

組織の幹部的

人物とここに居る。

「ココハ

ボスセンヨウノ

ヘヤダガ

オマエノヨウナ

ジョウタマト

タノシムニハ

コノヘヤガ

イチバン

キョウハ

トクベツダヨ」


張慈円。

橋元の悪事に加担している

アジア系の外国人で

暗器を使いの武術の腕を買われ

橋元に優遇されている男。

蟷螂のような容姿で

見るからに狡猾。

しかし私は

今その男の

部下に銀行に

勤務する優しく

真面目な主人の

命を盾に

取られ無条件の降伏を

受け入れざるを得なかった。

私は部屋には入ったが

まだドアの入り口付近に居た。

張慈円は

足早に室内に入ると

入り口から左手に

あるソファに座る。

入り口から右手には

露天風呂に繋がる

ガラス張りの両開き戸がある。

左手に入ると赤いじゅうたんを

歩くと向かい合うソファとその間に

ガラス張りのテーブル。

そのさらに奥には大きなダブルベッド。

その横に人を四つん這いに拘束

するようなギロチンのような器具。

その向かい側にも人をペケ字に拘束

するような磔の器具。

その脇に鞭。

など他にも人を拷問するような器具が

多々置かれている。

工事現場で使うのかと思うような

器具まで置かれていて私のこういう

事への知識では使い方すら解らない物も

多く置かれて居た。

(この男の言いなりになると

言ってしまった時から

SEXをされる事の覚悟は

できていたけど・・・

確かに美佳帆さんの言って

いた通りこの男は異常ね・・・

この部屋を選んだ時点で私に

あのような器具を使う気

なのでしょうけど・・・

さすがにここまでは予想外でしたね

そしてあのようなもので何をされるか

予想すら出来ないと言う事は

結構怖いものなのですね。

雪さんも同じ目に合ったのでしょうか?

今元気でいらっしゃれば良いのですが・・・)

部屋に入り入り口付近から

無意識に歩が進まなくなった

私へ張が

「ナニヲシテイル

イゲイチヒロ。

サアハヤク

コチラヘクルノダ」


私は今この男に

逆らえば主人の命を

危険に晒すことに

なるので指示に従うしかなく

ゆっくりと彼の座る

ソファの方へ歩み寄る。

主人には高校の同級生が

経営する探偵事務所の

事務を手伝っている。

現場に行くことは

無いから危険は無いと

話していて私としては

雪さんの立場で働いている

という感じで心配を

かけないように伝えて居た。

主婦が探偵事務所の

事務のパートに出ているという

くらいに思っていた主人は

「千尋~

お前探偵事務所の

事務ってこんなに

給料もらえるん!?

ちょっと俺

立場無くない?」


と驚いていたが

「経営している

同級生の奥さんが

さらに高校の先輩なのですよ。

その人に気に入って貰えていて

事務所も大きな仕事が

沢山取れていて

儲かっているみたいだから

私だけでなくみんな優遇されて

いるのですよ」


と言いそれで納得して

いたみたいだが

主人も

「そうなのか~?

探偵事務所ってそんなに

儲かるの?

俺も銀行員なんて

肩の凝る仕事

辞めて探偵事務所

やろうかな?」


と冗談か本気か

解らないような事を

言っていた。

そこは私も

(うちは特別だから)

と思いはしたが

口には出さずに居た。

そんな探偵事務所の

内勤のパート感覚で

していると思われてる

私の仕事が原因で

あの、人として全く

無害の絵に画いた

【良い人】

である主人を危険な目に

合わせたくは無い。

私は主人を愛している。

美佳帆さんや事務所の

所員達と比べてどちらが

大事かと聞かれれば困るが

それでも今は主人を

第一に優先しなければ

差し当たっての危機は

雪さんより主人である事は

間違い無かった。

(あの場で携帯を

落したのが運のツキ

でしたね。

主人がひどい目に

合わされる

よりは私がこの男の

慰み者になり済むので

あれば・・・

主人にバレないように

すれば・・・

明日以降も幸せな

生活は続くのですから。)

「サスガニ

オチツイテイル。

オビエテイル

ヨウスモ

ドウヨウシテイル

ヨウスモナイ

メンタルモ

モシカシタラ

ユキイジョウ

カモシレナイネ

ナルホド・・

ヤハリ

オマエハ

イイオンナダ」


張はソファに座り180㎝

近くはあるであろう長身を

支える長い足を

組み替えながら

張が座る向かいのソファの

前で座らずに立ち尽くす私を

顔から足先まで眺めながら

そう言った。

「1つ質問を

させて頂いても

宜しいですか?」


私は張に対する敵意を

全く出さずにまるで

ビジネスの取引の

相手に話すように聞く。

私と玲華さんは

潜入捜査を任される

事が多かったので

私はキャリアウーマンを

装う事には慣れていた。

玲華さんが苦手だったので

私が身に付けるしか

なかったのだが

元々勤務していた

弁護士事務所の

補助の仕事でも

対外的には秘書的な

仕事も任されていたので

元々の素養もあった。

そして感情を表に

出さないのは

今に始まった事では無く

大学時代に海外留学で海外に居たときに

友人からスカウトされて

カジノでカードゲームの

ディーラーのアルバイトを

していた時に身に付いたのだ。

張は不敵な笑みを浮かべるが

私が反抗もしない

もとい出来ない状態で

あると理解していると

悟ったのか余裕のある

表情で

「ナニカネ?

ハナセルコトト

ソウデナイコトモ

アルガ・・・

コノヘヤノキグノ

ツカイカタニ

ツイテナラ

クチデハナク

カラダデオシエテ

アゲルガネ

ハハハハッ」


私は張の言葉には

応じず質問を切り出した。

「質問は1つです。

私の同僚の

雪さんは

無事でしょうか?」


「ユキカ?

ユキハゲンキダヨ。

キクザワミカホ

ヲツルダイジナ

コマダカラネ

ダイジナコマノ

カチヲ

ソコネル

コトハシテイナイ。

モチロン

ケガナドモ

オッテイナイシ

アルバショデ

ユックリスゴシテ

モラッテイル。

タダニゲナイヨウニ

コウソクハ


シテイルガネ」

(嘘は言っていないようね。

怪我は負っていないが

貞操を損ねるような

行為は強いられたのでしょう。

雪さん・・・

無事でさえいてくれたら

後は宏君や哲司君、

それに美佳帆さんが

何とかしてくれるはず

そう信じるしかない。

それに今は大塚さん達も

居るし・・・

そうと解れば私は主人の

為にやるべき事を

やるしかないですね。

玲華さんの事も気になりますが・・・

すみません。

美佳帆さん、玲華さん

私はもしかしたら

この件はここで

リタイアかも

知れません。

雪さんの奪還の案件。

後は宜しくお願いします)

主人の危険も顧みず

最後の抵抗を試みなくては

いけないような

最悪の事態にはまだ発展は

していないと推測した

私はこの場は張の要望通り

にするのが1番全てに

置いて被害が少ない事と

判断した。

この男が全て本当の事を

話しているなら人質は1人で

充分との事。

ここで事を為せば私は返して

貰える。

事を終えた後の私がどうなっているか

普通に主人や事務所の皆の顔を

見れる状態にあるかは

これからこの男が私に行う行為に

もよるだろうが

その内容も反発せずに徐々に

交渉して行けばこの男の機嫌を

損ねることなく

緩和させれるでしょう。

自信はあった。

私の交渉術は相手がどのような

人であっても

自分の感情は置き去りにして

まずは歩み寄り相手の手を取り

少しづつ私の行きたい方向へ導く事、

相手にはそのことを悟られずに。

(いくら従うと言っても

私も一応35歳の結婚している

女性なのです。

出来ることと出来ない事があります。

それにしたくない事もありますよ。)

「とりあえず。

雪さんが無事という事は

信用しても宜しいみたいですね。

解りました。

ありがとうございます。」


私が彼の向かい側の

ソファに座らないのは

本能的に彼の圧倒的な雄としての

強度に怯えていたからかも知れない。

それに彼の放つ、特殊な力を持つ人間同士に

しかわからないオーラの種は、

既にこの部屋に張と2人で居る時点で

私の精神は彼に犯されているような

気になってくる。

そんな中で今から

私は主人の身を守る

代償を彼に与えていく中

私自身の被害を

最小限に抑えるための

戦いが始まろうとしていた。

《第6章 温泉旅行 第38話 従うしかない現実 伊芸千尋 終わり》

第6章 温泉旅行 第39話 通じない交渉術 伊芸千尋

「ソンナトコロニ

タッテイナイデ

スウワレバ

イイモノヲ

ヨホドワタシガ

キライダトミエルネ。

マア

トウゼンダロウガ

シカシワタシハ

ユキモ

ソウダッタガ

キラワレレバ

キラワレルホド

モエル

タイプデネ」


私はまだ張が掛ける

ソファの向かい合う

ソファの横で立っていた。

張が言うように好き嫌いなどは

問題では無く

ただ彼の正面に対峙する

空気感が嫌だった。

「好きや嫌いというような

感情はあなたには

持ち合わせてはいません。

行っている行動には

嫌悪感は感じますが

それも主人を見張らせている

あなたの部下に引き上げるよう

命令をして下さり

私の同僚の雪さんを

このまま無事に返して

下されば

問題はありません。」


「ホウホウ。

コノゴニ

オヨンデモ

マダユレナイネ。

キョウジンナ

セイシンモ

ワタシゴノミヨ。

アノ

シリノデカイ

ケリワザオンナモ

ビジンデ

キョウジンナ

カラダニ

ココロヲ

モッテイソウデハ

アッタガ

ヒンセイニカケルネ。

ヤハリワタシハ

チヒロヨ。

オマエノヨウナ

ツヨクテ

オレナイ

ココロト

レイセイナ

アタマヲ

モツオンナガ

コノミダ。」


張はまだ私に

何をしろとも

そして自分から何かを

してくる気もないのか

ただソファに座り先程

火を点けたタバコを

吸いながら

私の全身を

眺めている。

「私はあなたに

好かれようが

嫌われようが

かまわないのですが

ここに来ただけでは

主人に付けている

あなたの部下を

引き上げさせて

くれないので

あれば

あなたの要望を

飲む気でいます。

それはここに来た時から

何かはさすがに想像は

つきますので

今からすぐにあなたの

要望にお答えする為に

ベッドに行きたいのですが

張さん・・・

あなたにはそのおつもりは

無いのでしょうか?」


私は張の対面にある

ソファに腰はかけずに

しかしソファの前に立ち

張のその蟷螂のような

狡猾なそれでいて

全身に穴が開きそうなくらいの

圧力のある視線を受け止めた。

「モノワカリガ

ヨクテタスカルネ。

チヒロ。

シカシイキナリ

ベッドデセックスハ

ワタシノリュウギ

デハナクテネ

オマエニハコノ

メヲ

ヤラレタ

カリガアルシ

ソレナリニ

イタミデハナク

ベツノコトデ

ナイテ

モラワナイトネ」


(この男と

普通にSEXするだけでも

相当の覚悟がいるのに・・・

こちらから誘っても

応じないか・・・

早く済ませれば

つまらない事をされずに

済むと思っていましたけど・・・

あの鉛球で負傷させた

目の恨みですか・・・)

「そうですか。

私もどうせするなら

主人としているように

あのベッドで

あなたと楽しみたいと

思っていましたのですが・・・

あなたはどうしても

あのような器具で私を

慰み者にしたいわけですね?」


「ウン。

ソウダネ。

オマエニハスコシ

シュコウヲ

カエルツモリダヨ。

ダンナト

ドウヨウニ

セックスヲスル

トイッテモソレハ

シバイダロウ。

フクジュウトハ

カケハナレテイル。

ワタシハ

ユキノヨウニ

オマエヲ

ココロカラ

ワタシニ

フクジュウサセル

ノガモクテキヨ。」


(スノウさんが心から

張に服従していると

言うのですか?

そんな話

信じられないですが・・・

あのスノウさん、雪さんが

このような男に・・・)

「そうですか。

今このような場所に

お付き合いしているのが

あなたに十分服従している

という事にはならない

のでしょうか?

私としてはかなり

屈辱的な事では

あるのですが

そのうえ主人と

同じように

主人とするように

あなたに

この身を捧げる・・・

それ以上の事って

何があるのでしょうか?

本来なら生涯の伴侶にしか

しないような事をあなたと

なさるとまで申し上げても

その目の償いには

なりませんか?」


私の心は揺れていた。

この男とそもそも

こういう話で交渉する事など

最初から無理だったのかも

知れない。

私は此処に来た時点で

SEXをする覚悟までは

できていた。

しかしウチの事務所の

女性エージェントでも

性的拷問経験のある

エージェントは居るが

私はまだそのような

状況に陥った事も無く

今後もそのようなものは

受ける気は無かった。

おそらくは先程

張が言っていた雪さんが

服従したとは

性的拷問によるもので

それは心から服従

したわけでは無いと思う。

しかし手法はともかく

女性工作員や女性捜査官などを

服従させる手法の1つとして

性的拷問を用いるのは張の国では

主流でありまたその技術にも

長けていると聞いた事がある。

私は心の奥底でそれを

恐れていた。

(普通のSEXの方がまだ

マシですよね。

この男がその技術に長けている事は

小耳に挟んだ事はありましたが

興味も無いので

深く心に留めていなかったですね。

さて・・・

価値観の違う相手との交渉は・・・

さすがに難しいしもう

彼も何かをしてくるかも

知れません。

私に出せる最高の

カードの主人と同じように

SEXの相手をする

それ以上のカードは・・・)

考えがまとまらない。

そもそもこのような

イレギュラーな

交渉は初めてであるし

想定もしていなかった。

「チヒロ。

オマエハ

カンチガイヲ

シテイルネ。

ココニコウシテ

イルジテンデ

オマエガワタシニ

ナニカヲ

ヨウキュウ

デキル

タチバデハナイ。

ワカッタカネ?

ソレデハマズ

ソノワタシニ

サカレテ

キレイナアシガ

ロシュツシテイル

スカートヲ

イマココデヌグネ。

オマエハ

コザカシイカラ

3ビョウイナイニ

ヌガナイト

ブカニ

シジヲダス。」


(それくらいなら

簡単だわ)

私は張がスマートフォンを

持ち今にも電話を掛けそうな

所作から本気と判断し

すぐにスーツの下である

タイトスカートのファスナを

下ろしスカートを足元まで

ずらした。

「3ビョウイナイ。

OKね。

ホウホウ。

アオノ

シタギガ

ニアウデハナイカ。

オマエモ

ユキノヨウニ

キャシャナ

オンナニミエタガ

ヤハリ

アノケリワザガ

ツカエルノダ

アシハ

キタエテアルヨウダネ

イイアシヲ

シテイルデハナイカ

ツギモソノパンストヲ

3ビョウイナイニヌグネ。」


張はまた同じくスマートフォンで

電話を掛ける準備をしながら

私の迷いを無くすため3・・・

2・・・

と秒読みを始める。

私は心は揺れているが表情も変えず

薄いベージュのパンストを素早く片足

ずつ抜き取った。

「ホウ~・・・

イイアシシテイル。

アノゴウカイナケリワザ

オンナノヨウニミルカラニ

ニクヅキノ

イイアシデハナク

ユキノヨウナホドヨイ

ニクヅキデモナク

ヒツヨウナブブンニノミ

ムチットツイテイルヨウナ

ホウ~・・・

モウスコシホソイト

オモッテイタガ

コレハマタ

イガイダッタガ

ワタシニハ

ウレシイゴザンカ」


私の下半身に集中する視線が

蛇に巻き付かれているような

感じを受け本当に不快であったが

私は何事も無いように

表情も変えずに

白のブラウスに

下は青の下着のみを

身に着けた姿で

ただ張の視線を受けていた。

《第6章 温泉旅行 第39話 通じない交渉術 伊芸千尋 終わり》

第6章 温泉旅行 第40話 最高の掘り出し物 張慈円

(コレハイイ。

ワタシハ

ユキガサイコウノ

エモノトオモイ

マンゾクシテイタガ

コノオンナノ

スマシタカオダチ

ホソミニミエテ

イタガ

イガイナ

ニクヅキ。

スグニオレナイ

セイシン。

ユキニマサルトモ

オトラナイ・・・

イヤユキイジョウカモ

シレナイ。

ワタシハ

ドットクラブニ

ノリコンデキタ

3ニント

キクザワミカホ

ヲアワセテモ

ユキガ1バン

コノミデアッタガ

マダコノワタシノ

ヨクジョウヲ

ココマデユサブルオンナ

ガイタトハ・・・

トンダホリダシモノダネ)

私は私が暗器で斬り裂いた

スーツを脱ぎその下に身に

着けていたパンストを脱ぎ

素足に青の下着姿を

晒しそれでも

平然と立ち尽くすこの

伊芸千尋という女に

今木島さんのマンションに

捕らえてある斉藤雪以上の

興味を示していた。

(サテ

ドウゴウモン

シテヤロウカ・・・)

伊芸千尋は無言で次の指示を

待っているのか

私を見据えているように

見え決して視線は

合わさずに居た。

私はやはりこの女には

雪の様に分娩台よりは

いきなりこの姿で

四つん這い拘束を

してみたくなり

スマートフォンを握り

掛ける準備をしつつ

「ソレデハ

ツギハコッチダ」


私はソファから立ち上がり

ベッドの横にある

四つん這いに拘束し

ギロチンに掛ける

拷問具の横に行き

「ココデ

イヌトオナジ

カッコウヲ

シテモラウ

10ビョウヤロウ」


「・・・・

犬とは・・・

ようはそこに

四つん這いになり

首と手を拘束されれば

良いのですね。」


事も無さげにそう言い放ち

伊芸千尋は早足で

ギロチン台の近くまで

来ると躊躇なく白のブラウスに

青のショーツのままで

自ら首をギロチンに掛け

両手を拘束台に差し出し

そのまま四つん這いになる。

私はその潔さにも

心が躍ったが何より

伊芸千尋のその細い腰から

尻のラインに描くクビレが

目についた。

(ユキトカワラヌ

ホソイコシ

ソレニユキヨリモ

ニクヅキガヨク

ミエルシリニ

フトモモ

コレハイイ

サイコウノ

ホリダシモノダヨ)

私はギロチンに何の迷いも無く

10秒以内で四つん這いになり

自ら首に手を差し出した

伊芸千尋を首と手を動けなく

拘束するためにギロチン台の

紐を引き首に手を革手錠で

拘束する格好にさせた。

「10ビョウOKね。

ツギハコシト

アシヲアバレナイヨウニ

コウソクスルヨ」


「・・・

こんなに用心深く

しなくても・・・

主人を盾に取られて

いるだけで

あなたには

逆らえませんよ。

それにもう

戦う気もありませんのに」


私は四つん這いの伊芸千尋の

腰の部分に革ベルトをはめ

位置を下げるために紐を

引くと伊芸千尋の腰は

下がりそのクビレは更に

見事に小さすぎず大き過ぎる

事もない見事な丸みと曲線を

描く青の下着を張りつめる尻を

突き上げるよう強調させる。

そして足を動けないよう

革手錠をはめ最後の拘束を

かけながら

「コレハ

オマエガ

アバレナイヨウデハ

ナク

カイカンカラ

ニゲダサナイヨウニ

スルタメヨ。」


伊芸千尋は動けないまま

今までこの器具に拘束して来た

女たちの様に動けないのが

解っているのに無駄に腰や

足を動かすようなお嬢際の

悪い事もせずに

ただ私の言葉を聞いていた

だけであった。

「ハハハ

クールナオマエガ

ドノダンカイデ

ナキサキビ

カイラクニマケルカ

タノシミネ。

アノユキハ

カナリガマン

シテイタネ

イゲイチヒロ

アマリスグニ

オチテ

ガッカリサセナイデ

クレヨ」


指示には従うが私の

言葉には乗ってくる

様子も無い伊芸千尋は

相変わらず口も開かずに

ギロチンに拘束されたまま

微動だにせずにいる。

「ソノスカシタ

カオガドウ

ヘンカシテイクカ

イツマデ

ソノヨウニ

ダンマリヲ

トオセルカナ?」


私は手始めに

電気マッサージ器で

股間を責めセクシーな

青の下着を変色させてやりたく

手に電気マッサージ器を

握り伊芸千尋の丸く形の

良い尻の前に居た。

《第6章 温泉旅行 第40話 最高の掘り出し物 張慈円 終わり》



筆者紹介

千景

Author:千景
訪問ありがとうございます。
ここでは私千景が書いた小説を紹介させて頂きたいと思います。
ほぼ私と同年代の既婚者が主役のものになるかと思います。登場人物同士が
つながりを持っていて別の物語では最初の物語の主人公が脇役を務める様な
小説全体につながりを持たせ想像を膨らませていけたらと思っております。
どうぞ宜しくお願い致します

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