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第6章 温泉旅行 第41話 私の覚悟と守りたいもの 伊芸千尋

このような格好

みっともなくて

人に見せられるもの

では無いが今この

部屋に居るのは張慈円

ただ1人。

彼はおそらく

女性のこのような格好は

見慣れているのだろう。

(さすがに

手と足それに

首が動かせないと

言う状態で真後ろに

気配を感じると

気持ちの良い物

ではありませんね。)

私は四つん這いに拘束された

状態で真後ろに張が居る

この何をしてくるのか

何をされるのか

解らないが必ず何かを

それも私の望まざることを

してくるのが解りきった

状態に正直戦い以上の

種を異とする恐れを

抱いていた。

しかしそんな事は表情にも

勿論言葉にも出さずにただ

彼の気のすむまで好きに

させ時間が過ぎゆくのを

待つしかなくその見返りに

私の不注意により今

張の部下に見張られている

主人に手出しをしないで

帰還させれる。

その為なら不注意で相手に

スマートフォンを落とし

拾われてしまった私が

報いを受けるのは当然だ。

その覚悟はできていた。

主人にそれに雪さん

美佳帆さん、菊一探偵事務所の

所員達。

私が自分の貞操以上に守りたいもの

守りたい人達。

その人たちの為なら

私は耐えれるし、張の思い通り

声を上げたりなど

彼を喜ばせるような

事などするつもりはない。

もし私に子供が居れば

子供も私の守りたいものの

内に入るのだろうなと思う。

しかし私と主人の間には

子供はおらず出産も未経験であった。

ウインウインウインウインッ・・・

(何の音?

恐らくはベッドの脇の

陳列棚に並んでいた

悪趣味な玩具の中の

何かですね・・・

それを私に使う事くらい

予測はできていましたわ。)

「イゲイチヒロ。

デンマ

ハハジメテカネ?

コレハイッパンテキニハ

キョウリョクナ

オトナノオモチャ

トシテツカワレテ

イルガワ

タシニトッテハ

マズハ

テハジメテイドノモノ

セックスデイエバ

ヌラスタメノ

アイブトナンラ

カワリナイ

タダノゼンギダヨ。」


(デンマ?

電気マッサージ機の

事かしら?

・・・・

なるほど・・・

そう言う風に使うのですか・・・

好きになさればよいですわ・・・

以前にあたなにここに

繋がれた人のようには

ならないですわよ・・・・)

私は

【残り香】

の能力でここに繋がれた時に

無意識にこの拘束台を

読み取ってしまいその女性

コガワホナミ

と張が呼ぶ黒髪のストレートの

美しい髪の美人な女性が

ここに拘束され

おそらくは今張が手に取る

電気マッサージ機で白の

下着の上から股間に当てられ

大声で泣き叫んでいるのが見えた。

(酷い事をするものですね。

この女性・・・

コガワホナミ?

張は旦那にオオツカの

スパイをするように

コガワホナミから

も頼むようにと

言い拷問を続けている・・・

この映像は4日前・・・

雪さんが摑まる・・

玲華さん達がドットクラブに

行く1日前の事・・・

オオツカとは

もしかして・・・

あの美佳帆さんの

大学の同級生の大塚さん?

という事は・・・

最近大塚さんの部下として

異動になってきた3人の刑事・・・

確か・・・

杉さん。

斉藤さんに

粉川さん・・・

そう粉川さんだ・・・

という事はこの綺麗な

女性は粉川刑事の

奥さん!?)

!!!

っ・・・

ビィィィィィンッ!!!!

私が残り香で読み取った

この拘束台に私の前に

繋がれて張に拷問を受けた

女性が私達

菊一探偵事務所の所長的存在で

所長の奥様の美佳帆さんの

友人の刑事大塚さんの部下の

粉川さんの奥様であるのではないか

という事に気づいた瞬間

私の股間に大きな振動と

驚くほどの刺激が押し寄せてきた。

私は身体を繋がれているので

身を引いたり動かしたりして

その振動が与えて来る刺激から

は逃れられずその振動を当てられて

いる部分を包んでいるのは

薄地のブルーのシルクの下着

ただ1枚である。

その頼りにもならない

唯一の防具の上から

身体を引き交わすこともできないので

その刺激を100%の威力で

私の女芯の核で受けきるしかなく

心は伴わないが快感はやはり

有りしかも予想以上に強い。

今しがた私の推測では

大塚刑事の部下の奥さん

である可能性が高い

コガワホナミさんが

残り香で見えたシーンでは

『もう何度も逝っています!!!

許して下さいっ!!

主人をっ主人を貶める

ようなそんなことを

主人にお願いなどできませんっ!

あっあああっ!

いやっまた逝っちゃいますっ!!

あぁぁぁっ!!』


という声を上げながら

白のショーツ越しですら

水鉄砲のような勢いで

股間から大量の水滴を

放出しながら気を失っていた。

その代物が今張が私の股間に

当てている物・・・

(これは・・・

確かに厳しいですね・・・

予想以上の刺激と・・・

振動が・・・

それに身体を動かせずに

居るので・・・

まともに私の芯が

振動を受けてしまう・・・

困りました・・・

快感が強すぎます・・・

残り香で・・・

コガワホナミさんの

あの後のシーンから・・・・

あの方が本当に

大塚さんの部下の

粉川さんの奥様かどうか・・・

それと奥様を利用され

何らかの方法で

もし本当に粉川さんが

大塚さんのスパイを

仕方なくでもされているのなら・・・

私達の事務所の所員や

美佳帆さん・・・

それに大塚さんも危ない・・・

うっ・・・

しかし残り香を発動させようにも・・・

この機械の刺激が・・・)

私は繋がれている両手に

拳を作り握りしめ

残り香で見た

コガワホナミさんの

ように快楽による悲鳴を

上げないよう必死で耐える作業に

神経を費やすのが精一杯であった。

《第6章 温泉旅行 第41話 私の覚悟と守りたいもの 伊芸千尋 終わり》

第6章 温泉旅行 第42話 得た情報の代償 伊芸千尋

ガチャッ!!

ガチャンッ!!

ウインウインウインウインッ!!

ブルルルルルッ!!!

ピチャ・・・ピチャッ・・・

張慈円が私の残り香の力で

このギロチン型の拘束器具から

読み取った情報の

コガワホナミさんと同じように

私へも電気マッサージ機で

四つん這い拘束の状態から

下腹部へ刺激を与えて来る。

その電気マッサージ機の音に

私が堪える為に拳を握り

全身に力を入れるたびに拘束具の

金具のガチャンという音が混じる。

その中に水滴の音も混じるが

私の股間から潤いを感じるのは

このようなありえない刺激を

与えられているので仕方のない事。

そもそもこの男とSEXをする

覚悟でここに居るのでその流れで

股間を潤わせるのは普通の事・・・

何も悪い事ではないし乾いたまま

挿入され陰部を傷つけられるよりは

余程良い。

『アオノシタギガ

コク

ヘンショクシテキテイル。

イゲイチヒロ。

ヤハリオマエモ

オンナザカリ

ノタダノ

メスヨ。

コエモダサズニ

スマシテハイルガ

コンナニ

ヌラシテイル

デハナイカ

ハハハッ

シカシ

セイテキゴウモンニ

タエルクンレンヲ

ウケテイルワケデハ

ナイデアロウニ

ココマデ

ヒトコトモ

ハンコウテキナ

コトバモ

ワタシヲセメルヨウナ

コトバモ

セメヲヤメルヨウナ

コトバモ

ハッシナイ

トハナ・・・・

マスマスアトガ

タノシミナオンナダ』


(この男は

生粋のサディストですね。

純粋な性欲でこのような

行為をしているのではなく

この性的拷問で女性を

攻略しているような・・・

そして攻略が難しと

思う女性ほど楽しんで

行為を行っている・・・

そんな感じですね・・・

しかし・・・

このマッサージ機の刺激は・・・

さすがに張も解っているのか

私の芯をまともに捕らえて

振動を当て来る・・・

これは・・・

さすがに・・・)

私は主人とのSEXでも

普通にいつも気持ち良くなれる。

主人と知り合う以前

にも男性との付き合いは

何人かあったが

SEXに至る場合は

いつも気持ち良いと思いながら

できていた。

しかし・・・

これは・・・

この快感は

SEXのそれでは無いと思う。

身体の感じる部分に

極度の刺激を

与え無理やりに

快感を押し売りしてくる

まさしくそんな感じである。

それでも私は・・・

そんな快感と戦いながら意識を

目と目の間に集中させ

股間に来る刺激を

まともに受けて

しまうのも覚悟で

【残り香】

の力を発動させて

先程のコガワホナミさんと張慈円の

やり取りから情報を得ようとした。

キュイーン。。。

~◦~◦~◦~◦~◦~◦~◦~◦~◦~◦~◦

『コガワケイジノ

オクサン。

アンタソンナニ

イキマクッタコト

ナイネ?

ソロソロ

コノデンマ

イガイモ

アジワッテミルカネ?

ソレトモ

ダンナサンニ

オオツカケイジカラ

ソウサノ

ジョウホウヲ

キキダシ

ワタシニ

ホウコクスルヨウニ

マエノ

ガメンヲミナガラ

オネガイ

シテミルカネ?

ソウスレバ

モウゴウモンハ

オシマイ。

アンタノホシイ

ワタシノ

コノ

セイリュウトウデ

コカンヲ

ブチヌキ

スグニ

ラクニサセテヤルヨ』


(なんという・・・

酷い事を・・・

これは・・・

粉川刑事の奥さんを

いたぶるシーンを撮り

粉川刑事に送り

大塚さんの動きを

内緒で知らせるために

している事なの?)

張慈円が

電気マッサージ機で

粉川保奈美さんを

もう数回

絶頂させた後、

彼女の紺の

スーツのスカートを更に

腰まで上げ白の下着を

膝までずらした。

「お願いしますっ!

もうっもうやめてくださいっ!

主人を裏切らせる

なんて無理ですっ!

それにこんな事っ!

私結婚しているんですよっ!

もうっもうっやめてくださいっ!

お願いしますっ!」


最初に見えたシーンでは

粉川保奈美さんは

逝くっと叫び意識が

遠のいていたが

下着をずらされまた

意識が戻りつつあり

既に顔は紅潮し

ピンク色で涙を流しながら

張慈円に訴えるが

この男にそんな言葉は

何の意味も無いと

言う事を過去の出来事

ながら私はこのシーンを

読み取りながら

思っていた。

『オマエハ

バカカ?

オマエケッコン

シテイルカラ

コガワケイジノ

ツマダカラ

コノヨウナゴウモンヲ

サレテイルノダゾ。

マアイイ。

オマエカラ

タノンデモラワナクテモ

ヤサシイ

コガワケイジハ

オクサンノ

コンナスガタヲ

ミレバ

ワタシタチニ

オオツカケイジノ

ウゴキヲ

ホウコクスルハズ

ハハハハッ』


張慈円は

粉川保奈美さんの

ヒップを数回張り手で

打ちながら

大笑いしている。

(この男・・・

やはり許せないですね。

スノウさんにも

似たような事をしたのでしょうね

そして今私にも・・・

うぅ・・

これは・・

ダメですっ・・・

女芯への刺激が強すぎるっ

いっ・・いくっ

いきますっ・・・)

私は残り香を発動させ

粉川保奈美さんと

張慈円の

4日前にこのギロチン型の

拷問器具で起きた出来事を

読み取りながら声も上げずに

張慈円の

電気マッサージ機の

女芯への責めにより逝かされて

しまっていた。

私は残り香を使うと

張の責めから耐える為へ

神経が集中できないが

引き続き2人の会話から

情報を得るために残り香を

発動させ続けた。

(この先にもし

粉川刑事が落ちていたと

したら今事務所に来て

美佳帆さんと画伯君と

一緒に水島を見張っている

粉川刑事はこの男達と

通じているという事になる・・・

私がこの男からの責めに根を

上げないよう耐えるより・・・

残り香から得る情報の

方が大切ですね。。。

例え・・

先程の様に逝かされようとも

それで何かを失う訳でもありません。)

私は張の責めを無防備で受ける覚悟で

現在の粉川刑事の置かれている立場を

知る為に意識を残り香に集中させた。

《第6章 温泉旅行 第42話 得た情報の代償 伊芸千尋 終わり》

第6章 温泉旅行 第43話 マイクの失脚と救われる者 寺野玲華

私は尻もちをついたまま

長身の元ボクサーの男

アレンというマイクの部下

を見上げたまま

さらにはその後ろに居る

木島という男にも注意を注ぐ。

(あの木島の後ろの

奥の部屋・・・

おそらくは

あの部屋にスノウが居る

私の後ろが玄関。

正直逃げるだけなら

簡単だがここまで

来てスノウを連れだせずに

逃げるなんてできないわ。)

隣の部屋では私に

残りの片方の足も折られ

見事に両足骨折となった

マイクが喚き散らしている。

「アレンっ

その女早く捕まえて

2人で遊ぼうぜっ

奥の美人は張が

手出しするなって

言うしよ~

俺は奥のスカした

美人よりもそっちの

グラマーなちゃきちゃきした

お姉ちゃんのほうが好みだぜ

見事こいつを捕らえたら

アレンっ

お前は正式にマイクの代わり

に昇格だぜっ

やってみな」


木島が玄関とつながる

事務室のような作りの部屋の

椅子に座りながらアレンに

そう言った。

「ワタシハ

マタベツノオンナ

ヲトラエタトキニ

タノシマセテ

モライマスヨ。

キジマサンガコノ

ムチムチシタ

ケリワザ

オンナ

キニイッテイルナラ

コイツヲ

トラエテ

キジマサンニ

ショウカク

サセテモラウ

オレイニ

サシダシマスヨ。」


アレンが尻もちをついたまま

立つタイミングを見計らって

いた私にジリジリと

距離を詰めて来る。

私は足払いでそのまま

この男の足も折ってやろうと

狙っていたがこの男は

やはりマイクよりも出来る

ようで意外に隙が無かった。

「サア

ケリワザ

オンナ

オトナシクシロ

キジマサン

セックスノプロ

ワルイヨウニハ

シナイ

キット

キモチイイカラ」


「バカ言わないでよっ!

誰があんな坊主頭の

バカそうな男とっ

そっちこそ

早くウチの所員を

返してよっ!

そうすればマイクの様に

両足を骨折して

1人でトイレにも行けなく

ならなくて済むかもよ」


私の言葉にアレンより先に

木島が挑発に乗ってしまう。

「このデカ尻女言うね~

黙ってアレンとの

戦いを見守ろうと

思っていたが

俺はお前のような気の強い

肉付きの良い女を

ハメるのが好きでね~

さあ動くなよ~」


(やはりこいつも

これか・・・

予想はしていたが

木島は銃を出して来て

銃口を私に向けている)

「銃を使うと言う事は

アンタ自身は大したことの

無い男という事ね・・・」


私は尻もちをついたまま

アレンより木島の指先に

神経を集中していた。

(最悪この男が銃を

放っても肉体活性で

跳躍すればアリサ程では

無いが私も

かなり飛べるのよ。

真上に飛び一気に

木島の腕を

取り銃を奪うか・・・

アレンが邪魔を

する暇もない

速さでやるしか・・・

ここまで来て

再度お手上げして

この男に

身体を弄ばせてやる気

何てないんだから)

私が木島の指に集中し

背中に汗を感じながら動く

タイミングを見計らっていた時

バキッ!!!

いきなり私の真後ろの玄関扉が

開いたのではなく

明らかに破壊されて

破られた音がした。

私は目の前の

木島に集中していた

意識を一気に真後ろに

向けてしまうと

私に向けてでは無く

玄関を破った相手に

木島が発砲してしまった。

ドキュンッ!

バシッ!

「うおっ!

いきなり撃ってきたぞこいつっ!

哲っ!

話が違うやないかっ」


「モゲよ。

この俺が銃ごとき

おそれてるて言うんかい?

うん何かね?

それともお前は銃ごときで

根を上げるタマなんか?

だからお前はいつまでたって・・・

あれ?ひっ姫っ!

お前なんでこんな所で・・・・」


とりあえず木島が発砲した相手は

私にとって敵では無かったようだ。

敵では無く私に取って今は

救いの神の様に見えた。

木島は発砲した相手は素手で

拳銃の弾を受け止めた私の

所属する菊一探偵事務所の

副所長、豊島哲司。

木島は人間を見る

視線では無い化け物を見る様な

視線を向けてパニックになり

もう1発次は哲司と

一緒に入って来た

前頭部がかなり上がった残念な

髪型になりつつある

私の同級生に向けた。

「モゲ君!!危ないっ!」

私は2人の突入と同時に立ち上がり

態勢を整えると木島の銃弾の先を

見る。

ドキュンッ!!!

ピキーンッ!!

「こっこいつらっ・・・

菊一の奴らか!?」


何とモゲ君は哲司の様に銃弾を

掴むのとはまた違うが木島の

放ったモゲ君めがけて命中する軌道で

飛んだ銃弾を黒い手袋を履いた

ナックルで打ち返した。

打ち返された銃弾は木島の頬を

かすめ木島は完全に

戦意を喪失している。

「玲華ちゃんっ!

大丈夫か!?

てか何でこんな所に・・・・

おうおうっ哲よっ!

誰が銃ごとごときに

根を上げるって?

この三出満春

銃でも大砲でもこの

アイアンナックルで

打ち返したるわっ!!

ああぁっ!でも痛いっ!

防弾手袋でも痛いもんは

痛いっ!!

あの小坊主~この俺が

こらしめたるっ!」


救いの神とはこの事だった。

私はまず2人に手短に

現状を伝える。

「和尚!モゲ君っ!

とりあえず助かった

ありがとう!

ここにスノウが居るの!

奥の部屋っ!

私が向かうから2人はこの

2人足止めしてっ!

お願いっ!」


2人は私の言葉に

いつものノリの

バカな漫才を止めて

くれて表情が引き締まった。

私はそのまま肉体活性で

脚力を増強するとアレンと

木島の横をすり抜けるように

奥の部屋を目指したが

2人は私など

気にすることも

無くただ茫然と

立ち尽くしていた。

哲司と三出君の戦闘力に

戦意喪失したのかも知れない。

私が木島の後ろの部屋に突入すると

そこは普通のデスクとベッドがある

個室でその奥にさらに

部屋があるようだった。

私はその部屋を目指し入ろうと

すると後ろから

「アレン逃げるぞっ!

こいつらやばすぎるっ!

義兄や張や無いと

話しにならんっ!

マイクは残念やけど

置いていくぞっ!」


と木島の声の後

ドキュンッ!

ドキュンッ!!

と銃弾が2発聞こえた。

私はあの2人の事だから

大丈夫だろうと思い

哲司と三出君の心配は

しなかったが銃で威嚇され

あの拷問部屋の隣の

キッチンからアレンと

木島は逃げたのかも

と思ったが2人を

取り逃がした事など

全く問題ないと思った。

それより帰って来るものの方が

大きかった。

私は最後の1番奥の部屋を開けた。

ガチャッ!!

「スノウッ!!」

そこには全裸で足を鎖に

繋がれベッドの足に拘束

されているスノウが居た。

スノウは力の無い視線を

私に向け最初は誰か気づいて

いないような感じだったが

やっと私と気づき

「れ・・い・・か・・さん・・

れいかさん・・

無事だったのですね・・

良かった・・・」


(スノウ・・・

クールで可憐なアンタが・・・

一体どんな目に・・・)

私はとめどなく溢れ出る涙を

ぬぐいもせずにスノウに駆け寄り

力一杯抱きしめた。

「スノウ・・・・

無事だったよ~

アンタのおかげで・・・

ごめんっ!

ごめんねっ!」


スノウの身体には殆ど

力は感じられず元々

華奢なスノウがさらに

細く感じる。

「玲華さんが

無事なら・・・

それで良いのですよ」


(この子・・・)

私はあのドットクラブで

スノウと一緒に脱出を

試みたあのエレベーターの

前まで・・・

あの時あの瞬間まで仲間では

あるが特にこの子を好きと思っては

いなかった。

どちらかと言えば能書きタイプの

女は千尋同様嫌いであった。

しかし今私はスノウをこのような目に合わせ

千尋ともはぐれてしまい安否の確認も

できていない。

(とりあえず

酷い目にはあったのだろうけど・・・

大きなけがも無く

良かった・・)

「張ねっ・・・

あの男がアンタを

こんな目に・・・」


「・・・・

れいかさん・・・

あの人とは・・・・

戦ったらダメ・・・

ですよ・・

あの人には・・・・

いくら玲華さんでも・・・」


私は何も言わずそのまま

スノウを力一杯抱きしめ

部屋に置かれていたスノウの

ブラウスと半分は切り裂かれて

はいたがスノウのフレアミニの

スカートを着せて上げ

御大層に大量に部屋にあった

女性物の下着もスノウに着せ

鎖を蹴り千切りスノウの救出に成功した。

《第6章 温泉旅行 第43話 マイクの失脚と救われる者 寺野玲華 終わり》

第6章 温泉旅行 第44話 急を要する事 伊芸千尋

「ハハハッ

ナキハシナイガ

イマイッタダロ?

イゲイチヒロ。

コウソクグヲ

ガチャガチャト

ハゲシクユラシ

ナガラソノナガイ

カミヲオオキク

ナビカセテイタデハ

ナイカ?」


張は私を電気マッサージ機で

逝かせたことに満足のようでは

あるが今ここで私が

残り香の力で張と

粉川刑事、その奥さんの

粉川保奈美さんの間でどのような

事が起こったのか探っていると

言う事がばれなければ後の事など

どうでも良かった。

(先程の刺激で

あればいくら

力を残り香に使わずに

性感から耐える

ために神経を

注いでも逝くのが

速いか遅いかの違いで

逝かされる事には

変わりはなかったでしょう・・・

ただみっともない

悲鳴など上げてこの男を

喜ばせることはしません。

好きなだけ弄べば宜しいのです。)

私は逝かされはしたが

張の思うように逝かされては

いないのだという所を

心のよりどころに

残り香の力で

引き続き粉川保奈美さんと

張のやり取りを読み取る。

~◦~◦~◦~◦~◦~◦~◦~◦

「イマカラ

アンタノ

オクサンニ

サイコウノカイラク

ヲアタエル。

コガワケイジヨ。

オクサンノ

カワイイスガタヲ

オクッテヤルカラ

コレヲミテ

アスモオナジセメヲ

セズニ

マダイシキガ

マトモナ

ジョウタイデ

カエシテホシクバ

オオツカケイジト

アラキ、カミヤ、

ソレニ

キクザワミカホノ

ウゴキニ

イバショヲ

ワタシニオシエロ。

イイネ。」


「卓也君!

ダメよっ!

大塚さんを裏切っちゃダメっ!

絶体ダメだからっ」


張に粉川保奈美さんが

この場面を撮っている

張のスマートフォンに向かい

続け様に言う。

張が粉川保奈美さんの

後ろで電動のくぎ打ち機の

ような物を持ち粉川保奈美さんの

ヒップをまた数回打つ。

ビシッビシッビシッ!!

「はぁぁぁっ!

あっあぁっ!

痛いですっ・・・

もう酷い事しないでくださいっ」


「オクサン。

アンタハ

ヨケイナコトヲ

イワズニ

コガワケイジニ

デンマデ

フイチャイマシタ。

イッチャイマシタ。

トダケイッテイレバ

イイノダヨ。

ワカッタネ。」


「そっそんな事っ・・・

それはあなたが無理やりに・・・

きゃっ!いやっ下着はっ・・・

ああっいやですっ!」


張が片手で粉川保奈美さんの

白のショーツを膝の辺りまで

ずらす。

「ハハハッ

コレヲヌガサナケレバ

イマカラキモチヨク

ナレナイデハナイカ」


グチュリッ!!

ズブブブブッ・・

ズズズ・・・

「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!

キツイっ!!それなんですかっ!!

あっあぁぁぁっ!!いやですっ!

抜いてくださいっ!!」


張が粉川保奈美さんの

股間に手に持っていた電動の

くぎ打ち機のような機械の

先端に釘では無くおそらくは

大人の玩具と思うような

かなり太くて長い男性器を

模った透明のシリコン製?

のような物を差し込んだ。

粉川保奈美さんの反応から見るに

かなり股間への圧力に挿入感が

あるように見える。

張が私へ同じ手順で責めようと

思っているのなら私へもあれを

使うんだろうかと思うと気分が

悪くなってくるがそんな事よりも

今解った事はこのまま粉川刑事の

奥さんを責めた張は先程言って

いたように大塚刑事に彼の部下の

荒木刑事に神谷刑事。

それに美佳帆さんの動きに居場所までも

張にその都度伝えているのなら

今私がこうしてギロチンに掛けられて

いる間ももしかしたら彼等には

危機が迫っているかも知れない。

粉川刑事は奥さんのこのような

姿を見せられ奥さんを見捨ててまで

張の言いなりにならないでいられたとは

とても思えないし

もしそれで張の言いなりに

なっていても誰も彼を責められない

だろう。

張は粉川保奈美さんの股間に

差し込んだ大人の玩具を取り付けて

ある電動くぎ打ち機のハンドル部分を

前後させ疑似セックスのように

楽しんでいる。

「ホラッ!

オクサン!

ドウカネ?

コレハコレデ

イイダロウ?

ダンナノモノ

ヨリフトクテナイガイ

カイ?」


グチュリッグチュリッグチュリッ!!

「あっああああっ!!!

いや~!!もういやですっ!!

こんな事しないでくださいっ!!!

あっあっあああっ!!

あぁっ!!いやっいやっ・・

ああああっ!!」


粉川保奈美さんは涙を流しながら

張に股間への責めを止めるよう

訴えかけている。

それとおそらくはこの姿を

ご主人の粉川刑事に見せられる

のだと悟り感じてはいるが

感じていないと思わせる為に

止めるよう大声で訴えて

いないと快感による声が

出てしまうのかも知れない。

「オクサン。

オマエハデンマデ

アレダケイキマクル

インランオンナ。

コノママデモ

ジュウブンイキマクリ

ソウダガ

ココハモット

イイコガワケイジモ

ミタコトモナイクライ

ナキサケバセテヤル!

カクゴスルトイイネ。」


「ああああっ!!

いやですっ!!

お願いしますっ!

はやくそれを

抜いてくださいっ!!

んんんっ!キツイですっ

あっあっああああっ!!

これ以上何を・・・」


ドギュンドギュンドギュンドギュンッ!!!!!!!!

ギュルルルルルルッ!!!!

「ぎゃぁぁぁぁぁあっ!!!

うわぁぁぁっ!!!あっあっあっ・・・

あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!

ひぎぃぃっ!!ふぐぅぅぅっ!!!

うわぁぁぁぁぁっ!!あんっ!!!」


(何という事を・・・

あのようなものに取り付けて

いたから・・・・

動くのだとは思ってはいましたが・・・)

粉川保奈美さんはガチャンガチャンと拘束具の

金具の音を何度も大きく鳴らしながら

おそらくは

繋がれていなければ大暴れという状態で

手足をピンと張りその後

大きく力が抜けたように

涙を流しながら悲鳴を上げ

ガクンと全身の力が抜けて

失神してしまった。

~◦~◦~◦~◦~◦~◦~◦~◦~◦~◦~◦~◦

私は粉川保奈美さんの

この姿を見て残り香の力を

ひと時の間抑え見るのを中断した。

理由は粉川刑事が

奥さんのこのような姿を見せられ

張の要求を断れるとは

思えなかったからだ。

いや粉川刑事で無くても

誰であろうと無理と思う。

それと張が今何かを手に持ち

私の後ろで私のブルーのショーツに

手を掛け膝までずらしたのが解り

今粉川保奈美さんがされた事と

同じことをされようと

しているのが解り今までに

無い動揺をしている自分に

気づきさすがに精神的に

無防備であの責めを受けきれる

自信がなかったからであった。

《第6章 温泉旅行 第44話 急を要する事 伊芸千尋 終わり》

第6章 温泉旅行 第45話 耐える意味 伊芸千尋

「イゲイチヒロヨ。

オモッテイタヨリ

ボリュームガ

アルデハナイカ?

コワシガイノアル

シリダヨ。

シカモコシガ

ユキナミニ

クビレテイル

ハハハッ

マア

ハナシタク

ナイノモ

ワカルガ

イツマデ

ソノヨウニ

スマシテ

イラレルカナ?

オマエホド

アエギゴエノ

ソウゾウノ

ツカナイ

オンナモ

メズラシイ」


私をギロチン拘束の

器具に四つん這いに

した状態で

ブルーのショーツを

膝までずらされ

今私は先程

電気マッサージ機により

1度絶頂を与えられた

秘所を本来なら

憎むべき相手に

無防備な状態で晒している。

そして人の身体をどうこうと

批評をされながら

それでも私は張の言葉に

応えずこの後も応える気も

無かった。

ただ気にはなったが

ほぼ結果は分かった為

粉川保奈美さんと張の

やり取りを残り香の

力で見ることは止めていた。

今から張が行う性的拷問に

少しでも抗う気力を残して

おきたかったからだ。

「イゲイチヒロ。

コンナニ

ヌラシテイルノニ

デンマデモ

コエスラ

アゲナイトハ・・・

ホントウニ

オソレイル。

イマカラ

ユキニモ

ツカッタ

ワガクニノ

トクセイノ

ビヤクヲ

ヌッテヤル。」


クチュクチュクチュ・・・・・

クチュクチュクチュ・・・・

張が指に何か軟膏的な物を

塗り私の陰核から外の包皮

をめくり中の包皮にまで

念入りに塗り込みながら

反対側の指を1本私の膣内に

挿入しその中にまで軟膏を

塗られていくと私の中は燃える

ような熱さを感じた後

まだ指を入れられて

いるだけなのに

信じられないような快感が

股間から脳に

タキオン粒子並みの

速度で快感を伝えたと思うと

股間から何かが放出しそうな

もぞかしさを感じた。

私はそんな事できるはずない

そんなみっともない事・・・

と思い両手を握りながら無意識に

張の指の動き

その巧みな

出し入れから

逃げようと拘束されて

いる腰が前へ前へ

動こうとしていた。

「イゲイチヒロ。

ドウシタ?

キモチヨスギテ

ジブンカラコシヲ

フッテイル

デハナイカ?」


ガチャンガチャ・・・

(違います。

これはあなたの

はしたない指を

これ以上私の

膣内に侵入して欲しく

ないから逃げようと

しているだけですわ・・・)

私はそう思い込みながら

言葉にも出さずにただ

張の好きなようにさせ

好きなように言わせている。

させて言わせていると

言えば聞こえは良いが

今の私にはそれしか

選択肢が無いのも事実。

(熱い・・・

アソコの中が・・・

何を塗ったの?

これは・・・

媚薬など使った事も

無いから解らないですが

これほど即効性の

あるものなのでしょうか・・・

これは・・・

もう触らないでほしい・・・

指を・・・

指の出し入れを止めて

ください・・・)

クチュクチュクチュクチュクチュッ・・・

張は片方の手の指を私の膣内に

激しく出し入れしながら指の腹の

部分を私が膣内で

凄く感じやすい部分に

当てるように

しながらもう片方の

手は私の陰核を

まだ弾くように指で

こねていた。

クチュクチュクチュクチュッ・・・

コリコリコリ・・・

(・・・・

こんなのっ・・・

薬さえ塗られて

いなければ・・・

張慈円!

卑怯ですよっ・・・

こっこれは・・・

何かが出てしまうっ!

出てしまいますっ!!)

「ハハハハッ!

イゲイチヒロッ!

ミゴトニ

クビレタ

コシガ

ソノニクヅキ

ノイイシリノ

フリヲ

サラニ

ミゴタエノ

アルモノニ

シテイルナ!

コレハイイ!!

オオッ

ソロソロデルゾッ!!」


私は拘束された首を左右に

振りながら張の指を思いっきり

股間で絞めつけると唯一動く

膣内の筋肉で張の指を折って

やりたい気分になりながら

結果はそんなことも

できるはずも無く

無情にも私は

膣内から大量の

涙を噴き出していた。

クチュクチュクチュクチュクチュッ!!

ビシャァァァァァアッ・・・・・

ポタッポタッポタッ・・・

「うっ・・・うぅ・・・

(ダメですっ!!これは・・・

あぁ・・・出ちゃいますっ!)」


「スマシタ

カオシテイモ

シオハフクノダナ。

イゲイチヒロヨ?

コレハ2ドメノ

ゼッチョウヲ

ムカエタカナ?

ウン?

シカシ2ドモ

イカシテイルノニ

チイサナ

ウメキゴエシカ

アゲナイトハ・・・

ユキ

イジョウニ

ゴウジョウナ

オンナダ。

ヤハリ

ツギハコレカ?

コレハスゴイゾ

キジマサンノ

トコロニアルモノ

ニサラニ

カイリョウヲクワエタ

サンテンゼメ

ノシロモノ。

イゲイチヒロヨ。

サスガノ

オマエモ

コレニハ

カテナイネ。」


(ついに・・・

あの粉川保奈美さんに

使った道具を使う気ね・・・)

私は少し荒くなった息を

すぐに呼吸法で元の状態に

戻すと目を閉じ心を無にした。

「サアイレルネ。」

ズリュッ・・・・・・

「コレハスゴイ!

ハンドル

ヲニギル

テニマデ

オマエノ

シメツケガ

ツタワッテクル・・・」


ズリュリュリュ・・・

ズズズズ・・・・

(くっ・・・・

これは太いなんて

ものじゃないですね・・

膣内を圧迫する

力が凄いです・・・

えっそんな所まで・・・

そこは何かが入る所では

無いですよ・・・・

待って下さい・・・

あぁ・・・

脳が脳まで支配されて

しまいます・・・)

「ドウシタノカネ?

イゲイチヒロ。

マダバイブヲ

ソウニュウ

シタダケダゾ。

ソンナニ

ミリョクテキナ

シリヲ

クネクネサセルト

ワタシノ

セイリュウトウヲ

サキニイレタク

ナルデハ

ナイカ?」


(はぁはぁはぁ・・・

これはさすがに

キツイですね。

できれば

そうしてもらいたい

くらいです。

それで終わるのならば・・・)

「マア

ソウヤッテ

カンジナガラモ

ヒッシデ

ダンマリヲ

キメテ

オケバイイ。

ソレデハココト

ココニモシゲキヲ

アタエルノガ

カイリョウサレタ

コノマシンバイブ

ノスゴサナノダヨ。

イマハイッテイル

モノダケデハ

ナイネ。」


張はそう言いながら私の

膨れ上がった陰核を三又か四又

かは定かではないが先端の細い

ブラシのような感触の物で

挟みこんだ。

そして私のヒップの菊門にも

先端の細い棒状の物をあてがう。

「っ!!」

(そんな・・・

お尻と・・・

それにそんな所まで・・・

これではどこに神経を

集中させれば・・

あぁぁぁっ!!

うっうそっ

ちょっと待って下さいっ!!)

ガチャンガチャンッ!!

私は腕を繋がれている拘束具と

足の拘束具腰の拘束具全てを

大きく揺らせてしまい金具の音を

鳴らしてしまう。

シャリシャリシャリシャリッ!!

ウインウインウインウインッ・・・

陰核を挟んだ物と

菊門に当てられた

棒状の物が急に

動き出し両方にとてつもない

刺激を与えて来る。

「うぅ・・・・」

「ヤットクチヲ

ヒライタネ。

イゲイチヒロ。

ソレデハ

メインディッシュヲ

アゲヨウ。」


「それは・・

それはやめてくださいっ!」


私はついに中に入れられた物を

粉川保奈美さんのようにあの

激しさで動かされる恐怖で

張にそれをしないように

懇願してしまっていた。

(見てしまっているから

余計に・・・・

どうなるかが怖い・・

お願い止めてくださいっ!

普通にSEXを・・・・)

ドギュンドギュンドギュンドギュンドギュンドギュンッ!!!!!!

「!!!!!!っ

うぅぅぅぅっ!!!!!

くぅぅぅっ!!」


(こっこれは・・・

ダメです・・・

感じ過ぎるなんて

ものじゃないです・・・

膣内が壊れる・・・

おかしくなりそうです・・・)

「サア

ガマンシナイデ

モットナキサケベ!

イゲイチヒロヨ。」


(これは耐えれるわけがないです。

粉川保奈美さんがああなるのが

良く分かります・・・

そもそも・・・・

耐える意味なんてあるのでしょうか・・

耐えても耐えなくとも

犯されて帰されるのは

変わらない・・・

あぁ・・・・

もう歯を食いしばるのが苦しいです。

手も・・・・

爪が割れそうなくらい

力が・・・

あぁ・・

こんなに奥ばかり突かれると

力が抜けていくのですね・・・)

ドギュンドギュンドギュンドギュンドギュンッ!!!

シャリシャリシャリシャリシャリッ!!

ウインウインウインウインウインッ!!

ピチャピチャピチャピチャッ!!

「うぅぅぅぅっ!!

ああっ!!

あぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!

あぁぁぁぁぁぁぁっ!!

はぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」


私はついに張の責めに負け

握っていた手は開き切り

足の指は伸びきり

そして歯を食いしばり堪えていた

口からは今まで自分でも聞いた事の

ない大きな悲鳴を上げていた。

《第6章 温泉旅行 第44話 耐える意味 伊芸千尋 終わり》

筆者紹介

千景

Author:千景
訪問ありがとうございます。
ここでは私千景が書いた小説を紹介させて頂きたいと思います。
ほぼ私と同年代の既婚者が主役のものになるかと思います。登場人物同士が
つながりを持っていて別の物語では最初の物語の主人公が脇役を務める様な
小説全体につながりを持たせ想像を膨らませていけたらと思っております。
どうぞ宜しくお願い致します

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