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第6章 温泉旅行 第37話 救う為に 寺野玲華

ここが奴らが話していた

木島という男のマンションか。

私は後ろ手に革手錠を掛けられ

頭には未だ銃口を当てらてたまま

マンションの玄関が開いた音と共に

中に押し込まれた。

依然顔には袋を被せられている。

今もし肉体活性で周りに居る

マイクとそれに電話ではアレンと名乗って

居た男に運転手の男、この3人を

蹴り倒したとしたらおそらく

発砲され倒せても撃たれるか

他の2人も銃を所持していたら

それこそ倒す前に撃たれるか。

今はまだ動く時ではない。

それにこの場所にスノウが

居るかどうか・・・

「マイクっ

お疲れ様。

おっまた今度はナイスバディ

な女捕まえて来たな~

そいつもナントカていう

探偵女か?」


「キジマサン。

ソウデス。

コイツデス。

オレノアシヲ

オッタオンナ。」


「へ~

張がそこの部屋に

監禁している女も

美人だがそいつも

また美人そうだな~

ユキという女は伊東美咲似だしよ~

このムチムチ女も袋被せられてわからねえが

相当美人な感じがするしな?

その探偵事務所は

本当は芸能事務所なんじゃ

ないのか?

ははははっ

張は俺にすらあの

ユキという女

触らせてくれないけど

マイクお前そいつ

に復讐終わったら

俺にもやらせて

くれよ~」


「チョウサンハ

イマアノオンナニ

ゾッコンデスカラネ

ヨホド

アソコノグアイガ

イイノカ

ハハハハッ

キジマサンモ

コノオンナ

ヤリマスカ?

カマイマセンヨ

デハオレノ

フクシュウ

オワッタラ

フタリデ

セメマショウ

オレトキジマサンノ

ツインホウデセメタラ

コノキノツヨイオンナモ

イキクルイマスヨ

スコシキジマサンノ

ヘヤカリマスネ

キグハ

ソロッテマスカ?」

「ああ。

かまわないぜ。

器具は張が使ったけど

分娩台も拘束ギロチンも

四つん這いギロチンも

揃ったままだよ。

ピストンバイブも

ドリルバイブも

新しい物もあるぜ。」


(どうやら

ここにスノウが居るみたいね!

やはり・・・

張という男に・・・

犯されたんだ・・・

スノウ・・・

ごめんねっ

私のせいで・・・

しかしこの男達の会話。

私にどんな事を

する気なのよっ!

あっ・・・

今話していた内容だと

スノウにも

同じことをしたのねっ!!

許せないっ!

この男達今すぐ

私の蹴り技で

コテンパンに

したいけど・・・

銃さえ無ければ・・・)

私は頭を銃で抑えられ

今木島という男と

マイクが

話して居た部屋の

隣の部屋に

連れて行かれた。

そこでようやく

顔に被せられていた袋を

取ってもらうことができた。

「くっ・・・

なっ・・・何なのよっ

この部屋・・・」


その部屋はマンションの一室で

ある事には変わりないのであろうが

部屋には家具など一切なく

人を拘束するような器具が

2種類。

そして私は経験無いから解らないが

恐らく産婦人科にあるであろう

女性を診察する時に寝かせる

分娩台。

それにあのドットクラブの

橋元と美佳帆さんが居た部屋に

あったような物と同じような

器具が多数

陳列棚に置かれている。

(こいつら・・・

こいつらというか

張という男・・・

ここでスノウに・・・・)

私は今この部屋にマイクと

2人で居る。

革手錠で後ろ手に繋がれて

いても1対1で

マイクは右足を骨折

している状態。

幸い足は自由で

顔に被せられて

いた袋は外されている。

スノウを助け出してと

なれば難しいが私1人なら

この状態でもマイクに勝てる。

銃も今なら問題なく

処理できるだろう。

この部屋の外に

居るマイクの部下

と思える男2人に

残りは木島という男。

おそらくマイクの

部下もマイク同様

ボクサー崩れであろうが

勝てる自信はある。

問題は木島という男

戦えるのか戦えないのか

もし戦えるとしたらどれくらいの

戦力なのだろうか。

(考えて居ても仕方が無い。

ここにスノウが居てこの場所が

美佳帆さんや他の

所員達に伝えれないなら

私がやるしかない・・・

よしっ・・・

いくよっ!玲華っ!!)

ビュンッ!!!!!

バギッ!!

私は肉体活性により脚力を

最大限まで向上させマイクの

折れて居ない方の

左脚にローキックを打った。

「ウギャァァァアッ!!

アアッ!!

コッコノオンナァァァァッ!!!」


そしてすかさずハイキックでマイクの

銃の握っている右腕にヒットさせると

銃は宙に浮きその浮いた銃をもう1度

ハイキックで蹴り上げると銃はマンションの

天井を突き抜け落ちて来なかった。

(よしっ!

全然狙っていなかったけど

これはこれでラッキーだわ)

マイクの悲鳴で外の男2人が

部屋に入って来たが1人目は

左右のローからハイの

コンビネーションで瞬殺できた。

もう1人アレンという男は

やはりボクシング仕込みの

ジャブからストレートを打って

くるが私は2発を交わしたが

手が拘束されていてバランスを崩し

尻もちをついてしまう。

「マイクノアニキ!

オマエッ

コンナコトシテ

タダデスムト

オモッテイルノカ!!」


「アガガガッ・・

ウギギギ・・・

アァァマタ

オレタッ!

コノオンナ~

コノオンナッ!

モウゴウモンダケジャ

スマナイゾッ!!」


後ろの部屋で

床に這いつくばり

両足を骨折している

マイクは叫ぶだけで

立つこともできない。

もう1人の運転手男は

片足はおそらく

骨折でそのうえ

私のハイで気絶中。

あとは目の前で怒り狂っている

アレンという男。

(この男・・・

マイクの部下のようだけど・・・

ボクシングの腕・・・

マイクより上じゃないの?)

私は手で受け身を取れない状態で

尻もちをつきしゃがんだまま

アレンを見上げている。

(いてて・・・

自分の体重で

尾骨を思いっきり

打っちゃったぁ・・・

こんな事ならもう少し

ダイエットしておけば

良かったよ~ホント・・・)

「アレン

何を騒いでいるんだい?」


(木島!

この男何ができるの?)

私がアレンを見上げていると

木島という男が先程の拷問を

施すような部屋の横

事務室のような部屋で

玄関にもつながる部屋に

奥からやってきた。

(おそらくはあの奥か

さらにその奥にスノウは

居る。

玄関は後ろ・・・

私だけならこの状況でも

十分逃げれる。

肉体活性で走って

玄関を蹴破り逃げれば

摑まる事も無い。

しかし・・・

今ここに居るのがこの2人だけなら

こいつらを倒せばスノウは救える・・・

どうする・・・)

「アレン~

お前昇格だわぁ

もうこんな両足とも

女に骨折させられるような

ボクサー

義兄(アニキ)

もいらないって

言うぜ。

これからはお前が

ボクサー崩れ系の

腕利き集めて

指揮してくれよ。

義兄には俺から

言っておいてやるよ。」


「キジマサンッ

アリガトウゴザイマスッ!

マイクノアニキ

スミマセン

ソウイウコトミタイデス」


「ギジマザンー!!

ソリャナイデスヨッ

アギギギッ

キュウキュウシャヲ・・・

キュウキュウシャヲ

ヨンデグダザイー!!」


私は振り向きマイクを

見るが哀れなものだった。

仲間を見捨てるとは

やはり橋元の一味は

皆揃いも揃い

クズ揃いね。

そう思いながらスノウを救う為に

前の2人を倒すか。

それとも一旦ここは引くか・・・

(私がここから引けば

きっとこの男たちは

ここからスノウを連れだし

場所を変える。

そうすればまた一から

捜索・・・

選択肢何て最初からないわ。

スノウは私の為に囮になり

今この場所に居るのよ・・・・

そしてあのような機械で・・・)

私の気持ちは固まっていた。

《第6章 温泉旅行 第37話 救う為に 寺野玲華 終わり》


第6章 温泉旅行 第38話 従うしかない現実 伊芸千尋

(ここが美佳帆さんが

言っていた橋元の持ち物件

のドットクラブですか。

なるほど・・・

悪趣味なホテルですね。

こんなホテル普通に生活

していれば一生来ることは

無かったでしょうね)

しかし私は今

主人以外の男

しかも相手は今

対立している

橋元という男の

組織の幹部的

人物とここに居る。

「ココハ

ボスセンヨウノ

ヘヤダガ

オマエノヨウナ

ジョウタマト

タノシムニハ

コノヘヤガ

イチバン

キョウハ

トクベツダヨ」


張慈円。

橋元の悪事に加担している

アジア系の外国人で

暗器を使いの武術の腕を買われ

橋元に優遇されている男。

蟷螂のような容姿で

見るからに狡猾。

しかし私は

今その男の

部下に銀行に

勤務する優しく

真面目な主人の

命を盾に

取られ無条件の降伏を

受け入れざるを得なかった。

私は部屋には入ったが

まだドアの入り口付近に居た。

張慈円は

足早に室内に入ると

入り口から左手に

あるソファに座る。

入り口から右手には

露天風呂に繋がる

ガラス張りの両開き戸がある。

左手に入ると赤いじゅうたんを

歩くと向かい合うソファとその間に

ガラス張りのテーブル。

そのさらに奥には大きなダブルベッド。

その横に人を四つん這いに拘束

するようなギロチンのような器具。

その向かい側にも人をペケ字に拘束

するような磔の器具。

その脇に鞭。

など他にも人を拷問するような器具が

多々置かれている。

工事現場で使うのかと思うような

器具まで置かれていて私のこういう

事への知識では使い方すら解らない物も

多く置かれて居た。

(この男の言いなりになると

言ってしまった時から

SEXをされる事の覚悟は

できていたけど・・・

確かに美佳帆さんの言って

いた通りこの男は異常ね・・・

この部屋を選んだ時点で私に

あのような器具を使う気

なのでしょうけど・・・

さすがにここまでは予想外でしたね

そしてあのようなもので何をされるか

予想すら出来ないと言う事は

結構怖いものなのですね。

雪さんも同じ目に合ったのでしょうか?

今元気でいらっしゃれば良いのですが・・・)

部屋に入り入り口付近から

無意識に歩が進まなくなった

私へ張が

「ナニヲシテイル

イゲイチヒロ。

サアハヤク

コチラヘクルノダ」


私は今この男に

逆らえば主人の命を

危険に晒すことに

なるので指示に従うしかなく

ゆっくりと彼の座る

ソファの方へ歩み寄る。

主人には高校の同級生が

経営する探偵事務所の

事務を手伝っている。

現場に行くことは

無いから危険は無いと

話していて私としては

雪さんの立場で働いている

という感じで心配を

かけないように伝えて居た。

主婦が探偵事務所の

事務のパートに出ているという

くらいに思っていた主人は

「千尋~

お前探偵事務所の

事務ってこんなに

給料もらえるん!?

ちょっと俺

立場無くない?」


と驚いていたが

「経営している

同級生の奥さんが

さらに高校の先輩なのですよ。

その人に気に入って貰えていて

事務所も大きな仕事が

沢山取れていて

儲かっているみたいだから

私だけでなくみんな優遇されて

いるのですよ」


と言いそれで納得して

いたみたいだが

主人も

「そうなのか~?

探偵事務所ってそんなに

儲かるの?

俺も銀行員なんて

肩の凝る仕事

辞めて探偵事務所

やろうかな?」


と冗談か本気か

解らないような事を

言っていた。

そこは私も

(うちは特別だから)

と思いはしたが

口には出さずに居た。

そんな探偵事務所の

内勤のパート感覚で

していると思われてる

私の仕事が原因で

あの、人として全く

無害の絵に画いた

【良い人】

である主人を危険な目に

合わせたくは無い。

私は主人を愛している。

美佳帆さんや事務所の

所員達と比べてどちらが

大事かと聞かれれば困るが

それでも今は主人を

第一に優先しなければ

差し当たっての危機は

雪さんより主人である事は

間違い無かった。

(あの場で携帯を

落したのが運のツキ

でしたね。

主人がひどい目に

合わされる

よりは私がこの男の

慰み者になり済むので

あれば・・・

主人にバレないように

すれば・・・

明日以降も幸せな

生活は続くのですから。)

「サスガニ

オチツイテイル。

オビエテイル

ヨウスモ

ドウヨウシテイル

ヨウスモナイ

メンタルモ

モシカシタラ

ユキイジョウ

カモシレナイネ

ナルホド・・

ヤハリ

オマエハ

イイオンナダ」


張はソファに座り180㎝

近くはあるであろう長身を

支える長い足を

組み替えながら

張が座る向かいのソファの

前で座らずに立ち尽くす私を

顔から足先まで眺めながら

そう言った。

「1つ質問を

させて頂いても

宜しいですか?」


私は張に対する敵意を

全く出さずにまるで

ビジネスの取引の

相手に話すように聞く。

私と玲華さんは

潜入捜査を任される

事が多かったので

私はキャリアウーマンを

装う事には慣れていた。

玲華さんが苦手だったので

私が身に付けるしか

なかったのだが

元々勤務していた

弁護士事務所の

補助の仕事でも

対外的には秘書的な

仕事も任されていたので

元々の素養もあった。

そして感情を表に

出さないのは

今に始まった事では無く

大学時代に海外留学で海外に居たときに

友人からスカウトされて

カジノでカードゲームの

ディーラーのアルバイトを

していた時に身に付いたのだ。

張は不敵な笑みを浮かべるが

私が反抗もしない

もとい出来ない状態で

あると理解していると

悟ったのか余裕のある

表情で

「ナニカネ?

ハナセルコトト

ソウデナイコトモ

アルガ・・・

コノヘヤノキグノ

ツカイカタニ

ツイテナラ

クチデハナク

カラダデオシエテ

アゲルガネ

ハハハハッ」


私は張の言葉には

応じず質問を切り出した。

「質問は1つです。

私の同僚の

雪さんは

無事でしょうか?」


「ユキカ?

ユキハゲンキダヨ。

キクザワミカホ

ヲツルダイジナ

コマダカラネ

ダイジナコマノ

カチヲ

ソコネル

コトハシテイナイ。

モチロン

ケガナドモ

オッテイナイシ

アルバショデ

ユックリスゴシテ

モラッテイル。

タダニゲナイヨウニ

コウソクハ


シテイルガネ」

(嘘は言っていないようね。

怪我は負っていないが

貞操を損ねるような

行為は強いられたのでしょう。

雪さん・・・

無事でさえいてくれたら

後は宏君や哲司君、

それに美佳帆さんが

何とかしてくれるはず

そう信じるしかない。

それに今は大塚さん達も

居るし・・・

そうと解れば私は主人の

為にやるべき事を

やるしかないですね。

玲華さんの事も気になりますが・・・

すみません。

美佳帆さん、玲華さん

私はもしかしたら

この件はここで

リタイアかも

知れません。

雪さんの奪還の案件。

後は宜しくお願いします)

主人の危険も顧みず

最後の抵抗を試みなくては

いけないような

最悪の事態にはまだ発展は

していないと推測した

私はこの場は張の要望通り

にするのが1番全てに

置いて被害が少ない事と

判断した。

この男が全て本当の事を

話しているなら人質は1人で

充分との事。

ここで事を為せば私は返して

貰える。

事を終えた後の私がどうなっているか

普通に主人や事務所の皆の顔を

見れる状態にあるかは

これからこの男が私に行う行為に

もよるだろうが

その内容も反発せずに徐々に

交渉して行けばこの男の機嫌を

損ねることなく

緩和させれるでしょう。

自信はあった。

私の交渉術は相手がどのような

人であっても

自分の感情は置き去りにして

まずは歩み寄り相手の手を取り

少しづつ私の行きたい方向へ導く事、

相手にはそのことを悟られずに。

(いくら従うと言っても

私も一応35歳の結婚している

女性なのです。

出来ることと出来ない事があります。

それにしたくない事もありますよ。)

「とりあえず。

雪さんが無事という事は

信用しても宜しいみたいですね。

解りました。

ありがとうございます。」


私が彼の向かい側の

ソファに座らないのは

本能的に彼の圧倒的な雄としての

強度に怯えていたからかも知れない。

それに彼の放つ、特殊な力を持つ人間同士に

しかわからないオーラの種は、

既にこの部屋に張と2人で居る時点で

私の精神は彼に犯されているような

気になってくる。

そんな中で今から

私は主人の身を守る

代償を彼に与えていく中

私自身の被害を

最小限に抑えるための

戦いが始まろうとしていた。

《第6章 温泉旅行 第38話 従うしかない現実 伊芸千尋 終わり》

第6章 温泉旅行 第39話 通じない交渉術 伊芸千尋

「ソンナトコロニ

タッテイナイデ

スウワレバ

イイモノヲ

ヨホドワタシガ

キライダトミエルネ。

マア

トウゼンダロウガ

シカシワタシハ

ユキモ

ソウダッタガ

キラワレレバ

キラワレルホド

モエル

タイプデネ」


私はまだ張が掛ける

ソファの向かい合う

ソファの横で立っていた。

張が言うように好き嫌いなどは

問題では無く

ただ彼の正面に対峙する

空気感が嫌だった。

「好きや嫌いというような

感情はあなたには

持ち合わせてはいません。

行っている行動には

嫌悪感は感じますが

それも主人を見張らせている

あなたの部下に引き上げるよう

命令をして下さり

私の同僚の雪さんを

このまま無事に返して

下されば

問題はありません。」


「ホウホウ。

コノゴニ

オヨンデモ

マダユレナイネ。

キョウジンナ

セイシンモ

ワタシゴノミヨ。

アノ

シリノデカイ

ケリワザオンナモ

ビジンデ

キョウジンナ

カラダニ

ココロヲ

モッテイソウデハ

アッタガ

ヒンセイニカケルネ。

ヤハリワタシハ

チヒロヨ。

オマエノヨウナ

ツヨクテ

オレナイ

ココロト

レイセイナ

アタマヲ

モツオンナガ

コノミダ。」


張はまだ私に

何をしろとも

そして自分から何かを

してくる気もないのか

ただソファに座り先程

火を点けたタバコを

吸いながら

私の全身を

眺めている。

「私はあなたに

好かれようが

嫌われようが

かまわないのですが

ここに来ただけでは

主人に付けている

あなたの部下を

引き上げさせて

くれないので

あれば

あなたの要望を

飲む気でいます。

それはここに来た時から

何かはさすがに想像は

つきますので

今からすぐにあなたの

要望にお答えする為に

ベッドに行きたいのですが

張さん・・・

あなたにはそのおつもりは

無いのでしょうか?」


私は張の対面にある

ソファに腰はかけずに

しかしソファの前に立ち

張のその蟷螂のような

狡猾なそれでいて

全身に穴が開きそうなくらいの

圧力のある視線を受け止めた。

「モノワカリガ

ヨクテタスカルネ。

チヒロ。

シカシイキナリ

ベッドデセックスハ

ワタシノリュウギ

デハナクテネ

オマエニハコノ

メヲ

ヤラレタ

カリガアルシ

ソレナリニ

イタミデハナク

ベツノコトデ

ナイテ

モラワナイトネ」


(この男と

普通にSEXするだけでも

相当の覚悟がいるのに・・・

こちらから誘っても

応じないか・・・

早く済ませれば

つまらない事をされずに

済むと思っていましたけど・・・

あの鉛球で負傷させた

目の恨みですか・・・)

「そうですか。

私もどうせするなら

主人としているように

あのベッドで

あなたと楽しみたいと

思っていましたのですが・・・

あなたはどうしても

あのような器具で私を

慰み者にしたいわけですね?」


「ウン。

ソウダネ。

オマエニハスコシ

シュコウヲ

カエルツモリダヨ。

ダンナト

ドウヨウニ

セックスヲスル

トイッテモソレハ

シバイダロウ。

フクジュウトハ

カケハナレテイル。

ワタシハ

ユキノヨウニ

オマエヲ

ココロカラ

ワタシニ

フクジュウサセル

ノガモクテキヨ。」


(スノウさんが心から

張に服従していると

言うのですか?

そんな話

信じられないですが・・・

あのスノウさん、雪さんが

このような男に・・・)

「そうですか。

今このような場所に

お付き合いしているのが

あなたに十分服従している

という事にはならない

のでしょうか?

私としてはかなり

屈辱的な事では

あるのですが

そのうえ主人と

同じように

主人とするように

あなたに

この身を捧げる・・・

それ以上の事って

何があるのでしょうか?

本来なら生涯の伴侶にしか

しないような事をあなたと

なさるとまで申し上げても

その目の償いには

なりませんか?」


私の心は揺れていた。

この男とそもそも

こういう話で交渉する事など

最初から無理だったのかも

知れない。

私は此処に来た時点で

SEXをする覚悟までは

できていた。

しかしウチの事務所の

女性エージェントでも

性的拷問経験のある

エージェントは居るが

私はまだそのような

状況に陥った事も無く

今後もそのようなものは

受ける気は無かった。

おそらくは先程

張が言っていた雪さんが

服従したとは

性的拷問によるもので

それは心から服従

したわけでは無いと思う。

しかし手法はともかく

女性工作員や女性捜査官などを

服従させる手法の1つとして

性的拷問を用いるのは張の国では

主流でありまたその技術にも

長けていると聞いた事がある。

私は心の奥底でそれを

恐れていた。

(普通のSEXの方がまだ

マシですよね。

この男がその技術に長けている事は

小耳に挟んだ事はありましたが

興味も無いので

深く心に留めていなかったですね。

さて・・・

価値観の違う相手との交渉は・・・

さすがに難しいしもう

彼も何かをしてくるかも

知れません。

私に出せる最高の

カードの主人と同じように

SEXの相手をする

それ以上のカードは・・・)

考えがまとまらない。

そもそもこのような

イレギュラーな

交渉は初めてであるし

想定もしていなかった。

「チヒロ。

オマエハ

カンチガイヲ

シテイルネ。

ココニコウシテ

イルジテンデ

オマエガワタシニ

ナニカヲ

ヨウキュウ

デキル

タチバデハナイ。

ワカッタカネ?

ソレデハマズ

ソノワタシニ

サカレテ

キレイナアシガ

ロシュツシテイル

スカートヲ

イマココデヌグネ。

オマエハ

コザカシイカラ

3ビョウイナイニ

ヌガナイト

ブカニ

シジヲダス。」


(それくらいなら

簡単だわ)

私は張がスマートフォンを

持ち今にも電話を掛けそうな

所作から本気と判断し

すぐにスーツの下である

タイトスカートのファスナを

下ろしスカートを足元まで

ずらした。

「3ビョウイナイ。

OKね。

ホウホウ。

アオノ

シタギガ

ニアウデハナイカ。

オマエモ

ユキノヨウニ

キャシャナ

オンナニミエタガ

ヤハリ

アノケリワザガ

ツカエルノダ

アシハ

キタエテアルヨウダネ

イイアシヲ

シテイルデハナイカ

ツギモソノパンストヲ

3ビョウイナイニヌグネ。」


張はまた同じくスマートフォンで

電話を掛ける準備をしながら

私の迷いを無くすため3・・・

2・・・

と秒読みを始める。

私は心は揺れているが表情も変えず

薄いベージュのパンストを素早く片足

ずつ抜き取った。

「ホウ~・・・

イイアシシテイル。

アノゴウカイナケリワザ

オンナノヨウニミルカラニ

ニクヅキノ

イイアシデハナク

ユキノヨウナホドヨイ

ニクヅキデモナク

ヒツヨウナブブンニノミ

ムチットツイテイルヨウナ

ホウ~・・・

モウスコシホソイト

オモッテイタガ

コレハマタ

イガイダッタガ

ワタシニハ

ウレシイゴザンカ」


私の下半身に集中する視線が

蛇に巻き付かれているような

感じを受け本当に不快であったが

私は何事も無いように

表情も変えずに

白のブラウスに

下は青の下着のみを

身に着けた姿で

ただ張の視線を受けていた。

《第6章 温泉旅行 第39話 通じない交渉術 伊芸千尋 終わり》

第6章 温泉旅行 第40話 最高の掘り出し物 張慈円

(コレハイイ。

ワタシハ

ユキガサイコウノ

エモノトオモイ

マンゾクシテイタガ

コノオンナノ

スマシタカオダチ

ホソミニミエテ

イタガ

イガイナ

ニクヅキ。

スグニオレナイ

セイシン。

ユキニマサルトモ

オトラナイ・・・

イヤユキイジョウカモ

シレナイ。

ワタシハ

ドットクラブニ

ノリコンデキタ

3ニント

キクザワミカホ

ヲアワセテモ

ユキガ1バン

コノミデアッタガ

マダコノワタシノ

ヨクジョウヲ

ココマデユサブルオンナ

ガイタトハ・・・

トンダホリダシモノダネ)

私は私が暗器で斬り裂いた

スーツを脱ぎその下に身に

着けていたパンストを脱ぎ

素足に青の下着姿を

晒しそれでも

平然と立ち尽くすこの

伊芸千尋という女に

今木島さんのマンションに

捕らえてある斉藤雪以上の

興味を示していた。

(サテ

ドウゴウモン

シテヤロウカ・・・)

伊芸千尋は無言で次の指示を

待っているのか

私を見据えているように

見え決して視線は

合わさずに居た。

私はやはりこの女には

雪の様に分娩台よりは

いきなりこの姿で

四つん這い拘束を

してみたくなり

スマートフォンを握り

掛ける準備をしつつ

「ソレデハ

ツギハコッチダ」


私はソファから立ち上がり

ベッドの横にある

四つん這いに拘束し

ギロチンに掛ける

拷問具の横に行き

「ココデ

イヌトオナジ

カッコウヲ

シテモラウ

10ビョウヤロウ」


「・・・・

犬とは・・・

ようはそこに

四つん這いになり

首と手を拘束されれば

良いのですね。」


事も無さげにそう言い放ち

伊芸千尋は早足で

ギロチン台の近くまで

来ると躊躇なく白のブラウスに

青のショーツのままで

自ら首をギロチンに掛け

両手を拘束台に差し出し

そのまま四つん這いになる。

私はその潔さにも

心が躍ったが何より

伊芸千尋のその細い腰から

尻のラインに描くクビレが

目についた。

(ユキトカワラヌ

ホソイコシ

ソレニユキヨリモ

ニクヅキガヨク

ミエルシリニ

フトモモ

コレハイイ

サイコウノ

ホリダシモノダヨ)

私はギロチンに何の迷いも無く

10秒以内で四つん這いになり

自ら首に手を差し出した

伊芸千尋を首と手を動けなく

拘束するためにギロチン台の

紐を引き首に手を革手錠で

拘束する格好にさせた。

「10ビョウOKね。

ツギハコシト

アシヲアバレナイヨウニ

コウソクスルヨ」


「・・・

こんなに用心深く

しなくても・・・

主人を盾に取られて

いるだけで

あなたには

逆らえませんよ。

それにもう

戦う気もありませんのに」


私は四つん這いの伊芸千尋の

腰の部分に革ベルトをはめ

位置を下げるために紐を

引くと伊芸千尋の腰は

下がりそのクビレは更に

見事に小さすぎず大き過ぎる

事もない見事な丸みと曲線を

描く青の下着を張りつめる尻を

突き上げるよう強調させる。

そして足を動けないよう

革手錠をはめ最後の拘束を

かけながら

「コレハ

オマエガ

アバレナイヨウデハ

ナク

カイカンカラ

ニゲダサナイヨウニ

スルタメヨ。」


伊芸千尋は動けないまま

今までこの器具に拘束して来た

女たちの様に動けないのが

解っているのに無駄に腰や

足を動かすようなお嬢際の

悪い事もせずに

ただ私の言葉を聞いていた

だけであった。

「ハハハ

クールナオマエガ

ドノダンカイデ

ナキサキビ

カイラクニマケルカ

タノシミネ。

アノユキハ

カナリガマン

シテイタネ

イゲイチヒロ

アマリスグニ

オチテ

ガッカリサセナイデ

クレヨ」


指示には従うが私の

言葉には乗ってくる

様子も無い伊芸千尋は

相変わらず口も開かずに

ギロチンに拘束されたまま

微動だにせずにいる。

「ソノスカシタ

カオガドウ

ヘンカシテイクカ

イツマデ

ソノヨウニ

ダンマリヲ

トオセルカナ?」


私は手始めに

電気マッサージ器で

股間を責めセクシーな

青の下着を変色させてやりたく

手に電気マッサージ器を

握り伊芸千尋の丸く形の

良い尻の前に居た。

《第6章 温泉旅行 第40話 最高の掘り出し物 張慈円 終わり》



第6章 温泉旅行 第41話 私の覚悟と守りたいもの 伊芸千尋

このような格好

みっともなくて

人に見せられるもの

では無いが今この

部屋に居るのは張慈円

ただ1人。

彼はおそらく

女性のこのような格好は

見慣れているのだろう。

(さすがに

手と足それに

首が動かせないと

言う状態で真後ろに

気配を感じると

気持ちの良い物

ではありませんね。)

私は四つん這いに拘束された

状態で真後ろに張が居る

この何をしてくるのか

何をされるのか

解らないが必ず何かを

それも私の望まざることを

してくるのが解りきった

状態に正直戦い以上の

種を異とする恐れを

抱いていた。

しかしそんな事は表情にも

勿論言葉にも出さずにただ

彼の気のすむまで好きに

させ時間が過ぎゆくのを

待つしかなくその見返りに

私の不注意により今

張の部下に見張られている

主人に手出しをしないで

帰還させれる。

その為なら不注意で相手に

スマートフォンを落とし

拾われてしまった私が

報いを受けるのは当然だ。

その覚悟はできていた。

主人にそれに雪さん

美佳帆さん、菊一探偵事務所の

所員達。

私が自分の貞操以上に守りたいもの

守りたい人達。

その人たちの為なら

私は耐えれるし、張の思い通り

声を上げたりなど

彼を喜ばせるような

事などするつもりはない。

もし私に子供が居れば

子供も私の守りたいものの

内に入るのだろうなと思う。

しかし私と主人の間には

子供はおらず出産も未経験であった。

ウインウインウインウインッ・・・

(何の音?

恐らくはベッドの脇の

陳列棚に並んでいた

悪趣味な玩具の中の

何かですね・・・

それを私に使う事くらい

予測はできていましたわ。)

「イゲイチヒロ。

デンマ

ハハジメテカネ?

コレハイッパンテキニハ

キョウリョクナ

オトナノオモチャ

トシテツカワレテ

イルガワ

タシニトッテハ

マズハ

テハジメテイドノモノ

セックスデイエバ

ヌラスタメノ

アイブトナンラ

カワリナイ

タダノゼンギダヨ。」


(デンマ?

電気マッサージ機の

事かしら?

・・・・

なるほど・・・

そう言う風に使うのですか・・・

好きになさればよいですわ・・・

以前にあたなにここに

繋がれた人のようには

ならないですわよ・・・・)

私は

【残り香】

の能力でここに繋がれた時に

無意識にこの拘束台を

読み取ってしまいその女性

コガワホナミ

と張が呼ぶ黒髪のストレートの

美しい髪の美人な女性が

ここに拘束され

おそらくは今張が手に取る

電気マッサージ機で白の

下着の上から股間に当てられ

大声で泣き叫んでいるのが見えた。

(酷い事をするものですね。

この女性・・・

コガワホナミ?

張は旦那にオオツカの

スパイをするように

コガワホナミから

も頼むようにと

言い拷問を続けている・・・

この映像は4日前・・・

雪さんが摑まる・・

玲華さん達がドットクラブに

行く1日前の事・・・

オオツカとは

もしかして・・・

あの美佳帆さんの

大学の同級生の大塚さん?

という事は・・・

最近大塚さんの部下として

異動になってきた3人の刑事・・・

確か・・・

杉さん。

斉藤さんに

粉川さん・・・

そう粉川さんだ・・・

という事はこの綺麗な

女性は粉川刑事の

奥さん!?)

!!!

っ・・・

ビィィィィィンッ!!!!

私が残り香で読み取った

この拘束台に私の前に

繋がれて張に拷問を受けた

女性が私達

菊一探偵事務所の所長的存在で

所長の奥様の美佳帆さんの

友人の刑事大塚さんの部下の

粉川さんの奥様であるのではないか

という事に気づいた瞬間

私の股間に大きな振動と

驚くほどの刺激が押し寄せてきた。

私は身体を繋がれているので

身を引いたり動かしたりして

その振動が与えて来る刺激から

は逃れられずその振動を当てられて

いる部分を包んでいるのは

薄地のブルーのシルクの下着

ただ1枚である。

その頼りにもならない

唯一の防具の上から

身体を引き交わすこともできないので

その刺激を100%の威力で

私の女芯の核で受けきるしかなく

心は伴わないが快感はやはり

有りしかも予想以上に強い。

今しがた私の推測では

大塚刑事の部下の奥さん

である可能性が高い

コガワホナミさんが

残り香で見えたシーンでは

『もう何度も逝っています!!!

許して下さいっ!!

主人をっ主人を貶める

ようなそんなことを

主人にお願いなどできませんっ!

あっあああっ!

いやっまた逝っちゃいますっ!!

あぁぁぁっ!!』


という声を上げながら

白のショーツ越しですら

水鉄砲のような勢いで

股間から大量の水滴を

放出しながら気を失っていた。

その代物が今張が私の股間に

当てている物・・・

(これは・・・

確かに厳しいですね・・・

予想以上の刺激と・・・

振動が・・・

それに身体を動かせずに

居るので・・・

まともに私の芯が

振動を受けてしまう・・・

困りました・・・

快感が強すぎます・・・

残り香で・・・

コガワホナミさんの

あの後のシーンから・・・・

あの方が本当に

大塚さんの部下の

粉川さんの奥様かどうか・・・

それと奥様を利用され

何らかの方法で

もし本当に粉川さんが

大塚さんのスパイを

仕方なくでもされているのなら・・・

私達の事務所の所員や

美佳帆さん・・・

それに大塚さんも危ない・・・

うっ・・・

しかし残り香を発動させようにも・・・

この機械の刺激が・・・)

私は繋がれている両手に

拳を作り握りしめ

残り香で見た

コガワホナミさんの

ように快楽による悲鳴を

上げないよう必死で耐える作業に

神経を費やすのが精一杯であった。

《第6章 温泉旅行 第41話 私の覚悟と守りたいもの 伊芸千尋 終わり》

第6章 温泉旅行 第42話 得た情報の代償 伊芸千尋

ガチャッ!!

ガチャンッ!!

ウインウインウインウインッ!!

ブルルルルルッ!!!

ピチャ・・・ピチャッ・・・

張慈円が私の残り香の力で

このギロチン型の拘束器具から

読み取った情報の

コガワホナミさんと同じように

私へも電気マッサージ機で

四つん這い拘束の状態から

下腹部へ刺激を与えて来る。

その電気マッサージ機の音に

私が堪える為に拳を握り

全身に力を入れるたびに拘束具の

金具のガチャンという音が混じる。

その中に水滴の音も混じるが

私の股間から潤いを感じるのは

このようなありえない刺激を

与えられているので仕方のない事。

そもそもこの男とSEXをする

覚悟でここに居るのでその流れで

股間を潤わせるのは普通の事・・・

何も悪い事ではないし乾いたまま

挿入され陰部を傷つけられるよりは

余程良い。

『アオノシタギガ

コク

ヘンショクシテキテイル。

イゲイチヒロ。

ヤハリオマエモ

オンナザカリ

ノタダノ

メスヨ。

コエモダサズニ

スマシテハイルガ

コンナニ

ヌラシテイル

デハナイカ

ハハハッ

シカシ

セイテキゴウモンニ

タエルクンレンヲ

ウケテイルワケデハ

ナイデアロウニ

ココマデ

ヒトコトモ

ハンコウテキナ

コトバモ

ワタシヲセメルヨウナ

コトバモ

セメヲヤメルヨウナ

コトバモ

ハッシナイ

トハナ・・・・

マスマスアトガ

タノシミナオンナダ』


(この男は

生粋のサディストですね。

純粋な性欲でこのような

行為をしているのではなく

この性的拷問で女性を

攻略しているような・・・

そして攻略が難しと

思う女性ほど楽しんで

行為を行っている・・・

そんな感じですね・・・

しかし・・・

このマッサージ機の刺激は・・・

さすがに張も解っているのか

私の芯をまともに捕らえて

振動を当て来る・・・

これは・・・

さすがに・・・)

私は主人とのSEXでも

普通にいつも気持ち良くなれる。

主人と知り合う以前

にも男性との付き合いは

何人かあったが

SEXに至る場合は

いつも気持ち良いと思いながら

できていた。

しかし・・・

これは・・・

この快感は

SEXのそれでは無いと思う。

身体の感じる部分に

極度の刺激を

与え無理やりに

快感を押し売りしてくる

まさしくそんな感じである。

それでも私は・・・

そんな快感と戦いながら意識を

目と目の間に集中させ

股間に来る刺激を

まともに受けて

しまうのも覚悟で

【残り香】

の力を発動させて

先程のコガワホナミさんと張慈円の

やり取りから情報を得ようとした。

キュイーン。。。

~◦~◦~◦~◦~◦~◦~◦~◦~◦~◦~◦

『コガワケイジノ

オクサン。

アンタソンナニ

イキマクッタコト

ナイネ?

ソロソロ

コノデンマ

イガイモ

アジワッテミルカネ?

ソレトモ

ダンナサンニ

オオツカケイジカラ

ソウサノ

ジョウホウヲ

キキダシ

ワタシニ

ホウコクスルヨウニ

マエノ

ガメンヲミナガラ

オネガイ

シテミルカネ?

ソウスレバ

モウゴウモンハ

オシマイ。

アンタノホシイ

ワタシノ

コノ

セイリュウトウデ

コカンヲ

ブチヌキ

スグニ

ラクニサセテヤルヨ』


(なんという・・・

酷い事を・・・

これは・・・

粉川刑事の奥さんを

いたぶるシーンを撮り

粉川刑事に送り

大塚さんの動きを

内緒で知らせるために

している事なの?)

張慈円が

電気マッサージ機で

粉川保奈美さんを

もう数回

絶頂させた後、

彼女の紺の

スーツのスカートを更に

腰まで上げ白の下着を

膝までずらした。

「お願いしますっ!

もうっもうやめてくださいっ!

主人を裏切らせる

なんて無理ですっ!

それにこんな事っ!

私結婚しているんですよっ!

もうっもうっやめてくださいっ!

お願いしますっ!」


最初に見えたシーンでは

粉川保奈美さんは

逝くっと叫び意識が

遠のいていたが

下着をずらされまた

意識が戻りつつあり

既に顔は紅潮し

ピンク色で涙を流しながら

張慈円に訴えるが

この男にそんな言葉は

何の意味も無いと

言う事を過去の出来事

ながら私はこのシーンを

読み取りながら

思っていた。

『オマエハ

バカカ?

オマエケッコン

シテイルカラ

コガワケイジノ

ツマダカラ

コノヨウナゴウモンヲ

サレテイルノダゾ。

マアイイ。

オマエカラ

タノンデモラワナクテモ

ヤサシイ

コガワケイジハ

オクサンノ

コンナスガタヲ

ミレバ

ワタシタチニ

オオツカケイジノ

ウゴキヲ

ホウコクスルハズ

ハハハハッ』


張慈円は

粉川保奈美さんの

ヒップを数回張り手で

打ちながら

大笑いしている。

(この男・・・

やはり許せないですね。

スノウさんにも

似たような事をしたのでしょうね

そして今私にも・・・

うぅ・・

これは・・

ダメですっ・・・

女芯への刺激が強すぎるっ

いっ・・いくっ

いきますっ・・・)

私は残り香を発動させ

粉川保奈美さんと

張慈円の

4日前にこのギロチン型の

拷問器具で起きた出来事を

読み取りながら声も上げずに

張慈円の

電気マッサージ機の

女芯への責めにより逝かされて

しまっていた。

私は残り香を使うと

張の責めから耐える為へ

神経が集中できないが

引き続き2人の会話から

情報を得るために残り香を

発動させ続けた。

(この先にもし

粉川刑事が落ちていたと

したら今事務所に来て

美佳帆さんと画伯君と

一緒に水島を見張っている

粉川刑事はこの男達と

通じているという事になる・・・

私がこの男からの責めに根を

上げないよう耐えるより・・・

残り香から得る情報の

方が大切ですね。。。

例え・・

先程の様に逝かされようとも

それで何かを失う訳でもありません。)

私は張の責めを無防備で受ける覚悟で

現在の粉川刑事の置かれている立場を

知る為に意識を残り香に集中させた。

《第6章 温泉旅行 第42話 得た情報の代償 伊芸千尋 終わり》

第6章 温泉旅行 第43話 マイクの失脚と救われる者 寺野玲華

私は尻もちをついたまま

長身の元ボクサーの男

アレンというマイクの部下

を見上げたまま

さらにはその後ろに居る

木島という男にも注意を注ぐ。

(あの木島の後ろの

奥の部屋・・・

おそらくは

あの部屋にスノウが居る

私の後ろが玄関。

正直逃げるだけなら

簡単だがここまで

来てスノウを連れだせずに

逃げるなんてできないわ。)

隣の部屋では私に

残りの片方の足も折られ

見事に両足骨折となった

マイクが喚き散らしている。

「アレンっ

その女早く捕まえて

2人で遊ぼうぜっ

奥の美人は張が

手出しするなって

言うしよ~

俺は奥のスカした

美人よりもそっちの

グラマーなちゃきちゃきした

お姉ちゃんのほうが好みだぜ

見事こいつを捕らえたら

アレンっ

お前は正式にマイクの代わり

に昇格だぜっ

やってみな」


木島が玄関とつながる

事務室のような作りの部屋の

椅子に座りながらアレンに

そう言った。

「ワタシハ

マタベツノオンナ

ヲトラエタトキニ

タノシマセテ

モライマスヨ。

キジマサンガコノ

ムチムチシタ

ケリワザ

オンナ

キニイッテイルナラ

コイツヲ

トラエテ

キジマサンニ

ショウカク

サセテモラウ

オレイニ

サシダシマスヨ。」


アレンが尻もちをついたまま

立つタイミングを見計らって

いた私にジリジリと

距離を詰めて来る。

私は足払いでそのまま

この男の足も折ってやろうと

狙っていたがこの男は

やはりマイクよりも出来る

ようで意外に隙が無かった。

「サア

ケリワザ

オンナ

オトナシクシロ

キジマサン

セックスノプロ

ワルイヨウニハ

シナイ

キット

キモチイイカラ」


「バカ言わないでよっ!

誰があんな坊主頭の

バカそうな男とっ

そっちこそ

早くウチの所員を

返してよっ!

そうすればマイクの様に

両足を骨折して

1人でトイレにも行けなく

ならなくて済むかもよ」


私の言葉にアレンより先に

木島が挑発に乗ってしまう。

「このデカ尻女言うね~

黙ってアレンとの

戦いを見守ろうと

思っていたが

俺はお前のような気の強い

肉付きの良い女を

ハメるのが好きでね~

さあ動くなよ~」


(やはりこいつも

これか・・・

予想はしていたが

木島は銃を出して来て

銃口を私に向けている)

「銃を使うと言う事は

アンタ自身は大したことの

無い男という事ね・・・」


私は尻もちをついたまま

アレンより木島の指先に

神経を集中していた。

(最悪この男が銃を

放っても肉体活性で

跳躍すればアリサ程では

無いが私も

かなり飛べるのよ。

真上に飛び一気に

木島の腕を

取り銃を奪うか・・・

アレンが邪魔を

する暇もない

速さでやるしか・・・

ここまで来て

再度お手上げして

この男に

身体を弄ばせてやる気

何てないんだから)

私が木島の指に集中し

背中に汗を感じながら動く

タイミングを見計らっていた時

バキッ!!!

いきなり私の真後ろの玄関扉が

開いたのではなく

明らかに破壊されて

破られた音がした。

私は目の前の

木島に集中していた

意識を一気に真後ろに

向けてしまうと

私に向けてでは無く

玄関を破った相手に

木島が発砲してしまった。

ドキュンッ!

バシッ!

「うおっ!

いきなり撃ってきたぞこいつっ!

哲っ!

話が違うやないかっ」


「モゲよ。

この俺が銃ごとき

おそれてるて言うんかい?

うん何かね?

それともお前は銃ごときで

根を上げるタマなんか?

だからお前はいつまでたって・・・

あれ?ひっ姫っ!

お前なんでこんな所で・・・・」


とりあえず木島が発砲した相手は

私にとって敵では無かったようだ。

敵では無く私に取って今は

救いの神の様に見えた。

木島は発砲した相手は素手で

拳銃の弾を受け止めた私の

所属する菊一探偵事務所の

副所長、豊島哲司。

木島は人間を見る

視線では無い化け物を見る様な

視線を向けてパニックになり

もう1発次は哲司と

一緒に入って来た

前頭部がかなり上がった残念な

髪型になりつつある

私の同級生に向けた。

「モゲ君!!危ないっ!」

私は2人の突入と同時に立ち上がり

態勢を整えると木島の銃弾の先を

見る。

ドキュンッ!!!

ピキーンッ!!

「こっこいつらっ・・・

菊一の奴らか!?」


何とモゲ君は哲司の様に銃弾を

掴むのとはまた違うが木島の

放ったモゲ君めがけて命中する軌道で

飛んだ銃弾を黒い手袋を履いた

ナックルで打ち返した。

打ち返された銃弾は木島の頬を

かすめ木島は完全に

戦意を喪失している。

「玲華ちゃんっ!

大丈夫か!?

てか何でこんな所に・・・・

おうおうっ哲よっ!

誰が銃ごとごときに

根を上げるって?

この三出満春

銃でも大砲でもこの

アイアンナックルで

打ち返したるわっ!!

ああぁっ!でも痛いっ!

防弾手袋でも痛いもんは

痛いっ!!

あの小坊主~この俺が

こらしめたるっ!」


救いの神とはこの事だった。

私はまず2人に手短に

現状を伝える。

「和尚!モゲ君っ!

とりあえず助かった

ありがとう!

ここにスノウが居るの!

奥の部屋っ!

私が向かうから2人はこの

2人足止めしてっ!

お願いっ!」


2人は私の言葉に

いつものノリの

バカな漫才を止めて

くれて表情が引き締まった。

私はそのまま肉体活性で

脚力を増強するとアレンと

木島の横をすり抜けるように

奥の部屋を目指したが

2人は私など

気にすることも

無くただ茫然と

立ち尽くしていた。

哲司と三出君の戦闘力に

戦意喪失したのかも知れない。

私が木島の後ろの部屋に突入すると

そこは普通のデスクとベッドがある

個室でその奥にさらに

部屋があるようだった。

私はその部屋を目指し入ろうと

すると後ろから

「アレン逃げるぞっ!

こいつらやばすぎるっ!

義兄や張や無いと

話しにならんっ!

マイクは残念やけど

置いていくぞっ!」


と木島の声の後

ドキュンッ!

ドキュンッ!!

と銃弾が2発聞こえた。

私はあの2人の事だから

大丈夫だろうと思い

哲司と三出君の心配は

しなかったが銃で威嚇され

あの拷問部屋の隣の

キッチンからアレンと

木島は逃げたのかも

と思ったが2人を

取り逃がした事など

全く問題ないと思った。

それより帰って来るものの方が

大きかった。

私は最後の1番奥の部屋を開けた。

ガチャッ!!

「スノウッ!!」

そこには全裸で足を鎖に

繋がれベッドの足に拘束

されているスノウが居た。

スノウは力の無い視線を

私に向け最初は誰か気づいて

いないような感じだったが

やっと私と気づき

「れ・・い・・か・・さん・・

れいかさん・・

無事だったのですね・・

良かった・・・」


(スノウ・・・

クールで可憐なアンタが・・・

一体どんな目に・・・)

私はとめどなく溢れ出る涙を

ぬぐいもせずにスノウに駆け寄り

力一杯抱きしめた。

「スノウ・・・・

無事だったよ~

アンタのおかげで・・・

ごめんっ!

ごめんねっ!」


スノウの身体には殆ど

力は感じられず元々

華奢なスノウがさらに

細く感じる。

「玲華さんが

無事なら・・・

それで良いのですよ」


(この子・・・)

私はあのドットクラブで

スノウと一緒に脱出を

試みたあのエレベーターの

前まで・・・

あの時あの瞬間まで仲間では

あるが特にこの子を好きと思っては

いなかった。

どちらかと言えば能書きタイプの

女は千尋同様嫌いであった。

しかし今私はスノウをこのような目に合わせ

千尋ともはぐれてしまい安否の確認も

できていない。

(とりあえず

酷い目にはあったのだろうけど・・・

大きなけがも無く

良かった・・)

「張ねっ・・・

あの男がアンタを

こんな目に・・・」


「・・・・

れいかさん・・・

あの人とは・・・・

戦ったらダメ・・・

ですよ・・

あの人には・・・・

いくら玲華さんでも・・・」


私は何も言わずそのまま

スノウを力一杯抱きしめ

部屋に置かれていたスノウの

ブラウスと半分は切り裂かれて

はいたがスノウのフレアミニの

スカートを着せて上げ

御大層に大量に部屋にあった

女性物の下着もスノウに着せ

鎖を蹴り千切りスノウの救出に成功した。

《第6章 温泉旅行 第43話 マイクの失脚と救われる者 寺野玲華 終わり》

第6章 温泉旅行 第44話 急を要する事 伊芸千尋

「ハハハッ

ナキハシナイガ

イマイッタダロ?

イゲイチヒロ。

コウソクグヲ

ガチャガチャト

ハゲシクユラシ

ナガラソノナガイ

カミヲオオキク

ナビカセテイタデハ

ナイカ?」


張は私を電気マッサージ機で

逝かせたことに満足のようでは

あるが今ここで私が

残り香の力で張と

粉川刑事、その奥さんの

粉川保奈美さんの間でどのような

事が起こったのか探っていると

言う事がばれなければ後の事など

どうでも良かった。

(先程の刺激で

あればいくら

力を残り香に使わずに

性感から耐える

ために神経を

注いでも逝くのが

速いか遅いかの違いで

逝かされる事には

変わりはなかったでしょう・・・

ただみっともない

悲鳴など上げてこの男を

喜ばせることはしません。

好きなだけ弄べば宜しいのです。)

私は逝かされはしたが

張の思うように逝かされては

いないのだという所を

心のよりどころに

残り香の力で

引き続き粉川保奈美さんと

張のやり取りを読み取る。

~◦~◦~◦~◦~◦~◦~◦~◦

「イマカラ

アンタノ

オクサンニ

サイコウノカイラク

ヲアタエル。

コガワケイジヨ。

オクサンノ

カワイイスガタヲ

オクッテヤルカラ

コレヲミテ

アスモオナジセメヲ

セズニ

マダイシキガ

マトモナ

ジョウタイデ

カエシテホシクバ

オオツカケイジト

アラキ、カミヤ、

ソレニ

キクザワミカホノ

ウゴキニ

イバショヲ

ワタシニオシエロ。

イイネ。」


「卓也君!

ダメよっ!

大塚さんを裏切っちゃダメっ!

絶体ダメだからっ」


張に粉川保奈美さんが

この場面を撮っている

張のスマートフォンに向かい

続け様に言う。

張が粉川保奈美さんの

後ろで電動のくぎ打ち機の

ような物を持ち粉川保奈美さんの

ヒップをまた数回打つ。

ビシッビシッビシッ!!

「はぁぁぁっ!

あっあぁっ!

痛いですっ・・・

もう酷い事しないでくださいっ」


「オクサン。

アンタハ

ヨケイナコトヲ

イワズニ

コガワケイジニ

デンマデ

フイチャイマシタ。

イッチャイマシタ。

トダケイッテイレバ

イイノダヨ。

ワカッタネ。」


「そっそんな事っ・・・

それはあなたが無理やりに・・・

きゃっ!いやっ下着はっ・・・

ああっいやですっ!」


張が片手で粉川保奈美さんの

白のショーツを膝の辺りまで

ずらす。

「ハハハッ

コレヲヌガサナケレバ

イマカラキモチヨク

ナレナイデハナイカ」


グチュリッ!!

ズブブブブッ・・

ズズズ・・・

「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!

キツイっ!!それなんですかっ!!

あっあぁぁぁっ!!いやですっ!

抜いてくださいっ!!」


張が粉川保奈美さんの

股間に手に持っていた電動の

くぎ打ち機のような機械の

先端に釘では無くおそらくは

大人の玩具と思うような

かなり太くて長い男性器を

模った透明のシリコン製?

のような物を差し込んだ。

粉川保奈美さんの反応から見るに

かなり股間への圧力に挿入感が

あるように見える。

張が私へ同じ手順で責めようと

思っているのなら私へもあれを

使うんだろうかと思うと気分が

悪くなってくるがそんな事よりも

今解った事はこのまま粉川刑事の

奥さんを責めた張は先程言って

いたように大塚刑事に彼の部下の

荒木刑事に神谷刑事。

それに美佳帆さんの動きに居場所までも

張にその都度伝えているのなら

今私がこうしてギロチンに掛けられて

いる間ももしかしたら彼等には

危機が迫っているかも知れない。

粉川刑事は奥さんのこのような

姿を見せられ奥さんを見捨ててまで

張の言いなりにならないでいられたとは

とても思えないし

もしそれで張の言いなりに

なっていても誰も彼を責められない

だろう。

張は粉川保奈美さんの股間に

差し込んだ大人の玩具を取り付けて

ある電動くぎ打ち機のハンドル部分を

前後させ疑似セックスのように

楽しんでいる。

「ホラッ!

オクサン!

ドウカネ?

コレハコレデ

イイダロウ?

ダンナノモノ

ヨリフトクテナイガイ

カイ?」


グチュリッグチュリッグチュリッ!!

「あっああああっ!!!

いや~!!もういやですっ!!

こんな事しないでくださいっ!!!

あっあっあああっ!!

あぁっ!!いやっいやっ・・

ああああっ!!」


粉川保奈美さんは涙を流しながら

張に股間への責めを止めるよう

訴えかけている。

それとおそらくはこの姿を

ご主人の粉川刑事に見せられる

のだと悟り感じてはいるが

感じていないと思わせる為に

止めるよう大声で訴えて

いないと快感による声が

出てしまうのかも知れない。

「オクサン。

オマエハデンマデ

アレダケイキマクル

インランオンナ。

コノママデモ

ジュウブンイキマクリ

ソウダガ

ココハモット

イイコガワケイジモ

ミタコトモナイクライ

ナキサケバセテヤル!

カクゴスルトイイネ。」


「ああああっ!!

いやですっ!!

お願いしますっ!

はやくそれを

抜いてくださいっ!!

んんんっ!キツイですっ

あっあっああああっ!!

これ以上何を・・・」


ドギュンドギュンドギュンドギュンッ!!!!!!!!

ギュルルルルルルッ!!!!

「ぎゃぁぁぁぁぁあっ!!!

うわぁぁぁっ!!!あっあっあっ・・・

あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!

ひぎぃぃっ!!ふぐぅぅぅっ!!!

うわぁぁぁぁぁっ!!あんっ!!!」


(何という事を・・・

あのようなものに取り付けて

いたから・・・・

動くのだとは思ってはいましたが・・・)

粉川保奈美さんはガチャンガチャンと拘束具の

金具の音を何度も大きく鳴らしながら

おそらくは

繋がれていなければ大暴れという状態で

手足をピンと張りその後

大きく力が抜けたように

涙を流しながら悲鳴を上げ

ガクンと全身の力が抜けて

失神してしまった。

~◦~◦~◦~◦~◦~◦~◦~◦~◦~◦~◦~◦

私は粉川保奈美さんの

この姿を見て残り香の力を

ひと時の間抑え見るのを中断した。

理由は粉川刑事が

奥さんのこのような姿を見せられ

張の要求を断れるとは

思えなかったからだ。

いや粉川刑事で無くても

誰であろうと無理と思う。

それと張が今何かを手に持ち

私の後ろで私のブルーのショーツに

手を掛け膝までずらしたのが解り

今粉川保奈美さんがされた事と

同じことをされようと

しているのが解り今までに

無い動揺をしている自分に

気づきさすがに精神的に

無防備であの責めを受けきれる

自信がなかったからであった。

《第6章 温泉旅行 第44話 急を要する事 伊芸千尋 終わり》

第6章 温泉旅行 第45話 耐える意味 伊芸千尋

「イゲイチヒロヨ。

オモッテイタヨリ

ボリュームガ

アルデハナイカ?

コワシガイノアル

シリダヨ。

シカモコシガ

ユキナミニ

クビレテイル

ハハハッ

マア

ハナシタク

ナイノモ

ワカルガ

イツマデ

ソノヨウニ

スマシテ

イラレルカナ?

オマエホド

アエギゴエノ

ソウゾウノ

ツカナイ

オンナモ

メズラシイ」


私をギロチン拘束の

器具に四つん這いに

した状態で

ブルーのショーツを

膝までずらされ

今私は先程

電気マッサージ機により

1度絶頂を与えられた

秘所を本来なら

憎むべき相手に

無防備な状態で晒している。

そして人の身体をどうこうと

批評をされながら

それでも私は張の言葉に

応えずこの後も応える気も

無かった。

ただ気にはなったが

ほぼ結果は分かった為

粉川保奈美さんと張の

やり取りを残り香の

力で見ることは止めていた。

今から張が行う性的拷問に

少しでも抗う気力を残して

おきたかったからだ。

「イゲイチヒロ。

コンナニ

ヌラシテイルノニ

デンマデモ

コエスラ

アゲナイトハ・・・

ホントウニ

オソレイル。

イマカラ

ユキニモ

ツカッタ

ワガクニノ

トクセイノ

ビヤクヲ

ヌッテヤル。」


クチュクチュクチュ・・・・・

クチュクチュクチュ・・・・

張が指に何か軟膏的な物を

塗り私の陰核から外の包皮

をめくり中の包皮にまで

念入りに塗り込みながら

反対側の指を1本私の膣内に

挿入しその中にまで軟膏を

塗られていくと私の中は燃える

ような熱さを感じた後

まだ指を入れられて

いるだけなのに

信じられないような快感が

股間から脳に

タキオン粒子並みの

速度で快感を伝えたと思うと

股間から何かが放出しそうな

もぞかしさを感じた。

私はそんな事できるはずない

そんなみっともない事・・・

と思い両手を握りながら無意識に

張の指の動き

その巧みな

出し入れから

逃げようと拘束されて

いる腰が前へ前へ

動こうとしていた。

「イゲイチヒロ。

ドウシタ?

キモチヨスギテ

ジブンカラコシヲ

フッテイル

デハナイカ?」


ガチャンガチャ・・・

(違います。

これはあなたの

はしたない指を

これ以上私の

膣内に侵入して欲しく

ないから逃げようと

しているだけですわ・・・)

私はそう思い込みながら

言葉にも出さずにただ

張の好きなようにさせ

好きなように言わせている。

させて言わせていると

言えば聞こえは良いが

今の私にはそれしか

選択肢が無いのも事実。

(熱い・・・

アソコの中が・・・

何を塗ったの?

これは・・・

媚薬など使った事も

無いから解らないですが

これほど即効性の

あるものなのでしょうか・・・

これは・・・

もう触らないでほしい・・・

指を・・・

指の出し入れを止めて

ください・・・)

クチュクチュクチュクチュクチュッ・・・

張は片方の手の指を私の膣内に

激しく出し入れしながら指の腹の

部分を私が膣内で

凄く感じやすい部分に

当てるように

しながらもう片方の

手は私の陰核を

まだ弾くように指で

こねていた。

クチュクチュクチュクチュッ・・・

コリコリコリ・・・

(・・・・

こんなのっ・・・

薬さえ塗られて

いなければ・・・

張慈円!

卑怯ですよっ・・・

こっこれは・・・

何かが出てしまうっ!

出てしまいますっ!!)

「ハハハハッ!

イゲイチヒロッ!

ミゴトニ

クビレタ

コシガ

ソノニクヅキ

ノイイシリノ

フリヲ

サラニ

ミゴタエノ

アルモノニ

シテイルナ!

コレハイイ!!

オオッ

ソロソロデルゾッ!!」


私は拘束された首を左右に

振りながら張の指を思いっきり

股間で絞めつけると唯一動く

膣内の筋肉で張の指を折って

やりたい気分になりながら

結果はそんなことも

できるはずも無く

無情にも私は

膣内から大量の

涙を噴き出していた。

クチュクチュクチュクチュクチュッ!!

ビシャァァァァァアッ・・・・・

ポタッポタッポタッ・・・

「うっ・・・うぅ・・・

(ダメですっ!!これは・・・

あぁ・・・出ちゃいますっ!)」


「スマシタ

カオシテイモ

シオハフクノダナ。

イゲイチヒロヨ?

コレハ2ドメノ

ゼッチョウヲ

ムカエタカナ?

ウン?

シカシ2ドモ

イカシテイルノニ

チイサナ

ウメキゴエシカ

アゲナイトハ・・・

ユキ

イジョウニ

ゴウジョウナ

オンナダ。

ヤハリ

ツギハコレカ?

コレハスゴイゾ

キジマサンノ

トコロニアルモノ

ニサラニ

カイリョウヲクワエタ

サンテンゼメ

ノシロモノ。

イゲイチヒロヨ。

サスガノ

オマエモ

コレニハ

カテナイネ。」


(ついに・・・

あの粉川保奈美さんに

使った道具を使う気ね・・・)

私は少し荒くなった息を

すぐに呼吸法で元の状態に

戻すと目を閉じ心を無にした。

「サアイレルネ。」

ズリュッ・・・・・・

「コレハスゴイ!

ハンドル

ヲニギル

テニマデ

オマエノ

シメツケガ

ツタワッテクル・・・」


ズリュリュリュ・・・

ズズズズ・・・・

(くっ・・・・

これは太いなんて

ものじゃないですね・・

膣内を圧迫する

力が凄いです・・・

えっそんな所まで・・・

そこは何かが入る所では

無いですよ・・・・

待って下さい・・・

あぁ・・・

脳が脳まで支配されて

しまいます・・・)

「ドウシタノカネ?

イゲイチヒロ。

マダバイブヲ

ソウニュウ

シタダケダゾ。

ソンナニ

ミリョクテキナ

シリヲ

クネクネサセルト

ワタシノ

セイリュウトウヲ

サキニイレタク

ナルデハ

ナイカ?」


(はぁはぁはぁ・・・

これはさすがに

キツイですね。

できれば

そうしてもらいたい

くらいです。

それで終わるのならば・・・)

「マア

ソウヤッテ

カンジナガラモ

ヒッシデ

ダンマリヲ

キメテ

オケバイイ。

ソレデハココト

ココニモシゲキヲ

アタエルノガ

カイリョウサレタ

コノマシンバイブ

ノスゴサナノダヨ。

イマハイッテイル

モノダケデハ

ナイネ。」


張はそう言いながら私の

膨れ上がった陰核を三又か四又

かは定かではないが先端の細い

ブラシのような感触の物で

挟みこんだ。

そして私のヒップの菊門にも

先端の細い棒状の物をあてがう。

「っ!!」

(そんな・・・

お尻と・・・

それにそんな所まで・・・

これではどこに神経を

集中させれば・・

あぁぁぁっ!!

うっうそっ

ちょっと待って下さいっ!!)

ガチャンガチャンッ!!

私は腕を繋がれている拘束具と

足の拘束具腰の拘束具全てを

大きく揺らせてしまい金具の音を

鳴らしてしまう。

シャリシャリシャリシャリッ!!

ウインウインウインウインッ・・・

陰核を挟んだ物と

菊門に当てられた

棒状の物が急に

動き出し両方にとてつもない

刺激を与えて来る。

「うぅ・・・・」

「ヤットクチヲ

ヒライタネ。

イゲイチヒロ。

ソレデハ

メインディッシュヲ

アゲヨウ。」


「それは・・

それはやめてくださいっ!」


私はついに中に入れられた物を

粉川保奈美さんのようにあの

激しさで動かされる恐怖で

張にそれをしないように

懇願してしまっていた。

(見てしまっているから

余計に・・・・

どうなるかが怖い・・

お願い止めてくださいっ!

普通にSEXを・・・・)

ドギュンドギュンドギュンドギュンドギュンドギュンッ!!!!!!

「!!!!!!っ

うぅぅぅぅっ!!!!!

くぅぅぅっ!!」


(こっこれは・・・

ダメです・・・

感じ過ぎるなんて

ものじゃないです・・・

膣内が壊れる・・・

おかしくなりそうです・・・)

「サア

ガマンシナイデ

モットナキサケベ!

イゲイチヒロヨ。」


(これは耐えれるわけがないです。

粉川保奈美さんがああなるのが

良く分かります・・・

そもそも・・・・

耐える意味なんてあるのでしょうか・・

耐えても耐えなくとも

犯されて帰されるのは

変わらない・・・

あぁ・・・・

もう歯を食いしばるのが苦しいです。

手も・・・・

爪が割れそうなくらい

力が・・・

あぁ・・

こんなに奥ばかり突かれると

力が抜けていくのですね・・・)

ドギュンドギュンドギュンドギュンドギュンッ!!!

シャリシャリシャリシャリシャリッ!!

ウインウインウインウインウインッ!!

ピチャピチャピチャピチャッ!!

「うぅぅぅぅっ!!

ああっ!!

あぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!

あぁぁぁぁぁぁぁっ!!

はぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」


私はついに張の責めに負け

握っていた手は開き切り

足の指は伸びきり

そして歯を食いしばり堪えていた

口からは今まで自分でも聞いた事の

ない大きな悲鳴を上げていた。

《第6章 温泉旅行 第44話 耐える意味 伊芸千尋 終わり》

第6章 温泉旅行 第46話 終わらない快楽 絶頂地獄 伊芸千尋

(これはもう何とも

しようがありません・・・

もうダメです・・・

ありえない程のオーガズムが

精神的な快楽は無く

そこを差し飛ばして

一気に肉体を支配される

これは屈辱ですね・・・

もう声を上げずにはいられないです・・・)

ドギュンドギュンドギュンドギュンッ!!!

シャリシャリシャリシャリッ!!!

ウイウンウインウインウインッ!!!

クチュクチュクチュクチュッ!!

グチュグチュグチュグチュッ!!

張は私の股間に突き刺している

電動くぎ打ち機を改良した

拷問器具が私の膣内の奥を

打ち付ける速度を上げる為に

スイッチを切り替えたのか

さらに奥へ男性器を模った

シリコン状の物体がぶつかる

回数が秒単位で上がる。

そしてブラシのようなものに

挟まれている私の陰核を擦る

速度も同時に上がった。

そして私の菊門を刺激していたけの

細い棒状の器具は張が押し込み

ついに私の尻穴をこじ開け中へ

侵入してきて肛門内で振動を繰り返す。

「あっあああああっ!!

お尻はっお尻は止めてくださいっ!!

うぐぐぐぅぅぅっ!!」


膣内も陰核も菊門も全てが

初めて感じる振動に衝撃の為

耐える為には何処にどう神経を

持って行って良いかも解らずに

私はギロチンに掛けられて

いる首を左右に振るが首は動かせずに

私のポニーテールに束ねている長い髪が

左右に触れるだけであった。

「アナルハ

ハジメテカネ?

イゲイチヒロヨ。

ドウヤラオマエハ

ユキヨリモ

ケイケンガ

ホウフデ

カンジヤスイ

カラダノヨウダネ。

コレハコノアトガ

タノシミダ。

ハハハ

シカシ

イツキイテモ

クールデ

スカシタ

オンナガ

コエヲアゲ

ハジメル

シュンカンハ

ヨイモノダ。

マダレベル3ダヨ

コノマシンバイブハ

5ダンカイ

コレガドウイウイミカ

ワカルカネ?」


私はもう何度も潮吹きを

している自覚があった。

それ程の肉体のみの快楽を

与えられ精神の伴わない

充足感の無いただ身体を

気持ち良くされるだけの

行為で愛する主人とのSEX

以上に乱れてしまっている

自分自信が情けないのと

あまりにも大きな快感に

気がふれてしまいそうな

気持ちも入り混じり勝手に

涙が出て来ていた。

(顔が熱い・・・

張が塗った薬のせいでしょうか?

もうダメです・・・

逝った瞬間にまた逝くのは・・・

逝っているのに逝っている

最中に別の個所で逝かされる・・・

これ以上逝けば

頭がおかしくなります・・・)

「あっあああっ!!!

あぁぁぁぁぁぁっ!!

あんっ!!

はぁはぁはぁっ

もっもう逝きたくないですっ!!

止めてっあああっ!!

止めて下さいっ!!」


『モウ10カイデハキカナイ

クライイッタネ。

フツウハ

ソロソロ

セイシンノ

ゲンカイダガ

イゲイチヒロ

オマエナラ

マダマダ

キモチヨク

イケルダロウ。

マシンバイブノ

レベルヲ

アゲヨウ。

レベル4ダ。』


(これ以上・・・

逝くのはむりですっ!

これ以上突く速さ上げないで

下さいっ!!)

ギュルルルルッ!!

シュゴシュゴシュゴシュゴッ!!!

シャリシャリシャリシャリッ!!

ウインウインウインウインッ!!

グチュグチュグチュグチュグチュッ!!

「あああああぁぁぁぁぁぁぁっ!!

もうやめてくださいっ!!

うわぁぁぁぁぁぁっ!!

イクイクイクイクイクイクイクッ!!!

逝きたくないですっ!!

ああああぁぁぁぁっ!!!

ひぃぃぃっ!!

ふぅぅぅはぁぁぁぁっ!!

いぎぎぎぎぎっ!!

もう無理ですっ!!

おかしく・・・死んじゃいますっ!!

あああぁぁぁぁぁぁっ!!!」


私の膣内の奥の壁にマシンバイブが

激しく激突する感覚が短くなると

突かれる度に奥で数回に1度達する。

その合間に陰核のブラスの責めでも

達する。

初めての感覚だが挿入されている

菊門の中でも達している気がする。

もう私はどこでどう逝かされているか

解らない程逝き続けていた。

(ダメです・・・・

気が遠くなりそうです・・

もう許して下さい・・・)

ついに強気でいられなくなってきた

私は心が折れそうになっていた。

主人の安全の為に主人以外の男性に

今まで誰もが見たことも無い程の

私の女性の部分。

女性として乱れに乱れてしまい

トレードマークのポニーテールを

左右前後に振り乱して

大声で叫び涙まで流している。

そんな姿を私達

菊一探偵事務所と

敵対する組織の男に

見せてしまっている。

そんな全てから現実逃避をしたい

気持ちが私の心を支配し始めている。

そんな中、

張が発した言葉により

私の折れそうであった僅か数ミリの

ラインで繋がっていた私の線は

プツリと途切れた。

「サスガハ、イゲイチヒロ。

マダオチナイネ。

フツウノオンナハ

レベル3デ

モンゼツ

シテ

キヲウシナウノダガネ。

ソレデハ

ハジメテ

レベル5ヲツカワセテ

モラウヨ。」


(うそ・・・

もう死んじゃいますよ・・・)

ギュルルルルルルルッ!!!

ギュインギュインギュインユインギュインギュインギュインッ!!!!

ギュインギュインギュインユインギュインギュインギュインッ!!!!

ギュインギュインギュインユインギュインギュインギュインッ!!!!

シャリシャリシャリシャリシャリッ!!!

ウインウインウインウインウインッ!!!!

じゅぷぷぷぷぷぷぷっ!!

「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ

あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっっ!!!

こっ…壊れる~!!壊れちゃいますっ!!!

ふぅぅぅぅイクイクイクイクイクイクイクイクッ!!!

うぅぅぅうわあぁぁぁぁぁぁぁひぎぃぃぃ!!

死ぬっ死にますっ!!

もう無理ですっ!!!

死んじゃいます~!!!!

あんっ!!!!!!!!!!」


私は膣内の数か所と陰核

それに菊門内の感じてしまう箇所が

同時にオーガズムに達した瞬間

頭の中が真っ白になり意識が遠のいて行った。

《第6章 温泉旅行 第46話 終わらない快楽 絶頂地獄 伊芸千尋 終わり》













筆者紹介

千景

Author:千景
訪問ありがとうございます。
ここでは私千景が書いた小説を紹介させて頂きたいと思います。
ほぼ私と同年代の既婚者が主役のものになるかと思います。登場人物同士が
つながりを持っていて別の物語では最初の物語の主人公が脇役を務める様な
小説全体につながりを持たせ想像を膨らませていけたらと思っております。
どうぞ宜しくお願い致します

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